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下水道管の耐震計算 Ver.4

下水道管本体鉛直断面、軸方向、管きょの接合部の耐震計算プログラム

水工
電子納品
3D PDF
AI

●新規価格 ¥253,000(税抜¥230,000)


●リリース2025年12月

製品改定内容

「下水道管の耐震計算 Ver.4」では、改定された基準対応とAIを使用したサポート機能の拡張を行っています。

1.下水道施設の耐震対策指針と解説2025年版対応
2.地盤変位量の直接入力
3.F8-AI™ UCサポート機能

以下にその機能概要についてご紹介いたします。

下水道施設の耐震対策指針と解説2025年版対応

「下水道施設の耐震対策指針と解説」(以下、下水道施設)について、設計基準に下水道施設2006年、2014年に加えて2025年を追加します。下水道施設では、これまで応答速度が大きいレベル2地震時タイプⅡのみ検討をしていましたが、下水道施設2025では、レベル2地震時タイプⅠの検討を行う必要があります。


図1 「基本条件」画面 基準選択



その中で下水道管のような管路施設の耐震設計では、地震動タイプについてタイプⅠとタイプⅡの内、より大きい応答速度を用いて計算を行います。設計対象地震動では、基準に沿った大きいほうを自動的に用いて設計に使用するだけではなく、レベル2地震時タイプⅠ、タイプⅡを個別にも選択できるようにします。また、これまで浮き上がり検討や地盤沈下量について、レベル2地震時はタイプⅡの結果を反映していました。下水道施設2025では、管本体の計算でタイプⅠ/タイプⅡのどちらを使用するかがわからないことから、地震動タイプの直接指定以外に管本体の計算で使用した地震動タイプを使用する選択を追加しました。


図2 液状化判定結果の反映

地盤変位量の直接指定

地盤FEM解析を行った結果を直接入力できるように、地盤の水平変位振幅の直接入力に対応します。入力した水平変位振幅を用いて下記位置での変位振幅を計算する。

1.管きょ中心位置の変位振幅(軸方向の照査、継手位置の照査)
2.法線・接線荷重、周面せん断力(鉛直断面:RC杭、陶管)

各計算深度での水平変位振幅は、入力された値より直接補間を用いて計算します。


図3 地盤変位量の直接入力

F8-AI™ UCサポート

新バージョンでは、製品の入力操作や設計支援を目的として、対話型AIを用いたサポート機能を実装します。

本製品を含めUC-1シリーズでは、「F8-AI™ UCサポート」として(図4)、入力操作や計算理論の解説など、サポート窓口へお問合せいただくことなく製品内で解決可能な手段をご提供します。

また、多言語および音声入力にも対応し、設計業務をサポートします。


図4 F8-AI™ UCサポート


(Up&Coming '26 新年号掲載)

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