地盤改良の設計計算 Ver.10 バージョン更新内容

2024年 03月 28日 更新

Ver.10.00.00更新日:'23.06.30

変更内容

【機能拡張・改善】

[建築基準:深層混合処理工法]

  • 建物下の独立基礎として、支点入力に対応しました。
  • 常時の引張応力度の再検討において、せん断力照査時に考慮する荷重に再集計値を使用できるようにしました。
  • 擁壁下の検討において、隣接改良体と面する側面の摩擦力を考慮するかしないか選択可能にしました。
  • 鉛直支持力の検討において、複合地盤の周面摩擦力の算定に用いる周長Lsを直接指定できるようにしました。
  • 計算書の2層地盤の検討の記号を、選択した基準書に応じた記号で出力するようにしました。
  • 偏土圧作用時の滑動の検討の計算書において、計算をしない荷重ケースの設計水平震度を出力しないようにしました。
  • 荷重画面の基礎スラブ重量・重心位置の入力欄を改良仕様画面に移動しました。

[土木基準:深層混合処理工法]

  • 構造物基礎下の複合地盤的設計手法に対応しました。
  • 許容支持力算定式に下記を追加しました
    • 建築基礎構造設計指針 2019年版
    • 土地改良事業計画設計基準・設計「ポンプ場」 平成30年

[浅層混合処理工法]

  • 許容支持力算定式に下記を追加しました。
    • 土地改良事業計画設計基準・設計「ポンプ場」 平成30年
  • 「地盤条件」の名称を「改良条件」へと変更しました。
  • 応力の広がりを幅で指定できるようにしました。

[液状化の判定]

  • 建築基準において、水位より上の結果についてはγt2(水中重量)の表記を「━」とするようにしました。
  • 20m以深の層においても液状化の判定を行えるようにしました。

[共通:深層混合処理工法]

  • 擁壁下の検討のとき、「荷重」画面の「受働側土圧・水圧」タブに基礎底面載荷重wの初期化ボタンを追加しました。
  • 入力した作用力の合力位置が基礎スラブの範囲外となる場合に、どのスラブ、荷重ケースでエラーになっているかを表示するようにしまた。
  • 側面図に改良体頭部、改良体底面の標高(または深度)を表示、出力するようにしました。※液状化対策基準を除く
  • メニュー「オプション-表示項目の設定」から側面図で地層を全層表示するかの設定を追加しました。
  • メニュ-「オプション-表示項目の設定」から側面図に改良体の頭部・底部位置の表示設定を追加しました。

[共通]

  • 「スウェーデン式サウンディング試験」の名称を、「スクリューウエイト貫入試験」に変更しました。

[不具合修正]

  • 非ラップ配置で曲げモーメントの入力が行われている場合に、縁応力度の出力表でWpが「━」表示になってしまう場合があるのを修正しました。
    ※出力のみの不具合で計算には影響ありません。
  • 円弧すべりの計算実行時に、「荷重強度 右端の値が上下限値を超えています」のエラーが発生する場合があったのを修正しました。

ヘルプの追加・修正

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.10.0.0」
  • 「概要」-「著作権」-「プログラム使用権許諾」
  • 「概要」-「必要システム及びプロテクト」-「必要システム」
  • 「概要」-「プログラムの機能概要」-「適用基準および参考文献」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「計算条件」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「改良仕様」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「支点配置」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「荷重」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「沈下の検討」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「考え方」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「浅層混合処理工法」-「計算条件」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「浅層混合処理工法」-「改良仕様」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「計算条件」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「上載荷重」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「荷重ケース」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「考え方」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「基準値(土木基準)」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「基準値(建築基準)」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「液状化の判定」-「計算条件」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「浅層混合処理工法」-「下部地盤の鉛直支持力」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「作用力」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「許容支持力の算出」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「改良体の耐力の検討」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「支持力の検討」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「滑動の検討」

Ver.10.00.01更新日:'23.08.03

変更内容

【機能拡張・改善】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 計算書において、下記の修正を行いました。
    • 結果一覧 改良体長を改良径と同じ行に出力
    • 水平抵抗の検討 大地震時の出力において、改良体の側面摩擦力を考慮する範囲を0とする設定されている場合の出力改善
    • 偏土圧の検討 基礎の寸法効果による補正係数の出力を追加
    • 偏土圧の検討 荷重の傾斜角を考慮しない場合に不要な出力を削除

【浅層混合処理工法】

  • メニュー「オプション-表示項目の設定|側面図の全層を表示」の設定を浅層混合処理工法においても有効としました。
  • 多層地盤の計算書において、改良仕様の図には下部地盤までを表示するように変更しました。

【液状化対策基準:深層混合処理工法】※液状化マニュアル準拠

  • 「考え方」において、鉛直せん断力照査における地盤反力度の扱いの選択を追加しました。 Ver.6より、鉛直せん断照査における地盤反力度は、未改良土を含むものとしていましたが、支持力検討時と同じ地盤反力度を用いる設定を追加しました。

【不具合修正】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 地層画面において、データ切り替え時に製品が終了する場合がある不具合を修正しました。
  • 支点配置入力において、検討しないケースのデータチェックが行われる不具合を修正しました。

【土木基準:深層混合処理工法】

  • 「現地盤面~改良体頭部までの距離」が設定されている場合に、改良体頭部、底部の情報が正しく表示されない不具合を修正しました。  ※表示上の不具合で計算に影響はありません。

【共通】

  • 柱状図で土質名称が間違って表示される不具合を修正しました。   第三分類【2】「中軟岩(誤)」「中硬岩(正)」

ヘルプの追加・修正

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.10.0.0~Ver10.0.1」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(液状化対策基準)」-「考え方」

Ver.10.00.02更新日:'23.10.12

変更内容

【機能改善】

【共通】

  • 土圧、水圧の出力にて、主働土圧のX方向作用位置に改良体前面(作用力集計位置)からの距離を出力するようにしました。
    ※計算結果に影響はありません。

【不具合修正】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 支点配置入力において、複数の荷重ケース名称が同じ場合に荷重データの入力値が正しく反映されない不具合を修正しました。
  • 支点配置入力において、震度の入力ができない場合がある不具合を修正しました。
  • 計算書の偏土圧の検討において、下部地盤の許容鉛直支持力度式の表記が誤っている不具合を修正しました。
  • 計算書の細長比の出力において、検討を行わない方向は出力しないように修正しました。

【土木基準:深層混合処理工法】

  • 沈下の検討において、常時の荷重ケースが複数ある2ケース以降に構造物重量が考慮されない場合がある不具合を修正しました。
    ※本修正により、旧バージョンと結果が異なる場合がございます。

【液状化対策基準:深層混合処理工法】

  • 計算条件画面にて「滑動の検討」のチェックが行われていない場合に荷重ケース画面の「荷重設定」タブが表示されない不具合を修正しました。

ヘルプの追加・修正

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.10.0.0~Ver10.0.2」

Ver.10.00.03更新日:'24.01.23

変更内容

【機能改善】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 擁壁下の検討において、土砂形状が入力されていない場合をチェックするようにしました。

【不具合修正】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 櫛型配置において、Y方向列数が5,7の場合に形状係数が正しく算定されない不具合を修正しました。
    ※本修正により、旧バージョンと結果が異なる場合がございます。
  • 改良仕様の登録数が多い場合に印刷プレビューができない場合がある不具合を修正しました。

【土木基準:深層混合処理工法】

  • 盛土下の改良において、常時ケースを複数作成して沈下の検討を行うと2ケース目以降が出力されない不具合を修正しました。
  • 盛土下の検討において、沈下の検討を行うおよび地震時ケースが設定されている場合に計算書の出力が行えない場合がある不具合を修正しました。

ヘルプの追加・修正

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.10.0.0~Ver10.0.3」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「改良仕様」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「浅層混合処理工法」-「計算条件」
  • 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「改良体の耐力の検討」

Ver.10.00.04更新日:'24.03.28

変更内容

【機能改善】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 地層画面でSWS試験の入力において、半回転数Naの入力範囲を拡張しました。

【不具合修正】

【建築基準:深層混合処理工法】

  • 水平力の検討において、多層地盤による検討とした場合に液状化の低減係数が常時のケースに反映される不具合を修正しました。
    ※上記修正により該当データは旧バージョンと結果が異なります。
  • 液状化対策の場合において、常時の水平力を検討結果が出力できない不具合を修正しました。
  • 計算書出力項目の設定画面において、選択項目が重複して表示される不具合を修正しました。

【土木基準:深層混合処理工法】

  • 2地層地盤の検討において、結果に問題がないときでもアイコンがNGとなる場合がある不具合を修正しました。
    ※表示上の不具合であり結果に影響はございません。

ヘルプの追加・修正

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.10.0.0~Ver10.0.4」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「地層」
  • 「操作方法」-「メニューの操作」-「基準値(建築基準)」

更新履歴バックナンバー

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