(2)照査手法の体系
¢地上構造物では、地盤面の地震加速度が起因する。
¢地中構造物では、地盤の変形が起因する。
¢  なお、開削トンネル等の線構造物は、地盤の空間的変動が起こり構造物間のずれが生じる。
¢また、中間的な構造物も多数有る。
¢このことから、各構造物により、損傷するメカニズムが大きく異なる。
a.大規模地震時に構造物に与える要因
図-2 大規模地震時における地震荷重の考え方。
そこで、各構造物に合った耐震照査手法を取り入れる必要がある。