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Q&Aコンクリートの維持管理支援ツール(維持管理編) Q&A ('15.08.28)

NEW! 更新内容

Q3−8.オフラインの環境でも使用することはできますか?('15.08.28)

目  次
 1.考え方に関するQ&A

Q1−1.定量(的)、定性(的)とは

Q1−2.道路橋RC床版の曲げ疲労の照査はできないのか

Q1−3.RCはりの疲労においてサンプルデータの疲労寿命と[制定資料]のそれと大きく異なるが

Q1−4.なぜRCはりの疲労強度の式に[制定資料]の式を適用していないのか

Q1−5.加速期前期と加速期後期の鉄筋の腐食速度(mg/cm2/年)(mm/年)を設定したいのですが、参考となる文献、資料などがございましたら、教えて頂けませんでしょうか

Q1−6.「ある構造物に対して、設定した環境下で何年後にどの程度劣化するか」を判断できるプログラムと認識していますが、設計条件と環境条件が分かれば、新設だけでなく、既設へも利用可能か?

Q1−7.塩化物イオン濃度の計測結果を用いれば、設計拡散係数の予測値(推定)には使える?

Q1−8.既設橋脚に塩化物イオン濃度を含んでいて、断面修復+表面保護工が実施された後、既設橋脚内部で塩分がどのように分布していくかを解析したいのですが、上記したソフトでこのような解析は可能か

Q1−9.「劣化曲線」「LCCの算定」を行う場合は維持管理編とひび割れ調査編と維持管理編でよろしいでしょうか?

Q1−10.サンプルデータは、コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料に記載されている「基本輪荷重Po=127.4kNの等価繰返し荷重 Neq=365,873回/年」を用いています。
@この回数は固定値として、どの橋梁に対しても用いるものなのでしょうか。
または、A橋梁毎に設定する数値なのでしょうか。
この「(等価)繰返し回数」については、文献が見つからず理解できていません。
 2.操作に関するQ&A

Q2−1.「システムリソースが不足しているため、このまま継続すると動作が不安定になる可能性があります。」と表示された際の使用可能リソースの拡張方法は?

Q2−2.維持管理編 Ver.3にて画面の切替えはどのように行うのか?

Q2−3.それぞれのデータに工事写真などの画像データを割り当てることで画像データも管理することができるようになりましたが、画像データ自体は、本製品のデータ(.C3D)と一緒に持ち歩かなければなりませんか?
 3.その他

Q3−1.維持管理編 Ver.3の適用基準等を教えてください

Q3−2.地図機能はどのような地図を使用していますか?

Q3−3.データに座標を登録したいが、座標値を知りたいがどうすればよいか

Q3−4.以前に作成したデータをソフトで指定したデータフォルダに追加したがデータ一覧に表示されません。なぜでしょうか。

Q3−5.ユーザが独自で用意した別の地図に差し替えることはできませんか

Q3−6.写真は何枚まで登録できますか?

Q3−7.複数のパソコン(拠点)で管理しているデータを1つに集めることはできますか?

Q3−8.オフラインの環境でも使用することはできますか?



 1.考え方に関するQ&A

Q1−1.

定量(的)、定性(的)とは
A1−1. 本プログラムでは以下のように定義しています。

定量(的):データ(情報)が数値で与えられる場合

定性(的):データ(情報)が具体的な数値では与えられない場合。
 

Q1−2.

道路橋RC床版の曲げ疲労の照査はできないのか
A1−2. 曲げ疲労の照査は行っていません。

床版の支間方向と支間直角方向を独立して照査することが可能で、永久荷重による応力度および変動荷重による応力度と繰返し回数が明らかであれば、「RCはりの疲労」の機能で累積疲労損傷度による照査が可能です。
 

Q1−3.

RCはりの疲労においてサンプルデータの疲労寿命と[制定資料]のそれと大きく異なるが
A1−3. 疲労寿命が大きく異なる理由として以下のことが考えられます。
疲労寿命は次式で与えられます。


上記の式の右辺を とおけば

サンプルデータと制定資料の疲労寿命をそれぞれ とし、これに対応する をそれぞれ とすれば、次式が成立します。

いま、サンプルデータにおける疲労寿命と制定資料における疲労寿命の比は、貨車の場合、客車の場合とも0.7076なので、これからAの比率を求めると

したがって、右辺の値が4%異なるだけで、疲労寿命の違いは30%にもなります。

右辺の値が異なる理由として以下のことが上げられます。
1)疲労強度を材料係数で除していない可能性がある。
2)αの有効桁数を3桁として2.99としている。
 

Q1−4.

なぜRCはりの疲労強度の式に[制定資料]の式を適用していないのか
A1−4. 制定資料で適用している鋼材の疲労強度の算定式は「鉄道標準」に則ったものです。一方、本プログラムで用いている式は「コンクリート標準示方書[構造性能照査編]」に掲げてある式です。制定資料の式を書きかえると、以下のようになります。


したがって、両者の違いは


となり、2.4%程度の違いが生じますが、照査の精度を勘案すると有意差はないと考え、[構造性能照査編]の式を用いることとしました。
 

Q1−5.

加速期前期と加速期後期の鉄筋の腐食速度(mg/cm2/年)(mm/年)を設定したいのですが、参考となる文献、資料などがございましたら、教えて頂けませんでしょうか
A1−5. 申し訳ございませんが、腐食速度の参考となる資料などは私どもでも把握しておりません。
本データは基本的には試験等を行った結果を設定する必要があると考えます。
示方書の解説でも記述の通り、今後の研究の蓄積が望まれており、現状での予測方法の概要により充分な判断のもと入力していただくことになります。
 

Q1−6.

「ある構造物に対して、設定した環境下で何年後にどの程度劣化するか」を判断できるプログラムと認識していますが、設計条件と環境条件が分かれば、新設だけでなく、既設へも利用可能か?
A1−6. 照査内容の設定画面にて「経過年数」を指定します。
従いまして、この値を0とすれば新設、0以外とすれば既設となります。
 

Q1−7.

塩化物イオン濃度の計測結果を用いれば、設計拡散係数の予測値(推定)には使える?
A1−7. コンクリート配合または電気泳動実験による実効拡散係数から塩化物イオンの見掛けの拡散係数を求めるため推定は可能と考えます。
 

Q1−8.

既設橋脚に塩化物イオン濃度を含んでいて、断面修復+表面保護工が実施された後、既設橋脚内部で塩分がどのように分布していくかを解析したいのですが、上記したソフトでこのような解析は可能か
A1−8. 塩分の分布に対する製品の性質上はサポートしておりません。
 

Q1−9.

「劣化曲線」「LCCの算定」を行う場合は維持管理編とひび割れ調査編と維持管理編でよろしいでしょうか?
A1−9. 本製品はコンクリート構造物の劣化過程の判定および劣化進行の予測を行いますが、劣化曲線およびLCCの算定には対応していません。
 

Q1−10.

サンプルデータは、コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料に記載されている「基本輪荷重Po=127.4kNの等価繰返し荷重 Neq=365,873回/年」を用いています。
@この回数は固定値として、どの橋梁に対しても用いるものなのでしょうか。
または、A橋梁毎に設定する数値なのでしょうか。
この「(等価)繰返し回数」については、文献が見つからず理解できていません。
A1−10. 「繰返し回数」は、『方向が同じで、大きさが時間によってかわる荷重』のことで、交通量調査等で値を入力することが一般的かと思います。
よってAの「橋梁毎に設定する数値」です。
なお、考え方としては下記のURLが参考になるかと思いますのでご確認ください。
http://www.nakanihon.co.jp/gijyutsu/Shimada/easymaterial/StrgthMaterial/chapter100402.html

 2.操作に関するQ&A

Q2−1.

「システムリソースが不足しているため、このまま継続すると動作が不安定になる可能性があります。」と表示された際の使用可能リソースの拡張方法は?
A2−1. 本メッセージは、現在ご使用の環境において、製品を実行するために必要なシステムリソースが不足している場合に表示されます。

製品が正常に動作するためには、ある程度のシステムリソースが必要ですが、そのシステムリソースが不足した場合、

■「Win32エラー」が発生する
■「モジュールエラー」が発生する
■ダイアログが開けない
■計算実行できない
■印刷実行できない
■フリーズする

など、製品の使用に支障をきたす現象が発生する可能性が非常に高くなります。

システムリソースは、本製品だけではなく常駐プログラムや他のアプリケーションなど動作している全てのプログラムで使用されるため、その数が多くなれば消費される量も多くなります。

特に『Windows95/98/Me』では、OSの制約でシステムリソース量は固定となっているため、これらのエラーが発生する可能性が高く、また、メモリ増設でシステムリソースが拡張されることはありません。そのため、十分なシステムリソースが確保された状態で製品をご使用いただくことが一番の回避策となります。

なお、前述のOSに対し『WindowsNT/2000/XP』では、リソース管理が向上しており実装メモリによりシステムリソース等が拡張されますので、システムリソース不足が発生することはほとんどありません。

使用可能なシステムリソースの拡張は、以下の方法にて行ってください。

■他のアプリケーションを終了する
■常駐プログラムを終了する
■壁紙を使用しない
■デスクトップ上のアイコンを減らす
■システム起動時に自動起動されるメニューを停止する

また、常駐プログラムや他のアプリケーションが終了しても使用されていたシステムリソースが全て解放される訳ではありませんので、その場合はマシンを再起動した上で、他のプログラムを起動せずに製品のみを実行してください。なお、OS附属のリソースメータで使用可能なリソース容量が確認できますので、表示されたメッセージ中の容量[30%]を目安に使用可能リソース容量を確保してください。
 

Q2−2.

維持管理編 Ver.3にて画面の切替えはどのように行うのか?
A2−2. 画面上段の[分割]、[設定]、[地図]ボタンのクリックにより以下のとおり切替え
ます。
[分割]ボタン
 電子地図と設定(入力)領域を上下に分割して表示します。
[設定]ボタン
 設定(入力)領域のみを表示します。
[地図]ボタン
 電子地図のみを表示します。
 

Q2−3.

それぞれのデータに工事写真などの画像データを割り当てることで画像データも管理することができるようになりましたが、画像データ自体は、本製品のデータ(.C3D)と一緒に持ち歩かなければなりませんか?
A2−3. 本製品のデータ(.C3D)内に取り込んで一緒に保存されるため、画像データ自体を持っていなくても、本製品上で画像の確認は行うことができます。
ただ、画像データ自体をエクスポートする機能がVer.3.0.0の時点でないため、別の目的で画像を使用したい場合は、別途所持する必要があります。
また、本製品内ではプレビューのみで使用するため高解像度である必要がありません。
実際の画像とは別にプレビュー用の画像フォルダを作成し、同名で低解像度の画像をご用意頂くことで、.C3Dファイルのサイズを軽くすることができます。

 3.その他

Q3−1.

維持管理編 Ver.3の適用基準等を教えてください
A3−1. 以下のとおりとなります。

■適用基準
【2013年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編](社団法人土木学会)

■参考文献
・「コンクリートライブラリー104 2001年制定 コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料」(社団法人 土木学会)
・【2012年制定】コンクリート標準示方書[設計編](社団法人土木学会)
・【2001年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編] 制定資料(社団法人土木学会)
・【2002年制定】コンクリート標準示方書[構造性能照査編](社団法人土木学会)
 

Q3−2.

地図機能はどのような地図を使用していますか?
A3−2. 国土地理院の地理院地図(電子国土Web)を使用しています。
 

Q3−3.

データに座標を登録したいが、座標値を知りたいがどうすればよいか
A3−3. 地図の上部に緯度経度を表示しておりますので、そこからコピーアンドペーストで入力することができます。
 

Q3−4.

以前に作成したデータをソフトで指定したデータフォルダに追加したがデータ一覧に表示されません。なぜでしょうか。
A3−4. データ一覧は更新機能をまだ備えていないため、ソフトを起動中に追加されたデータについては表示されません。
ソフトを再起動して頂くか、起動中のソフトにてファイル保存を行って頂ければ、リストが更新され、表示されます。
また、「ひび割れ調査編」および「設計編」のデータは表示することができません。
 

Q3−5.

ユーザが独自で用意した別の地図に差し替えることはできませんか
A3−5. できません。
随時更新され、信頼性が高い国土地理院の地理院地図(電子国土Web)を使用しユーザが独自で地図を用意しなくてもよいように設計されております。
もし、別途レイヤーを追加したいご要望がございましたら、営業や問い合わせ窓口を通じてご連絡ください。
 

Q3−6.

写真は何枚まで登録できますか?
A3−6. 1データにつき1枚となっております。
 

Q3−7.

複数のパソコン(拠点)で管理しているデータを1つに集めることはできますか?
A3−7. はい。登録データ1件ごとにファイルを分けておりますので、データフォルダに対象のデータを設置するだけで良いです。
 

Q3−8.

オフラインの環境でも使用することはできますか?
A3−8. はい。地図機能も使用することができます。






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