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New Products
基礎の設計・3D配筋 Ver.2
杭/鋼管矢板/ケーソン/地中連続壁/直接基礎及び液状化に対応した耐震設計、図面作成プログラム

●新規価格 Advanced:530,000円(SS:79,500円)
Standard:421,000円(SS:63,150円) Lite:284,000円(SS:52,000円)
●リリース 2016年10月
UC-1 基礎工
 橋梁下部工設計体験セミナー  Webセミナー対応
●日時:2016年10月6日(木) 13:30〜16:30
●本会場:東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
  ※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・岩手 同時開催
●参加費:1名様 \18,000 (税別)
 はじめに
「基礎の設計・3D配筋 Ver.2」(Ver.2.0.0)では、以下の機能拡張を予定しています。その中の主要機能の内容をご紹介いたします。
主な改訂内容 ※()内はライセンス別の対応項目
  1. 杭基礎:ハイスペックマイクロパイル杭の対応
  2. 杭基礎:橋脚連動時の方向ごとL2計算方法指定
  3. 杭基礎:異種杭混在 (Adv.)
  4. 鋼管矢板基礎:仮想井筒梁解析モデル拡張 (Std.)
  5. 図面機能(連動形状拡張)

▲図1 メイン画面
 ハイスペックマイクロパイル杭の対応
現在、本製品で検討可能な杭種として、13種(鋼管杭、RC杭、PHC杭、PC杭、SC杭、場所打ち杭、任意杭、鋼管ソイルセメント杭、SC杭+PHC杭、マイクロパイル、H形鋼杭、回転杭、内面リブ付き鋼管巻き場所打ち杭)を用意しております。
今回の改訂ではマイクロパイル杭の工法追加を行います。マイクロパイル杭の施工工法に「ハイスペック」を追加する予定です。既設の耐震補強工事では、交通規制を最小限に抑えられるコンパクトな機械を用い,周辺の地盤や構造物への影響が比較的小さい小口径杭の採用が望まれる傾向にあり、小口径杭のハイスペックマイクロパイル杭は、今後の活用が期待できる杭と言えます。

工法の特徴
  • 狭隘地,近接施工,上空制限,山岳地(斜面)などの特殊条件下での施工が可能である。
  • 杭先端部を地盤改良することにより,確実な先端支持力が得られる。また、杭先端部と杭頭部で鋼管をセンタリングすることにより、全長にわたって適切にかぶりを確保した高品質杭の構築が可能である。
  • 杭径、施工機械が小さいため、施工時に近接構造物への影響が少なく、環境にも配慮されている。

▲図2 杭概要図
 橋脚連動時の方向毎にL2計算方法指定
橋脚基礎の照査については、道示XP103(2)に記載のとおり、「橋脚に生じる応答が塑性域に達する場合には、死荷重及び式(6.4.11)により算出設計水平震度に相当する慣性力を考慮する。また、橋脚に生じる応答が弾性域に留まる場合には、橋脚基部に生じる断面力を荷重として考慮する。」とあります。

一般に、河川に設置される橋脚は、壁式橋脚になるケースが比較的に多く、橋軸方向で塑性化、直角方向で弾性域になるケースがほとんどとなります。基礎の設計では、単体時および橋脚連動時において、方向毎のレベル2地震時照査の計算指定には対応していないため、ファイルを方向毎に2つに分けて検討する必要がありました。
今回の改訂では、ファイル一つで各方向毎に計算手法を変え、同時に計算・出力を行えるように拡張し、煩雑な操作を解消しています。

▲図3 各方向ごとの計算指定
 杭基礎:異種杭混在の対応
2種類の杭混在、同種杭の条件は全杭同一(地層傾斜なし、同種の杭の杭径・杭長は同一)のケースを対象とし、異種混合杭に対応します。
適用条件は、現行の増し杭工法時と同じという制限はありますが、この対応により、具体的に次のような杭も検討できるようになり、設計の幅が広がる事が期待できます。
図5は、場所打ち杭と鋼管杭の事例ですが、13種(鋼管杭、PHC杭、SC杭、場所打ち杭、任意杭、鋼管ソイルセメント杭、SC杭+PHC杭、マイクロパイル、回転杭等)の杭から2種の杭を混在させて計算できるようになります。

▲図4 異種杭混在の設定画面
 
 ▲図5 新設・既設フーチング内に、場所打ち杭と鋼管杭を混在した場合
 鋼管矢板基礎:仮想井筒梁解析モデル拡張
現在の仮想井筒梁解析モデル(常時,レベル1地震時)では、設計地盤面以深をモデル化する方法にのみ対応しており、基礎天端(仮締切兼用方式:頂版天端、立上り・締切り方式:頂版下面)からモデル化することができません。このため、ユーザ様にはご不便をおかけしております。今回の改訂は設計地盤面<基礎天端のケースに対応して、機能強化を図ります。仮想井筒梁解析で設計地盤面以深をモデル化するため、仮締切兼用方式のときモデル化していない範囲の合成応力度が仮締切りの残留応力度のみになっている点も解消できます。

▲図6 合成応力度分布
 図面機能(対応形状拡張)
これまで、「杭径」や「杭長」が変化した杭基礎の図面作成は、「場所打ち杭で、全杭・全断面一括計算の場合」に制限していましたが、この制限をなくした図面作成に対応します。また、杭頭段差の図面作成にも対応します。
▲図7  「鋼管杭径・杭長変化あり」「杭頭段差」の図面作成
 その他の対応項目
計算書出力改善をはじめとして、その他次のような項目に対応いたしました。
 ・杭基礎:計算書一覧改善
 ・杭基礎:杭体応力度の杭指定改善
 ・杭基礎:場所打ち杭の配筋状態出力
 ・液状化判定:土質定数に乗じる係数の計算書改善
 ・場所打ち杭の最小鉄筋量照査
 ・地層画面「ED再計算」、サンプルに関する説明追加
 おわりに
以上、主な機能拡張の概略を説明させて頂きました。今後もユーザ様からの要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。
(Up&Coming '16 秋の号掲載)
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