セミナー・フェア開催レポート

新型コロナウイルスの影響が続き、中止になるイベントもあるものの、多くのイベントが再開され始めています。今回紹介する9つの展示会のうち7つは、2020年10月に開催されたものです。完全オンラインのものもありますが、イベントの再開に向けた動きを実感しています。リアルの展示会場では、入場者数の制限、入場時の体温測定、換気対策、徹底した消毒など、厳重な感染症対策の中で実施されています。フォーラムエイトでも、マスク・フェイスシールドの着用、消毒の用意、ソーシャルディスタンスの配慮を行いつつ実施致しました。


SIGGRAPH 2020 Virtual Conference
●日時:2020年8月18日~28日 ●会場:オンライン ●主催:ACM SIGGRAPH 
昨年8月、フォーラムエイトはSIGGRAPH2020 Virtual Conferenceに参加しました。当社が国際的なオンライン開催のカンファランスに参加したのは今回が初めてでした。
メインイベントは、ユーザが仮想ブースにアクセスして製品について質問したり、オンラインチャットアプリを介してデモを視聴ができるコアタイムスケジュールを中心に実施。海外オフィスのサポートもあり、日本では夜間となる時間も対応可能とし、海外の潜在顧客獲得のための時間を最大限に活用することができました。バーチャルブースでは、フォーラムエイト製品を動画形式で展示。顧客がさらに興味を持った際にはボタンをクリックするだけで簡単に資料のダウンロードができるようになっています。
COVID-19はこれからもイベントに大きく影響を与えると考えられるため、当社でも今後ますますバーチャルイベントへの参加が見込まれます。また、2020年11月には初の試みである会場×オンラインのハイブリット形式で実施したDesign Festivalを無事開催できたことから、フォーラムエイトは、今後デジタルトランスフォーメーションが進む中で増加するであろう新しい形式のオンラインイベント開催に伴う課題に立ち向かう準備ができています。

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土木・建築・測量系
主催者様より感謝状! 15回に渡る出展で建設技術に貢献
建設技術フェア2020 in 中部
●日時:2020年10月14日~15日 ●会場:名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール) 
●主催:国土交通省中部地方整備局、名古屋国際見本市委員会、公益財団法人名古屋産業振興公社
建設関連の発展を長年支え続けている建設技術フェア中部地区の今年は、~「あったらいいな」が原材料 みんなで創る先進技術~というコンセプトで5つの技術分野に分かれて展示が行われ、フォーラムエイトはi-Construction分野で出展しました。本展示会では出展回数によって継続出展社に対する感謝状の贈呈がありますが、今回、15回目として感謝状を頂きました。
今回の来場者数はおよそ13,000人に上り、昨年より1,800人ほど減少したものの、コロナ禍の中にあって関心の高さが伺われる開催となりました。DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが官民ともに盛んになっていますが、国土交通省は7月末にインフラ分野でのDX推進について推進本部を設置して推進していくことを公表しています。
フォーラムエイトは「DX時代の国土強靭化ソリューション ~VRデジタルプラットフォーム~」というテーマで、VRデジタルプラットフォームを活用したi-Constructionソリューションなど、各種展示を行いました。その他、スイート建設会計をはじめとしたスイート会計シリーズ、BIM/CIM対応UC-1設計CAD、解析ソリューション、UC-win/Roadによる災害シミュレーション、4D施工シミュレーション、型式認定を取得した安全運転シミュレータやVRモーションシートでの除雪車運転シミュレータなどの展示を行っています。
本展示会は学生への情報発信や交流にも力を入れているため学生の来場も多く、次代を担う若者にVRデジタルプラットフォームへの関心を持って頂いたり、各種シミュレータを体験して頂いたりすることができました。

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DXによる防災・減災・BCPへの取組み ~レジリエンス認証
第7回 震災対策技術展大阪
●日時:2020年10月14日~15日 ●会場:コングレコンベンションセンター(グランフロント大阪内)
●主催:「震災対策技術展」大阪 実行委員会
国内の地震・自然災害対策関係者が一堂に会する技術見本市の「震災対策技術展」。各社、地震対策、水害対策、電力対策、など自然災害に備える製品・技術を多数展示、新型コロナウィルス対策に関する製品などの展示もあり、全体的に賑わいをみせました。
フォーラムエイトは「DX時代の国土強靱化ソリューション ~VRデジタルプラットフォーム~」というテーマで、VRモーションシートを活用した地震シミュレーションや、FEM解析による耐震性の診断、土石流・津波・河川氾濫シミュレーションをご案内しています。また、当社はBCPに関する取り組みを評価され、「レジリエンス認証」を取得、防災I CT/BCP支援WEBシステムなどを始めとした防災・減災ソリューションを自社の取り組みと合わせてご案内しています。今回は2日間で180名以上の方に当社ブースに来場いただき、システムをご体験いただきました。自治体の防災担当や大学研究関連の方、設計コンサルタントの方などに、UC-win/RoadやFEM解析ソフトなどの機能紹介と活用方法のご提案を行っていて、その中で3DVRを活用したハザードマップの展開、防災教育、避難訓練などのご相談を頂いています。今後もUCwin/Roadを中心に国土強靭化で活用いただけるソリューションを提供していきます。

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九州地方の近年の大規模災害も見据えた防災・減災対策を!
九州建設技術フォーラム2020
●日時:2020年10月20日~21日 ●会場:福岡国際会議場 ●主催:九州建設技術フォーラム実行委員会
本展示会は、九州の建設技術における産学官の連携を目的に開催。新しい建設技術の開発・活用・普及の促進を目的として、「産」「学」「官」それぞれが新技術の開発・活用の取り組みについて、情報を発信し、連携を深め、九州のさらなる建設技術の発展を目指すことをコンセプトとしています。
フォーラムエイトは、安全・防災ジャンルで「DX時代の国土強靭化ソリューション~VRデジタルプラットフォーム~」をテーマに出展しました。ブースではUC-win/Roadによる土石流・津波・地震等の災害シミュレーションをはじめ、BIM/CIM対応UC-1設計CAD、3DFEM解析ソフトウェアによる解析ソリューションの技術展示デモや、スイート建設会計とUC-1設計CAD~スイート積算連携による工事ごとの予算管理の紹介を行なっています。九州で近年発生している地震や浸水氾濫などもあって、来場者の災害に対する意識は高く、災害現場でのUAV測量、VR連携による重機の遠隔操縦・施工や土石流、浸水氾濫シミュレーションなどの災害シミュレーションなどを提案しています。

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VR推進協議会設立の地・北海道で、DXへの取り組みをアピール!
北海道ビジネスEXPO
●日時:2020年11月5日~6日 ●会場:アクセスサッポロ
●主催:北海道 技術・ビジネス交流会 実行委員会

本イベントは、北海道の経済活性化、産業振興を目的として開催。北海道では新型コロナウィルス感染拡大を受け「警戒ステージ2」に引き上げられた中での実施となりました。
フォーラムエイトは「DXで推進するビジネスイノベーション」というテーマのもと、VRプラットフォームとクラウドERPを中心に展示を構成、大型展示ブースによる出展ということもあり、多数の来場者にお立ち寄りいただきました。VR関連では、土地柄か除雪シミュレータへの関心が高く、多くの方にデモ機をご体験頂きました。NICHIJO様に導入した除雪シミュレータをご存知の方もいらして、訓練目的での導入など、活用方法のご相談を受けています。VRのシミュレータへの活用のご紹介の中で、安全運転シミュレータのご興味も多数あり、国家公安委員会の型式認定により、さらに信頼感のあるご提案ができるようになったのではないかと思います。VR推進協議会の設立地であるためか、VR推進協議会をご存知のお客様もいらして、VRデジタルプラットフォームへの取り組みをご案内、入会をご検討頂いています。今後はインフラデジタルプラットフォームの推進も併せてDXを進めて参ります。他にも決算ロボットとの連携を予定のスイート法人会計や、パックンCM放映中のスイート会計シリーズ、グループウェアやスイート給与計算のカスタマイズなどクラウドERP関連のご提案もクラウド基盤開発サービスと併せて行っています。

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自動車・システム系
3DVRプラットフォームでDX時代のデジタルシティ構想を実現
CEATEC 2020 ONLINE
●日時:2020年10月20日~23日 ●会場:オンライン ●主催:CEATEC実施協議会

CEATEC史上初の完全オンライン開催となり、フォーラムエイトは「ニューノーマルテーマエリア特設ページ」デジタルまちづくり・企業ページに出展しました。
テーマは「3DVRプラットフォームでDX時代のデジタルシティ構想を実現!」で、10個の展示チャンネルを使い様々な案内を行いました。各チャンネルからは、資料のダウンロード、関係するホームページや動画の閲覧、スタッフとのチャット、メールでの問い合わせが可能です。また、バーチャルショールーム内に設置の「オンライン商談コーナー」では、スタッフと1対1でのミーティングもできます。

1)プレゼンテーション
2)Design Festival 2020
3)安全運転シミュレータ
4)バーチャルショールーム
5)国土強靭化ソリューション
6)VRプラットフォーム・インフラデジタルDBシステム
7)MaaS・DSラインナップ
8)Shade3D
9)スイート建設会計
10)各局にて放映中 パックン出演TVCM

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DX時代のUAV活用 ~VRデジタルプラットフォームが後押しする、防災・減災
第5回 Japan Drone 2020
●日時:2020年9月29日~30日 ●会場:幕張メッセ&オンライン ●主催:一般社団法人日本UAS産業振興協議会、株式会社コングレ
当初2020年3月末に開催が予定されていたJapan Drone 2020は、半年後の9月末に、会場とオンラインのハイブリッド開催で実施されました。例年は、フライトデモ、水中・水上デモが開催されていますが、今年は1社のみという寂しい状況でした。そのような状況でも参加されている方々は、出展者も来場者も大変積極的で熱心だったように感じました。フォーラムエイトは入り口に近く、他と系統の異なるユニークな展示であることと、ほとんどのブースがハードウェア展示をメインとしている中でソフトウェアをメインとしたシステムソリューションを提供していることから、注目されているような印象がありました。ブースに来場された方からも一番興味深いブースだったとのご感想も頂いています。
今回のテーマは「DX時代のUAV活用~VRデジタルプラットフォーム~」で、VRデジタルプラットフォームをベースに展開できるさまざまな応用ケースについて、事例紹介を交えて提案しています。熊本地震時に実施した土石流シミュレーションの事例や、災害時のUAV計測により、平常時との差分から、がけ崩れ等の地形変状箇所をいち早く特定するシステム等、VRデジタルプラットフォームの可能性を提案しています。自動運転シミュレータや、VRモーションシートによるシミュレータとして除雪シミュレータなど、各種シミュレータのほか、地震シミュレータ、現在開発中のインフラデジタルベースを用いたAIによる橋梁維持管理システムなど、国土強靭化に貢献するシステムを多数展示しました。
今後もVRデジタルプラットフォームを基にDXを推進し、国土強靭化に役立つサービスや製品を提供していきます。

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DX時代のMaaS・自動運転ソリューション
第3回名古屋オートモーティブワールド
●日時:2020年10月21日~23日 ●会場:ポートメッセ なごや
●主催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
今回、フォーラムエイトは「DX時代のMaaS・自動運転ソリューション」と題して出展いたしました。安全運転シミュレータ、360度回転するVR360°シミュレータ、ジェットコースターの疑似体験ができるVRモーションシートは、メイン通りに面していることもあり、多くの方にご体験頂きました。運転時の危険予測教習などが可能な安全運転シミュレータを体験された方には、訓練や安全教育等への利用をご提案しています。そのほか、AUTOSAR対応組込システム、VRモーションシート、視線計測によりでVR空間を運転するAir Driving with Eye Tracking、製造業向けの主要フォーマットに対応したShade3D、スイート千鳥エンジンやスイート会計などCM放映中製品を展示しました。
今年も各種開発や自動運転のテスト環境、生体計測での利用についての関心が高く、カスタマイズ提案を行っています。また、駐車場の自動駐車システムや工場内での設備配置、自動運転のロボットなども提案を行っています。昨年と比較してAIの活用のご相談が増えていて、AIの学習用VRの活用提案を行っています。
今後もVRデジタルプラットフォームをベースにDXを推進して参ります。

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DX時代のクラウド・ERP活用
第4回AI・業務自動化展 / 第11回Japan IT Week 秋
●日時:2020年10月28日~30日 ●会場:幕張メッセ ●主催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
Japan IT Week は、クラウドコンピューティングやAI・業務自動化展など複数の展示会で構成される大規模な展示会です。
フォーラムエイトは「DX時代のクラウド・ERP活用の推進」をテーマに「AI・業務自動化展」に出展、AIを含む様々なクラウドソリューションとERPシステム、関連の受託開発サービスをご案内しました。
AI関連では、VRを活用したシステムや災害や防災、維持管理に活用できるインフラデジタルデータベースの例としてAIによる橋梁維持管理システムのご案内を行いました。主にVR関連のドライビングシミュレータの応用や安全教育への活用、バーチャルショールームの引き合いを頂いています。スイート会計シリーズはクラウド化を検討されている方やテレワークに合わせて、古くなったシステムの見直しを検討されている方に高い評価を頂きました。運用コストの低さも気に入って頂いています。決算ロボットとの連携サービスへの期待も高く、簡単に登録できる自社の経理ルールに従って、法人税申告書を自動作成できるメリットをご評価頂いています。併催の展示会では「セールス自動化・CRM EXPO」が同時開催されており、同展示会からのお客様にも、人事データベースと連携するトータルシステムとして販売管理、経理処理、決算処理を行える全社会計システムとグループウェアをご提案し、導入のご相談を受けています。会期直前に「CRMベストプラクティス賞」を受賞したこともあり、フォーラムエイトの取り組みをご紹介する良い機会となりました。

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DX時代の3DVRデジタルプラットフォームシステム
計測展2020 OSAKA
●日時:2020年10月21日~23日 ●会場:グランキューブ大阪
●主催:一般社団法人 日本電気計測器工業会(JEMIMA)

今回フォーラムエイトはCSAJのご協力により、関西ものづくりIoT推進連絡会議のブース14社のうちの1社として出展させて頂きました。全体ではものづくり上流のデバイス計測制御関連企業からソフトウェア開発、組込などアプリ開発企業が参加しています。
当社ブースでは「DX時代の3DVRデジタルプラットフォームシステム」と題し、UC-win/Roadで点群・写真、赤外線、生体情報を活用する各種センサー系プラグインや、計測データの活用、ITS・ADAS技術開発向け高度研究用ドライブシミュレータなど多様なシステム・ソリューションをご紹介。ブース来場者の多くは製造メーカでしたが、自治体やコンサルなどの方もいらっしゃいました。工場レイアウト検討や社内外の技術教育、計測結果の可視化などに関心をお持ちで、多数の事例をご案内いたしました。

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(Up&Coming 2021年1月号)
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