鋼床版鈑桁・箱桁の概略設計計算プログラム
初版リリース:2015.03.10
機能
仕様
対象構造物 | 鈑桁・箱桁構造の鋼道路橋に対応 |
---|---|
線形 | 直線、円弧、クロソイドの組合せ(支間に依存する制限なし)に対応 |
断面力、 影響線計算方法 |
変形法に対応(橋梁用格子解析エンジン使用) 1-0法での計算も可能 |
主桁数 | 最大20主桁(格点数600、部材数1000まで) |
桁間数 | 最大14径間(格点数600、部材数1000まで) |
支間長 | 1支間100mまで |
パネル数 | 1支間に付き最大20パネル |
橋、桁タイプ | パターン入力により直線桁、曲線桁、バチ桁、スキュー付桁に対応 座標入力により任意形桁に対応(整形格子に限る) 支間ごとに桁タイプ、格子形状を設定可能 |
横断面形状 | 歩道付き、歩道なし、中央分離帯考慮可能 支間ごとに始端と終端の断面形状をパラメータ入力 各部断面形状を曲線補間または直線補間で自動作成 任意箇所の断面形状を1支間につき10個所まで |
断面最適化 | 「土木構造物ガイドライン」に沿った省力化設計 断面変化位置、厚み、材質を自動算出/手動による修正計算が可能 |
荷重 | A活荷重、B活荷重、T荷重、活荷重なし、 群衆荷重のみ、ユーザー設定線荷重は、最大10ヶ所まで可能 |
桁高変化 | 桁ごとに橋軸方向への桁高変化を定義可能 |
枝桁 | 桁の端部に枝桁の設置に対応。主桁の本数が橋軸方向に増減する枝桁や、斜角のきついバチ桁などの非整形格子形状にも対応 |
その他 | 耐候性鋼材、降伏点一定鋼、曲線桁の付加応力度算出の指定が可能 |
SI単位表記 | 従来単位とSI単位の切換機能対応、入力・表示・印刷時の切換え可能 |
数量計算
道路橋示方書 | 「道路橋示方書・同解説 I 共通編」(公社)日本道路協会 「道路橋示方書・同解説 II 鋼橋編」(公社)日本道路協会 「道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する参考資料」(公社)日本道路協会 |
•「土木構造物設計ガイドライン」 建設省
•「鋼道路橋数量集計マニュアル」(財)建設物価調査会
鋼連続桁橋において、既に打設された床版が鋼桁と一体となった合成桁として作用するものとし、その後打設される床版荷重によって引張を受け、床版に有害なひび割れが生じるか否かを判断するための指標として、コンクリート床版の応力度を算定するものです。
関連情報
機能および特長
本製品は、「Engineer's Studio®」の計算部を用いた面外解析を行うプログラムです。
・断面はI桁と箱桁の2種類に対応
・若材齢時におけるヤング係数の考慮が可能
・ジャッキアップ・ダウンの考慮が可能
・架設ステップ毎の 解析結果確認、および報告書形式の出力帳票
本製品は、打設区間や養生期間はトライアルを行うことで決定が出来るようになっております。
照査方法等について
若材齢時におけるヤング係数については、JH基準あるいはCEB-FIP Model Code 1990(MC-90)に準拠することが可能です。また、考慮しないとすることも可能となっております。JH基準に準拠する場合は、次式にて考慮します。
ここに
Ec(t):材齢t(日)におけるコンクリートのヤング係数(N/mm2)
Ke:下図参照
Ec(28):材齢28日におけるヤング係数(N/mm2)
引張(圧縮)強度とヤング係数について
床版コンクリートの引張(圧縮)強度と材齢の関係については、道示およびコンクリート標準示方書記載の関係が若材齢時も適用できるものとし、コンクリート標準示方書準拠の場合、次式にて算定します。
ここに
σca(t):材齢t(日)における圧縮強度(N/mm2)
σct(t):材齢t(日)における引張強度(N/mm2)
σck(t):材齢t(日)におけるコンクリートの設計基準強度(N/mm2)
項目 | 単位 | 最小値 | 最大値 | |||
支間数 | --- | 1 | 9 | |||
全支間長 | m | 1,000 | 999,999 | |||
主桁本数 | 本 | 2 | 9 | |||
格間数 | --- | 1 | 99 | |||
打設ブロック数 | --- | 2 | 99 | |||
打設日 | 日 | 0 | 999 |
道路橋示方書 | 「道路橋示方書・同解説 I 共通編」 平成24年3月 (公社)日本道路協会 「道路橋示方書・同解説 II 鋼橋編」 平成24年3月 (公社)日本道路協会 |
コンクリート標準示方書 | 「2012年制定 コンクリート標準示方書 設計編」(公社)土木学会 |
•「鋼道路橋施工便覧」昭和60年2月 (公社)日本道路協会
•「鋼構造架設設計施工指針[2012年版]」 (公社)土木学会
•「設計要領第二集」 平成2年7月 日本道路公団
•「コンクリート構造物の応力と変形」 技報堂
本体価格
価格は税別表示です
■本体価格
製品名 |
価格 |
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鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) | ¥294,000 |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
製品名 |
価格 |
---|---|
鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) | ¥117,600 |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税別表示です
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
サブスクリプション(鋼床版桁の概略設計計算(旧基準)) | 無償 | ¥73,500 |
サブスクリプション(鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) フローティング) | ¥102,900 |
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税別表示です
■レンタルライセンス
対象製品 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|---|
鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) | ¥102,900 | ¥132,300 | ¥155,820 | ¥191,100 |
■レンタルフローティングライセンス
対象製品 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|---|
鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) | ¥170,520 | ¥220,500 | ¥261,660 | ¥323,400 |
製品名 | アカデミー価格 |
---|---|
鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) | ¥235,200 |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
鋼床版桁の概略設計計算(旧基準) | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
1.1.0 | 15/12/21 |
|
1.0.0 | 15/03/14 |
|
動作環境
OS | Windows 8 / 10 | |
---|---|---|
CPU | Pentium100MHz以上推奨 | |
必要メモリ(OSも含む) | 32MB以上 | |
ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768以上推奨 |
製品購入/お問い合わせ窓口
■FORUM8 オーダーページで購入
製品購入 - オーダーページ にて、バージョンアップ・新規製品・各種サービスの御見積作成・申込・決済ができます。
クレジット利用や、分割払いシステムでの購入も可能です。
ご質問は、バージョンアップセンタ(vc@forum8.co.jp)までお気軽にお問い合わせ下さい。
本製品は鋼道路橋の鋼床板桁(鈑桁・箱桁)の概略設計を行うためのものです。 断面力算出、 断面最適化、 積算の一連の機能が盛り込まれており、 最新の設計、 積算基準に基づいた概略設計を簡単操作で手軽に行うことができます。複雑な形状の桁や拡幅を持つた橋のモデルを簡単にすばやく作成できます。
主な機能は以下の通りです。
対象構造物 | 鈑桁・箱桁構造の鋼道路橋 |
断面力、影響線計算方法 | 変形法 |
主桁数 | 20主桁まで |
桁間数 | 14径間まで |
パネル数 | 1支間に付き20パネルまで |
橋、桁タイプ | 直線桁、曲線桁、バチ桁、スキュ一付き桁に対応、非整形格子を含む枝桁に対応 支間ごとに桁タイプ、 格子形状を設定可能 |
横断面形状 | 歩道付き、歩道なし、中央分離帯考慮可能 支点上および任意箇所に横断面形状を設定し曲線補間または直線補間で平面形状を作成 |
断面最適化 | 「土木構造物設計ガイドライン」に沿った省力化設計断面変化位置、厚み、材質を自動算出手動による修正計算が可能 |
荷重 | A活荷重、B活荷重、T荷重、活荷重なし、詳集荷重のみ 10個所までのューサ一設定線荷重 |
数量計算、積算 | 新積算基準に対応 |
桁高変化 | 入力・表示・印刷時の単位表示を切換え可能 桁毎に橋軸方向への桁高変化を定義して計算可能 |
以下の基準に準拠しています。
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