c. 材料のモデル化
部材モデルは、塑性化を考慮した積層板モデルとするので、材料も非線形性を持たせるようにする必要がある。そこで、ここでは、コンクリート標準示方書設計編(2007年版)に示される値とした。表-2に仮定した材料と、図-16に各材料の非線形特性を示す。
表-2 仮定した材料
コンクリート
σCK=21N/mm2
鉄筋
SD295A
図-16 材料の非線形特性
a.コンクリート
b.鉄筋
今回は、既設排水機場とし、建設当時の強度としている。