Ver. |
日付 |
内 容 |
1.00.00 |
'12.06.01 |
本製品は、平成14年版道路橋示方書・同解説に準拠しています。
本製品は、「箱式橋台の設計計算 Ver.5」 をカスタマイズしたもので、Ver5の機能に加え、下記の項目に対応しています。
■機能追加
1.計算関連
- 鉄筋の基準値として、SD390,SD490鉄筋を追加しました。また、鉄筋材質を追加することができます。
- SC杭,SC+PHC杭,鋼管ソイルセメント杭の杭種を追加しました。
※連動可能な製品は以下の製品になります。
- 「基礎の設計計算・杭基礎の設計Ver9」以前のバージョン,「基礎の設計計算・杭基礎の設計(カスタマイズ版)」
- 「深礎フレームVer7」以前のバージョン,「深礎フレーム(カスタマイズ版)」
- 「震度算出(支承設計)Ver7」以前のバージョン,「震度算出(支承設計)(カスタマイズ版)」
※本製品を震度算出の形式(.F8W)でファイル保存した場合、「構造物を開く」画面の情報の欄には、箱式橋台(Ver1.0.0)と表示されます。
■機能拡張
1.入力関連
- 鉄筋の基準値において、引張応力度を軸方向鉄筋とそれ以外(せん断補強鉄筋)に分けて指定できるようにしました。また、降伏応力度も同様にせん断補強鉄筋,横拘束鉄筋とそれ以外で分けて指定できるようにしました。
2.計算関連
- 土圧において、飽和土土圧にて検討できるようにしました。
- 置換え基礎において、前面が斜めの形状に対応しました。
■機能改善
1.入力関連
- 付属設計の翼壁設計において、配筋情報未入力時の配筋のデータチェックを追加しました。
- 杭基礎において、杭の先端位置と帯鉄筋変化位置が同じ場合のデータチェックを追加しました。
- 翼壁のデータチェックにおいて、翼壁のパラレル下端水平がある場合の入力範囲を後趾がない場合は底版下面位置としました。
2.計算関連
- 竪壁設計時の任意荷重において、竪壁の範囲外でも任意荷重を考慮できるようにしました。「考え方」−「竪壁設計」画面の範囲外の任意荷重の扱いで指定が可能です。
- 底版設計時の任意荷重において、竪壁の範囲外でも任意荷重を考慮できるようにしました。「考え方」−「底版設計」画面の範囲外の任意荷重の扱いで指定が可能です。
3.計算書関連
- 平板解析による底版中央部の照査において、グラフ以外に照査位置のモーメントとせん断力の表を表示するようにしました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver1.0.0について
2.操作方法−『入力』モードの操作
- 基礎(杭の条件)
- 荷重(許容応力度法荷重ケース)
- 考え方(竪壁設計:許容応力度法)
- 考え方(底版設計)
- 考え方(土圧・水圧)
- 許容値(竪壁設計,底版設計,突起設計)
- 許容値(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,受け台の設計,桁かかり部設計)
3. 計算理論及び照査の方法
- 安定性の照査(許容応力度法)−杭基礎
杭基礎−杭のバネ定数
杭の許容支持力
杭本体の設計
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1.00.01 |
'12.10.09 |
■機能改善
1.入力関連
- その他杭において、抵抗モーメントのデータチェックをかけるようにしました。
- 各部材の許容値画面において、斜め引張鉄筋σsa´が0の場合のデータチェックを追加しました。
2.計算書関連
- 結果詳細計算書の設計条件において、直角方向のみ上部工反力の補正モーメントを指定した場合でも表示するようにしました。
■不具合対策
1.入力関連
- 初期入力画面確定後に、置換え基礎の滑動安全率が1.1と変更されるのを対策しました。
- SC+PHC杭の許容値が正しく初期化されないのを修正しました。
- Windowsのフォントサイズ設定がデフォルト以外の場合において、基準値画面でコンクリートの追加画面が正しく表示されないのを対策しました。
- 落橋防止構造入力画面において、形状が円形で1組の緩衝材の本数が1本の場合にせん断抵抗面積の切り替えても入力が正しく表示されていなかったのを対策しました。
- 鉄筋入力時において、鉄筋ピッチや鉄筋本数変更後に矢印キーの下を押すと自動的に鉄筋本数や鉄筋量が更新されないのを対策しました。
- 「許容応力度法荷重ケース」画面において、荷重を新規ケースにコピーした場合に許容値のσsa´が0となるのを対策しました。
2.計算関連
- 置換え基礎において、荷重の組み合わせで浮力無しを選択後、再度浮力有りとした場合に前面側の揚圧力が0となるのを対策しました。
- 置換え基礎設計において、地盤反力の後ろ側が大きくなるケースにおいて作用位置に誤りがあったのを対策しました。
- 付属設計の翼壁設計において、せん断補強鉄筋を入力しても斜め引張鉄筋の照査が行われないのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書の翼壁設計において、最大鉄筋量の算出過程に0で表示される箇所があったのを対策しました。
- 結果詳細計算書の翼壁設計において、立ち上げ部分に翼壁A部がない形状において最小鉄筋量の算出過程に数値が0で表示される箇所があったのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver1.0.1について
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1.00.02 |
'13.03.07 |
■不具合対策
1.入力関連
- 付属設計の「翼壁の設計」画面において、翼壁にD´部がある場合にD´部の配筋がデフォルトで表示されないのを対策しました。
- 震度算出のファイルを読み込んだ場合において、水平力をデータから取得できない場合があったのを対策しました。
2.計算関連
- 置換基礎において、支持力照査の基礎幅が、置換底面幅+傾斜幅になっているのを置換基礎底面幅に変更しました。
- 鋼管ソイルセメント杭、SC杭、SC+PHC杭の場合に、杭頭結合部のすみ肉溶接の許容せん断応力度が正しく考慮されていない場合があるのを修正しました。
3.計算書関連
- 底版中央部の結果確認において、せん断補強鉄筋及び最小曲げモーメントでの照査結果が表示されないのを対策しました。
- 底版中央部の結果詳細計算書において、PDF出力時に底版中央部の照査位置図が切れるのを対策しました。
- 鋼管ソイルセメント杭、SC杭、SC+PHC杭の場合に、杭頭結合部の計算書に板厚が表示されていないのを修正しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver1.0.2について
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1.00.03 |
'13.05.10 |
■不具合対策
1.結果確認関連
- 結果確認の判定表示について、T形梁及び底版中央部のL2の判定が正しく反映されていないのを対策しました。
2.計算書関連
- T形梁設計時の結果詳細計算書において、頂版上の土砂の図がプレビュー枠から出す場合があるのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver1.0.3について
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1.00.04 |
'14.07.10 |
■不具合対策
1.計算関連
- レベル2設計時の底版中央部の計算において、断面計算時のモーメントの向きが逆で計算されていたのを対策しました。
- 直接基礎の滑動照査において、CB=0,tanφB=0となる場合は、判定をOKとしていたのをNGとするようにしました。
- 杭基礎において、斜杭が危険値となる場合に「せん断力に対する照査(斜引張鉄筋と共同してせん断力を負担する場合)」が0と表示されるのを対策しました。
2.計算書関連
- 結果詳細計算書において、橋台単独で杭基礎を設計した場合の基礎ばね算出時の計算書出力で場所打ち杭で断面変化があると地層データに表示されている値が正しく表示されないのを対策しました。
3.結果確認関連
- 翼壁設計時の結果確認の画面の判定において、翼壁の設計の荷重ケースを常時のみとした場合にも地震時の結果を参照していたのを修正しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's New、Ver.1.0.4について
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1.00.05 |
'14.09.19 |
■不具合対策
1.計算関連
- 壁設計時において、設計時に背面土砂勾配を考慮していなかったのを考慮するように対策しました。勾配がある場合に下記の結果に影響があります。
1) 後壁設計時の土圧係数及び土圧高
2) T形梁設計時の土圧高
- 杭基礎時の底版中央部の設計において、前面水位と背面水位で差がある場合に浮力の算出に誤りがあるのを対策しました。
2.計算書関連
- 結果詳細計算書において、胸壁省力タイプ時に胸壁形状図の土圧の高さに誤りがあったのを対策しました。
- レベル2設計時の計算書の集計表において、浮力の有無をレベル1設計時の浮力の有無を参照していたため浮力の項目が表示されない場合があるのを対策しました。
3.入力関連
- 増設形状において、既設形状に底版張出がない状態から増設時に底版張出をある状態としても「許容応力度法荷重ケース」画面で側面土砂の考慮/無視が選択できない状態となっていたのを対策しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's New、Ver.1.0.5について
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1.01.00 |
'16.04.21 |
【重要】
ライセンスの認証をサブスクリプション方式に変更しました。
詳しくは、弊社ホームページの「FORUM8サブスクリプションサービス移行のご案内」をご覧ください。
http://www.forum8.co.jp/product/subscription.htm
1.計算関連
- 受働土圧の上載圧の計算において、土砂高=水位高の場合に水位を考慮した上載圧となっていないのを対策しました。
- 任意荷重の描画において、同じ荷重でも矢印の大きさが変わるのを対策しました。
- 最大鉄筋量の照査において、受け台設計時の部材厚が胸壁基部厚となって設計されていたのを対策しました。
- 橋台側でレベル2地震時の底版設計をする場合において、曲げモーメントによる判定を最小鉄筋量の判定とM<Myの判定とで別々にするように修正しました。従来の判定では、1.7M<Mcの場合は常に判定はOKとなっていました。
- 翼壁の設計で設計要領基準を選択した場合において、パラレル翼壁で翼壁長=下端水平幅とした場合に設計要領A部の結果となってしまうのを対策しました。
- 翼壁設計時の計算において、A部、B部、C部で負担とした場合でエラーとなった場合にメッセージが表示されないのを対策しました。
- 増設時の設計において、既設底版より外側に照査位置がある場合に最小鉄筋量の照査の結果が正しく算出されていないのを対策しました。
- 橋台本体側で翼壁の設計を行った場合に載荷荷重に雪荷重を考慮するにチェックがある場合のせん断補強筋の照査において、雪荷重有ケースと地震時ケースのσsaの参照先に誤りがあったのを対策しました。
- 頂版設計に隔壁がない場合において、荷重強度を連続梁のMx=1/10wL^2ではなく単純梁Mx=1/8wL^2を適用するようにしました。
- 底版中央部の自動配筋で生成される鉄筋情報において、圧縮側に鉄筋が多く入るように生成されていたのを修正しました。
- 橋軸方向を前→後とし直角方向を左←右とした場合において、直角方向水平反力の方向が慣性力方向と逆になっていたのを対策しました。
2.計算書関連
- 結果詳細計算書の張出部の有効幅の表示において、杭反力を橋軸方向の杭を考慮とした場合に有効幅が正しく表示されていないのを対策しました。
- 底版中央部の照査において、保耐設計時のせん断補強鉄筋の間隔にピッチが表示されているのを対策しました。計算結果には影響はありません。
- 結果詳細計算書において、基礎ばねの出力で杭の断面変化が3段となった場合に地層データが正しく表示されないのを対策しました。
- 結果詳細計算書出力において、PDF等に出力時に踏掛版出力時の図の描画範囲が正しくないのを修正しました。
3.入力関連
- 鋼管ソイルセメント杭の杭頭結合部の照査において、仮想鉄筋コンクリート断面の直径算出時の杭径が鋼管径ではなく杭径で初期化されていたのを対策しました。
- データチェックにおいて、前面土砂位置が前壁+後趾長より後ろにあるとエラーとなり確定ができないのを対策しました。
- 杭基礎との連動において、前壁背面にハンチを設けた場合に杭基礎側の底版幅が正しく設定されていないのを対策しました。
- 後壁にハンチがある場合の底版中央部の照査位置において、初期化及び「底版照査位置」画面の照査位置の描画に誤りがあるのを修正しました。
- 「形状」−「翼壁」画面において、下面勾配指定に「寸法」を選択した際に勾配で指定する下面勾配nが0となっていた場合に安定計算,底版設計時の翼壁形状のパラレル部の下端が水平となるのを対策しました。
- 杭基礎連動のL2の底版設計に考慮する任意荷重において、任意荷重で鉛直方向の分布荷重(鉛直荷重V)を指定し、分布荷重載荷幅Wに0より大きい値を指定した場合の荷重強度に誤りがあったのを対策しました。
4.結果確認
- 底版中央部の結果において、鉄筋表示に圧縮側の鉄筋が表示されていたのを対策しました。
5.設計調書関連
- 翼壁設計時の設計調書において、フルウイングの場合にD部が危険値となってもC部の配筋情報が表示されるのを対策しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What'sNewについて
- 必要システム及びプロテクト
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1.01.01 |
'19.12.26 |
■変更内容 【ライセンス認証】
- 2019年10月のWindows Update 月例パッチ適用後、通信エラーが発生しWeb認証が出来ない場合がある不具合を修正しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
- 概要
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