許容応力度法によりロックシェッドの部材設計を行うプログラム

ロックシェッドの設計計算

初版リリース:2005.12.28/最新Ver.リリース:2009.10.23

¥212,000

プログラム概要

許容応力度法によりロックシェッドの部材設計を行うプログラムです。
設計可能な構造形式は、(1)逆L式ラーメン構造(PC)、(2)箱形式ラーメン構造(RC)の2形式で、過去の施工実施としては、前者が約27%、後者が約12%を占めています。
よって、2つの形式をサポートすることにより、ロックシェッド全体の約40%をカバーできるものと考えられます。
本製品は、落石対策便覧(平成12年)日本道路協会、ロックシェッドの耐衝撃設計(平成11年)土木学会などを参考に開発しております。

▲メインウィンドウ(箱形式)

▲メインウィンドウ(逆L式)

▲断面力結果(箱形式:軸直角方向)

プログラムの機能と特長

設計対象構造形式

逆L式ラーメン構造形式(PC)
逆L式ラーメン構造は、主梁、谷側柱、山側受台(重力式)、谷側受台(逆T式)から構成されています。
構造解析モデルとしては、主梁と柱が剛接され、柱基部および山側支承位置をヒンジ支点とする1次不静定構造を考えます。
本製品では、主梁はT桁断面、柱は矩形断面とし、鉄筋並びにPC鋼材を配置したPC(PRC)断面照査を行います。

▲ 逆L式ラーメン構造3D図と解析モデル図

箱形式ラーメン構造形式(RC)
箱形式ロックシェッドでは、頂版、谷側柱、山側壁、底版から構成されています。
本構造では、道路軸直角方向および道路軸方向の2方向について検討することができます。
解析モデルとしては、道路軸直角方向では底版が格点バネで支持された箱形構造を、道路軸方向では柱基部が固定支持されたラーメン構造を考えます。
本形式では、内空四隅および頂版張出部にハンチを設置することも可能です。
全ての部材について、鉄筋を考慮したRC断面照査を行います。

▲ 箱形式ラーメン構造3D図と解析モデル図

緩衝構造
緩衝構造として、砂単層緩衝構造および三層緩衝構造をサポートしています。
緩衝材は、従来より砂単層が一般的でしたが、より緩衝・分散効果の高い緩衝材として、表層材は砂、裏層材に軽量で衝撃吸収性能に優れる発泡スチロールを、芯材に荷重分散効果が期待できるRC版を組合せた三層緩衝構造が開発されました。



▲砂単層緩衝構造 ▲三層緩衝構造

荷重の扱い

設計状態として、常時、落石時、地震時の検討が可能です。
背面土圧、地盤バネの扱いは、各状態毎に常時または地震時の扱いを設定できるように配慮しています。


●設計荷重状態一覧表

設計状態 死荷重 背面土圧 落石荷重 地震荷重 地盤バネ 割増係数
常時 考慮 ▼常時 - - ▼常時 1.00
落石時 考慮 ▼常時 考慮 - ▼地震時 1.50
地震時 考慮 ▼地震時 - 考慮 ▼地震時 1.50

落石荷重としては、道路軸直角方向の場合は、山側支点直上、山側支承付近、スパン中央、谷側剛接付近、柱直上の5箇所に、個別に1個の落石を載荷させ、軸方向の場合は、ブロック端部、柱軸上、柱間中央に載荷させます。
この落石による衝撃力を静的荷重に置き換えて、平面骨組解析によって断面力を算定します。

適用範囲

本製品の適用範囲を整理すると下表の通りです。


●適用範囲一覧表

項目 内容 対応
ロックシェッドの形式 箱形式RC構造
逆L式PC構造
設計法(許容応力度法) 設計荷重時
設計状態 常時
落石時
地震時
その他の荷重 背面土圧(箱形式RC構造)
緩衝材 砂単層緩衝構造
三層緩衝構造

主な照査項目

主な照査項目は下表の通りです。画面上での結果確認および印刷プレビューを行うことができます。
結果確認としては、断面照査結果一覧表、断面力結果図などを用意しています。


●断面照査項目一覧表

断面力の種類 鉄筋コンクリート構造 プレストレストコンクリート構造
曲げモーメント又は軸方向 コンクリート縁応力度
≦ 許容圧縮応力度
コンクリート縁応力度
≦許容圧縮、引張応力度
軸方向鉄筋応力度
≦ 許容圧縮、引張応力度
PC鋼材応力度
≦許容引張応力度
せん断又はねじりモーメント 斜引張鉄筋応力度
≦許容引張応力度
コンクリート斜引張応力度
≦許容斜引張応力度
(コンクリートせん断応力度
≦負担せん断応力度)
   

適用基準及び参考文献

参考文献

・落石対策便覧 平成12年6月 社団法人 日本道路協会

・構造工学シリーズ8 ロックシェッドの耐衝撃設計 平成11年6月 第1版・第2刷 土木学会

・PCロックシェッド設計の手引き 2000年10月 社団法人 プレストレスト・コンクリート建設業協会

・道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋編 平成14年3月 社団法人 日本道路協会

・道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成14年3月 社団法人 日本道路協会

製品価格

本体価格

価格は税別表示です

製品名 価 格
ロックシェッドの設計計算 ¥212,000

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名

価格

ロックシェッドの設計計算 ¥84,800

>>ライセンス形態についての詳細はこちら

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税別表示です

製品名 アカデミー価格
ロックシェッドの設計計算 ¥169,600

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税別表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(ロックシェッドの設計計算) 無償 ¥53,000
サブスクリプション(ロックシェッドの設計計算 フローティング) ¥74,200

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税別表示です

■レンタルライセンス

対象製品 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
ロックシェッドの設計計算 ¥74,200 ¥95,400 ¥112,360 ¥137,800

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
ロックシェッドの設計計算 ¥122,960 ¥159,000 ¥188,680 ¥233,200

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

ロックシェッドの設計計算
バージョン リリース日 バージョンアップ内容
1.02.00 09/10/23
  1. 1.3D PDF出力に対応
  2. 2.Windows7に対応
1.01.00 07/10/10
  1. 1.製品HelpをHTMLに対応(Vista対応)
  2. 2.Web認証のレンタルライセンス・フローティングライセンスに対応
1.00.00 05/12/28
  1. 1.新規リリース

動作環境


動作環境

OS Windows 8 / 10
CPU 推奨PentiumIII 800MHz以上 (推奨PentiumIV 3.0GHz以上)
必要メモリ(OSも含む) 512MB以上
必要ディスク容量 約120MB以上(インストール時)
計算実行時には、解析モデルの大きさ、出力データの種類によって
約500MB~数GB 程度のハードディスク空き容量が必要
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F7S
ファイル出力 F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、PDF、 JTD、JTDC
画像:3DS
他製品との連動 <保存>
UC-win/Road(3DS)

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画面サンプル

▲メインウィンドウ(箱形式)

▲メインウィンドウ(逆L式)

▲形状入力

▲形状入力(3D確認機能)

▲荷重入力(落石荷重)

▲荷重入力(検討ケースの確認)

▲配筋入力(PC断面)

▲配筋入力(PC断面)

▲応力度結果(逆L式)

▲断面力結果(箱形式:軸直角方向)

▲断面力結果(箱形式:軸方向)

▲断面力結果(逆L式)

▲印刷プレビュー(死荷重)

▲印刷プレビュー(曲げ照査)


PDF出力例 (3D PDF対応の3次元モデル挿入)

 

RC箱形式のサンプルデータ
 ( 95P, 1,132KB )

PC逆L式のサンプルデータ
( 43P, 478KB )
 

Q&A(製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

製品概要は?

対象とするPCボックスカルバートは、頂版、底版はPC鋼棒を使用したポストテンション方式のプレストレストコンクリート部材、側壁は鉄筋コンクリート部材となります。


適用形状は?

形状:単ボックスの標準形・インバート形
地盤:多層地盤に対応
基礎:直接基礎のみ



応答変位法による地震時検討

地震時の検討は、「共同溝設計指針」、「駐車場設計施工指針」、「下水道施設の耐震対策指針」を参照し応答変位法により地震荷重を算出し、レベル1地震時は許容応力度法、レベル2地震時は限界状態設計法による耐力照査により検討します。


▲地震時バネ入力画面


多層地盤の対応について

対象とするPCボックスカルバートは、頂版、底版はPC鋼棒を使用したポストテンション方式のプレストレストコンクリート部材、側壁は鉄筋コンクリート部材となります。


▲多層地盤入力画面


参考文献は?
  • 道路土工カルバート工指針(平成21年度版)(平成22年3月)社団法人日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 I 共通編(平成14年3月)社団法人日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋編(平成14年3月)社団法人日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編(平成14年3月)社団法人日本道路協会

 >> サポートページ PCボックスカルバートの設計計算 Q&A集

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