落差工の設計計算

落差工に必要な水理設計計算、安定断面計算プログラム

落差工の設計計算 Ver.3

初版リリース:2010.06.07/最新Ver.リリース:2014.11.07

¥129,800(税抜¥118,000)

プログラム概要

「床止めの構造設計手引き(財)国土技術研究センター 編」に従い、落差工の設計計算を行うプログラムです。

護床工の設計については、上記文献と「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「頭首工」 平成20年3月 社団法人 農業農村工学会」から選択可能です。
直壁型(本体・水叩き一体式構造、分離式構造)および緩傾斜型の形状タイプについて対応しています。

水理計算は、実流量か単位幅流量で行うかを選択できます。
実流量で計算する場合には、各断面位置(上流部、中流部、下流部)ごとに使用する平均流速公式の設定が可能です。

安定計算は、直接基礎として、転倒・滑動・地盤支持力について照査を行います。
また、直壁型(一体式構造)で鉄筋コンクリート部材の場合は、本体と水叩き部について、断面計算(曲げ応力度、せん断応力度)を行うことが可能です。

▲メイン画面

▲本体形状

▲水理計算

関連情報

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プログラムの機能と特長

特長

  1. 一般的な形状の落差工(直壁型、緩傾斜型)について、水理計算及び安定計算を行うことが可能です。
  2. 直壁型の場合は本体・水叩き一体式構造と分離式構造を選択可能です。
  3. 護床工の区間長及びブロック重量の算定を行うことが可能です。
  4. 本体・水叩き一体式構造の場合は、断面計算(許容応力度法による照査)を行うことが可能です。
  5. 安定・断面計算の荷重ケースは、常時と地震時について行うことができます。また、検討水位は3ケースまで指定可能です。
  6. 本体・水叩きの照査位置は任意の位置を3個所まで指定することが可能です。また、それぞれの照査位置で配筋を入力することができます。
  7. 水理計算は実流量か単位幅流量で行うかを選択することができます。
    実流量で計算する場合には、各断面位置(上流部、中流部、下流部)ごとに使用する平均流速公式の設定が可能です。
    平均流速公式は、レベル1(単断面),レベル1a(単断面),レベル2(複断面),レベル2a(複断面),レベル3(複断面)に対応しています。
  8. 落差工本体及び水叩き部の形状を自動的に決定することが可能です。
  9. 直壁型かつ一体式構造の場合は本体及び水叩き部の配筋を自動的に決定することが可能です。
  10. 水理計算を実行すると、メイン画面の形状図に水位ラインを描画します。
  11. 計算書は、画面上でのプレビュー機能の他、Word,HTML,テキスト出力を行うことも可能です。

適用範囲

落差工の形式 直壁型,緩傾斜型
構造形式 一体式構造,分離式構造
基礎形式 直接基礎
コンクリート材質 鉄筋コンクリート,無筋コンクリート
平均流速公式 レベル1(単断面),レベル1a(単断面)
レベル2(複断面),レベル2a(複断面),レベル3(複断面)
水理計算 ■水叩きの検討(※直壁型時)
・越流状態の判断,越流落下範囲,水叩きの必要厚さ

■しゃ水工の根入長
・必要しゃ水工長
護床工の設計
(床止め構造設計手引き)
■護床工の検討
・護床工A区間長
・護床工B区間長

■補助構造物
・補助構造物の高さ
・補助構造物に加わる抗力

■護床工のブロック重量
・上流側
・護床工A(本体直下流~跳水発生区間前半、跳水発生区間後半)
・護床工B
護床工の設計
(土地改良事業計画「頭首工」)

■流水領域の判定
・I の領域~IVの領域
■護床工の検討
・護床工上流側区間長l1
・護床工下流側区間長l2
■護床工のブロック重量
・上流側
・護床工上流側区間
・護床工下流側区間

安定計算 転倒,滑動,地盤支持力
断面計算 コンクリートの圧縮応力度,鉄筋の引張応力度,せん断応力度

適用基準及び参考文献


適用基準
設計基準 建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編 山海堂 平成19年7月改訂版 建設省河川局監修
床止めの構造設計手引き(財)国土技術研究センター 編
土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「頭首工」 平成20年3月 社団法人 農業農村工学会

※2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名 価格
落差工の設計計算 Ver.3 ¥129,800(税抜¥118,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名 価格
落差工の設計計算 Ver.3 ¥51,920(税抜¥47,200)

>>ライセンス形態についての詳細はこちら

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(落差工の設計計算 Ver.3) 無償 ¥51,920(税抜¥47,200)
サブスクリプション(落差工の設計計算 Ver.3 フローティング) ¥72,688(税抜¥66,080)

フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB) 交換ポイント


フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB) 交換ポイント

フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB)」は、ご購入時に購入金額に応じたポイントを登録ユーザ情報のポイントバンクに加算し、次回以降の購入時にポイントに応じた割引または、随時特別景品に交換するユーザ向けの優待サービスです。

製品名 交換ポイント数
落差工の設計計算 Ver.3 70,800ポイント

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
落差工の設計計算 Ver.3 ¥58,410 ¥68,794 ¥84,370

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
落差工の設計計算 Ver.3 ¥97,350 ¥115,522 ¥142,780
      

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
落差工の設計計算 Ver.3 ¥103,840(税抜¥94,400)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

落差工の設計計算 Ver.3
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
3.00.00 14/11/07
  1. 「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説設計「頭首工」(H20年3月、 農業農村工学会)」に
    準じた護床工の設計に対応
    ①流水領域の判定(Ⅰ~Ⅳの領域)
    ②護床工の水理設計(区間長、ブロックの配列)
    ③護床工の構造設計(ブロック重量の算定)
  2. 護床工の関連入力及び結果出力改善

動作環境


動作環境

OS Windows 10 / 11
CPU Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 約70MB以上 (インストール時及び実行時含む)
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F9W
ファイル出力 HTML、3DS
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC
他製品との連動 <保存>
UC-win/Road(3DS、VRML)

製品購入/お問い合わせ窓口


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■ お問い合わせ

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画面サンプル

▲メイン画面

▲検討条件

▲材料・基準値

▲河床断面

▲本体形状

▲形状表示

▲護床工の検討

▲単位幅流量と水深との関係(頭首工)

▲護床工のブロック重量

▲荷重

▲部材

▲水理計算

▲安定計算

▲断面計算


▼F8出力編集ツール

PDF出力例

サンプルデータ 1
( 56P, 1,958KB )
サンプルデータ 2
 ( 29P, 939KB )

1.適用範囲

製品の特長は?

落差工・護床工の設計計算を支援し、安定計算(直接基礎)、断面計算(曲げ応力度、せん断応力度)が容易に行えます。

落差工とは?

構造的に落差のある床上めをさします。また、床上めとは河床の洗掘を防ぎ、河道の勾配等の安定目的で設置される施設です。

主な機能は?

主な機能は以下の通りです。

  • 一般的な形状の落差工(直壁型、緩傾斜型)について、水理計算及び安定計算を行うことが可能
  • 直壁型の場合は本体・水叩き一体式構造と分離式構造を選択可能
  • 護床工の区間長及びブロック重量の算定を行うことが可能
  • 本体・水叩き一体式構造の場合は、断面計算(許容応力度法による照査)を行うことが可能
  • 安定・断面計算の荷重ケースは、常時と地震時について行うことができます。また、検討水位は3ケースまで指定可能
  • 本体・水叩きの照査位置は任意の位置を3個所まで指定することが可能です。また、それぞれの照査位置で配筋を入力可
  • 水理計算は実流量か単位幅流量で行うかを選択可
  • 落差工本体及び水叩き部の形状を自動的に決定することが可能
  • 直壁型かつ一体式構造の場合は本体及び水叩き部の配筋を自動的に決定することが可能
適用基準は?

【落差工】

  • 建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編 山海堂 平成19年7月改訂版 建設省河川局監修
  • 床止めの構造設計手引き(財)国土技術研究センター 編

【護床工】

  • 床止めの構造設計手引き(財)国土技術研究センター 編
  • 土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「頭首工」 平成20年3月 社団法人 農業農村工学会

 >> サポートページ 落差工の設計計算 Q&A集

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