「ウェルポイント工法便覧」(社)日本ウェルポイント協会編、2007年7月に準拠
ウェルポイント工法及びディープウェル工法の設計計算

ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算
Ver.2

初版リリース:2012.03.01/最新Ver.リリース:2014.12.26

¥233,200(税抜¥212,000)

プログラム概要

「ウェルポイント工法便覧」(社)日本ウェルポイント協会編、2007年7月に準拠し、ウェルポイント工法及びディープウェル工法の設計計算を行うプログラムです。

▲メイン画面

▲等水線図

▲横断面確認

プログラムの機能と特長

プログラムの機能と特長

ウェルポイント工法とは、ウェルポイントと称するストレーナーを持った吸水管に揚水管を取り付けた小さな井戸を、基礎の周囲に多数打ち込んで小さな真空井戸のカーテンを作り、掘削領域など必要な区域の揚水をする工法です。
ディープウェル(深井戸)工法は地盤が砂、砂利層で透水性が高く、1か所の井戸で広範囲に地下水位を下げたい場合や透水性の非常に低い掘削床面の下に高い水圧を持った地下水帯があり、この水圧による掘削床面のヒービングを防止するため、地下水帯の減圧を計る場合に用います。

▲ディープウェル工法

▲ウェルポイント工法

▲揚水量の算定モデル例

機能概要

項目 内容
工法 ウェルポイント工法/ディープウェル工法
計算式 井戸公式/スリット公式(ウェルポイント工法)
地盤 水平多層 (20層まで)
井戸の配置 作図システムで任意形状
出力 揚水量、ポンプの選定、等水線図、断面図

適用範囲

  • 掘削形状 グリッド(格子)の点を結んだ任意形状を設定できます。
  • 井戸形式 : 完全/不完全貫入井戸
    透水層を貫入した井戸もしくは途中までの井戸の両方に対応します。
  • 地層状態 : 自由/被圧地下水 透水層が被圧を受けていない場合と受けている場合の両方に対応します。
  • 経過時間 : 定常状態、非定常状態に対応します。
  • 揚水量計算 : 単一井戸/群井
    任意地点の水位低下量は群井の式で計算します。
  • 透水係数が異なる多層に対して平均透水係数(層厚による加重平均)を用います。
  • 等水線図(コンタ図)による確認機能。
  • 井戸の等間隔による自動配置が可能です。
  • 非平衡理論に基づくタイス式(非定常式)に対応しています。

入力画面

計算条件などのデータを対話形式で入力します。
井戸の平面配置は掘削線、ヘッダーパイプとともに簡易なCADの機能により作図して入力可能です。
計画水位低下量の初期値セット機能によって設定値確認のための画面往来が不要となり、シームレスな設定が可能です。

計算書

計算結果をまとめた結果一覧と設計条件等詳細な内容を含んだ結果詳細を用意しています。
また、平面図に井戸の配置と低下した水位を示す等水線図(コンタ図など)および横断面の画面表示し、計算書に印刷することができます。
画面でプレビューした内容を画面、プリンタに出力します。出力箇所の指定、章節番号およびタイトルの編集を行うことができます。

適用基準及び参考文献

適用基準
設計基準 「ウエルポイント工法便覧」 (社)日本ウエルポイント協会編 2007年7月
参考文献

「土木工事 仮設計画ガイドブック(II)」 (社)全日本建設技術協会 平成10年1月

プログラム概要

震度法、保有耐力法による計算、部材の設計をサポートし、詳細設計レベルで様々な基礎形式・工法の検討が行えます。地層・作用力データを共有し、3面図表示によるデータ確認、図をまじえた結果表示、[基準値]機能をサポート。各基礎工の設計調書、異種基礎の比較表の出力が可能。杭基礎では、鋼管ソイルセメント杭を含む13種の杭種に対応。各種工法をサポートし、補強設計(増し杭)にも対応。

機能 Lite Standard Advanced
計算 液状化の判定
直接基礎
杭基礎
ケーソン基礎 -
鋼管矢板基礎 -
地中連続壁基礎 -
CAD 杭基礎
直接基礎 - -
その他 ESエクスポート(杭基礎) - -

▲ 製品構成別対応機能

関連情報

»バックナンバー

◆新製品紹介
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.2(Up&Coming '16 秋の号掲載)
基礎の設計(Up&Coming '14 秋の号掲載)
◆サポートトピックス
杭基礎設計便覧(H27)仮想鉄筋コンクリート断面照査について(Up&Coming '16 新年号掲載)
◆セミナー参加申込受付中
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)セミナー

プログラムの機能と特長

杭基礎

杭基礎

直接基礎

直接基礎

鋼管矢板基礎

鋼管矢板基礎

地中連続壁基礎

地中連続壁基礎

ケーソン基礎

ケーソン基礎

図面作成:杭基礎(Lite以上)

図面作成:杭基礎(Lite以上)

図面作成:直接基礎(Advanced)

図面作成:直接基礎(Advanced)

適応基準及び参考文献

適応基準及び参考文献

・道路橋示方書・同解説 I 共通編/III コンクリート橋編/IV 下部構造編、V 耐震設計編 H24年3月 日本道路協会

・設計要領 第2集 1章 計画、4章 基礎構造、5章 下部構造 H18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社

・杭基礎設計便覧 H27年3月、H19年1月、H4年10月 日本道路協会

・鋼管矢板基礎設計施工便覧 H9年12月 日本道路協会

・道路橋の耐震設計に関する資料 H9年3月 日本道路協会

・道路橋の耐震設計に関する資料 -PCラーメン橋・RCアーチ橋・PC斜π橋・地中連続壁基礎・深礎基礎等の設計計算例- H10年1月 日本道路協会

・既設道路橋基礎の補強に関する参考資料 H12年2月 日本道路協会

・鋼管矢板基礎 -その設計と施工- H11年10月 鋼管杭協会

・杭基礎の計算法とその解説 1987年1月 土質工学会

・杭・ケーソン・鋼管矢板および地中連続壁基礎の設計計算例 2000年2月 山海堂 岡原美知夫他

・土木研究所資料第1175号 矢板式基礎の設計法 (その1) S52年2月、(その2) S52年6月、(その3) S52年3月 建設省土木研究所

・わかりやすいケーソン基礎の計画と設計 H10年11月 総合土木研究所

・鋼管杭基礎の設計と施工 道路橋示方書(H14年3月版) 改訂対策 H14年4月 鋼管杭協会

・STマイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(案) 2000年5月 NIJ研究所

・SPマイクロパイル設計・施工マニュアル(案) H20年11月 エスティーエンジニアリング(株)

・既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)、高耐力マイクロパイル工法(6冊分の2)、
STマイクロパイル工法(6冊分の3)、 ねじ込み式マイクロパイル工法(6冊分の4)設計・施工マニュアル
H14年9月 独立行政法人 土木研究所、(財)先端建設技術センター

・大型地下構造物ケーソン設計マニュアル  H13年8月 日本圧気技術研究所

・道路技術基準図書のSI単位系移行に関する参考資料 第1巻-交通工学・橋梁編- H14年11月 日本道路協会

・一般土木工法・技術審査証明報告書 ガンテツパイル(鋼管ソイルセメント杭工法) H12年3月、HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭工法)  H12年12月 国土開発技術研究センター

※2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名

価格

ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2 ¥233,200(税抜¥212,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名

価格

ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2 ¥93,280(税抜¥84,800)

>>ライセンス形態についての詳細はこちら

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2) 無償 ¥93,280(税抜¥84,800)
サブスクリプション(ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2 フローティング) ¥130,592(税抜¥118,720)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2 ¥104,940 ¥123,596 ¥151,580

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2 ¥174,900 ¥207,548 ¥256,520

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2 ¥186,560(税抜¥169,600)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Ver.2
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
2.00.00 14/12/26
  1. 井戸の等間隔による自動配置に対応
  2. 井戸の全周配置に加え片側配置に対応
  3. 非平衡理論に基づくタイス式(非定常式)に対応
  4. 諸元の設定画面に計画水位低下量の初期値セット機能を追加
  5. 3Dモデルの描画に対応

動作環境


動作環境

OS Windows 10 / 11
CPU Pentium 133MHz以上 (推奨 Pentium II 300MHz以上)
※Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
必要メモリ(OSも含む) 128MB以上
必要ディスク容量 約44MB以上(インストール時)
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上推奨
入力データ拡張子 F4W
ファイル出力 解析部出力
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、PPF、DOC、PDF、JTD、JTDC

製品購入/お問い合わせ窓口


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■FORUM8 オーダーページで購入

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クレジット利用や、分割払いシステムでの購入も可能です。

ご質問は、バージョンアップセンタ(vc@forum8.co.jp)までお気軽にお問い合わせ下さい。

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画面サンプル

▲メイン画面

▲井戸の片側配置 (右 : 等水線)

▲井戸の平面配置

▲井戸の平面配置

▲等水線図

▲地下水位の判定

▲数値確認

▲横断面確認

▲計算結果一覧

▲計算書出力

1.桁かかり長

片側井戸配置のように、掘削範囲を全周囲むのではなく、片側だけ 井戸を配置して行いたいが可能か

本プログラムは全周配置を想定した設計計算となっております。
誠に申し訳ございませんが、お客様の様なケースはプログラムの想定外となり対応できておりません。


工法条件中の「低下後の地下水位」と、諸元中の「計画水位低下量」は何が違うのか

[低下後の地下水位]は計画上の地下水位を、[計画水位低下量]は各段における水位低下量(水位の高低差)を入力いただきます。
前者は水位ですのでG.L -xx.xxx(m)として、後者は量ですので+xx.xxx(m)としてプログラムでは扱います。


矩形の掘削領域にて四辺中、三辺にのみ井戸の配置が可能だが、これには対応できるか?

O配置可能な辺に対してのみ井戸を配置する事で可能です。


 >> サポートページ ウェルポイント・ディープウェル工法の設計計算 Q&A集

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