洪水吐の設計計算 Ver.3 バージョン更新内容

2024年 04月 02日 更新

Ver.3.00.00更新日:'17.10.03

要望対応

  • 入力
    • 配筋入力画面に下段の入力についてメッセージを記述するように対応しました。
  • 入力、ファイル
    • 基準値ファイル(降雨強度式)を取り扱えるように対応しました。
      メインメニューの基準値-降雨強度式の登録より、降雨強度式を入力することにより、お客様の環境下(レジストリ)に一度入力した降雨強度式を保持し、設計洪水流量の計算に用いる降雨強度式を選択することができます。
      また、弊社製品「調節池・調整池の計算」、「ため池の設計計算」で使用した基準値ファイルを読み込みまたは、保存することにより、基準値ファイルとして異なる製品でも取り扱うことが可能です。
  • 以下の各県の降雨強度式をSampleフォルダー下の各県フォルダーへ保存していますのでご利用頂きたいと存じます。

    • 愛知県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      愛知県の確率降雨(平成18年1月1日から適用)に準拠。
    • 福島県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      福島県の確率降雨(平成26年4月1日から適用)に準拠。
    • 栃木県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      栃木県の洪水到達時間確率降雨(平成14年度算出)に準拠。
    • 滋賀県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      開発に伴う雨水排計画基準(案) 平成14年4月 滋賀県土木交通部河港課に準拠。
      近畿地方整備局資料(設計便覧(案) 河川編(H19.12) 第9編参考資料第1章)に準拠。
    • 兵庫県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      近畿地方整備局資料(兵庫県土木技術管理規定集_河川編 H15.4)に準拠。
      兵庫県広報号外28年3月28日に準拠。
    • 広島県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      道路事業設計要領 【設計編】平成25年6月 広島県に準拠(分毎(10min~180min)の降雨強度式のみ)。
    • 山口県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      山口県降雨強度曲線式 平成27年4月改訂 山口県河川課に準拠。
    • 熊本県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      熊本県内における確率降雨強度の算定 平成20年6月 熊本県土木部河川課に準拠。
    • 千葉県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      千葉県における宅地開発等に伴う雨水排水・貯留浸透計画策定の手引に準拠。
    • 福岡県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      福岡県平成18年8月短時間、長時間降雨強度式に準拠。
    • 宮崎県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      宮崎県平成26年度確率降雨強度式に準拠。
    • 山形県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      山形県 河川整備計画資料集(H22.12)短時間確率雨量強度式に準拠。
  • 入力、計算、出力、ヘルプ
    • 背面土砂の入力を設け、計算に反映するように対応しました。
      貯水池、背後地別々に背面土砂形状を指定することができます。
      一定勾配、台形盛土に対応しました。
    • 載荷重の換算(等分布載荷重換算)の計算に対応しました。
      フリューリッヒの地盤応力の理論を応用、モーメント換算
      台形盛土荷重の等分布載荷重換算
      柔構造樋門 設計の手引きの換算載荷重
  • 入力、計算、結果確認、出力、ヘルプ
    • 常時のみを計算するように対応しました。
    • 底版の曲げ応力度の抽出方法に許容値と比較して一番厳しい照査位置の結果を表示・出力するように対応しました。
  • 結果確認
    • 曲げ応力度結果確認画面において必要鉄筋量の照査(比較)に対応しました。
      メインメニュー-オプション-表示項目の設定画面で指定することができます。
  • 出力
    • 新たに追加した基準書を出力するように対応しました。
  • ヘルプ
    • 計算式等について準拠している基準書名とページ数を記述するように対応しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.0.0」
  • 「概要」→「著作権」→「プログラム使用許諾権」
  • 「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
  • 「概要」→「プログラム機能概要」→「機能及び特長」
  • 「概要」→「プログラム機能概要」→「適用範囲」
  • 「概要」→「プログラム機能概要」→「参考文献」
  • 「操作方法」→「標準的な処理の流れ」→「設計手順」
  • 「操作方法」→「メイン画面」→「メイン画面の構成」
  • 「操作方法」→「メニュー操作」→「メニュー構造」
  • 「操作方法」→「ファイル」→「ファイルアクセス」
  • 「操作方法」→「入力」→「材料」
  • 「操作方法」→「入力」→「背面土砂形状」
  • 「操作方法」→「入力」→「荷重」
  • 「操作方法」→「入力」→「考え方」
  • 「操作方法」→「結果確認」→「応力度計算結果確認」
  • 「操作方法」→「基準値」→「基準値(降雨強度式の編集・登録)」
  • 「操作方法」→「基準値」→「基準値(降雨強度式の選択)」
  • 「操作方法」→「ヘルプ」→「バージョン情報」
  • 「計算理論及び照査方法」→「概要」→「概要」
  • 「計算理論及び照査方法」→「水理計算」→「設計洪水流量」
  • 「計算理論及び照査方法」→「水理計算」→「余裕高(側壁高)」
  • 「計算理論及び照査方法」→「安定計算」→「安定計算」
  • 「計算理論及び照査方法」→「安定計算」→「浮き上がりの検討」
  • 「計算理論及び照査方法」→「安定計算」→「転倒に対する検討」
  • 「計算理論及び照査方法」→「安定計算」→「滑動に対する検討」
  • 「計算理論及び照査方法」→「FRAME解析」→「FRAME解析」
  • 「計算理論及び照査方法」→「応力度照査」→「応力度照査」
  • 「計算理論及び照査方法」→「応力度照査」→「コンクリートの最大せん断応力度」
  • 「計算理論及び照査方法」→「応力度照査」→「付着応力度」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」
  • 「サポート」→「技術的なお問い合せ」

Ver.3.00.01更新日:'18.07.03

要望対応

  • ファイル(基準値)
    • 宮城県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      宮城県河川技術資料第111号 平成8年4月1日 宮城県における降雨強度式の決定(改訂)に記載されている確率別降雨強度式に準拠。
      宮城県 土木設計施工マニュアル(砂防編)(平成22年9月1日以降適用)の砂防設計降雨強度一覧に記載されている降雨強度式に準拠。

不具合対応

  • ファイル(基準値)
    • 水理計算を行う場合、形状寸法の初期入力時に入力範囲外の側壁高が初期値としてセットされる場合がある現象を修正しました。
  • 計算
    • 壁面摩擦角の内部計算時に、側壁の傾斜または張り出し長が0.1(m)に非常に近い値の場合、常時安定計算時の壁面摩擦角を正しく用いていなかった現象を修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.0.X」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」
  • 「サポート」→「ご購入についてのお問い合せ」

Ver.3.01.00更新日:'19.01.25

要望対応

  • 入力、計算、ファイル(基準値)
    • タルボット型、シャーマン型、久野・石黒型、クリーブランド型の降雨強度式について、式中のtの単位の指定(分単位、時間単位)を行えるように対応しました。
    • 山梨県2型の降雨強度式をクリーブランド型に統合しました。これに伴い、以下の変更を行いました。
      -山梨県1型の降雨強度式名称の初期値(本製品の推奨値)を山梨県型に変更しました。
      -降雨強度式選択より、山梨県2型の降雨強度式を削除しました。
  • 表示
    • メイン画面の3D図について、3Dアノテーション(寸法表示)に対応しました。
  • ファイル(基準値)
    • 京都府の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      開発行為に伴う治水対策事務処理マニュアル(案) 平成20年4月に準拠
    • 広島県の3~24hrの基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      道路事業設計要領 【設計編】平成25年6月 広島県に準拠
    • 岡山県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      岡山県県土保全条例の手引き 平成28年4月 岡山県県民生活部中山間・地域振興課に準拠

不具合対応

  • 表示
    • 開水路左右非対称型にて背面土重を考慮する場合に、メイン画面の3D図を正しく描画していなかった現象を修正しました。
  • 表示、出力
    • 開水路左右非対称型にて背面土重を考慮する場合に、側面図の張出寸法を正しく描画していなかった現象を修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.0」
  • 「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
  • 「操作方法」→「メイン画面」→「メイン画面の構成」
  • 「操作方法」→「スピードボタン操作」→「スピードボタン」
  • 「操作方法」→「基準値」→「基準値(降雨強度式の編集・登録)」
  • 「操作方法」→「オプション」→「表示項目の設定」
  • 「計算理論及び照査方法」→「概要」→「概要」
  • 「計算理論及び照査方法」→「水理計算」→「設計洪水流量」
  • 「計算理論及び照査方法」→「安定計算」→「安定計算」
  • 「計算理論及び照査方法」→「FRAME解析」→「FRAME解析」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」
  • 「サポート」→「技術的なお問い合わせ」

Ver.3.01.01更新日:'19.04.12

不具合対応

  • 入力
    • 認証速度の低下により、入力画面の表示、およびデータファイルの保存に時間が掛かっていた現象を修正しました。
    • 基準値(降雨強度式)入力画面にてVer.3.0.1以前にて作成した基準値ファイル読み込んだ場合、山梨県2型の降雨強度式を正しく変換していなかった現象を修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「概要」→「著作権」→「プログラム使用権許諾」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

Ver.3.01.02更新日:'19.11.13

重要

  • 2019年10月のWindows Update月例パッチ適用後、通信エラーが発生しWeb認証が出来ない場合がある不具合を修正しました。
    2019年10月8日にマイクロソフト社より配信されましたWindows Updateの更新プログラムによる影響で、弊社製品のライセンス認証において、「通信エラーです」、「socket error=13」(または「socked error=8」)というメッセージが表示され、ライセンス認証が出来ない場合があり、これを修正しました。併せて、弊社ホームページQ&AのQ1-45をご確認ください。
    https://www.forum8.co.jp/faq/webactivqa.htm#q1-45

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「概要」→「著作権」→「プログラム使用権許諾」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

Ver.3.01.03更新日:'20.04.20

要望対応

  • 入力
    • 「考え方」入力画面の「許容最大地盤反力度」タブに、「支持地盤の粘着力c」の入力を追加しました。
  • ファイル(基準値)
    • 和歌山県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      和歌山県管内 確率降雨強度の算定 平成26年3月 に準拠
    • 神奈川県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      神奈川県林地開発許可審査基準 に準拠
    • 山梨県の基準値(降雨強度式)ファイルを追加しました。
      開発許可申請等の手引き 令和元年10月 に準拠

不具合対応

  • 入力、計算
    • 許容最大地盤反力度計算時の支持地盤の粘着力に、基礎底面と地盤の間の付着力CBを用いていた現象を修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「概要」→「著作権」→「プログラム使用権許諾」
  • 「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
  • 「操作方法」→「入力」→「考え方」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

Ver.3.01.04更新日:'21.07.30

要望対応

  • 入力
    • 入力画面「荷重」の「荷重詳細入力」で地震時の雪荷重とその他上載荷重の載荷位置を入力した場合、常時の値が設定されていた現象を修正しました。
  • 計算
    • 安定計算時に、抵抗モーメントの値を正しく設定していなかった現象を修正しました。
    • 入力画面「任意荷重」で部位に「左壁」、または「右壁」を指定した任意荷重を入力した場合、FRAME計算時に載荷する方向が誤っていた現象を修正しました。
    • 入力画面「任意荷重」で部位に「底版」を指定した集中荷重を入力した場合、FRAME計算時に載荷する位置が誤っていた現象を修正しました。
    • 入力画面「任意荷重」で部位に「底版」を指定した分布荷重を入力した場合、FRAME計算時に載荷する荷重値が誤っていた現象を修正しました。
    • 入力画面「任意荷重」で部位に「底版」を指定した分布荷重を入力し、かつ隅角部格点集中荷重を考慮する場合、FRAME計算時に載荷する隅角部格点集中荷重の荷重値が誤っていた現象を修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」
  • 「サポート」

Ver.3.01.05更新日:'21.12.27

要望対応

  • 表示・出力
    • 「底版の曲げ応力度抽出方法」に「応力度の最大位置を抽出する」を指定し、かつ曲げ応力度照査の「側壁端部(X=0)の照査」に「照査する」を指定した場合に、側壁基部の結果を表示・出力していなかったため、修正しました。
  • 出力
    • 計算書の「断面力の計算|荷重|地震時動水圧」に出力するhに底版下面からの高さを出力していたため、修正しました。
    • 計算書の「断面力の計算|荷重|地震時動水圧」に出力する荷重図について、内水の地震時慣性力の描画を正しく行っていなかったため修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「操作方法」→「ヘルプ」→「Internet利用による問い合わせ」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

Ver.3.01.06更新日:'22.03.17

不具合対応

  • 出力
    • 計算書の「設計条件|材料」に出力する背後地側のせん断抵抗角に、貯水池側の入力値を出力していたため修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

Ver.3.01.07更新日:'23.05.17

機能改善

  • Web認証の安定性を改善しました。

要望対応

  • 入力、計算、表示、出力
    • 入力画面「考え方」のタブ「土圧」に「左右対称時の土圧」の設定を追加し、洪水吐形式が「開水路左右対称型」で偏心量が生じない場合には、貯水池側と背後地側の両方を主働土圧として計算できるように対応しました。

不具合対応

  • 計算
    • 安定計算時の土圧作用面が壁面の場合に、土圧計算時の仮想背面の位置に誤りがあったため修正しました。
    • 地盤反力度の照査において、地盤反力度算出時の全鉛直荷重に誤りがあったため、修正しました。
    • 部材設計時の水平反力の算出に誤りがあったため、修正しました。
    • FRAME計算において、水平方向の地盤反力度を考慮していなかったため、修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「概要」→「著作権」→「プログラム使用権許諾」
  • 「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
  • 「操作方法」→「入力」→「考え方」
  • 「計算理論及び照査方法」→「安定計算」→「安定計算」
  • 「計算理論及び照査方法」→「FRAME計算」→「FRAME計算」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」
  • 「サポート」→「技術的なお問い合わせ」

Ver.3.01.08更新日:'24.02.21

不具合対応

  • 出力
    • 計算書の「流入部|設計条件|基本条件」の「開水路型の対策」の出力に誤りがあったため、修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

Ver.3.01.09更新日:'24.04.02

不具合対応

  • 計算
    • 開水路左右対称型でハンチを設けた場合に、安定計算時の自重の重心位置の計算に誤りがあったため修正しました。
    • ハンチを設けたモデルにて、安定計算時の内水の体積、および重心位置の計算に誤りがある場合があったため修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョンアップ及び改良点」→「Ver3.1.X」
  • 「Q&A」→「Q&A項目分類」

更新履歴バックナンバー

LOADING