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Q&Aコンクリートの維持管理支援ツール(維持管理編) Q&A ('24.02.14)

NEW! 更新内容

Q2−16.点検項目として「水掛かり区分」と「中性化残り」に対応しているか。('24.02.14)

目  次
 1.考え方に関するQ&A

Q1−1.定量(的)、定性(的)とは

Q1−2.道路橋RC床版の曲げ疲労の照査はできないのか

Q1−3.RCはりの疲労においてサンプルデータの疲労寿命と[制定資料]のそれと大きく異なるが

Q1−4.なぜRCはりの疲労強度の式に[制定資料]の式を適用していないのか

Q1−5.加速期前期と加速期後期の鉄筋の腐食速度(mg/cm2/年)(mm/年)を設定したいのですが、参考となる文献、資料などがございましたら、教えて頂けませんでしょうか

Q1−6.「ある構造物に対して、設定した環境下で何年後にどの程度劣化するか」を判断できるプログラムと認識していますが、設計条件と環境条件が分かれば、新設だけでなく、既設へも利用可能か?

Q1−7.塩化物イオン濃度の計測結果を用いれば、設計拡散係数の予測値(推定)には使える?

Q1−8.既設橋脚に塩化物イオン濃度を含んでいて、断面修復+表面保護工が実施された後、既設橋脚内部で塩分がどのように分布していくかを解析したいのですが、このような解析は可能か

Q1−9.「劣化曲線」「LCCの算定」を行う場合は維持管理編でよろしいでしょうか?

Q1−10.サンプルデータは、コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料に記載されている「基本輪荷重Po=127.4kNの等価繰返し荷重 Neq=365,873回/年」を用いています。
@この回数は固定値として、どの橋梁に対しても用いるものなのでしょうか。
または、A橋梁毎に設定する数値なのでしょうか。
この「(等価)繰返し回数」については、文献が見つからず理解できていません。


Q1−11.「耐久性の照査(水密性に関する照査)」の計算式の出典を教えてください

Q1−12.維持管理編とひび割れ調査編があるが、いずれかを購入すれば、どちらも使用できるのか。

Q1−13.調査時の中性化深さについて、測定結果がある場合は、そのまま入力できるようですが、測定がなされていない場合は、どのように入力がなされるのでしょうか。

Q1−14.RC床版の疲労照査において、劣化過程の判定にどのような基準を設けているのか教えて欲しい。
 2.操作に関するQ&A

Q2−1.「システムリソースが不足しているため、このまま継続すると動作が不安定になる可能性があります。」と表示された際の使用可能リソースの拡張方法は?

Q2−2.維持管理編 Ver.3にて画面の切替えはどのように行うのか?

Q2−3.それぞれのデータに工事写真などの画像データを割り当てることで画像データも管理することができるようになりましたが、画像データ自体は、本製品のデータ(.C3D)と一緒に持ち歩かなければなりませんか?

Q2−4.画面上部の地図と画面下部の入力画面がありますが、全画面表示とした場合に、いずれか一方または両方の一部が隠れて見えません。どうしたら良いでしょうか。

Q2−5.メイン画面右上にある[初期位置表示]ボタンを押下するとどこを表示しますか。

Q2−6.地図は、どのような地図を表示できますか。

Q2−7.地図の種類によって拡大できる倍率に違いはあるか。

Q2−8.左のツリーメニューで入力画面を切り替えた際、切り替える前の画面での入力内容は保存されますか。

Q2−9.日本国外の情報についても管理することができますか。

Q2−10.データの管理ディレクトリとして設定できる場所は、どのような場所がありますか。

Q2−11.新規データを作成時、データの座標をどのように設定すれば良いでしょうか。

Q2−12.照査内容画面で「照査項目と方法」を1つしか選択できないのですがなぜでしょうか。

Q2−13.[調査]-[要因別](点検記録)における「方法」とは何を記載する個所でしょうか。

Q2−14.データを管理区分ごとにフォルダで分けて整理したいが可能でしょうか。

Q2−15.水掛かりに関する入力を行いたいが可能でしょうか。

Q2−16.点検項目として「水掛かり区分」と「中性化残り」に対応しているか。

 3.その他

Q3−1.維持管理編 Ver.3の適用基準等を教えてください

Q3−2.地図機能はどのような地図を使用していますか?

Q3−3.データに座標を登録するために座標値を知りたいがどうすればよいか

Q3−4.以前に作成したデータをソフトで指定したデータフォルダに追加したがデータ一覧に表示されません。なぜでしょうか。

Q3−5.ユーザが独自で用意した別の地図に差し替えることはできませんか

Q3−6.写真は何枚まで登録できますか?

Q3−7.複数のパソコン(拠点)で管理しているデータを1つに集めることはできますか?

Q3−8.オフラインの環境でも使用することはできますか?

Q3−9.地図機能は、地図上にデータをプロットする以外にどのような機能がありますか。

Q3−10.エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いた場合のひび割れに対する検討について留意点は何かございますか。

Q3−11.地図の更新はどのようにしたらよいでしょうか。

Q3−12.海岸線からの距離を概算で計測することは可能ですか。

Q3−13.回帰分析ツールとは何か。

Q3−14.登録している写真を上書き保存すると、紐付けられているデータに反映されますか。

Q3−15.登録した写真はどのように管理されるのでしょうか。

Q3−16.ライセンス認証時のシリアルコードは、「ひび割れ調査編」と共通でしょうか。

Q3−17.水掛かり区分の入力と中性化残りを入力しましたが、結果に相違が見られません。
何か計算等はしないのでしょうか。


Q3−18.2022年制定[維持管理編編]の「点検結果に基づく鋼材腐食の進行予測」に対応しているか?



 1.考え方に関するQ&A

Q1−1.

定量(的)、定性(的)とは
A1−1. 本プログラムでは以下のように定義しています。

定量(的):データ(情報)が数値で与えられる場合

定性(的):データ(情報)が具体的な数値では与えられない場合。
 

Q1−2.

道路橋RC床版の曲げ疲労の照査はできないのか
A1−2. 曲げ疲労の照査は行っていません。

床版の支間方向と支間直角方向を独立して照査することが可能で、永久荷重による応力度および変動荷重による応力度と繰返し回数が明らかであれば、「RCはりの疲労」の機能で累積疲労損傷度による照査が可能です。
 

Q1−3.

RCはりの疲労においてサンプルデータの疲労寿命と[制定資料]のそれと大きく異なるが
A1−3. 疲労寿命が大きく異なる理由として以下のことが考えられます。
疲労寿命は次式で与えられます。


上記の式の右辺をAとおけば

サンプルデータと制定資料の疲労寿命をそれぞれN1、N2とし、これに対応するAをそれぞれA1、A2とすれば、次式が成立します。

いま、サンプルデータにおける疲労寿命と制定資料における疲労寿命の比は、貨車の場合、客車の場合とも0.7076なので、これからAの比率を求めると

したがって、右辺の値が4%異なるだけで、疲労寿命の違いは30%にもなります。

右辺の値が異なる理由として以下のことが上げられます。
1)疲労強度を材料係数で除していない可能性がある。
2)αの有効桁数を3桁として2.99としている。
 

Q1−4.

なぜRCはりの疲労強度の式に[制定資料]の式を適用していないのか
A1−4. 制定資料で適用している鋼材の疲労強度の算定式は「鉄道標準」に則ったものです。一方、本プログラムで用いている式は「コンクリート標準示方書[構造性能照査編]」に掲げてある式です。制定資料の式を書きかえると、以下のようになります。


したがって、両者の違いは


となり、2.4%程度の違いが生じますが、照査の精度を勘案すると有意差はないと考え、[構造性能照査編]の式を用いることとしました。
 

Q1−5.

加速期前期と加速期後期の鉄筋の腐食速度(mg/cm2/年)(mm/年)を設定したいのですが、参考となる文献、資料などがございましたら、教えて頂けませんでしょうか
A1−5. 申し訳ございませんが、腐食速度の参考となる資料などは私どもでも把握しておりません。
本データは基本的には試験等を行った結果を設定する必要があると考えます。
示方書の解説でも記述の通り、今後の研究の蓄積が望まれており、現状での予測方法の概要により充分な判断のもと入力していただくことになります。
 

Q1−6.

「ある構造物に対して、設定した環境下で何年後にどの程度劣化するか」を判断できるプログラムと認識していますが、設計条件と環境条件が分かれば、新設だけでなく、既設へも利用可能か?
A1−6. 照査内容の設定画面にて「経過年数」を指定します。
従いまして、この値を0とすれば新設、0以外とすれば既設となります。
 

Q1−7.

塩化物イオン濃度の計測結果を用いれば、設計拡散係数の予測値(推定)には使える?
A1−7. コンクリート配合または電気泳動実験による実効拡散係数から塩化物イオンの見掛けの拡散係数を求めるため推定は可能と考えます。
 

Q1−8.

既設橋脚に塩化物イオン濃度を含んでいて、断面修復+表面保護工が実施された後、既設橋脚内部で塩分がどのように分布していくかを解析したいのですが、このような解析は可能か
A1−8. 塩分の分布に対する製品の性質上はサポートしておりません。
 

Q1−9.

「劣化曲線」「LCCの算定」を行う場合は維持管理編でよろしいでしょうか?
A1−9. 本製品はコンクリート構造物の劣化過程の判定および劣化進行の予測を行いますが、劣化曲線およびLCCの算定には対応していません。
 

Q1−10.

サンプルデータは、コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料に記載されている「基本輪荷重Po=127.4kNの等価繰返し荷重 Neq=365,873回/年」を用いています。
@この回数は固定値として、どの橋梁に対しても用いるものなのでしょうか。
または、A橋梁毎に設定する数値なのでしょうか。
この「(等価)繰返し回数」については、文献が見つからず理解できていません。
A1−10. 「繰返し回数」は、『方向が同じで、大きさが時間によってかわる荷重』のことで、交通量調査等で値を入力することが一般的かと思います。
よってAの「橋梁毎に設定する数値」です。
なお、考え方としては下記のURLが参考になるかと思いますのでご確認ください。
http://www.nakanihon.co.jp/gijyutsu/Shimada/easymaterial/StrgthMaterial/chapter100402.html
 

Q1−11.

「耐久性の照査(水密性に関する照査)」の計算式の出典を教えてください
A1−11. 2002年制定 コンクリート標準示方書[施工編] p.32-p.33
Qmaxにつきましては文字通りではございますが、水がコンクリート中を浸透するときの時間あたりの許容量と解釈いただければよろしいかと存じます。
なお、本表記は同示方書のまま転用しております。
 

Q1−12.

維持管理編とひび割れ調査編があるが、いずれかを購入すれば、どちらも使用できるのか。
A1−12. いいえ、それぞれ別製品となっております。ご了承ください。
 

Q1−13.

調査時の中性化深さについて、測定結果がある場合は、そのまま入力できるようですが、測定がなされていない場合は、どのように入力がなされるのでしょうか。
A1−13. 2パターンございます。
1.水セメント比を用いて推定する
 y=βe(-3.57 + 9.0W/B)√t
ここに、
   y :中性化深さ(mm)
βe :環境作用の程度を表す係数
     乾燥しやすい環境:R=1.6
     乾燥しにくい環境:R=1.0
  W/B:有効水結合材比=W/(Cp+k・Ad)
   W:単位体積当たりの水の質量(kg)
B:単位体積当たりの有効結合材の質量(kg)
   Cp:単位体積当たりのポルトランドセメントの質量(kg)
   Ad:単位体積当たりの混和剤の質量
    k:混和剤の影響を表す係数
      フライアッシュの場合:k=0
      高炉スラグ微粉末の場合:k=0.7
    t:中性化期間

2.促進試験結果を用いる
促進試験結果(年、中性化深さ群)を直線補完し、中性化深さを推定する。
 

Q1−14.

RC床版の疲労照査において、劣化過程の判定にどのような基準を設けているのか教えて欲しい。
A1−14. 『【2013年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編]』に示されている外観上のグレードと構造物の劣化の状態の対応に基づいて、劣化過程を判定します。
外観上のグレードと構造物の劣化の状態の対応につきましては、『【2013年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編]』解説 表 10.1.1「疲労に関する劣化過程の定義と期間決定する要因」を参照ください。

 2.操作に関するQ&A

Q2−1.

「システムリソースが不足しているため、このまま継続すると動作が不安定になる可能性があります。」と表示された際の使用可能リソースの拡張方法は?
A2−1. 本メッセージは、現在ご使用の環境において、製品を実行するために必要なシステムリソースが不足している場合に表示されます。

製品が正常に動作するためには、ある程度のシステムリソースが必要ですが、そのシステムリソースが不足した場合、

■「Win32エラー」が発生する
■「モジュールエラー」が発生する
■ダイアログが開けない
■計算実行できない
■印刷実行できない
■フリーズする

など、製品の使用に支障をきたす現象が発生する可能性が非常に高くなります。

システムリソースは、本製品だけではなく常駐プログラムや他のアプリケーションなど動作している全てのプログラムで使用されるため、その数が多くなれば消費される量も多くなります。

特に『Windows95/98/Me』では、OSの制約でシステムリソース量は固定となっているため、これらのエラーが発生する可能性が高く、また、メモリ増設でシステムリソースが拡張されることはありません。そのため、十分なシステムリソースが確保された状態で製品をご使用いただくことが一番の回避策となります。

なお、前述のOSに対し『WindowsNT/2000/XP』では、リソース管理が向上しており実装メモリによりシステムリソース等が拡張されますので、システムリソース不足が発生することはほとんどありません。

使用可能なシステムリソースの拡張は、以下の方法にて行ってください。

■他のアプリケーションを終了する
■常駐プログラムを終了する
■壁紙を使用しない
■デスクトップ上のアイコンを減らす
■システム起動時に自動起動されるメニューを停止する

また、常駐プログラムや他のアプリケーションが終了しても使用されていたシステムリソースが全て解放される訳ではありませんので、その場合はマシンを再起動した上で、他のプログラムを起動せずに製品のみを実行してください。なお、OS附属のリソースメータで使用可能なリソース容量が確認できますので、表示されたメッセージ中の容量[30%]を目安に使用可能リソース容量を確保してください。
 

Q2−2.

維持管理編 Ver.3にて画面の切替えはどのように行うのか?
A2−2. 画面上段の[分割]、[設定]、[地図]ボタンのクリックにより以下のとおり切替えます。
[分割]ボタン
 電子地図と設定(入力)領域を上下に分割して表示します。
[設定]ボタン
 設定(入力)領域のみを表示します。
[地図]ボタン
 電子地図のみを表示します。
 

Q2−3.

それぞれのデータに工事写真などの画像データを割り当てることで画像データも管理することができるようになりましたが、画像データ自体は、本製品のデータ(.C3D)と一緒に持ち歩かなければなりませんか?
A2−3. 本製品のデータ(.C3D)内に取り込んで一緒に保存されるため、画像データ自体を持っていなくても、本製品上で画像の確認は行うことができます。
ただ、画像データ自体をエクスポートする機能がVer.3.0.0の時点でないため、別の目的で画像を使用したい場合は、別途所持する必要があります。
また、本製品内ではプレビューのみで使用するため高解像度である必要がありません。
実際の画像とは別にプレビュー用の画像フォルダを作成し、同名で低解像度の画像をご用意頂くことで、.C3Dファイルのサイズを軽くすることができます。
 

Q2−4.

画面上部の地図と画面下部の入力画面がありますが、全画面表示とした場合に、いずれか一方または両方の一部が隠れて見えません。
どうしたら良いでしょうか。
A2−4. 申し訳ありませんが、お客様のモニタの解像度等によっては、全ての内容を一度に表示できない可能性がございます。
その場合は、上下の境目に調整できるバーを用意していますので、調整して頂く必要がございます。
地図の入力や閲覧をする場合は、画面上部の領域を大きくして頂き、照査内容について入力する場合は、画面下部の領域を大きくして頂ければと存じます。
 

Q2−5.

メイン画面右上にある[初期位置表示]ボタンを押下するとどこを表示しますか。
A2−5. 弊社の東京本社が有る品川駅港南口付近を表示するようになっています。
 

Q2−6.

地図は、どのような地図を表示できますか。
A2−6. 標準地図、淡色地図、写真地図、色別標高図の4種類となります。
 

Q2−7.

地図の種類によって拡大できる倍率に違いはあるか。
A2−7. 対応しているズームの段階は、以下の通りです。
 標準地図: 2〜17段階
 淡色地図:12〜17段階
 写真地図:15〜17段階
 色別標高図:5〜15段階
しかしながら、場所によってデータが存在せず、表示できない場合がございます。
 

Q2−8.

左のツリーメニューで入力画面を切り替えた際、切り替える前の画面での入力内容は保存されますか。
A2−8. いいえ。
全て元の値に戻ってしまいますので、入力を行った場合は、必ず画面右下にある「確定」ボタンを押下してください。
 

Q2−9.

日本国外の情報についても管理することができますか。
A2−9. はい、地図が表示できる範囲でございましたら、地点登録が可能でございます。
 

Q2−10.

データの管理ディレクトリとして設定できる場所は、どのような場所がありますか。
A2−10. ソフトウェアを使用するパソコンにおいて管理者権限を必要としないディレクトリや接続されている外付けHDDなどのリムーバブルメディアを対象とすることが可能でございます。
 

Q2−11.

新規データを作成時、データの座標をどのように設定すれば良いでしょうか。
A2−11. 地図の右上に座標を表示しておりますので、そちらからコピーアンドペーストで設定してください。
 

Q2−12.

照査内容画面で「照査項目と方法」を1つしか選択できないのですがなぜでしょうか。
A2−12. 1つの劣化原因に対して照査と点検記録の作成を行わなければならないため、本プログラムはこのような仕様となっております。
 

Q2−13.

[調査]-[要因別](点検記録)における「方法」とは何を記載する個所でしょうか。
A2−13. 点検方法の名称や説明を自由記述できる入力欄です。
入力規則は無く、各種文字の入力が可能です。
 

Q2−14.

データを管理区分ごとにフォルダで分けて整理したいが可能でしょうか。
A2−14. エクスプローラ上で管理区分ごとにフォルダを作成し、それぞれへデータを移動し、それぞれを管理対象ディレクトリとして登録してください。
 

Q2−15.

水掛かりに関する入力を行いたいが可能でしょうか。
A2−15. はい、Ver.4.0.0にて対応しております。
[調査]-[要因別]の画面に入力項目を追加しています。
 

Q2−16.

点検項目として「水掛かり区分」と「中性化残り」に対応しているか。
A2−16. Ver.4より対応しています。
弊社の製品ページまたは製品ヘルプをご確認ください。
https://www.forum8.co.jp/topic/up141-seihin12.htm

 3.その他

Q3−1.

維持管理編 Ver.3の適用基準等を教えてください
A3−1. 以下のとおりとなります。

■適用基準
【2013年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編](社団法人土木学会)

■参考文献
・「コンクリートライブラリー104 2001年制定 コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料」(社団法人 土木学会)
・【2012年制定】コンクリート標準示方書[設計編](社団法人土木学会)
・【2001年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編] 制定資料(社団法人土木学会)
・【2002年制定】コンクリート標準示方書[構造性能照査編](社団法人土木学会)
 

Q3−2.

地図機能はどのような地図を使用していますか?
A3−2. 国土地理院の地理院地図(電子国土Web)を使用しています。
 

Q3−3.

データに座標を登録するために座標値を知りたいがどうすればよいか
A3−3. 地図の上部に緯度経度を表示しておりますので、そこからコピーアンドペーストで入力することができます。
 

Q3−4.

以前に作成したデータをソフトで指定したデータフォルダに追加したがデータ一覧に表示されません。なぜでしょうか。
A3−4. データ一覧は更新機能をまだ備えていないため、ソフトを起動中に追加されたデータについては表示されません。
ソフトを再起動して頂くか、起動中のソフトにてファイル保存を行って頂ければ、リストが更新され、表示されます。
また、「ひび割れ調査編」および「設計編」のデータは表示することができません。
 

Q3−5.

ユーザが独自で用意した別の地図に差し替えることはできませんか
A3−5. できません。
随時更新され、信頼性が高い国土地理院の地理院地図(電子国土Web)を使用しユーザが独自で地図を用意しなくてもよいように設計されております。
もし、別途レイヤーを追加したいご要望がございましたら、営業や問い合わせ窓口を通じてご連絡ください。
 

Q3−6.

写真は何枚まで登録できますか?
A3−6. 1データにつき1枚となっております。
 

Q3−7.

複数のパソコン(拠点)で管理しているデータを1つに集めることはできますか?
A3−7. はい。登録データ1件ごとにファイルを分けておりますので、データフォルダに対象のデータを設置するだけで良いです。
 

Q3−8.

オフラインの環境でも使用することはできますか?
A3−8. はい。地図機能も使用することができます。
 

Q3−9.

地図機能は、地図上にデータをプロットする以外にどのような機能がありますか。
A3−9. 距離計算、面積計算、印刷機能です。
 

Q3−10.

エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いた場合のひび割れに対する検討について留意点は何かございますか。
A3−10. コンクリート標準示方書[構造性能照査編]に記載がございます。
曲げひび割れ幅の算定は式(3.3.1)により、その際鋼材の表面形状がひび割れ幅に及ぼす影響を表す係数k1を1.1として求めてよいとされています。
鋼材の腐食に対する許容ひび割れ幅は、無塗装鉄筋を用いた一般の値より10%割り増してよいとされています。
 

Q3−11.

地図の更新はどのようにしたらよいでしょうか。
A3−11. インターネットを通じて随時更新されますので、更新する作業は必要ございません。
 

Q3−12.

海岸線からの距離を概算で計測することは可能ですか。
A3−12. 可能です。
地図左上の「距離/面積 計測」機能をご利用ください。
 

Q3−13.

回帰分析ツールとは何か。
A3−13. 各種係数を推定するための回帰分析を行うツールです。
中性化速度係数等を求める際にご利用ください。
 

Q3−14.

登録している写真を上書き保存すると、紐付けられているデータに反映されますか。
A3−14. はい、お考えの通りです。
ファイル名で紐付けられていますので、誤ってファイル名を変更しますと、紐づけができなくなってしまいます。ご注意ください。
 

Q3−15.

登録した写真はどのように管理されるのでしょうか。
A3−15. 写真が存在するディレクトリのパス(例:C:\Users\(ユーザ名)\Pictures)が写真を紐づけたデータに保存されます。
そのため、登録した後に写真を別のフォルダ等に移動しますと、ソフトウェアが写真の所在を見失ってしまいますので、お手数おかけいたしますが、予め写真をまとめておく場所(ディレクトリやサーバ)を決めてからソフトウェアの運用を開始して頂ければと存じます。
 

Q3−16.

ライセンス認証時のシリアルコードは、「ひび割れ調査編」と共通でしょうか。
A3−16. いいえ、別製品となりますので異なります。
 

Q3−17.

水掛かり区分の入力と中性化残りを入力しましたが、結果に相違が見られません。
何か計算等はしないのでしょうか。
A3−17. [調査]以下の入力は、調査記録を残すための入力となりますので、計算に用いておらず、結果に影響はありません。
 

Q3−18.

2022年制定[維持管理編編]の「点検結果に基づく鋼材腐食の進行予測」に対応しているか?
A3−18. Ver.4.1.0にて対応しました。
詳しくは更新内容をご確認ください。
https://www.forum8.co.jp/tech/uc1/ijikanri/con-i4-t.htm






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