d.下部構造の構造解析
¢構造解析では、大規模な排水機場で多く隔壁や中間梁が有る場合、2次元フレーム解析によると躯体剛性を適切に表現できず、実際の動的挙動を得ていると言い難い。
¢これは、各断面の照査になるのであるが、変形を抑制する剛性が有るにも関わらす、これを無視し危険な状態であると評価するためである。
¢そこで、全体剛性を評価し、また、隔壁の拘束効果や荷重分散を考慮し、側壁や中間壁・隔壁を版でモデル化する必要がある。
¢また、震災後のポンプ運転の可否の判断のためには、各床の残留変形角を得る必要があり、部材の弾塑性を考慮する必要が有る。
図-5 2次元による解析モデル例
UC-Win/FEAM3D画面)
各断面のコントロールとなる部分をモデル化