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マンホールの設計・3D配筋 Ver.12

現場打ち、組立て式マンホール/集水桝の設計計算、図面作成プログラム

水工
CAD統合
3D配筋
電子納品
IFC
3D PDF
AI

●新規価格 ¥286,000(税抜¥260,000)
開口部拡張オプション ¥44,000(税抜¥40,000)


●リリース2025年12月

製品改定内容

「マンホールの設計・3D配筋」は、検討対象としてマンホールおよび集水桝の設計計算・図面生成に対応したプログラムです。Ver.12では11年ぶりに改定された日本下水道協会の耐震設計基準への対応を行います。また、UC-1シリーズにおいて順次対応しているAIを活用したサポート機能の拡張を行います。

以下にその機能概要について紹介いたします。

下水道施設の耐震対策指針と解説 2025年版対応

「下水道施設の耐震対策指針と解説-2025年版-」(以下、下水道施設2025)が発刊されたのに伴い、適用基準に下水道施設2025年を追加します(図1)。


従来の下水道耐震設計では、レベル2地震時の照査はタイプⅡ地震動のみを対象としていました。下水道施設2025では、レベル2地震時のタイプⅠおよびタイプⅡ地震動が設計対象地震動となり、両タイプを考慮した設計が必要となります。また、地盤の固有周期Tsより算出される設計応答速度Svに地域別補正係数を考慮することとなっています。


実際の計算においては、タイプⅠ/Ⅱのうちより大きい応答速度を用いて計算を行えばよく、どちらの応答速度が大きくなるかはプログラムで自動判定します。例えば、地域区分A1の場合、タイプⅠおよびタイプⅡ地震動の応答速度Svは図2のようになり、Ts=0.64(sec)を境に設計に考慮すべき地震動タイプが変わります。なお、設計に考慮する地震動タイプについては、自動判定のほかに設計者が直接指定することも可能です。


図1 「基本条件」画面

図2 A1地区の設計応答速度Sv



また、以前より本製品では液状化の判定でタイプⅠとタイプⅡの両方を計算することができました(図3)。今回、下水道施設2025への対応に伴い、タイプⅠ地震動の液状化の結果を用いた浮き上がりの検討や本管接合部の照査にも対応します。

 

図3 液状化の判定


F8-AI™ UCサポート

新バージョンでは、製品の入力操作や設計支援を目的として、対話型AIを用いたサポート機能を実装します。

本製品を含めUC-1シリーズでは、「F8-AI™ UCサポート」として(図4)、入力操作や計算理論の解説など、サポート窓口へお問合せいただくことなく製品内で解決可能な手段をご提供します。

また、多言語および音声入力にも対応し、設計業務をサポートします。


図4 F8-AI™ UCサポート


(Up&Coming '26 新年号掲載)

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