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電子納品
SXF3.1
3D PDF

UC-Draw 3DCAD

土木専用2次元汎用CAD、朱書き機能対応版 建築CAD図面作成要領(案)(平成14年11月改訂版)対応

3D PDF
SXF3.1
電子納品

●新規価格

157,300円(税抜143,000円)

●リリース2022年9月

機能概要

本製品では、従来のUC-Drawに対して下記の機能追加、拡張を行っています。

  • 3Dオブジェクトへの対応
  • 操作性改善
今回はこれらの機能概要についてご紹介いたします。

3Dオブジェクトへの対応

従来は2Dオブジェクトを作図対象としていましたが、本製品では3Dオブジェクト(面、ソリッド、サーフェス)を作図対象に加えています。

この対応により、2次元CADであったUC-Draw で、3Dオブジェクトの「作成」「編集」「ファイル入出力」が可能となり、3次元CADとしてもご利用頂けるようになりました。

図1 メイン画面

また、「2Dオブジェクトから3Dオブジェクト」、「3Dオブジェクトから2Dオブジェクト」を作成することができるようになりました。

・3Dオブジェクトの作成
3Dオブジェクトは「押し出し」「スイープ」等で作成することができます。その場合に使用する「断面」を2Dオブジェクトで作成、または既存の図形から選択後に、「押し出し量」「パス」を指定することで容易に3Dオブジェクトを作成することができます。

図2 3Dオブジェクトの作成

弊社の製品で、同様の3Dオブジェクトを作成することができる「3D配筋CAD」がありますが、「断面」を「数値入力」で作成している為、既存図面から作成する場合でも、断面情報の入力が必要になります。本製品では、2Dオブジェクトの既存図面を利用して「断面」の作成が可能ですので、より効率的な作成が可能となります。

図3 「3D配筋CAD」の断面作成

・断面図、外形図の作成
3Dオブジェクトから「断面図」「外形図」を作成することができます。「断面図」では「断面の位置」と「視線方向」、「外形図」では「視線方向」を指定することで、2Dの図形を作成することができます。

図4 断面図の作成

操作性改善

操作性改善として下記の機能追加、改善を行っています。

・躯体寸法線の一括作図
従来は躯体寸法線を「引出方向」「表示段数」ごとに作図していましたが、本製品では少ない操作(躯体を選択、寸法線の引出方向をマウスクリック)により、一括で作成する機能に対応しました。

「図4」(右側)の躯体寸法線を作図する場合、従来は「引出方向」「表示段数」ごとに4回のコマンドで作図する必要がありましたが、本製品ではこの機能により1回のコマンドで作成することができ、効率良く躯体寸法線を作図することができます。

図5 一括作図

・数値入力
従来の「数値入力」「ガイド」は、メインウィンドウ下の「作図編集入力バー」にある為、操作時に「図面ウィンドウ」と「作図編集入力バー」で視線の移動が必要でしたが、本製品ではマウスカーソル位置に「数値入力」「ガイド」を表示することができるようにして、視線を移動することなく「数値入力」「ガイド」を容易に確認できるようにしました。

図6 数値入力

その他の改善内容

本製品では、これまでご紹介してきた以外にも、従来のUC-Drawに対して機能改善や要望対応を行っています。

  • 複数スケールシートのオブジェクト複写
  • 表示速度の高速化
  • 要素情報ウィンドウ
今後も引き続き、お客様のご要望にお応えできるよう改善を進めてまいります。



(Up&Coming '22 秋の号掲載)

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