New Products & Service 水工

開水路の設計・3D配筋 Ver.9

土地改良「水路工」に特化したU型開水路計算・図面作成プログラム

3DA対応
計算・CAD機能
3D配筋対応
電子納品
SXF3.1
IFC
3D PDF
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計算・CAD機能
3D配筋対応
電子納品
SXF3.1
IFC
3D PDF

●新規価格

159,500円(税抜145,000円)

●リリース2023年7月

Ver.9 の改訂内容

Ver.9 では、主に次の機能追加や拡張を行いました。
・試行くさび法による受働土圧計算に対応
・複数載荷荷重の盛土荷重換算に対応
・内壁形状拡張対応
以下に、これらの機能の概要を紹介します。

受働土圧の試行くさび法対応

受働土圧の算定手法として、新たに「試行くさび法」による計算も可能となりました。
試行くさび法は、壁下端から発生するすべり面の方向を種々に変化させ、それぞれのすべり面と壁背面に挟まれる土くさびに作用する力の釣り合いから壁に作用する土圧の極大値をもとめ、これを主働土圧や受働土圧とする方法です。試行くさび法を用いることで、地表面形状や載荷荷重の位置や幅を厳密に評価できます。
土地改良「水路工」では、フルーム構造の左右壁高が異なる等で偏土圧が生じる場合について、水平反力を考慮した検討方法が記載されています。この時の水平反力は受働土圧の範囲以内とする必要があり、クーロン土圧公式による受働土圧係数を用いて求めることとされています。「開水路の設計・3D 配筋」でも、これらの記載に準拠してクーロン土圧公式を採用しています。
しかしながら、クーロン土圧公式を用いた従来の方法では、地表面形状は水平か一定勾配でなければならず、また、地表面載荷荷重も一様分布が前提となり、載荷位置や載荷幅を考慮する事はできません。これに対して、「試行くさび法」による算定手法は、これらを厳密に評価できるというメリットがあります。



  図1 試行くさび法による受働土圧                図2 地震時受働土圧(試行くさび法)連力図

複数載荷荷重の盛土荷重換算対応

土圧算定にクーロン公式を用いるためには、地表面が水平か一定勾配である必要があります。そのため背面盛土の有る条件等では、背面盛土及び載荷荷重を、フローリッヒの地盤応力の理論の応用により等分布荷重換算する場合があります。これまでは、この時に考慮できる地表面の載荷荷重は一つのみでしたが、Ver.9では複数の載荷荷重を考慮できるようになりました。


図3 複数載荷荷重の盛土荷重換算


内壁形状拡張対応

内壁の勾配及びハンチを考慮できるよう機能を拡張しました。
内空部の内壁については、Ver.7より対応していますが、内壁の形状は矩形のみに限定しており、側面の勾配やハンチを考慮する事ができませんでした。Ver.9ではこれらに対応し、より現実的なモデル化が可能となりました。


図4 内壁の水位ブロック図

図5 内壁形状入力画面

図6 内壁ハンチ入力画面


(Up&Coming '23 盛夏号掲載)

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