JCMAC3/JCMAC3-U

コンクリート3次元温度(冷却を含む)・乾燥・自己収縮応力、ひび割れ幅解析

JCMAC3

1年レンタル
¥396,000(税抜¥360,000)

JCMAC3-U

1年レンタル
¥462,000(税抜¥420,000)

製品概要

本製品は、公益社団法人日本コンクリート工学会(JCI)マスコンクリートソフト作成委員会が開発した3次元温度応力解析プログラムです。コンクリート構造物の建設時から供用時までに発生する初期ひずみ(温度ひずみ、乾燥収縮ひずみ、自己収縮ひずみ)に起因する応力・変形、ひび割れ発生確率、ひび割れ幅などを、有限要素法(FEM)により総合的に解析できます。

JCMAC3は、温度解析、湿気移動解析、応力解析、ひび割れ幅解析の各ソルバーを備えており、以下のような解析が可能です。

  • セメントの水和発熱に伴う熱伝導解析
  • 水分逸散による湿気移動解析
  • 温度応力、乾燥収縮応力、自己収縮応力解析
  • ひび割れ幅解析(JCIが提案するJC-SCW法に対応)
  • ひび割れ誘発目地、パイプクーリングなどのひび割れ対策検討

など

JCMAC3-Uは、上記の機能に加え、さらに以下のような解析が可能です。

  • 初期応力ひび割れが発生した部材/構造物の保有耐荷力解析(荷重漸増解析)

▲構造図

▲左:パイプレイアウト/右:温度分布

プログラムの機能と特長

適用分野

JCMAC3/JCMAC3-Uは、各種マスコンクリート構造物に適用できます。また、マスコンクリート以外でも、ひび割れ抑制が重要となるコンクリート構造物、高強度コンクリート構造物、打設条件が厳しい環境下での施工シミュレーションにも活用できます。

対象構造物の例
  • ダム
  • 橋脚・橋台
  • 基礎(ケーソン)
  • 擁壁、ボックスカルバート
  • 原子力施設
  • 水槽、浄水場、下水処理施設

など

対応基準

以下の設計基準・指針に対応しています。

  1. コンクリ-ト標準示方書2007、2012、2022年制定(土木学会)
  2. マスコンクリートのひび割れ制御指針2008、2016(JCI)
  3. マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針(案)・同解説2008(日本建築学会)

JCMAC3の特長

プリ/ポストプロセッサとしてFEMLEEGのFEMIS/FEMOSが採用されています。

▲基本構成図

プリ処理
  1. 形状作成(メッシュ分割)、構造条件の設定

FEMISにより、解析用メッシュデータの作成、荷重・拘束・物性などの条件設定を行います。要素と形状を同時に作成できるダイレクトメッシュ分割や、CADライクな操作によるメッシュ分割など、多様な方法でモデルを作成できます。
また、Excel(CSV)データからの座標取り込み、CADデータのインポート、オートメッシュにも対応しています。

  1. 条件設定対象構造物のメッシュ分割や拘束条件に加え、以下のような条件を設定します。
  1. 環境条件(外気温度、周囲相対湿度などの設定)
  2. 伝熱物性(熱伝導率、比熱、密度、セメント種類、打込温度などの設定)
  3. 応力物性(水セメント比、強度発現、熱膨張係数、クリープなどの設定)
  4. 施工方法(リフト分割、養生方法などの設定)
ポスト処理

解析結果は、コンター図、ベクトル図、履歴グラフ、リスト出力、アニメーション表示など、さまざまな形式で確認できます。

その他
  1. ひび割れ幅の解析

実際の配筋を考慮したひび割れ幅解析(鉄筋の効果解析)が可能です。
JCIマスコンクリートソフト作成委員会が提案したJC-SCW法(JCI Smeared Crack Width法)を採用しています。通常の応力解析では、応力が引張強度を超えても応力解放は行われません。
一方、ひび割れ幅解析では、ひび割れ発生に伴う応力解放を考慮できるため、事前にひび割れ発生位置を設定することなく、ひび割れ発生後の挙動をシミュレートし、発生するひび割れ幅を推定できます。鉄筋はメッシュに依存せず、任意の位置に配置できます。

  1. パイプクーリング解析

コンクリートの熱伝導方程式と、パイプ内の水温に対する熱伝導方程式を連成させた解析を行います。他の解析ソフトと異なり、パイプ位置にコンクリートのソリッド要素節点を配置する必要がありません。そのため、パイプ配置を変更してもコンクリートのメッシュ分割を変更する必要がなく、パイプをコンクリート要素内の任意の位置に配置できます。

  1. エネルギー一定則による膨張ひずみの考慮

膨張コンクリートやアルカリ骨材反応などのモデル化において、エネルギー一定則を用いることで、初期ひずみ法を用いる一般的な解析ソフトに比べ、実現象をより忠実に表現できます。

JCMAC3-Uの特長

JCMAC3-UではJCMAC3の機能に加え、さらに以下の機能が追加されています。

▲基本構成図

保有耐荷力解析

JCMAC3-Uでは、温度ひび割れなどの初期応力ひび割れが生じた部材の保有耐荷力の解析が可能です。

▲解析例(乾燥収縮ひび割れが生じたRC部材の保有耐荷力解析)

載荷の任意設定

任意材齢、任意箇所での載荷(荷重、変位)が可能、繰り返し載荷にも対応

良好な解析安定性

Solidification conceptに基づいたAgingと損傷を統一的に表現することが出来る材料構成則の導入、および独自の数値解析アルゴリズムの搭載により良好な解析安定性を確保

大自由度モデルの解析

大自由度(約100万自由度)のモデルも解析可能(32GB以上のRAM搭載時)

オプション

オプション製品として、外部ソフトとのやり取りを行えるよう、以下をご用意しております。

  • CADデータをJCMAC3データに変換するCADインターフェース
  • NASTRAN形式のデータを相互に変換するNASTRANインターフェース
CADインターフェース
  • IGES形式(V3.0)およびDXF形式(Release12J)ァイルの(ワイヤーフレーム)のインポート機能を提供いたします。
  • 変換対象となるエンティティは「点、直線、円、円弧」です。
NASTRANインターフェース
  • NASTRAN形式のファイル(V67仕様)のインポートおよびエクスポート機能を提供いたします。
  • 変換対象は節点と要素情報のみで条件データは変換されません。

動作環境

JCMAC3またはJCMAC3-U本体が動作している環境

提供形態

JCMAC3またはJCMAC3-U本体のレンタル期間に合わせた1年単位のレンタル契約で提供いたします。
以下のタイプからお選びいただけます。

  • CADインターフェースのみ
  • NASTRANインターフェースのみ
  • CADインターフェース+NASTRANインターフェース

※オプション製品だけの提供はいたしません(JCMAC3またはJCMAC3-U本体が必須)。

製品価格

レンタル価格

価格は税込表示です

製品名 1年
新規ユーザー JCMAC3 ¥396,000
(税抜 ¥360,000)
JCMAC3-U ¥462,000
(税抜 ¥420,000)
アカデミックディスカウント JCMAC3 ¥99,000
(税抜 ¥90,000)
JCMAC3-U ¥99,000
(税抜 ¥90,000)
複数本割引(2本目以降) JCMAC3 ¥316,800
(税抜 ¥288,000)
JCMAC3-U ¥330,000
(税抜 ¥300,000)
オプション
  • CADインターフェース オプション
  • NASTRANインターフェース オプション
  • CADインターフェース+NASTRANインターフェース オプション
※価格は別途
お問い合わせ
ください。

※1年あたりの年額です。いずれもサポート費、バージョンアップ費を含みます。

■ レンタル申し込み

日本コンクリート工学会ホームページの下記フォームにてレンタルのお申し込みが可能です。

http://www.jcmac.jp/product/order.html

動作環境

動作環境

OS Windows 11
必要ディスク容量 インストール時、700MB以上
使用時、データ保存/作業用として数MB~数GB
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768 256色以上を推奨
備考 Windowsで使用できるキーボード、マウス
USBポート
CD-ROMドライブ(CDインストール時)
Windows対応プリンタ

製品購入/お問い合わせ窓口

製品購入/お問い合わせ窓口

■ レンタル申し込み

日本コンクリート工学会ホームページの下記フォームにてレンタルのお申し込みが可能です。

http://www.jcmac.jp/product/order.html

■ お問い合わせ

全国のFORUM8営業所がサポートしています。 >> 営業窓口

購入またはホームページ全般に関するご質問は、forum8@forum8.co.jpまでお気軽にお問い合わせ下さい。

Q&A(製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

何ができるのか?

3次元汎用解析ツールとして、2次元モデルから3次元立体フレームモデルまで作成可能です。
また、板要素を使用したFEMモデルも作成可能で、部材は線形要素から非線形要素まで、荷重も静的荷重から動的荷重まで対応可能となります。

どのような計算に活用できる?

橋梁の静的解析や動的解析、河川構造物の耐震計算や水道施設の耐震診断、建築構造物の計算に活用できます。
また、他社にない機能としまして弊社のUC-1設計シリーズの橋台・橋脚・基礎・震度と連携して、保耐法の計算データから動的解析が可能なデータを自動生成可能です。

報告書として成果に活用可能?

もちろん可能です。ただし対象を桁橋や直線橋などに限定していませんので、出せるものは計算書レベルの出力となります。
Excelへのカット&ペーストが可能ですので報告書のひな形へ貼り付けながら結果をとりまとめることが可能です。

どのような基準に対応している?

橋梁設計で使用される道路橋示方書のH14年版、H24年版、H29年版に対応しています。
また、断面照査ではコンクリート標準示方書の限界状態設計法にも対応しており、構造物の照査まで可能です。

どのグレードを購入すればよい?

線形解析、静的解析メインの方はLite版、フレーム解析で非線形解析、動的解析まで必要な方はadvanced版、非線形のFEM解析が必要な方はultimate版をご購入下さい。

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