地盤解析、FEMモデルにおける初期モデルの作成を支援する技術サービス

地盤解析支援サービス

サービス開始日:2005.01.27

サービス概要

フォーラムエイトでは、地盤解析分野における性能照査設計に対応した高度解析ソフトウェアの製品化に取り組み、UC-1新シリーズとして 「地盤解析シリーズ」を発表しました。 2004年には地盤の動的有効応力解析(UWLC)3次元地すべり斜面安定解析(LEM)2次元浸透流解析(VGFlow2D) を、また、2005年には 弾塑性地盤解析(GeoFEAS)2Dをリリースし、 2008年には「地盤解析シリーズ」の最後の製品としてFEMと極限平衡法の評価を同時に出来るせん断低減法の機能を備えた GeoFEAS VGFlowをリリースいたしました。

フォーラムエイトでは、「地盤解析シリーズ」のラインナップが充実したのを踏まえ、「地盤解析シリーズ」全製品に対する「解析支援サービス」を開始しました。地盤解析、特にFEMモデルにおける面倒な初期モデルの作成をサポートします。

地震による液状化の影響(地中構造物の浮上り、液状化に伴う残留変位量の評価等)や対策工の検討・設計、集中豪雨による地下水の上昇やそれに伴う地盤の安定性の低下等の評価・対策、斜面の安定性の評価や対策工後の安定性向上の定量的評価、基礎の支持力評価や3次元的対策工の検討・設計を行うユーザを支援する技術サービスです。
本解析支援サービスでは、弊社技術サポートグループ及び開発スタッフが本サービスのバックアップを行います。データ作成から解析結果の処理・可視化まで一連の流れがスムーズに行え、3次元FEM解析が手軽に行えるサービスです。

本サービスには、サービス価格がすぐわかる標準見積システム(Excelシート)を用意しています。基本的には、節点数とステージ数で見積を算定できます。なお、結果の確認はサービスの範囲としますが、計算書等結果処理、判定などのコンサルティングサービスは、含まれていません。

サービスの概要と特長

地盤解析支援サービス Web見積サービス

フォーラムエイトでは、地盤解析支援サービスの一環として 「地盤解析支援サービス Web見積サービス」の提供を2005年1月27日より開始いたしました。
地盤解析データ作成などの概算見積の計算と内訳の閲覧、見積書の印刷ができます。

▲Web見積サービス ログイン画面

解析サービス例

(価格は税込表示です)

■2次元弾塑性地盤解析(GeoFEAS) 2D

トンネル掘削解析
●節点数=1260 ●ステージ数=6
●梁要素使用 ●2次元通常モデル

解析支援サービス費  ¥1,300,450(税抜¥1,182,228)



土留め掘削近接施工解析
●節点数=1640 ●ステージ数=6 ●載荷荷重あり
●梁要素使用  ●2次元通常モデル

解析支援サービス費  ¥1,230,053(税抜¥1,118,230)




■GeoFEAS VGFlow(弾塑性地盤解析)

杭基礎解析
●節点数=2180 ●ステージ数=2
●梁要素未使用 ●3次元通常モデル

解析支援サービス費  ¥1,395,797(税抜¥1,268,907)



橋脚とトンネル解析
●節点数=10347 ●ステージ数=2
●梁要素未使用 ●3次元通常モデル

解析支援サービス費  ¥2,395,142(税抜¥2,177,402)




■地盤の動的有効応力解析(UWLC)

ボックスカルバート
●節点数=1,103 ●ステージ数=1
●地表面傾斜なし ●過載荷重なし
●ソリッドモデル・梁モデル ●2次元通常モデル
●有効応力解析

解析支援サービス費  ¥2,087,483(税抜¥1,897,712)



ピアアバット
●節点数=795 ●ステージ数=1
●上部工を節点集中質量、下部工を梁モデル
●地盤をソリッドモデル
●2次元通常モデル ●全応力解析

解析支援サービス費  ¥1,991,748(税抜¥1,810,680)




■3次元地すべり斜面安定解析(LEM)

○○地区地すべり解析
●節点数=3,500 ●ステージ数=1
●地下水位あり ●地形断面数21
●地すべり幅800m、地すべり長さ600m
●x方向コラム数80、y方向コラム数60
●解析法:簡易ヤンブ法
●地震時の影響考慮
●c-tanφ関係図の作図を行う

解析支援サービス費  ¥649,400(税抜¥590,364)



○○地区地すべり解析
●節点数=296 ●ステージ数=1
●地下水位あり(任意水圧考慮)
●地形断面数8
●地すべり幅150m、地すべり長さ214m
●x方向コラム数60、y方向コラム数100
●解析法:簡易ヤンブ法
●地震時の影響無視

解析支援サービス費  ¥607,788(税抜¥552,535)




■GeoFEAS VGFlow(浸透流解析)

河川堤防の降雨の影響解析
●節点数=738 ●二次元解析モデル ●非定常解析
●降雨あり ●水頭既知境界 ●水位変動境界
●要素プロパティ3種
●不飽和浸透特性vanGenuchtenモデル
●初期条件を浸潤面で設定

解析支援サービス費  ¥953,025(税抜¥866,387)



地山地下水解析
●節点数=18,766 ●三次元解析モデル ●定常解析
●降雨なし ●水頭既知境界 ●浸潤面境界
●要素プロパティ3種
●不飽和浸透特性試験値表入力
●ボーリングなし

解析支援サービス費  ¥3,024,836(税抜¥2,749,851)



サービス価格

地盤解析支援サービス標準見積基準

モデル化データ作成基本単価
(節点数350節点以下。地表面傾斜・過載荷重なし。2次元モデル。ステージ解析なし。ソリッド要素のみ)
技術者種別 割合 技術者単価
主任技師 20% ¥71,300 ¥14,260
技師A 30% ¥62,700 ¥18,810
技師B 30% ¥51,900 ¥15,570
技師C 10% ¥42,200 ¥4,220
技術員 10% ¥37,000  ¥3,700
(A) モデル化データ作成基本単価 ¥56,560

割増係数
地盤解析モデル 単位工数
CADデータの有無
(CADデータがない場合は「3」、ある場合は「2」、メッシュ数値データ有る場合は「1」)
1.000
節点数が100節点毎に係数を算定 0.100
追加するステージ解析 1ステージ超過毎に0.01増
追加する解析ケース数 0.500
地盤物性値の評価がある場合 0.500
地表面傾斜の場合 0.100
過載荷重がある場合 0.100
梁要素使用の場合 0.100
バネ要素使用の場合 0.100
軟弱地盤がある場合(弾塑性モデルの設定含む) 0.500
液状化がある場合
(FL分布、変形量の計算を含む)
0.100
地盤改良案の検討がある場合(液状化と別に計上) 0.500
すべり安定の検討がある場合
(強度定数の評価を含む)
0.100
3次元モデル作成
(基本ケース:簡易な押し出しによるモデル化)
0.500
3次元割増
(梁、バネ、弾塑性、すべりのいずれか1条件につき)
0.100
資料整理(設計図書、図面、データファイル等) 1.0
(B) 割増係数小計  

報告書作業金額
報告書作成 作業単価
結果整理 ¥56,560
報告書作成 ¥56,560
(C)報告書作成金額

直接人件費
(D)  合計(D)(A)(B)(C)

一般管理費 (直接人件費の120%) ※最低固定管理費として直接人件費¥50,000未満の場合は一律¥60,000とする。
(E) 一般管理費

経費
交通費など実費
(F) 経費小計

消費税
(G) 消費税

見積総合計額
(D)(E)(F)(G)

 保守サポート
1年間の問い合わせサポート、不具合修正に無償対応。1年経過以降は、保守サポート契約を締結することが可能です。
(参照:保守サポート契約

地盤解析支援サービス標準見積表(UWLC)


モデル化データ作成基本単価
(節点数2000節点以下)
技術者種別 工数 技術者単価
主任技師 20% ¥71,300 ¥14,260
技師A 30% ¥62,700 ¥18,810
技師B 30% ¥51,900 ¥15,570
技師C 10% ¥42,200 ¥4,220
技術員 10% ¥37,000  ¥3,700
(A) モデル化データ作成基本単価 ¥56,560

モデル作成工数
地盤解析モデル 単位工数
CADデータの有無(CADデータがない場合は「3」、ある場合は「2」、メッシュ数値データ有る場合は「1」) 0.500
節点数が100節点を超過毎に割増係数を算定 0.100
追加するステージ解析 1ステージ超過毎に0.3増
追加する解析ケース数 1.000
初期応力解析に別のプログラムを用いる場合 3.000
地震動の設定がある場合 1.000
地盤物性値の評価がある場合(全応力) 1.000
液状化に関する地盤物性地の評価がある場合(有効応力) 2.000
過載荷重や水圧荷重がある場合 0.500
梁要素使用の場合 0.500
軟弱地盤がある場合(弾塑性モデルの設定含む) 0.500
有効応力解析 3.000
地盤改良案の検討がある場合 1.000
解析結果の評価に伴うモデル形状・メッシュの再設定・再解析 3.000
解析結果の評価に伴う地盤条件の再設定・再解析 5.000
資料整理(設計図書、図面、データファイル等) 1.000
(B) 割増係数小計  

報告書作業金額
報告書作成 作業単価
結果整理 ¥56,560
報告書作成 ¥113,120
(C)報告書作成金額

直接人件費
(D)  合計(D)(A)(B)(C)

一般管理費 (直接人件費の120%) ※最低固定管理費として直接人件費¥50,000未満の場合は一律¥60,000とする。
(E) 一般管理費

経費
交通費など実費
(F) 経費小計

消費税
(G) 消費税

見積総合計額
(D)(E)(F)(G)

 保守サポート
1年間の問い合わせサポート、不具合修正に無償対応。1年経過以降は、保守サポート契約を締結することが可能です。
(参照:保守サポート契約

地盤解析支援サービス標準見積表(LEM 3D)

価格は税別表示です


モデル化データ作成基本単価
(節点数2000節点以下)
技術者種別 工数 技術者単価
主任技師 20% ¥64,500 ¥12,900
技師A 30% ¥56,400 ¥16,920
技師B 30% ¥45,800 ¥13,740
技師C 10% ¥36,100 ¥3,610
技術員 10% ¥31,900  ¥3,190
(A) モデル化データ作成基本単価 ¥50,360

割増係数
割増項目 割増係数
基本作業のみ 1.000
任意水圧を考慮する場合  0.500
特殊なモデル化の場合  0.200
節点数が2000節点を超過した場合の割増 400節点超過毎に0.1増
(B) 割増係数小計  

打合せ作業見積額
モデル化データ作成内容 作業単価
特殊なモデル化 通常のモデル化 ¥10,000
特殊なモデル化 ¥20,000
(C)打合せ作業見積額

直接人件費
(D)  合計(D)(A)(B)(C)

● 一般管理費 (直接人件費の120%) ※最低固定管理費として直接人件費¥50,000未満の場合は一律¥60,000とする。
(E) 一般管理費

経費
交通費など実費
(F) 経費小計

消費税
(G) 消費税

見積総合計額
(D)(E)(F)(G)

 保守サポート
1年間の問い合わせサポート、不具合修正に無償対応。1年経過以降は、保守サポート契約を締結することが可能です。
(参照:保守サポート契約

地盤解析支援サービス標準見積表(VGFlow)

価格は税別表示です

モデル化データ作成基本単価
技術者種別 工数 技術者単価
主任技師 20% ¥71,300 ¥14,260
技師A 30% ¥62,700 ¥18,810
技師B 30% ¥51,900 ¥15,570
技師C 10% ¥42,200 ¥4,220
技術員 10% ¥37,000  ¥3,700
(A) モデル化データ作成基本単価 ¥56,560

モデル作成工数
地盤解析モデル 単位工数
CADデータの有無
(CADデータがない場合は「3」、ある場合は「2」、メッシュ数値データ有る場合は「1」)
1.000
節点数が150節点を超過毎に割増係数を算定 0.100
追加するステージ解析 1ステージ超過毎に0.01増
追加する解析ケース数 1.500
地盤物性値の評価がある場合 0.500
地表面傾斜の場合 0.100
過載荷重がある場合 0.100
梁要素使用の場合 0.100
バネ要素使用の場合 0.100
軟弱地盤がある場合(弾塑性モデルの設定含む) 0.500
液状化がある場合(FL分布,変形量の計算を含む) 0.100
地盤改良案の検討がある場合(液状化と別に計上) 0.500
すべり安定の検討がある場合(強度定数の評価を含む) 0.100
3次元モデル作成(基本ケース:簡易な押し出しによるモデル化) 0.500
3次元割り増し(梁,バネ,弾塑性,すべりのいずれか1条件につき) 0.100
資料整理(設計図書、図面、データファイル等) 1.000
(B) 割増係数小計  

報告書作業金額
報告書作成 作業単価
結果整理 ¥56,560
報告書作成 ¥56,560
(C)報告書作成金額

直接人件費
(D)  合計(D)(A)(B)(C)

● 一般管理費 (直接人件費の120%) ※最低固定管理費として直接人件費¥50,000未満の場合は一律¥60,000とする。
(E) 一般管理費

経費
交通費など実費
(F) 経費小計

消費税
(G) 消費税

見積総合計額
(D)(E)(F)(G)

 保守サポート
1年間の問い合わせサポート、不具合修正に無償対応。1年経過以降は、保守サポート契約を締結することが可能です。
(参照:保守サポート契約

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画面サンプル

▲メイン画面

▲描画設定

▲断面計算の入力画面

▲4万5千節点モデル

▲平板要素のひび割れ図

▲平板要素の自動メッシュ分割

▲平板要素のコンタ図

▲平板要素への面分布荷重載荷

▲平板要素に地盤ばねを自動生成

▲3次元コンタ図と
2次元切断面図

▲ケーブル要素の大変位解析

▲断面と連動したM-φ特性

▲緩衝装置用のばね特性

▲DXF/DWG形式
インポート/エクスポート

▲IFC形式エクスポート

▲RC非線形梁の偏差ひずみ
第2不変量(重み平均後)

▲照査でNG 部材の赤表示

Q&A(製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

何ができるのか?

3次元汎用解析ツールとして、2次元モデルから3次元立体フレームモデルまで作成可能です。
また、板要素を使用したFEMモデルも作成可能で、部材は線形要素から非線形要素まで、荷重も静的荷重から動的荷重まで対応可能となります。

どのような計算に活用できる?

橋梁の静的解析や動的解析、河川構造物の耐震計算や水道施設の耐震診断、建築構造物の計算に活用できます。
また、他社にない機能としまして弊社のUC-1設計シリーズの橋台・橋脚・基礎・震度と連携して、保耐法の計算データから動的解析が可能なデータを自動生成可能です。

報告書として成果に活用可能?

もちろん可能です。ただし対象を桁橋や直線橋などに限定していませんので、出せるものは計算書レベルの出力となります。
Excelへのカット&ペーストが可能ですので報告書のひな形へ貼り付けながら結果をとりまとめることが可能です。

どのような基準に対応している?

橋梁設計で使用される道路橋示方書のH14年版、H24年版、H29年版に対応しています。
また、断面照査ではコンクリート標準示方書の限界状態設計法にも対応しており、構造物の照査まで可能です。

どのグレードを購入すればよい?

線形解析、静的解析メインの方はLite版、フレーム解析で非線形解析、動的解析まで必要な方はadvanced版、非線形のFEM解析が必要な方はultimate版をご購入下さい。

入力について不明な場合は?

製品ヘルプもしくはHPに電子マニュアルに製品詳細と操作法を準備しております。その他、定期的に開催される有償セミナーでは静的解析モデル、動的解析モデル、FEMモデルの3つのモデル化の講習が受講でき講師と質疑応答も可能です。また有償となりますが、計算モデルを作成する解析支援サービスもあり年間100件を超える実績がございます。
解析支援サービス:https://www.forum8.co.jp/product/ucwin/ES/ESkaiseki.htm


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