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箱式橋台の設計計算 Ver.6
平成24年道示対応
箱式橋台の設計計算プログラム

最新版製品価格 ●リリース 2012年5月22日
UC-1 橋梁下部工

 はじめに
箱式橋台の設計計算Ver.6では、平成24年3月道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編、V 耐震設計編に対応しています。本製品において道示改定による変更点は次の通りです。
  • 鉄筋規格SD390、SD490の追加
  • 地域区分の変更
  • レベル2地震動の照査
  • 落橋防止構造設計
  • 杭基礎の照査(杭種追加,杭頭接合部)
以下に、道示改定による機能の概要を紹介します。
 平成24年道路橋示方書の対応
SD390,SD490の追加
平成24年道路橋示方書IV においては、下部構造でほどんど実績のないSR235及びSD295が削除され、新たにSD390,SD490が追加されています。基準値には、SD390,SD490を標準で用意し地震時の許容引張応力度を軸方向鉄筋と上記以外で分け、降伏応力度についても軸方向鉄筋とせん断補強筋に分けて必要に応じて値を変更できるようにしています。

鉄筋の種類 SR235 SD295 SD345 SD390 SD490
引張応力度 地震荷重を含まない 一般部材 140 180 180 180 180
      地震荷重を含まない 水中部材 140 160 160 160 160
 地震荷重を含む 軸方向鉄筋 140 180 200 230 290
 地震荷重を含む 上記以外 140 180 200 200 200
    重ね継手長又は定着長算出用 140 180 200 230 290
圧縮応力度 140 180 200 230 290
降伏応力度 235 295 345 390 490
降伏応力度 横拘束筋、せん断補強鉄筋 235 295 345 345 345
鉄筋種別 丸鋼 異形棒鋼
■表1 鉄筋の基準値

地域区分の変更
平成24年道路橋示方書V においては、プレート境界型の大規模な地震によるレベル2地震動(タイプI)の大幅な見直しと地域区分の変更が行われました。地域区分については、平成14年道路橋示方書のA,B,C地域からA1,A2,B1,B2,C地域に新たに区分されています。これに合わせて、レベル1地震動及びレベル2地震動(タイプI),レベル2地震動(タイプII)の地域別補正係数が変更されます。

地域区分 地域別補正係数
Cz CIz CIIz
A1 1 1.2 1
A2 1 1 1
B1 0.85 1.2 0.85
B2 0.85 1 0.85
0.7 0.8 0.7
■表2 平成24年 道路橋示方書地域区分

レベル2地震動の照査
橋台基礎の照査において、平成14年道路橋示方書では、設計水平震度の大きいタイプII のみを行えばよかったため、レベル2地震時については、タイプII の照査のみを行っておりました。しかし、平成24道路橋示方書においては、レベル2地震動タイプI の大幅な見直しと液状化の判定を地震動のタイプ毎に判定することからタイプII のみ照査を行うという文章が削除されています。このことから本製品においても、レベル2地震動の結果をタイプI、タイプII を同時に比較検討します。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図1 設計震度

落橋防止構造設計
落橋防止構造では、胸壁基部の曲げ照査に用いる耐力が、終局曲げモーメントMuから降伏曲げモーメントMyに変更されています。また、落橋防止構造に用いる設計地震力HFもHF=1.5×Rdから下部構造の水平耐力に変更されています。
 HF=PLG ただし、HF≦1.5・Rd
ここに、
 HF:落橋防止構造の設計地震力(kN)
 PLG:下部構造の橋軸方向の水平耐力(kN)
 Rd:死荷重反力(kN)
 杭基礎の照査(杭種追加,杭頭接合部)
杭基礎の設計においては、次の杭種に新たに対応しています。
  • 鋼管ソイルセメント杭
  • SC杭
  • SC+PHC杭
  • 回転杭
各杭種ともに本プログラム単体で常時及びレベル1地震時における設計ができます。レベル2地震時や増し杭(オプションが必要)を検討する場合は、弊社製品「基礎の設計計算、杭基礎の設計」との連動が必要になります。また、杭頭結合部においては、杭頭接合部へと記載が変更され、標準的な縁端距離を確保する場合は、押込み力、引抜き力、水平力及びモーメントに対しての照査が省略できます。また、仮想鉄筋コンクリート断面の照査では、コンクリート応力度の照査は省略されます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図2 杭頭接合部画面
 平成24年版道示対応オプション
平成24年道示対応版オプションは、道示改定の対象外となった項目を使用できるオプションで、下記項目が有効になります。
  • 設計対象に増設が選択可能になります。
  • コンクリート材質σckにおいて21,24,27,30以外の材質が選択可能なります。
  • 使用鉄筋においてSD345,SD390,SD490以外の鉄筋(追加鉄筋を含む)が選択可能になります。
  • 杭の種類において、PC杭,RC杭が選択可能になります。
(Up&Coming '12 夏の号掲載)
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