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Q&A土留め工の性能設計計算(弾塑性解析U+) Q&A ('16.02.01) 

NEW! 更新内容


Q2−14. 任意荷重で分布荷重だけではなく、集中荷重は載荷できるか。



目  次
 1.適用範囲、制限条件

Q1−1. 断面力は算出されるが、壁体断面の照査を行うような機能はあるか。

Q1−2. 掘削側より背面側の地盤が低くなっているような場合は検討できるか。

Q1−3. 撤去時の検討において、埋戻しに対応しているか。

Q1−4. 支保工の設計は行えないのか。

 2.入力関連

Q2−1. 「土留め工の設計」で周辺地盤の影響検討としてFEM解析が行えるが、この時与える強制変位として本製品から算出された壁体変位を用いたいのだが可能か。

Q2−2. 左右で壁体種類が異なる場合の検討を行いたい。

Q2−3. 両壁一体解析で左右の支保工段数が異なる検討を行いたいがどうすれば良いか。

Q2−4. 任意荷重の載荷は行えるか。

Q2−5. 新規入力画面で[支保工条件の入力方法]として、「鋼材指定」と「バネ値または剛性を直接入力」が選択できるが何が異なるのか。

Q2−6. 各地層について側圧係数は直接入力できるか。

Q2−7. メインウィンドウの形状描画が2D/3Dで行われる場合と2Dのみの場合はあるが、どのような条件によるものか。

Q2−8. 計算条件の入力に「ESデータ保存フォルダ」という項目があるが、保存しない場合は計算結果に何か影響するか。

Q2−9. 両壁一体解析の時、支保工を全てアンカーにすることができない。

Q2−10. コンクリートばりに対応しているか。

Q2−11. 盛替え支保工について、左右で設置数を変更することはできるか。

Q2−12. [初期入力]画面で「壁体種類」の選択があるが、これは計算には影響しないか。

Q2−13. 単壁解析の場合、掘削幅は計算に影響するか。

Q2−14. 任意荷重で分布荷重だけではなく、集中荷重は載荷できるか。

 3.計算関連

Q3−1.採用している弾塑性法の理論について、どの文献や資料に記載があるか。

 4.その他

Q4−1.「土留め工の設計」との連携は行えるか。




 1.適用範囲、制限条件

Q1−1.

断面力は算出されるが、壁体断面の照査を行うような機能はあるか。

A1−1. 本製品では断面力の算出までですが、「土留め工の設計 Ver.11」で「壁体断面の単独設計」機能に対応しました。
本機能を用いることにより、計算した断面力を使用して、壁体の応力度照査を行うことができます。

 
Q1−2. 掘削側より背面側の地盤が低くなっているような場合は検討できるか。
A1−2. 単壁解析の場合は入力上、掘削側と背面側を逆にして頂ければ検討可能と思われますが、両壁一体解析の場合は不可です。

 
Q1−3. 撤去時の検討において、埋戻しに対応しているか。
A1−3. 埋戻しにつきましては現在対応しておりません(任意の位置に盛替え支保工を設定することは可能です)。
「土留め工の設計」も合わせて、今後の対応を検討致します。

 
Q1−4. 支保工の設計は行えないのか。
A1−4. 本製品では弾塑性法による断面力または反力の算出までとなりますが、「土留め工の設計」では「支保工の単独設計」機能がありますので、そちらで照査を行うことができます。

 2.入力関連

Q2−1.

「土留め工の設計」で周辺地盤の影響検討としてFEM解析が行えるが、この時与える強制変位として本製品から算出された壁体変位を用いたいのだが可能か。

A2−1. 「土留め工の設計 Ver.11」で「FEM解析における強制変位の直接入力」に対応しましたので、本機能を用いることにより本製品の強制変位を与えることができます。
具体的には、本製品で計算が終了すると壁体変位のcsvファイルが保存されますので([計算条件]で指定した「ESデータ保存フォルダ」と同じフォルダに保存されます)、それを「土留め工の設計」におけるFEM解析の強制変位の設定画面でインポートすると、変位がセットされます。

 
Q2−2. 左右で壁体種類が異なる場合の検討を行いたい。

A2−2. 本製品では弾塑性解析に使用する壁体断面の剛性(断面積、断面二次モーメント)を直接入力するような仕様となっております。
すなわち、左右の壁体種類が異なる場合はそれぞれの壁体の剛性を入力して頂ければ、左右で壁体種類が異なる場合の検討を行うことができます。
(なお、壁体の断面が途中で変化する場合にも対応しております。その場合は断面ごとに剛性を入力します)

 
Q2−3. 両壁一体解析で左右の支保工段数が異なる検討を行いたいがどうすれば良いか。
A2−3. 例えば、左側を2段、右側を3段とする場合は以下のように設定します。
(1)[初期入力]で支保工段数を左右で最大の段数(この場合は3段)で設定する。
(2)[部材]-[支保工]画面の「アンカー支保工」タブより、設置しない支保工を「設置しない」とする。本例では左側を2段とするので、左側アンカーのいずれかを「設置しない」とする。

 
Q2−4. 任意荷重の載荷は行えるか。
A2−4. 可能です。
本プログラムでは各検討ケースごとに任意の分布荷重を載荷させることができます。
任意荷重は「背面→前面」はもちろん「前面→背面」と載荷させることもできます。

 
Q2−5. 新規入力画面で[支保工条件の入力方法]として、「鋼材指定」と「バネ値または剛性を直接入力」が選択できるが何が異なるのか。
A2−5. 以下のような違いがあります。

(1)鋼材指定
[鋼材テーブル]から支保工の使用鋼材を選択します。
入力された条件から、計算に使用するバネ値や部材の剛性を内部計算します。
なお、本方法の場合はメインウィンドウに3D描画がされます。

(2)バネ値または剛性を直接入力
支保工のバネ値や剛性を直接入力します。
本プログラムでは、コンクリートばりなどには直接対応しておりませんので、そのような場合はこちらを選択し、別途計算したバネ値を設定して下さい。
なお、本方法の場合はメインウィンドウに3D描画がされません。

 
Q2−6. 各地層について側圧係数は直接入力できるか。
A2−6. 本製品は地層入力ではなく、各層の側圧・地盤バネを直接入力する入力形式となっております。
つまり、想定している側圧係数を用いて各層の側圧を別途計算し、本製品の側圧としてセットして頂くことになります。

 
Q2−7. メインウィンドウの形状描画が2D/3Dで行われる場合と2Dのみの場合はあるが、どのような条件によるものか。
A2−7. 新規入力で[支保工条件の入力方法]が「鋼材指定」の場合は3D形状の描画が行われます。
「バネ値または剛性を直接入力」の場合は3D描画がなされません。(3D描画を行うための情報が不足しているためです)

 
Q2−8. 計算条件の入力に「ESデータ保存フォルダ」という項目があるが、保存しない場合は計算結果に何か影響するか。
A2−8. 結果への影響はありません。
あくまで当社「Engineer's Studio」のデータを出力するための設定です。特に作成する必要がない場合は「保存しない」を選択して下さい。

 
Q2−9. 両壁一体解析の時、支保工を全てアンカーにすることができない。
A2−9. 両壁一体解析の時、切ばりは部材として、アンカーは支保工バネとしてモデル化されます。
切ばりのみ、または切ばり+アンカー併用工の場合は切ばりが部材としてモデル化されたラーメンモデルとなりますが、アンカーのみの場合は支保工が全てバネでモデル化されますので両壁一体解析となりません。この場合は、単壁で計算した場合と同様となりますので、本製品では両壁一体解析でアンカーのみは設定不可としております(この場合は、単壁で解析して下さい)。

 
Q2−10. コンクリートばりに対応しているか。
A2−10. 本プログラムでは、コンクリートばりなどには直接対応しておりませんが、支保工のバネ値や剛性を直接入力することができますので、そのような場合はこちらを選択し、手動で計算したバネ値を設定することができれば検討可能と考えております。
(関連:Q.2-5

 
Q2−11. 盛替え支保工について、左右で設置数を変更することはできるか。
A2−11. 現在は明確に左右で設置数を変えることはできませんが、不要な盛替え支保工のバネ定数を0とすれば、その支保工は有効に働かない(未設置と等価なモデル)ことになります。
例えば、左4, 右3で検討したい場合は、まず左右で4つずつ盛替え支保工を設置し、右側の不要な盛替え支保工のバネ定数を0とすることで検討可能です。

 
Q2−12. [初期入力]画面で「壁体種類」の選択があるが、これは計算には影響しないか。
A2−12. 現状では、本入力は描画用・出力用ですので他の入力画面および計算には影響しません。
どの壁体種類を選んでも[部材]-[壁体]画面で、壁体の断面積や断面二次モーメントを直接入力していただくことになります。

 
Q2−13. 単壁解析の場合、掘削幅は計算に影響するか。
A2−13. 単壁解析の場合は影響しません。両壁一体解析の場合は、モデル化する際に左右の土留めの距離として使用されます。

 
Q2−14. 任意荷重で分布荷重だけではなく、集中荷重は載荷できるか。
A2−14. Ver.2.0.4で集中荷重の載荷に対応しましたので、それ以降のバージョンでしたら分布荷重と集中荷重の設定が可能です。

 3.計算関連

Q3−1.

採用している弾塑性法の理論について、どの文献や資料に記載があるか。
A3−1.

本製品の弾塑性解析(解析法U)は、仮設指針(平成11年)P.104では、上から5行目にある土木研究所の方法、具体的な参考資料としては、仮設指針P.356〜に示される「偏土圧が作用する土留めの設計」で行っている解析方法となります。

 4.その他

Q4−1.

「土留め工の設計」との連携は行えるか。
A4−1.

以下のように「土留め工の設計」から本製品のデータをエクスポートすることができます。

(1)側圧・地盤バネデータ
「土留め工の設計」から弾塑性解析用の側圧・地盤バネデータをエクスポートし、本製品でインポートすることができます。
(「土留め工の設計 Ver.10.1.0」で対応)

(2)本製品ファイル(*.F5L)
「土留め工の設計」で弾塑性解析(解析法UES)を行った後、等価な本製品ファイル(*.F5L)をエクスポートすることができます。
(「土留め工の設計 Ver.10.2.0」で対応)




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