New Products & Service 3DCG

Shade3D Ver.26

メタバース、BIM/CIM対応 統合型3DCGソフト

●新規価格 Professional Ultimate:330,000円( 税抜 300,000円) Professional Civil:242,000円( 税抜 220,000円)
Professional:132,000円(税抜120,000円) Standard:66,000円(税抜60,000円) Basic:27,500円(税抜25,000円)

 


●リリース2025年7月

         

はじめに

Shade3D Ver.26では、モデリングや入出力を中心とした新機能対応、機能強化により、メタバース、BIM/CIMなどでの利用を含めた利便性の向上が行われます。今回は主な機能についての概要をご紹介いたします。
※画面は開発中のものです。予告なく変更される場合があります。

スカルプトモデリング

粘土をこねるように直感的に3Dモデル(ポリゴンメッシュ)の制作をすることができる機能です。複雑で有機的な形状の作成に向いており、生物やキャラクターだけでなく、デザイン性の高いアクセサリの制作、布製品のシワを自然に仕上げるなど、さまざまな用途に利用できる機能です。

図1 スカルプトモデリングによるアクセサリ制作、インテリアへのディティールの追加

メタバニアF8VPS連携強化

Shade3DからメタバニアF8VPSのアセットにモデルの直接追加や上書き保存が行えるようになります。

別アプリケーションとしてメタバニアF8VPSエディタを開くことなく、Shade3DからメタバニアF8VPSのアセットへglbファイルの追加・上書き保存が可能になります。

さらにメタバニアF8VPSリアルタイム連携機能と組み合わせることで、メタバニアF8VPSシーン上に実際に配置した状態を確認してからアセットに追加できるため、シーンに適したモデルの作成が容易になり、作業時間の短縮も期待できます。
※Shade3Dから直接、メタバニアF8VPS空間上にモデルを追加・配置することはできません。

図2 Shade3DからメタバニアF8VPSのアセットへ追加

道路線形の縦断線形対応

道路線形曲線の縦断線形(垂直方向のカーブ)を細かく汎用的に定義できるように対応します。

平面線形で作成された曲線の長さに対して縦断曲線ポイントを定め、緩和曲線のパラメータ(長さに対する高さ、VCL(縦断曲線長)、緩和曲線のタイプ)を設定することで、現実で使用される道路に即した曲線を作成できるようになります。

図3 縦断曲線設定による地形の勾配に合わせた道路線形の生成

glTF入出力の光源対応

基本的なオブジェクト光源である平行光源、点光源、スポット光源の入出力に対応します。

屋外シーンの太陽光、照明器具などの光源を組み込み、VRシーンに反映させることができます。

図4 Shade3D上で配置した光源をglTF出力に反映

DXF入出力の強化

R12以降のファイル形式やバイナリ形式のDXFへの対応をします。

様々なソフトウェアとの互換性を向上し、スムーズに連携させることが出来ます。

3Dパラメトリックツール 土工対応

道路土工構造物(ボックスカルバート、擁壁)の3Dモデル生成に対応します。

簡単な操作でIFC情報が付与された道路土工構造物を生成することができます。また、UC-1製品「3Dパラメトリックツール 土工」とIFCファイル形式で入出力を行うことで生成する際に入力したパラメータを再利用することができます。

図5パラメトリック入力画面による道路土工構造物の生成

(Up&Coming '25 盛夏号掲載)

LOADING