本連載では、主な機能や関連情報をピックアップして紹介していきます。Shade3Dは、高精度のモデリング、レイアウト、カメラ、光源、レンダリング、アニメーションなど建築パースやインテリアデザイン、プロダクトデザインに必要な機能を搭載し、UC-win/Roadのモデリングツールとして活用が可能です。
https://shade3d.jp/

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Vol.29
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スカルプトモデリング
Shade3D Ver.26.0 より搭載された「スカルプト」は、粘土をこねるように直感的に3Dモデル(ポリゴンメッシュ)の制作をすることができる機能です。12種類のブラシを使って3Dモデルに凹凸などをつけることができ、複雑で有機的な3Dモデルの作成を行えます。生物やキャラクターだけでなく、デザイン性の高いアクセサリの制作、布製品のシワを自然に仕上げるなど、さまざまな用途に活用することができます。
同じくVer.26.0より「UV作成」機能に追加された「UVのグリッド整列」は四角形で構成されたUVメッシュの全体や選択部分をグリッド状に整列させる機能で、UVマップの視認性をあげることができます。
※「スカルプト」はShade3D Professional 以上のグレードで、「UVのグリッド整列」はShade3D Standard以上のグレードで使用できます。
スカルプトで作成した3Dモデル
ソファのクッション部分に使用
アクセサリー、皿に使用
ライオンの頭部をスカルプトで作成
ライオンの3Dモデルができるまで
1.ポリゴンメッシュで半径1,600mmの「球」を作成
2.「押し出し」や「ベベル」で大まかな形状を作成
3.「再分割」でメッシュを細かくし、丸く盛り上げる「ブロブ」、つまみ上げる「グラブ」、滑らかにする「スムーズ」ブラシを使って顔、鼻、口、耳を整える
4.掘り下げる「ドロー(シャープ)」、折り目をつけるように掘り下げる「クリース」ブラシも追加してさらに細部を調整する
5.「再分割」で細かくし、タテガミ部分にディティールをつける
6. 別形状で作成した「舌」と「ひげ」を組み合わせて完成
PBRマテリアル設定とメタバニアF8VPSへの出力
活用例として、完成した3Dモデルに金属のPBRマテリアルを設定し、「glTF」形式で出力、「メタバニアF8VPS」へインポートしました。
「メタバニアF8VPS」メタバースへインポートした3Dモデル
UVのグリッド整列
「UVのグリッド整列」を使用することで、四角形のメッシュで構成されたUVをグリッド状に整列させることができます。
■開いたメッシュ
UVの一つの面にしか接していない頂点のうち、最もUV原点に近いものを基準に整列します。
■縦か横が閉じたメッシュ
上面、底面のない円柱やパイプなどのUVを境界稜線のうち、最もUV原点に近いものを基準に整列します。
■閉じたメッシュ
トーラスなどメッシュが閉じているUVを最もUV原点に近い頂点を基準に整列します。
■選択部分のみ整列
UVの選択部分のみを整列します。
■UV展開されていないメッシュ
UVを持たないメッシュに、グリッド状のUVを展開します。
(Up&Coming '25 秋の号掲載)





















