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フォーラムエイト Vol.6 
話し方・アドバイザー 秋竹 信子
国会議員秘書を経て、HR研究所の講師の道へ。
平成19年から23年まで同研究所、理事、常任理事に就任。「生き方が学べる講義」として高い評価を受ける。
平成25年、10年以上にわたる講師経験を活かし、秋竹信子の話し方教室「コミュニケーション・アカデミー」を開講。
 
フォーラムエイトのアドバイザーがそれぞれの経験や専門性にもとづいたさまざまな評論やエッセイをお届けするコーナーです。


はじめに
Up&Coming読者の皆様、明けましておめでとうございます。私は、ビジネスを中心として様々な場で、「話し方」の研修について講義させていただいています。
話し方は「実学」で学んだことを実践していくものです。原理原則は分かりやすく簡単なように思いますが、人はそれぞれの今までの生き方、育成歴、価値観、考え方の癖などがあり、なかなか実践できないものです。日々の生活で、失敗しては反省し、思い返しては実践することで、いつの間にか身についていきます。私のお伝えしたことが、少しでもお役に立てればとの思いで研修を続けさせていただいております。
今回は連載「アドバイザーズコラム」の欄をお借りして、私自身の「話し方」との関わりについて、学んだきっかけから講師、教室運営等での経験について述べさせていただきます。また、「話し方」のなかで、皆様の仕事の場で特に必要となる場面が多いと思われる、「報告」の仕方についても、ポイントを絞ってご紹介させていただきます。

話し方を学んだきっかけ
私は大勢の前に立って、講師としてのお仕事をさせて頂いておりますが、以前は大変な、あがり症でした。娘の小学校の懇談会で、子供の名前と母であることを言うのがやっとでした。思っていることを堂々と話すお母様を羨ましく、ダメな自分を悲しく思いました。
そんな私に、恩師が「話し方教室」を開くので是非来てほしいとのお誘いがありました。(とんでもない、今更、人前で恥をかくのは)と思いながらもお断りできず通い始めたのがきっかけです。
受講生は10名程で、私が一番の劣等生で、3分間スピーチの実習が辛くて「今日で辞めよう」と何度思ったことでしょう。辞めることばかり考えている私に、中学生の娘は「お母さん、私には何でも挑戦して努力しなさいと言うのに、自分は苦手だからってすぐに辞めるの」と手厳しい指摘をします。辞めるに辞められず、取り敢えず教室で学んだことを家庭で実践することにしました。
■話し方コンテストの司会

たとえば、「肯定的な表現」を使って娘と会話をしますと、「お母さん、なんだかこの頃感じいいね」と、思春期で難しい年頃の娘としっかり向き合うことができました。ところが、娘の成長に私の「話し方」が追い付かず「お母さん、そんな言い方して「話し方」を本当に勉強してるの」と娘の再度の手厳しい指摘です。
もっと真剣に「話し方」を学ぼう。もう一度、最初のコースから学び直そうと、前向きな気持ちで取り組むことにしました。

講師の道へ
そんな私に恩師から講師の道へ進むことを勧められました。「人前で話すことが苦手な講師は、受講生の気持ちが分ります。そんな講師も必要です」との一言で講師の道へ進むことを決めました。
苦手なことだからこそ、人の何倍も努力しました。そして一級講師になった時、しっかりした「理念」を持って教室を開こうという願いを持ちました。

教室運営
「話をすることで相手も自分も幸せになる、人も自分も大切にする話し方」の理念を持って教室開校の準備を始めました。最初の教室は、大宮で受講生は5名からのスタートでした。
受講生は、それぞれ色々な事情を抱えてお金も時間も使って、教室に来て下さる。教室に行くと先生や仲間が、しっかり話しを聞いてくれ大切にしてくれる。有意義で幸せな時間を過ごせ、それぞれの受講生が暖かい気持ちで家庭や職場に帰り、周りの人にも暖かい気持ちで接することができる。教室はその発信源になるよう、受講生と関わっていこう。18年経った今もこの思いは変わりません。

話し方ワンポイントアドバイス「聞き手を考えて話す」
私たちは自分の考えを話したら、そのまま伝わるものだと思い込みがちです。しかし聞き手によってさまざまに受け取られます。そんなつもりで言ったのではないのに、相手を傷つけてしまったり、人間関係聞が悪くなったというはありませんか?
例えば、病気入院中の同僚を見舞い「君はずっと頑張ってきたんだから、ゆっくり治療しろよ。仕事の事は心配しないで大丈夫、皆で頑張ってるから」と気遣って言ったつもりが、聞き手はとても寂しい気持ちになってしまった。この会話はなぜ話し手の意図したように伝わらなかったのでしょうか?

人は自分の置かれた状態や・立場・その日の心の状態で相手の言葉を自分なりに受けとめその言葉に執着してしまいます。話し手が意図したように聞いてもらうには、聞き手にしっかり目を向け留意することが大事です。
人は心の動きがどこかに表れます。例えば・首をかしげる・表情が曇る-目を背けるなど、聞き手の変化を見逃さずその原因を考え対応する事です。聞き手が疑問や不安を持っていたら「何か気になる事がありますか?」と尋ね、原因が聞き間違いだったら、言い直す。価値観が違っていたら「そういう考えもありますね」と、いったん受け止めます。
話は口から出すまでは、話し手の思うままに発案できますが、その話をどのように聞きどのように受け取るかは、聞き手によって違うことを認識しましょう。

話し方ワンポイントアドバイス「報告の仕方」編
さて、ここで「誌上ミニ講座」として、「報告の仕方」のポイントをご紹介いたします。組織の流れがスムーズになり、なおかつ良好なコミュニケーションをとるには「報告」が重要だということは皆、よく分かっています。ところが多くの場面で、おろそかになっていると感じることが度々あります。知識として知っていても、意識がないとその知識は活かせません。
教室にいらっしゃる受講生の受講理由の一つに、適切でわかりやすい「報告」ができるようになりたいとの切実な願いがあります。学生時代と違って社会人になってからは、世代も価値観もバックグラウンドも違う人や、苦手な人、気が合わない人とでもコミュニケーションをとらなければ、仕事は円滑に進みません。
「報告」は相手にとって行動決定のよりどころになるため、まず右のことを考えます。
ビジネスの場では、自分の言動の全てが会社の利益に直結すると言っても過言ではありません。
(1)必要な相手に(仕事を頼んだ人、上司、関係者)
(2)必要な時に (タイミングを考える)
(3)正確に    (ありのままを伝える)
(4)相手の性格を考えて
「報告」する時のポイントは次の通りです。
(1)結果を先に経過はあとに
報告する際、経過から入りがちですが、「結果を先に言う」が第一のポイントです。
(2)事実と意見を区別して
報告はありのままを伝えることが第二のポイント、自分なりの意見があれば「これは私の意見です」と前置きし、客観的事実と混同しないようにします。
(3)要点は漏らさず(5w2Hなど)
・when いつ ・where どこで ・who だれが ・what なにを ・whyなぜ
・howどのように ・how many いくつ ・how much いくら

報告する際、必要な項目が漏れていないか点検しましょう。ただし、全部言う必要がない時もあります
「報告」は一言でいうと「報告を受ける立場になって考え報告をすることです。自分の言いたいことを言うのでなく、相手の知りたがっていることを知らせることです。

「話し方」のこれから
現代は「不寛容社会」と言われています。新聞やテレビのニュースでも、それを感じ取れるできことばかりです。
人間は本来、不寛容な存在で自分は親切で寛容だと思う人でも、誰かに関しては不寛容である。と脳学者の中野先生もおっしゃっています。また人は自分を認めてほしい、大切にして欲しいと心から思っています。
自己中心で分かり合えない私たちだからこそ、情報や気持ちをしっかり伝えあうことが大切なのではないでしょうか。話し方の必要性を感じています。
また受講生の特徴として・素直・真面目・自分に自信がない・言いたいことが言えない・コミュニケーションが苦手などを感じます。
それぞれが素晴らしいものを持っているにも関わらず、自己否定が強く自分の良さに気付いていません。一度の失敗や苦い体験、また周囲の評価に「I am not OK」になってしまっています。話し方の学習を通して、ひとそれぞれの違いに気付き、お互いが認め合い、言うべきことを相手に気持ちよく聞いてもらえる様に言える。そして「I am OK , you are OK」で人生を前向きに生きていけるお手伝いができたらと願っています。微力ですが、これからも受講生の皆さんと一緒に学んでいきます。
企業ではまず利益をあげなければなりません。多忙な中で「人を大切にする話し方」などできないことが多々あるでしょう。しかし企業にとって人材は何よりの財産だと、松下幸之助さんや多くの経営人がおっしゃっています。
私の恩師も亡くなる直前まで「秋竹さん、どうしたら商売敵でも大切にする話し方ができるでしょうか?」と問われていた難題です。
今後も、多くの皆さまにご指導いただきながら取り組んでいきたいと思っています。
■話し方コンテストの司会
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(Up&Coming '17 新年号掲載)
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