Shade3D Ver.23 Windows版 バージョン更新内容

2023年 06月 29日 更新

 

Ver.23.0.0更新日:'22.07.29

主な改定内容

【重要な変更点】

  • スクリプトウインドウの「言語」ポップアップメニューのデフォルトを「Python 3」に変更。
  • Python2は公式サポート期間が終了となったため、将来的なShade3Dのバージョンアップでの廃止を予定しています。

【新機能】

  • (Professional) 道路線形に対応
    道路や鉄道の路線に使用される形状である道路線形に対応。
    既存機能の「線形状」のように作成し、緩和曲線の設定の変更も可能です。
    スイープ曲面と組み合わせた道路面の作成ができ、より現実に即したモデリングが可能になります。
  • モーフターゲットに対応(ポリゴンメッシュ)
    一つのシーンでの複数のキーフレームアニメーションの保持に対応。
    歩く、走るなど、各種の動きを持ったキャラクター素材を一つのシーンファイルとして扱うことできます。

【全般】

  • コマンドパレットのボタン設定の複数登録、切り替えに対応
  • コマンドパレットのボタン設定のファイル保存、読込に対応
  • クイックメニューの表示モードの陰線表示モード、図面モード切り替えに対応
  • 図面表示に時間がかかる場合のプログレスバー表示に対応

【ファイル入出力】

  • 画像、動画、サウンドの保存において、最後に実行したときのファイル形式、アルファチャンネル、立体視の設定を保持して、Shade3Dの次回起動時の初期設定となるように変更
  • FBXエクスポータにおいて、反転要素を含んだ変換マトリクスが設定されたパート内の形状に対する処理の選択として「マイナススケールによる面処理」ポップアップメニューを追加(プリセットにて、読込側ツールに合わせた適切な選択を登録済み)
  • (Professional) glTFエクスポータエクスポータにおいて、反転要素を含んだ変換マトリクスが設定されたパート内の形状に対する処理の選択として「マイナススケールによる面反転」チェックボックスを追加

【モデリング】

  • ポリゴンメッシュの円柱作成ツールに「底面を扇状に分割」チェックボックスを追加
  • ポリゴンメッシュの円作成ツールを追加
  • テキストツールに「ベベル」チェックボックスを追加
  • (Professional, Standard) サーフェスリプリケータの衝突判定、干渉回避に対応

【レンダリング】

  • ShadeGridマネージャにおいて、各ShadeGridサーバの処理状況の表示に対応
  • (Professional) GPUレイトレーシングにおいて、イメージウインドウでのレンダリングでの「背景を描画」、「背景を反映」の個別でのオン・オフに対応

BIM/CIM設計照査ツール

  • IFC情報ウインドウにおいて、3D配筋CADから出力されたIFCファイルに付属する設計照査情報の表示に対応設計照査用の属性情報や寸法情報などの割り当てられた情報をShade3D上で確認できます。

主な修正内容

【全般】

  • (Windows) コマンドパレットに26個以上のコマンドを登録すると動作が不安定になり、クラッシュする場合がある問題の修正

【ファイル入出力】

  • DXFエクスポータにおいて、「3DFACE」がオフのとき、一部のツールで読み込み時にエラーが発生する問題の修正
  • DXFエクスポータにおいて、「3DFACE」がオンのとき、ポリゴンメッシュ、NURBS以外の形状が含まれていると一部のツールで読み込み時にエラーが発生する問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにてGLB形式での出力をする場合、出力先のフォルダにイメージ形状の名称と同じ画像ファイルがあると削除される問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、面反転が行われているポリゴンメッシュで頂点カラーが正しく出力されない問題の修正
  • (Professional) STEP、IGESエクスポータにおいて、一筆書きにより穴を作った線形状による掃引体を出力するとクラッシュする場合がある問題の修正
  • (Professional) 配光光源において、IESファイルを読み込むことができない問題の修正
  • (macOS) ShadeExplorerにおいて、コンテクストメニューの「挿入」でシーンファイルを読み込むと、二重にインポートされる問題の修正
  • (macOS) ShadeExplorerにおいて、コンテクストメニューの「開く」でシーンファイルを読み込む際に、プレビューレンダリングが有効になっており、かつ、メッセージダイアログボックスが表示されると操作ができなくなる問題の修正

【図面表示】

  • ウエイトペイントにおいて、2D図面パート内の形状が3Dの図面に表示される問題の修正
  • 環境設定の「ビュー」タブより、「網点描画を有効にする」チェックボックスを削除
  • (macOS) 図面描画更新の際に稀にクラッシュすることがある問題の修正

【モデリング】

  • 上方向の軸が「Z軸」のとき、サイズマニピュレータの数値入力でY軸とZ軸が入れ替わって反映される問題の修正
  • スイープ曲面の基準線が閉じた形状の場合、「擬似ポリゴンに変換」を実行すると、始点と終点の接続部分が欠ける問題の修正
  • 「角の丸め」ツールをブール演算パート、スイープ曲面内の線形状に対して実行した場合、操作の取り消したときに図面の表示に反映されない問題の修正
  • 線形状のオフセットツールにおいて、平面上の直線のみの閉じた線形状を内側にオフセットするときの精度を改善
  • 線形状のオフセットツールにおいて、実行中に選択形状を変更した場合にツールを終了するように変更
  • 線形状のオフセットツールにおいて、ツールパラメータの「確定(元の形状削除)」ボタンをクリックしたときに元形状が削除されない問題の修正

【アニメーション】

  • シーケンスモードでジョイントを操作して、キーフレームを作成せずにシーンファイルを保存すると、開きなおしたときに静止画モードのときの状態に戻る問題の修正
  • シーケンスモードでオブジェクトカメラを操作して、キーフレームを作成せずにシーンファイルを保存すると、開きなおしたときにカメラが静止画モードのときの位置に戻る問題の修正
  • シーケンスモードで保存したシーンファイルを開くと、キーフレームが設定されていないオブジェクトカメラの焦点距離、詳細設定の各パラメータがデフォルト値になる問題の修正
  • (Professional, Standard)(macOS) パスコンストレインツを使用したシーンにおいて、モーションのプレビュー再生の速度を改善

【レンダリング】

  • シーケンスモードでのレンダリング、またはアニメーションレンダリングにおいて、オブジェクトカメラにキーフレームが設定されていない場合、焦点距離、詳細設定の各パラメータがデフォルト値でレンダリングされる問題の修正

【GPUレイトレーシング(Professional)】

  • ビューコントロールバーのボタンや作業平面コントローラにマウスカーソルをポイントすると描画更新が行われる問題の修正
  • 図形ウインドウでプレビューレンダリングとGPUレイトレーシングを併用すると、GPUレイトレーシングの描画更新が繰り返される問題の修正

【スクリプト】

  • スクリプトの「記録」において、表示単位が「mm」以外のとき、形状情報のバウンディングボックスのサイズ変更が正しく記録されない問題の修正
  • スクリプトの「記録」において、線形状のオフセットツールのツールパラメータの「確定(元の形状削除)」ボタンのクリックが記録されたスクリプトの引数に反映されない問題の修正
  • 環境設定の「自動エンコーディング」がオフ、「テキストファイル エンコーディング」が「UTF-8(シグニチャ無し)」のときに、スクリプトフォルダに特定のエンコード設定のファイルが配置されているとShade3Dが起動できない問題の修正
 

Ver.23.1.0更新日:'22.11.08

主な改定内容

【新機能】

  • カスタマイズツールパレットを搭載(コマンドパレットのレイアウト機能を強化、刷新。機能名を改訂しました)
  • (Professional) 「ブール演算(ポリゴン)」パートを追加(ポリゴンメッシュを使用可能なブール演算パート。従来のブール演算パートは「ブール演算(NURBS)」パートに名称変更)

【ファイル入出力】

  • DDS画像保存において、圧縮形式として「BC1、BC6H(HDR)、BC7」の選択、及び、Mipmapの生成に対応
  • DXFインポータにおいて、POLYLINEのVERTEXの「ふくらみ」要素に対応
  • FBXコンバータにおいて、マルチタイムラインアニメーション、モーフターゲットの入出力に対応
  • (Professional) glTFコンバータにおいて、マルチタイムラインアニメーション、モーフターゲットの入出力に対応

【モデリング】

  • リンク作成ツールに直線移動、回転、拡大、均等拡大、せん断、数値入力を追加
  • ポリゴン作成ツール、ブール演算ツールのツールパラメータの「分割数」テキストボックスの右端に値の増減ボタンを追加
  • ポリゴンメッシュの円柱作成ツールにおいて、「UV割り当て」に「全て」を追加(側面と底面の両方のUVを生成)
  • 「ポリゴンメッシュに変換」ツールにおいて、「三角分割」チェックボックスがオンのときの「円」、「円の掃引体」の面分割を改善
  • (Professional) 道路線形作成ツールにおいて、基準面の選択に対応
  • (Professional) 道路線形において、「道路線形コントロールポイント編集」ツールを追加
  • (Professional) 道路線形において、形状情報ウインドウに「閉じた線形状」チェックボックスを追加
  • (Professional) 道路線形において、「編集[線形状]」の「逆転」ツールによるコントロールポイントの順序の逆転に対応
  • (Professional) 道路線形において、図面ビューでの線種、太さ、色の設定に対応

【アニメーション】

  • アニメーション設定において、アニメーショントラックごとの個別設定に対応

【図面描画】

  • 「環境設定」ダイアログボックスの「ビュー」タブの「図形ビュー設定」に「モデリング操作のアニメーション表示」チェックボックスを追加(フィットボタン実行時などのアニメーションの有効・無効の切り替え)
  • (Professional) 図面の「表示切替」メニューの「寸法線」サブメニューに「寸法を常に前面に表示」を追加

【インターフェイス】

  • 無限遠光源ウインドウに「全削除」、「復帰」ボタンを追加
  • コントロールバーに「スナップ設定」ウインドウの表示・非表示切り替えボタンを追加
  • ブラウザに表示されるリンク形状のアイコンを「リンク」と「元形状」のアイコンの組み合わせに変更
  • 数値入力ボックスの小数の表示桁数の設定に対応(環境設定ダイアログボックスの「全般」タブの「数値入力」グループに「小数の桁数」ポップアップメニューを追加)
  • 数値入力ボックスにおいて、右クリックによるコンテクストメニューの表示に対応
  • 数値入力ボックスにおいて、値のコピー&ペーストに対応
  • 数値入力ボックスにおいて、最初にBackspaceを押下した場合は数値の末尾を削除するように変更
  • 数値入力ボックスにおいて、最後に「+」、または「-」を入力して確定をすることで符号を変更できるように変更
  • 数値入力ボックスにおいて、タイムコードにピリオド(.)を付与した省略形での入力に対応
  • 数値入力ボックスにおいて、ESCキーによる入力のキャンセルに対応
  • 数値入力ボックスにおいて、マウスドラッグによる値の増減に対応
  • テーブルコントロールの数値入力、マウスドラッグによる値の増減のガイド表示に対応

ブロックUIプログラミングツール

  • アニメーションブロックの作成に対応
  • アニメーションの開始、終了の設定ブロックを追加
  • 計算ブロックに「四捨五入」、「剰余」を追加

BIM/CIM設計照査ツール

  • BIM/CIM設計照査ツールにおいて、BIM/CIM関連基準・要領等の令和4年3月版に対応
  • IFCインポートにおいて、IfcCircleHollowProfileDefとIfcExtrudedAreaSolidによる筒状の掃引体に対応
  • IFCインポートにおいて、原点から極端に離れた位置の3Dモデルの描画精度を改善(IfcProductのローカル座標系をパートのマトリクスに適用するように変更)
  • IFCインポートにおいて、IfcBooleanResultによるブール演算を「ブール演算(ポリゴン)」パートで生成するように変更
  • IFCインポートにおいて、IfcOpeningElementによる壁などの穴あけを「ブール演算(ポリゴン)」パートで生成するように変更

主な修正内容

【ファイル入出力】

  • シーンファイルの読み込み時にポリゴンメッシュから不正な頂点番号を持った面、稜線を削除するように変更
  • ブール演算パートにおいて、 「結果のみを表示」チェックボックス、「分割レベル」テキストボックスの設定値がシーンファイルに保存されない問題の修正
  • FBXエクスポータにおいて、各プリセットごとに「サブディビジョンをベイクする」を適切な設定となるように修正
  • (Professional) COLLADAインポータにおいて、テクスチャファイルのパスに半角スペースが含まれているとイメージが読み込まれない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、出力対象が「選択された形状」のとき、複数形状を選択してエクスポートすると、ビュアーによっては最初に選択された形状のみが表示される問題の修正
  • (Professional) 3dsインポータにおいて、不正な頂点番号を持った面のある3dsファイルをインポートすると、各種操作でクラッシュする問題の修正

【モデリング】

  • ポリゴンメッシュの円作成ツールにおいて、「面を扇状に分割」、「UV割り当て」チェックボックスがオンのときに正しくUVが生成されない問題の修正
  • サイズマニピュレータにおいて、数値入力をEnterキーで確定すると、拡大縮小操作が二重に実行される問題の修正
  • 切断面設定ウインドウの「切断」ツールにおいて、実行結果のUVの精度を改善
  • ブール演算ツールにおいて、実行結果のUVの精度を改善
  • ブール演算ツールにおいて、モーフターゲットの変形結果が反映されない問題の修正
  • モーフターゲットにおいて、選択されていないアニメーショントラックにモーションポイントのあるターゲットを削除するとクラッシュする問題の修正
  • 形状情報ウインドウの「モーフターゲット情報」のリストにおいて、ターゲットの「有効」チェックボックスを切り替えると、選択中のターゲットの位置にスクロールする問題の修正
  • UV図面で頂点をクリック選択すると、3D図面のマニピュレータが不正な位置に表示される問題の修正
  • ウエイトペイントにおいて、選択されている面のウエイト表示の視認性を改善
  • ショートカットでシーンの「新規作成」を行った後、元のシーンに再度切り替えるとマニピュレータが表示されない問題の修正
  • (Standard) サーフェスリプリケータの衝突判定において、複製対象に面を持たない形状が含まれている場合、一様分布での配置をするように変更
  • (Professional) 道路線形において、閉じた道路線形をスイープ曲面に入れたあと、自由曲面に変換すると開いた線形状になる問題の修正
  • (Professional) 道路線形において、閉じた道路線形をスイープ曲面で基準線にすると、始点と終点が接続されない場合がある問題の修正
  • (Professional) 道路線形において、制御点の形成する直線列の角度が鋭角に近くなったときの曲線の精度を改善
  • (Professional) 道路線形作成ツールにおいて、制御点の追加をクリックのみとするように変更
  • (Professional) 道路線形作成ツールにおいて、ガイド線が曲線で表示されるように変更

【アニメーション】

  • 独立ポイントを持ったジョイントを複製するとクラッシュする問題の修正
  • 静止画モードのとき、モーションウインドウでアニメーショントラックを切り替えると、モーションポイントのあるジョイントのジョイント値が変更される問題の修正
  • スキンウインドウにおいて、シーンにジョイントがない場合、スキンのバインドを実行するとクラッシュする問題の修正
  • スキンウインドウにおいて、縦スクロールをしたときに頂点番号と数値入力欄の位置がずれる問題の修正
  • スキンウインドウの「頂点ブレンド」において、ウエイト値が設定されていない欄に新たに数値入力をすることができない問題の修正
  • スキンウインドウの「頂点ブレンド」において、「スコープ」でジョイントを指定したときに、バインド対象のジョイントが正しく表示されない問題の修正
  • スキンウインドウの「クラシックスキン」において、「スコープ」や各頂点のジョイント選択ポップアップメニューで、選択対象に関わらず「ルートパート」が適用される問題の修正

【図面描画】

  • ワイヤフレームの陰線消去の描画精度を改善
  • ワイヤフレーム表示のとき、前後関係に関わらず、寸法線が形状のワイヤフレームの背面に描画される問題の修正
  • 面光源のボリュームライトのワイヤフレームが正しく描画されない問題の修正
  • 変換マトリクスが初期値ではないパート内の線光源において、形状編集モードで表示される明るさを示す頂点が正しい位置に表示されない問題の修正
  • 表示オプションの「法線を表示」において、面の法線方向を示す線を破線で描画するように変更

【レンダリング】

  • バンプマップの「高さ」を指定した場合、マッピングパターンがプロシージャル、またはソリッドテクスチャプラグインのとき、適用率が1.0未満にするとレンダリング結果が不正になる問題の修正
  • ラジオシティウインドウにおいて、計算終了後の結果が描画されない問題の修正
  • (Professional) プレビューレンダリング表示のとき、「ブール演算」パート内の形状をパート外に移動するとクラッシュすることがある問題の修正

【スクリプト】

  • レンダリングイメージをimageのsaveで保存したときに、出力カラースペースの設定が反映されない問題の修正
  • スクリプトウインドウの「記録」チェックボックスがオンのとき、長方形、円、直方体、球、四角錐、円錐、円柱、カプセル、トーラス作成ツールで、ツールパラメータの「確定」ボタンを押すとスクリプトが記録されない問題の修正

【インターフェイス】

  • ブラウザの「選択」メニューの「マスターオブジェクトを選択」を「リンクの元形状を選択」に名称変更
  • コマンドパレットにおいて、名前に「<」、「&」が含まれたコマンドが登録できない。
  • カメラ、図面操作において、「選択形状に合わせる」による視点変更がカメラ操作の取り消しで戻せない問題の修正
  • 数値入力ボックスにおいて、入力中のハイライト表示の視認性を改善
  • 数値入力ボックスにおいて、選択されていても数値の入力中でない場合は、ショートカットによる機能実行を行うように変更
  • 数値入力ボックスにフォーカスがあるとき、矢印キーの押下で選択形状の変更を行わないように変更
  • テーブルコントロールにフォーカスがあるとき、Backspace、Deleteキーの押下で形状を削除しないように変更

ブロックUIプログラミングツール

  • 「数値」カテゴリの名称を「変数」カテゴリに変更
  • 「UI」カテゴリのブロックの色を修正

BIM/CIM設計照査ツール

  • IFCインポートにおいて、IfcCartesianTransformationOperator3DnonUniformのScale2, Scale3の値が省略されたときに、Scaleの値が適用されず、1.0として扱われる問題の修正
  • IFCインポートにおいて、IfcBooleanClippingResult, IfcHalfSpaceSolid によるブール演算で、AgreementFlagによる切断方向の反映されない問題の修正
  • IFCインポートにおいて、3Dモデルの三面稜線の発生を軽減
  • IFCインポートにおいて、3D配筋CAD Ver.4.2.3から出力されたIFCファイルの設計照査情報で、寸法情報が読み込まれない問題の修正
  • IFCエクスポートにおいて、編集された形状が正しい位置に配置されない場合がある問題の修正

Ver.23.1.1更新日:'22.11.15

主な改定内容

BIM/CIM設計照査ツール

  • IFCインポート、エクスポートにおいて、Windows11 22H2環境での動作に対応

主な修正内容

【ファイル入出力】

  • DXFエクスポートを実行するとクラッシュする問題の修正

【図面描画】

  • GPUが「Intel UHD Graphics 770」の環境において、「環境設定」の「ビュー」タブで「グラフィックAPI」が「自動」、または「Direct3D 12」、「アンチエイリアシング」が「2x」、または「4x」に設定されていると、図形ウインドウの表示が乱れる問題の修正

【ShadeGrid】

  • 極端に深い階層構造、または、多重のリンク構造を持ったシーンをレンダリングすると、ShadeGrid Serverがクラッシュすることがある問題の修正
  • ShadeGrid Serverを使用してレンダリングをすると、Shade3Dがクラッシュすることがある問題の修正

Ver.23.2.0更新日:'23.03.23

主な改定内容

Shade3D Ver.23.2.0

【GPUレイトレーシング】(Professionalのみ)
  • Windows11 22H2での動作に対応
【ファイル入出力】
  • FBXインポータ、エクスポータにおいて、モーフターゲットのモーション設定の入出力に対応
  • SketchUpインポータにおいて、SketchUp 2023までのフォーマットの入力に対応
  • SketchUpインポータにおいて、エクスポート設定ウインドウに「初期設定」ボタンを追加
  • SketchUpインポータにおいて、標準ビュー(モデルオブジェクトのカメラ)の入力に対応
  • (Professional) SketchUpエクスポータにおいて、SketchUp 2023までのフォーマットの出力に対応
  • (Professional) SketchUpエクスポータにおいて、エクスポート設定ウインドウに「初期設定」ボタンを追加
  • (Professional) SketchUpエクスポータにおいて、現在のカメラを標準ビュー(モデルオブジェクトのカメラ)として出力に対応
  • (Professional) glTFインポータ、エクスポータにおいて、モーフターゲットのモーション設定の入出力に対応
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、直線移動、拡大縮小、均等拡大縮小ジョイントによるアニメーションの出力に対応
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、アニメーションの「ステップ指定」出力に対応
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、表面材質のマッピング設定の「チャンネル」ポップアップメニューの「アルファ乗算」の反映に対応
【モデリング】
  • ツールパラメータの「掃引」ツールにおいて、「掃引設定」ポップアップメニューを追加。スイープ曲面と自由曲面のどちらで生成するかの選択に対応
  • 「頂点整列」ツールにおいて、ツールパラメータに「閉じる」ボタンを追加
  • ツールボックスの「編集」の「メッシュ」タブに「最小厚み確保」ツールを追加
  • (Professional,Standard) サーフェスリプリケータの干渉回避において、形状情報ウインドウの設定項目を「衝突判定」ポップアップメニューに変更。「バウンディングボックス」による高速な処理に対応(「メッシュ」で従来通りの判定を行う)
  • (Professional)「ブール演算(ポリゴン)」パートにおいて、スムーズシェーディングの限界角度の調整に対応
【インターフェイス】
  • 図形ウインドウのステータスバーの座標表示において、絶対座標と相対座標の両方を表示するモードに対応

BIM/CIM設計照査ツール Ver.23.2.0

  • BIM/CIM設計照査ツールにおいて、「スナップ設定を表示/非表示」ボタンを追加

主な修正内容

Shade3D Ver.23.2.0

【全般】
  • Direct3D 12に非対応の環境において、Shade3Dの終了後にプロセスが残ったままの状態となり、Shade3Dが再度起動できない場合がある問題の修正
【ファイル入出力】
  • 2GB以上のサイズのレンダリングイメージを保持したシーンファイルが開けない問題の修正
  • シーンファイルの保存において、レンダリングイメージの圧縮サイズが4GBを超えるときにエラーが表示され処理が中断されるように変更
  • (Professional,Standard) Adobe Illustlatorエクスポータにおいて、レンダリング非対象のオブジェクトがあると「用紙の横幅/縦幅に合わせる」設定の時に印刷サイズに合わない余白が生じることのある問題の修正
  • (Professional) Adobe Illustlator(三面図出力)エクスポータにおいて、レンダリング非対象のオブジェクトがあると印刷領域外に形状がはみ出てしまうことがある問題の修正
  • (Professional) DXF(三面図出力)エクスポータにおいて、レンダリング非対象のオブジェクトがあると左上図以外の図面が離れて出力されることがある問題の修正
  • (Professional) glTFインポータにおいて、glTFファイルによってスキン設定が正しく読み込まれない場合がある問題の修正
  • (Professional) glTFインポータにおいて、childrenに加えてmesh、またはcameraを保持しているnodesの読み込み結果を改善
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、glbで出力する場合、名前に日本語などのマルチバイト文字が含まれたイメージが正しく出力されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、リンク形状とその上位パートの「面反転」チェックボックスが反映されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、ジョイント直下にある形状をリンクすると正しい位置に出力されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、PBRマテリアルの「発光」が負の値のときに正常に出力されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、Shade3Dマテリアルのマッピング設定で「チャンネル」ポップアップメニューが「アルファ透明」、「反転」チェックボックスがオンの場合に正しく出力されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、PBRマテリアルの「αブレンド」が0に近い値の場合に正しく出力されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、PBRマテリアルのマッピング設定で「マッピングタイプ」ポップアップメニューが「透明度」、「チャンネル」ポップアップメニューが「グレースケール(A)」のとき、「反転」チェックボックスが反映されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、PBRマテリアルの「メタリック」「ラフネス」「発光」「αブレンド」の設定値が0から1、「αマスク」の設定値が0以上の範囲内に制限されるように変更
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、スキン設定がされた頂点とされていない頂点が混在している形状を出力するとクラッシュする問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、ボールジョイントのオフセット移動のアニメーションがオフセット位置によってずれる問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、回転ジョイントが初期状態ではないとき、正しく出力されない問題の修正
  • (Professional) glTFエクスポータにおいて、ボールジョイント内のポリゴンメッシュが回転中心の座標値だけずれた位置に出力される問題の修正
  • iCloneエクスポータを実行するとクラッシュする問題の修正
  • mov形式の動画ファイルの読み込みにおいて、Apple ProResコーデックで圧縮されているとクラッシュする問題の修正
  • ファイルメニューの「復帰」において、未保存のシーンに対して実行できる問題の修正
【モデリング】
  • オブジェクトスナップにおいて、他の形状の背面にあるポリゴンメッシュの稜線に対して、スナップされない問題の修正
  • 「コントロールポイントの追加」ツールにおいて、他の形状の背面にあるポリゴンメッシュの稜線に対して、クリックによるコントロールポイントの追加が動作しない問題の修正
  • 「コントロールポイントの追加」ツールにおいて、マウスカーソルを線に合わせたときにコントロールポイント、頂点の追加位置がハイライトされるように変更
  • 「コントロールポイントの追加」ツールにおいて、既存のコントロールポイント、頂点を選択しているとクリックによる追加が動作しない問題の修正
  • 「オブジェクトの結合」ツールにおいて、モーフターゲットの数が異なるポリゴンメッシュを結合するとクラッシュする問題の修正
  • 移動、回転等のマトリクス情報が入ったパート内の線形状をコピー&ペーストすると複製された線形状が変形する問題の修正
  • 「厚み」ツールにおいて、図形ウインドウ上のドラッグ操作をする場合、ツールパラメータへの数値入力や前回のドラッグ操作で設定された厚みが反映されない問題の修正
  • 「厚み」ツールにおいて、ツールパラメータに「1回の処理で確定」チェックボックスを追加
  • 「頂点整列」ツールにおいて、シーンの単位が「mm」以外のとき、ツールパラメータの「X座標」、「Y座標」、「Z座標」テキストボックスに正しい値が表示されない問題の修正
  • 形状編集モードでボールジョイントを拡大縮小編集すると、正しい倍率での変形が行われない問題の修正
  • 図形ウインドウのステータスバーの「座標表示」ポップアップメニューにおいて、Shade3Dの終了時の選択状態が次回起動時に維持されるように変更
  • (Professional,Standard) サーフェスリプリケータの干渉回避において、対象サーフェスが曲面の場合にオブジェクトが重なる場合がある問題の修正
  • (Professional) 道路線形において、ツールパラメータが分離されているとポイントリストが表示されない問題の修正
  • (Professional) 道路線形において、道路線形形状のラインに対してスナップされない問題の修正
  • (Professional) 「ブール演算(ポリゴン):積」パートにおいて、内包する形状に重なりがない場合にパート内先頭の形状が表示される問題の修正
  • 高解像度(HiDPI)環境において、Windowsのディスプレイ設定で「拡大縮小」が100%以外のときに、グリッドスナップがオンの状態で回転移動・複製ツールの中心指定ができない問題の修正
【レンダリング】
  • レンダリング設定の「シャドウマップサイズ」を1に設定してレンダリングするとクラッシュする問題の修正
  • 線光源のレンダリング品質を改善
  • ワイヤーフレームレンダリングにおいて、自由曲面、スイープ曲面の「端を閉じる」で生成された面が描画されない問題の修正
  • (Professional,Standard) トゥーンレンダリングにおいて、自由曲面、スイープ曲面の「端を閉じる」で生成された面が描画されない問題の修正
  • (Professional) 「ブール演算(ポリゴン)」パートにおいて、ShadeGridを利用したレンダリングを行うとパート内の形状に割り当てられているマスターサーフェスが反映されない問題の修正
【アニメーション】
  • モーションウインドウの「トラック」ポップアップメニューにおいて、選択されているトラックにチェック表示がされない問題の修正
  • モーションウインドウにおいて、総フレーム数の外側にあるキーフレームが選択、編集できない問題の修正
  • モーションウインドウにおいて、シーケンスカーソルと同フレームのシーケンスキーポイント、モーションポイントの有無が判別しづらい問題の修正
  • スキンウインドウにおいて、頂点ブレンド」の「行表示」ポップアップメニューによる表示対象の制限が正常に動作しない問題の修正
  • 複製ツールにおいて、スキンが設定された形状に対してツールパラメータの「繰り返し」による複数回の複製をすると、2個目以降の複製形状でスキンが正常に動作しない問題の修正
  • (Professional,Standard) パーティクルフィジックスにおいて、モーション設定ウインドウのシーケンスカーソルを動かし続けるとクラッシュする問題の修正
【図面描画】
  • ポリゴン数が非常に多い形状の編集速度を改善
  • ポリゴンメッシュに多数のフェイスグループがあり、それぞれのマスターマテリアルに同一のイメージマップが設定されていたときの描画速度を改善
  • GPUのメモリが不足したときに、問題の通知とShade3Dの再起動を促すメッセージを表示するように変更
【表面材質】
  • 表面材質ウインドウの「作成」ボタンより新規のマスターマテリアルを作成するときに、名前設定ダイアログが表示されるように変更
  • 表面材質ウインドウのマッピング設定でイメージマップを設定して、マスターマテリアルに登録した後に、取り消しを実行するとクラッシュする問題の修正
  • 表面材質ウインドウにおいて、「使用」、「登録」、「独立」ボタンの動作の取り消し、再実行に対応
  • インターフェイス、ツールチップにおいて、「マスターサーフェス」の表記を「マスターマテリアル」に変更
  • ツールボックスの「作成」タブの「マスターサーフェス」を「マスターマテリアル(Shade3D)」に名称変更
  • (Professional) ツールボックスの「作成」タブに「マスターマテリアル(PBR)」を追加
【インターフェイス】
  • 数値入力ボックスにおいて、ドラッグによる数値変更が開始されるドラッグ距離を改善
  • 数値入力ボックスをシングルクリックしたときに、矢印キーによる選択形状の変更が行われない問題の修正
  • 数値入力ボックスにおいて、既存の数値に対して「+」「-」のみの入力による正負の入れ替えができない問題の修正
  • 各種ジョイントの形状情報ウインドウにおいて、ジョイントスライダの数値入力ボックスが灰色で表示される問題の修正
  • リスト、テーブル内の数値入力ボックスにおいて、シングルクリックから数値入力を行った場合、エンタキーを押さないと数値が確定されない問題の修正
  • 画像編集ウインドウにおいて、「適用」ボタンをクリックした後に、取り消しを実行するとクラッシュする問題の修正
  • テンプレート設定ウインドウにおいて、縦のリサイズを行うとウインドウが下に移動する問題の修正
  • テンプレート設定ウインドウにおいて、画像リストの項目を選択するとスクロールバーが最上部に戻る問題の修正
  • カスタムツールボックスにおいて、スクリプトをボタンに登録できない問題の修正
  • カスタムツールボックスにおいて、ウインドウサイズに合わせてショートカットの表示・非表示が切り替わるように変更
  • スクリプトウインドウにおいて、「読込」、「保存」、「登録」が完了すると言語がPyton2.x.xに切り替わる問題の修正
  • モーションウインドウにおいて、フォントサイズが「システム」以外のときにウインドウのレイアウトが崩れる問題の修正
  • 形状情報ウインドウにおいて、フェイスグループリスト、モーフターゲットリストの上でマウスホイールを操作したとき、リストにスクロールバーが表示されていない場合はウインドウ全体のスクロールをするように変更
  • クイックメニューにおいて、UV図面で表示したときに正しい項目にならない問題の修正
  • フローティングウインドウのスナップにおいて、スナップ位置がずれる問題の修正
  • OSのディスプレイ設定でスケーリングサイズを100%以上に設定している場合、Shade3Dの環境設定でフォントサイズの「大」、「中」、「小」が正しいサイズにならない問題の修正
【3Dプリント】
  • 3Dプリントアシスタントにおいて、「自動修正」を選択すると、メッセージウインドウにエラーが表示されて実行されない問題の修正
  • 3Dプリントアシスタントにおいて、「一括チェック」を選択すると、「現在処理中」ダイアログが表示され、「一括チェック」が実行されない問題の修正
  • 3Dプリントアシスタントにおいて、「一括チェック」を実行すると、メッセージウインドウに「INTERNAL ERROR.」と表示される問題の修正

BIM/CIM設計照査ツール Ver.23.2.0

  • IFCインポートにおいて、特定のファイルをインポートするとエラーダイアログが表示され、インポートが失敗する問題の修正
  • IFCインポートで生成されたマスターマテリアルに対して、表面材質の「削除」をするとクラッシュする問題の修正
  • BIM/CIM設計照査ツール内メジャーツールにおいて、一時補助線の表示をオフに変更
  • BIM/CIM設計照査ツール内切断面ツールにおいて、「選択形状を切断」「すべての形状を切断」を選択すると、エラーメッセージが表示され、実行されない問題の修正
  • 非接続エッジ情報ウインドウにおいて、シーンを切り替えたときに表示内容がクリアされない問題の修正

ブロックUIプログラミングツール Ver.23.2.0

  • 「経由点」ブロック生成時にシーケンスモードがオンに切り替わる問題の修正
  • 「移動パス」ブロックが生成されるとき、シーケンスモードが「フレーム」になる問題の修正

Ver.23.2.1更新日:'23.06.05

主な修正内容

Shade3D Ver.23.2.1

【全般】
  • リモートデスクトップ、仮想マシンで起動した場合にはライセンス認証が不可であることを表示するように変更
【ファイル入出力】
  • SketchUpインポータにおいて、「リンク形状を使用する」設定を利用しないでインポートすると、リンク形状をリンクしたオブジェクトが表示されない問題の修正
  • SketchUpインポータにおいて、「フェイスグループを使用する」設定を利用しないでインポートすると、ポリゴンメッシュの稜線が正しく読み込まれない問題の修正
  • FBXエクスポータにおいて、イメージの出力形式にDDS形式を選択すると、出力する画像の数と同数のダイアログボックスが表示される問題の修正
  • FBXエクスポータにおいて、イメージの出力形式にDDS形式を選択すると、画像を使用しているオブジェクト数と同数の同じ画像が出力される問題の修正
【モデリング】
  • [Professional] 道路線形作成ツールにおいて、連続モードがオンのときに実行するとクラッシュする問題の修正
【レンダリング】
  • ワーキングカラースペースが「リニアsRGB(ガンマ1.0)」のとき、変形ジョイントによる表面材質の変化が正しく描画されない問題の修正
【インターフェイス】
  • (Professional,Standard)パーティクルフィジックスが動作しない問題の修正
【3Dプリント】
  • 3Dプリントアシスタントにおいて、「一括チェック」を実行して表示された重複要素の形状を選択すると、メッセージウィンドウにエラーが表示される問題の修正

Ver.23.2.2更新日:'23.06.29

主な修正内容

Shade3D Ver.23.2.2

【ライセンス認証】
  • ライセンス認証において、Shade3D Ver.23.2以前のバージョンでライセンス認証を完了していると、Shade3D Ver.23.2.1が起動しない問題の修正
  • ライセンス認証において、Shade3Dを認証済みの管理者アカウントとは別の管理者アカウントでライセンス認証を行うと「ライセンス認証情報の保存に失敗しました」と表示される問題の修正
  • ライセンス認証において、仮想ディスクをマウントしているとライセンス認証が失敗する問題の修正

更新履歴バックナンバー

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