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Ver. 日付 内  容
1.00.00 '14.10.10 新規リリース。
  • UC-1 for SaaS基本ライセンスが付与されます。(有効ライセンス期間)
1.00.01 '14.12.09 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 多点入力「節点強制変位、節点加速度」は、載荷方向に固定の支点に与える必要がありましたが、ばね支持の支点にも与えることができるように拡張しました。
  2. 節点数が約8万個、平板要素が2千個、グループ数が100個の大規模モデルの「グループ」テーブルを表示したりテーブルの中をスクロールしたりするときに時間がかかっていた問題(長時間応答なしの状態になる現象)を改善しました。
  3. マウスのホイールボタンを押したままモデル図内をドラッグするとモデルを移動させることができますが、ドラッグしたままマウスを欄外に移動すると次にモデル図にマウスが入ったときにドラッグ状態が有効になっていてモデルが移動してしまう問題を対策しました。具体的にはドラッグしたままマウスを欄外に移動してホイールボタンを離すとドラッグ状態を解除するようにしました。
  4. メッシュ要素の編集画面にはプリミティブ番号、プリミティブのタイプ(四角形2次要素など)、節点リストなどが表示されていますが、プリミティブのタイプはグレー表示となっており変更出来ませんでした。これを変更できるようにしました。さらに、1つのプリミティブをCtrlを押しながらCキーでコピーした後で、別のメッシュ要素の編集画面を開いてCtrlキーを押しながらVキーを押すことで平板要素内のプリミティブをコピー・ペーストができるようにしました。
  5. 要素を選択してリボン「モデル|編集|グループ化」を呼び出したときに、要素に接続している節点を自動的にリストアップしてグループに追加できるオプションを追加しました。
  6. 節点が2万個、支点が1万個、フレーム要素が1万個、ばね要素が1万個、解析ステップが100の大規模モデルをFEM解析した後に、計算状況画面のOKボタンを押すと、フレーム要素の断面力の結果画面(図と数値表)が表示されるまでに1分程度かかり、変位に切り替えるとさらに1分半程度かかっていた処理速度の問題を対策し、それぞれ5秒から15秒程度で表示されるように改善しました。
  7. ナビゲーション「荷重|ランの定義|シーケンス荷重」から呼び出すシーケンス荷重の設定画面で「入力波」が空欄になっているとFEM解析時に「in.xml を作成できません」というメッセージが発生して解析できませんでした。入力データチェックを強化して入力波が設定されていないメッセージを表示するようにしました。

■プログラムの不具合修正
  1. 各ランの抽出キー(たとえば、RXmax)の平均値を計算するとき、その他の成分(RY,RZ,...etc.)に対しては平均を計算していませんでした。その結果、その他の成分(RY,RZ,...etc.)の結果は---表示でした。本版より、その他の成分の平均も算出するようにいたしました。
  2. 編集モードのとき、荷重図の表示で強制変位の矢印の長さが適切に調整されない場合がある不具合を修正しました。
  3. 支点条件が自由な成分に対して、その成分の方向に多点入力を与えると本来は応答変位はゼロであるはずですが、その成分の方向に変位が発生していました。
  4. 鋼製橋脚の矩形断面を作成する時、リブを箱抜きした充填コンクリートのように複雑な図形(アウトライン)を断面に配置するとエラーが発生してプログラムが動作しなくなる場合がありましたので対策しました。
  5. リボン「結果|ラン|ラン結果|カテゴリ」で「ひずみ」を選んで表示される実際の内容は、軸ひずみεaと曲率φzp,φypなので、カテゴリ名称を「曲率」に変更しました。
  6. ファイルを開く度にデフォルトの材料「SD345、SM490、30MPa、CFRP SU 640-300、SWPR7B - 12T12.7(B)、SBPR930_1180 - 1B26B2」が追加されてしまう不具合を修正しました。
  7. 「ひび割れひずみ」の凡例の数値が正しくない場合がある不具合も修正しました。
  8. 非線形RC平板要素ののラン結果「ひび割れひずみ」において、ひび割れ幅表示幅を自動から任意設定に切り替えて数値を与えることによりモデル図内のひび割れ幅(描画上の幅)を変更した後、自動に戻してもひび割れ幅が自動の幅に戻らない不具合を修正しました。
  9. 非線形RC平板要素ののラン結果「ひび割れひずみ」において、テーブル表示したときに2つのタブが表示されますが、そのうちの「ひび割れ一覧」タブの表示情報が正しくない場合がありましたので修正しました。もう片方の「平板要素」タブの内容は問題ありませんでした。
  10. 平板要素のモデルをFEM解析した後にコンタ図切断面の断面力分布図を画像ファイルとしてエクスポートするとき、メイン画面のモデル図をクリックするなどしてから「エクスポート」ボタンを押すと、プログラムが「応答なし」の状態になってしまう不具合を修正しました。
  11. 断面照査、限界照査、塑性率照査、曲率照査など照査結果を表示するときに、テーブル表示する対象が256個以上ある場合の内部的なソートが正しく実施されていませんでした。明示的にソートを行わないときのデフォルトの並びを、入力した順番になるように修正しました。ただし、対象が256個より少ない場合は入力した順の並びで表示されていましたので、この問題は発生しません。
  12. ゼロでない有効プレストレスのPC鋼材を断面に配置したフレーム要素に対して「My0min ‹ M ‹ My0max」の照査を行うときに、My0minの値が正しく算出されない場合がありました。具体的には、3次元My0-N相互作用図を水平面内で切り取った平面内の曲線と原点から作用断面力(Mzp,Myp)へ向かう直線との交点2個が原点からみて同じ側にあるときに原点に近い方の値(My0min)が正しく算出されていませんでした。
  13. 照査用詳細入力プロパティ「鋼製橋脚|道示V H24 オプション」のzp(+)、zp(-)、yp(+)、yp(-)の設定内容を正しく処理していませんでした。具体的には、zp(-)とyp(+)を入れ違いて処理していたこと(計算結果に影響します)と、zp(+)、zp(-)、yp(+)、yp(-)のそれぞれについて適用範囲のチェック処理が間違っていました(適用範囲のOK/NGに影響しますが計算結果には影響しません)。計算結果が異なる場合が予想されるため、Ver 4.00.01以前のesファイルを読み込むと確認をうながす警告メッセージを表示するようにしました。
  14. 照査用詳細プロパティ画面において示方書条項の設定が「道示V H24 [Mu,Ma]」のときに、鋼製橋脚(充填なし)の矩形断面に対する適用範囲チェック「 0 <= N/Ny <= 0.5」が引張軸力(N'が負)のときでもNGとならずにOKと表示されていた不具合を修正しました。
  15. せん断耐力の照査を絶対値の抽出キー「ABS」の断面力で行うとき、正の曲げと負の曲げとで異なるせん断耐力が算出された場合でもOK/NGの判定結果が表示されていましたが、部材として或いはグループとして厳しい結果の抽出対象からは除外されています。このため、OK/NGの判定結果に「---」を表示するようにしました。
  16. 示方書条項が「道示-III H8 [2.3.1(1)]」のせん断力による部材軸方向必要鉄筋量の照査(Asreal›As)が一番厳しい結果となっても総括表や断面照査に表示されなかった不具合、示方書条項が「H14/H24道示-IV H14 [5.1.3]、土工指針 H11 [3.2.2(2)]、土工指針 H22 [5.4.3]」の平均せん断応力度の照査(τm<τa2)が一番厳しい結果のときに数値はτa2の値を表示していましたが、表示する文字列が「τmτa2)が一番厳しい結果のときに数値はτa2の値を表示していましたが、表示する文字列が「τm<τa1」となっていた不具合、示方書条項が「土工指針 H11 [3.2.2(2)]、土工指針 H22 [5.4.3]」の斜引張鉄筋量の照査(Awreal›Aw)の照査結果が表示されなかった不具合をそれぞれ修正しました。
  17. FEM解析の後に照査を実施して結果付きで保存し、それを読み込むと照査に関する警告や情報メッセージが表示されますが、照査直後では表示されていませんでした。
  18. 断面と連動したM−φ特性をM−φ要素に割り当てており、かつ、M−φ要素の設定「タイプI/タイプIIを決めるための照査用荷重定義」で選択している照査用荷重定義に対する照査がオフのときに、リボン「結果レポート」内の入力データのレポート設定「要素|M−φ要素の(M,φ)一覧表とグラフ」を出力すると中身のない出力となっていた不具合を修正しました。照査用荷重定義の照査のオンオフとは関係なく、レベル2の種類でM−φ特性が決定してフレーム解析が実施されるので、入力データのレポート出力も同様な処理としました。
  19. 解析設定がケース載荷のときに結果をユーザ定義レポートに追加し、その後シーケンス載荷に変更してFEM解析を行うと解析終了後に「整数のオーバーフロー」というエラーが発生していた不具合を修正しました。
  20. 入力データのレポート出力で、支点に関する入力情報が正しく出力されていませんでした。
  21. 入力データのレポート出力「断面計算|鉄筋要素の照査用詳細プロパティ」において、示方書条項が「道示V H24[Mu,Ma]」のときに、zp(+)、zp(-)、yp(+)、yp(-)の塑性ヒンジ長Lpの出力内容が正しくなかった不具合を修正しました。レポート出力のみの問題です。
  22. FEM解析する前に入力データをレポート出力すると、断面と連動したばね特性(M−θ)の設定内容「ばね特性|骨格詳細」の軸力がゼロと出力される不具合を修正しました。同時に、軸力の符号が引張を正として出力されていましたので、圧縮を正とするようにしました。
  23. 断面と連動したばね特性(M−θ)を「NEXCO二集 H24」によって自動算出する場合の入力データレポート出力において、許容回転角θaには無関係なφaの値やφa=φy+(φls2-φy)/αという式が出力されていましたので削除するとともに、出力内容を整理しました。
  24. 材料が割当てられていないヒステリシスがある状態で、入力データのレポート出力をしようとするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  25. 固有値解析のレポートリストでモードが空の状態のときに結果レポート出力を行うとエラーが発生する不具合を修正しました。
  26. 標準出力レポート「断面照査|道示IV H24 [5.1.3] 」の平均せん断応力の照査「τm≦τa2」において、τm/τa2の数値が正しくなかった不具合を修正しました。レポート出力の問題であり、結果画面や照査結果は問題ありません。
  27. 結果レポートタブ「結果リスト|モデル」において、レポート出力のリストを作成するとき、右側パネルのグループ「グループ表示|未登録要素表示」の設定状態をesファイルに保存していなかった不具合を修正しました。
  28. FEM解析後にUC-win/Section形式(*.rc2)でエクスポートするとき、軸力N'の符号が逆になっていました。
  29. 分布ばね部材に射影長荷重を載荷したときの計算結果が間違っていました。射影長荷重の分布長は投影した長さとすべきでしたが、部材長で処理されていました。
  30. ナビゲーション「荷重|質量一覧|剛体要素質量」の表内で質量を変更すると、ナビゲーション「荷重|荷重の定義|荷重値」の表内に重複した剛体要素荷重が表示される不具合を修正しました。表示上の問題であり、計算結果には影響しません(データとして重複していません)。
  31. 節点時刻歴クエリが設定されていない状態で、FEM解析実行後、節点の時刻歴結果「リボン|結果|個別結果|節点」をみようとすると(ランの時刻歴数値タブをクリックする)アドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  32. 任意設定のばね特性をばね要素に割り当てたまま、ナビゲーション「固有値解析と減衰|ばね要素剛性低減」にて剛性低減方法を「M-θより決定」に指定していると、ばね要素剛性低減画面を表示するときや入力データのレポート出力をするときに「無効なクラスタイプキャスト」エラーが発生する不具合を修正しました。
  33. 現在入力中のモデルに視点位置のリストを含むesファイルをインポートした後に入力データをファイルに保存すると、正常に保存できておらず、そのesファイルを読み込めない不具合を修正しました。
  34. 平板要素とフレーム要素が混在したモデルをFEM解析して影響線結果を表示させると「無効なクラス型キャスト」というエラーが発生して結果がみれない不具合を修正しました。
  35. f3dファイルを読み込むときにアウトライン形状を正しく認識できずにアドレス違反エラーがまれに発生する不具合を修正しました。
1.00.02 '15.01.05 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 道路橋示方書等による断面照査と限界状態照査の両方を設定しているとき、限界状態照査用荷重で各基本荷重ケースを全てオフにすることで断面照査だけを行うことができますが、その逆の、断面照査用荷重定義で各基本荷重ケースをオフにして限界状態照査だけは実施できませんでした。これを実施できるようにしました。

■プログラムの不具合修正
  1. FEM解析前に、「結果レポート|結果リスト|グループ結果|荷重ケース」のボタンを押すと「整数のオーバーフロー」エラーが発生する場合がありました。また、節点やフレーム要素以外の要素(剛体要素、ばね要素、平板要素)が存在しているモデルをFEM解析すると、抽出荷重ケースの結果にアクセスするタイミング(結果画面、レポート出力)でList index out of range errorが発生する不具合を修正しました。
  2. 各表形式画面の数値表をクリップボードへコピーするときにキーボードから「Ctrl+C」キーでコピーできず、また逆に、クリップボードから各表形式画面の数値表に値を貼り付けるときに「Ctrl+V」キーが動作しなくなっていました。Ver 4.0.2では問題ありませんでしたが、Ver 4.0.3でこの不具合が発生しましたので修正しました。
  3. 複数のランのうち2番目のランだけを解析する設定にしてFEM解析後、フレーム要素の時刻歴結果画面にて3番目のランをオンオフすると「整数のオーバーフロー」エラーが発生する不具合を修正しました。
  4. 剛体要素の中に分布ばねを設定したフレーム要素が含まれているときに初期状態を荷重ケースから自動算出させるとポストプロセスでエラーが発生する不具合を修正しました。
  5. ランの設定で計算しないとしているランを限界状態照査用荷重で照査を行うとしている場合、照査後に限界状態照査の結果をみようとすると整数のオーバーフローエラーが発生していた不具合を修正しました。
  6. 道示の断面照査を照査生成コマンドで作成するときは、既存の「断面照査用詳細入力」が断面照査に割当てられますが、限界状態のときは、既存の「限界状態 照査用詳細入力」が限界状態照査に使用されず、結果として、新しい「限界状態 照査用詳細入力」が増えてしまう問題がありました。限界状態の方も道示の断面照査の照査生成コマンドと同じように、既存の照査用詳細入力を使うようにしました。
  7. 任意形状メッシュ要素で平板要素をモデル空間に配置するとき、既に存在する節点の位置によっては、まれに生成できない問題がありましたので修正しました。
  8. 基本荷重ケースを複製するとその他の基本荷重ケースも同時に複製されてしまう不具合を修正しました。
  9. 前川コンクリート構成則のライセンスがない場合に、「プラグイン|断面ジェネレータ|鋼製橋脚」を入力してFEM解析を行うと、「前川コンクリート構成則 ライセンスがありません。」というエラーが発生して解析できませんでした。プラグインで断面を作成することと平板要素とは関係がないのでこのエラーが発生しないように修正しました。
  10. 入力データのレポート出力「M−φ特性(詳細)|性能基準」の単位がmradとなっていたので1/mに修正しました。また、性能基準の数値が軸力ゼロとして算出されていました。M−φ特性で入力された軸力で性能基準の値(曲率)を計算するように修正しました。これらの問題は、レポート出力時に該当します。入力画面や解析自体は正しく実施されていました。
  11. ばね要素の抽出キーの結果で、ばね要素力タブ内の表の「抽出キー」の列にδxl Maxなどと間違った表示をしていました。正しい表示「Txl Max」に修正しました。表示だけの問題であり、結果数値自体は正しい値が表示されています。
  12. 平板要素がないモデルを解析して「平板要素CSVエクスポート」を実行するとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  13. 録画した動画を再生すると、黒が背景の場合にコンタ図凡例の文字列が表示されない不具合を修正しました。
1.00.03 '15.02.18 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 膨大な量の抽出クエリの結果をレポート出力すると、印刷プレビュー画面がでてくるまでに時間がかかっていた問題を改善しました。

■プログラムの不具合修正
  1. 結果画面で表示されている平板要素のコンタ図では各メッシュ要素で閉じた処理をしていましたが、「コンタ図切断面の断面力分布図」 エクスポートの時は指定されたグループの単位で閉じた処理としていました(1つのグループがあたかも1つのメッシュ要素のように処理されていました)。この結果、 結果画面で表示される最大最小の位置や値が「コンタ図切断面の断面力分布図」エクスポートのCSVファイルや図と一致しない場合がありました。 コンタ図切断面エクスポートのときでもメッシュ要素の単位で閉じた処理としましたので結果画面のコンタ図と同じ図になります。1つのメッシュ要素内にある 四角形1次要素のコンタ図は前バージョンと異なります。1つのメッシュ要素内にある三角形2次要素と四角形2次要素のコンタ図は前バージョンと変わりません。
  2. 平板要素の「コンタ図切断面の断面力分布図」エクスポートにおいて、三角形二次要素の応答値から最大最小の位置を検索するときは各要素のガウス点値を対象 としていましたが、コンタ図切断面の断面力分布図のCSVファイルや図には、平滑化されたガウス点位置の値を出力していました。平滑化された値を対象とし て最大最小の位置を求めると平滑化する前の位置と異なる場合がありました。これは三角形二次要素のガウス点位置が中間節点の位置と同じことに起因します。 結果画面のコンタ図や数値表の最大最小は平滑化したガウス点位置の値を対象として検索していましたので、コンタ図切断面の方も同じ処理にしました。
  3. 平板要素「四角形一次要素」の平板要素断面力を結果画面に表示するとき、「平板要素 現在情報」タブに表示される最大最小の位置と値が正しくなかった不具合を修正しました。
  4. 結果付きのデータファイル(*.es,*.esx)をダブルクリックして製品を起動した場合に、個別結果「フレーム要素」がグレー表示となり時刻歴結果をみることができない不具合を修正しました。
  5. 組み合せ荷重ケースの対象となっている基本荷重ケースに1.0ではない部分割増係数が入力されているとき、組合せ荷重の荷重図に表示する荷重の数値が間違っていた不具合を修正しました(入力画面および入力データのレポート出力)。描画だけの問題であり、計算結果には影響がありません。
  6. 示方書条項が「道示IV H14 [5.2.3]、道示IV 24 [5.2.3]」のときに照査結果のタイトル行が「S(N/mm2)<Ps(N/mm2)」と表示されていましたので「S(kN)<Ps(kN)」に修正しました。単位表記だけの不具合でした。
  7. 入力データのレポート出力「ランケース|シーケンス荷重ケース|動的荷重|シーケンス荷重詳細」において、回転角度の単位が度(°)で表記されていても、数値欄にはラジアン(rad)の数字となっていた不具合を修正しました。
  8. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」から呼び出す照査用詳細入力プロパティ画面で「終局強度法-せん断」のときに、断面全体に対して設定するせん断スパンや斜引張鉄筋の表入力部分がコピー/ペーストに対応していなかった不具合を修正しました。
  9. 断面サムネイルで断面を1つ選び、右クリックメニューの「オブジェクトをファイルにコピー」でファイル保存した後に、別のモデルを開いてファイル保存された断面をインポートしようとしても失敗する不具合を修正しましました。
  10. 曲げ応力度の計算で極めて小さな軸力と曲げモーメント(たとえば、10のマイナス6乗の数値)が与えられると収束しない問題がありましたので修正しました。
2.00.00 '15.04.16 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 平板要素でモデル化する際の留意点等を解説した文書「PlateElementUsageGuidelines.pdf」を追加しました。この文書には、平板要素の結果が正しいかどうかを判断する材料と対策案が記載されています。
  2. 平板要素の時刻歴結果を全ステップ保存可能としました。平板要素時刻歴クエリで設定します。開始ステップと終了ステップを入力可能なので応答の大きい範囲の時刻歴結果を対象として保存できます。また、従来のようにグループ毎に最大最小が発生するステップの結果を保存することも可能です。
  3. 平板要素のコンタ図を処理する方法を強化しました。スムージング方法として{完全、なし、平均}の3種類の中から選びます。「完全」では、ガウス点結果を外挿して各要素内の節点位置における値を求めた後、各要素からの節点値を平均し、その平均値を用いて再度ガウス点位置での値を内挿して求めます。ガウス点位置の結果は元のソルバー結果と異なりますが、最も滑らかなコンタ図になります。「[なし」では、ガウス点結果を外挿して各要素内の節点位置における値を求めます。ガウス点位置の結果は元のソルバー結果そのものです。節点位置では、その節点を共有する各要素からの値が混在します。 「平均」では、要素内のガウス点結果を平均して終了します。プリミティブ1個で1つの色になります。ガウス点位置の結果は元のソルバー結果と異なります。最も粗いコンタ図になります。 従来は、ガウス点位置ではソルバーの結果そのもので、節点位置では各要素の平均値となっていました。
  4. 平板要素断面力のコンタ切断図(2次元の断面力分布図)を図化する機能を強化しました。従来は画像ファイルとテキストファイル(*.csv)にエクスポートする機能でしたが、この版では、結果画面で図と数値を表示し、かつ、複数の異なるコンタ切断状態をファイルに保存可能になりました。ガウス点位置も図示され、さらにガウス点や節点をマウスでクリックすることで自由に切断箇所を指定できます。また、断面力の方向指定が平板要素のときはグループに定義されている最初の要素のメッシュ要素座標系を参照して断面力の向きが決定されていました。メッシュ要素を選択できるようにしました。
  5. 曲率照査を行うときの許容曲率φaをFEM解析前に決定したM−φ特性の骨格曲線から求めるスイッチを追加しました。ナビゲーション「照査設定|曲率照査|φ照査用荷重」に「同時性」という列を追加し、チェックオンの場合に解析後に発生した軸力を用いて許容曲率を再算出し、チェックオフのときはFEM解析前に決定したM−φ特性の骨格曲線より求めた許容曲率となります。デフォルトはチェックオンです。
  6. メイン画面のリボンから「結果レポート」と「照査レポート」を1つの「レポート」にまとめ、その中で、入力データレポート、標準出力、ユーザ定義の3つへ再構成しました。各レポート出力の内容はツリー構造として一覧表示されます。ユーザ定義リストでは出力する項目数が表示されます。全てのレポート出力をする/しないを一度に制御できるほか、ユーザ定義リストを一度に削除するボタンも配置しました。ユーザ定義リストの図をプレビューすることも可能です。これらの再構成によりレポート出力の内容の確認や管理が容易になりました。
  7. M−φ特性とM−φ要素の入力を変更しました。従来のナビゲーション「モデル特性|M−φ特性」内のM−φ特性サムネイルから呼び出す画面では、M−φ要素毎の骨格形状が表示されていましたが、今回ナビゲーション「節点と要素|M−φ要素」に移動しました。また、M−φ特性サムネイルでは各種設定ができませんでしたが、設定ができるように改善しました。これにより、モデル特性のM−φ特性はまだ要素に割当てられる前の独立したデータ、M−φ要素では要素毎のM−φ特性となり、わかりやすくなりました。また、M−φ要素毎のM−φ特性に関して、Mとφの数値一覧表とCSVエクスポート機能を追加しました。
  8. 断面と連動した場合のばね特性(M−θ特性)とばね要素の入力を変更しました。従来のナビゲーション「モデル特性|ばね特性」内のばね特性サムネイルから呼び出す画面では、ばね要素毎の骨格形状が表示されていましたが、今回ナビゲーション「節点と要素|ばね要素」に移動しました。また、ばね特性サムネイルでは各種設定ができませんでしたが、設定ができるように改善しました。これにより、モデル特性のばね特性はまだ要素に割当てられる前の独立したデータ、ばね要素では要素毎のばね特性となり、わかりやすくなりました。また、ばね要素毎のばね特性に関して、Mとθの数値一覧表とCSVエクスポート機能を追加しました。
  9. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」から呼び出す「照査用詳細入力プロパティ」画面の内容を他の「照査用詳細入力プロパティ」にコピーする機能を追加しました。「照査用詳細入力プロパティ」画面においてツリーの最上段にある断面に設定されているデータは、同じ示方書条項が設定されている他の「照査用詳細入力プロパティ」に複数同時にコピー可能です。ツリーの2段目以降にある断面要素に設定されているデータは、同じ示方書条項かつ同じ材料が設定されている他の「照査用詳細入力プロパティ」に複数同時にコピー可能です。
  10. FEM解析後に節点やフレーム要素をクリックして右クリックメニューから時刻歴結果画面を呼び出す機能を追加しました。
  11. 平板要素のコンタ図に結果の数値を付加するオプションを用意しました。各プリミティブで1個の数値が表示できます。数値はプリミティブ内の各ガウス点位置の結果を平均した値です。
  12. 平板要素のコンタ図凡例設定画面に、現在表示されているコンタ図凡例の最大最小を読み取って入力済みの色数に応じた境界値の割付けを自動生成する機能を追加しました。この境界値自動生成機能は、要素座標系の方向、全体座標系の方向、任意座標系の方向で結果を表示しているときに凡例の最大最小をステップに依らず固定値となるのでコンタ図の時刻歴アニメーションに便利です。従来は、時刻歴アニメーションを想定していなかったため、ステップを進める度に凡例の最大最小が変化していました。一方、主軸に関する主値の結果は解析中に全ステップから最大最小を検出しているため、ステップを進めても凡例の最大最小は変化しません。
  13. 平板要素の結果レポートに、平板要素の厚み、平板断面名称、プリミティブ名称、結果の平均値を表示したコンタ図を出力できるオプションを用意しました。結果画面でいずれかを指定し、その後レポートリストへ追加することで出力可能です。
  14. 表形式入力の画面で1つのセルの内容を複数のセルに対して貼り付けることができるようにしました。複数のセルを選択状態にした後にCtrlキーを押しながらVキーを押すと同じ内容が多数ペースト可能です。
  15. 表形式の入力画面のソート機能において、同値のリストの順番がソート前後で変更されてしまうことがありました。ソート方法を改善して同値の順番はソート前の並びを維持するようにしました。
  16. 複数の支点に設定するばね値(xl、yl、zl、θxl、θyl、θzlの6個とそれらの連成項12個の合わせて18個)を表形式で入力できる画面を追加しました。
  17. 入力データのレポート出力にグループ毎のモデル図を出力するスイッチを追加しました。また、ユーザ定義のレポート出力「モデル図」において生成ボタンを追加しました。生成ボタンを押すとソリッド表示、節点名称図、要素名称図をそれぞれモデル全体と各グループで図化するレポートリストが追加されます。
  18. 節点が4万個、支点が1万個、ばね要素が1万個、平板要素プリミティブが1万個、ユーザ定義の結果レポートリストがケース載荷とランの両方で約千個の大規模モデルをFEM解析した後に、計算状況画面のOKボタンを押すと、ランの結果画面が表示されるまでに3分半程度かかっていた処理速度の問題を対策し、20秒程度で表示されるように改善しました。
  19. メイン画面のリボン「結果」タブや「照査」タブの左側パネルを取り外し可能なドッカブルインターフェースに変更しました。
  20. 節点変位の抽出キー結果をモデル図に表示するときに、並進と回転の矢印をそれぞれ個別に描画できるようにしました。
  21. メッシュ要素内のプリミティブを並び替える機能を用意しました。プリミティブが不規則に並んでいるときに規則的な順番になるので便利です。
  22. 許容曲率の照査一覧画面で、応答曲率と許容曲率は絶対値で表示していましたが、符号付きで表示するように変更しました。
  23. 平板要素のヤング係数が1kN/m2(=0.001N/mm2)以下の値のときに計算しないように制御していましたが、閾値を1.0E-12kN/m2に緩和しました。
  24. リボン「照査|断面|断面照査」の照査結果一覧において、せん断耐力の照査結果では、曲げモーメントの数値を符号付きでコメント欄に表示するようにしました。
  25. グループの数が多い平板要素モデル(例えば2000個のグループ)を解析した後に、平板要素断面力の結果画面を表示させようとすると描画処理に時間がかかっていた問題を改善しました。
  26. 断面要素の設定画面の鉄筋を配置する入力画面「断面要素 鉄筋エディタ|変換」において、Ctrlキーを押しながらCキーでコピーができるようにしました。
  27. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面要素」の表形式入力において、多数の断面要素に対して数値をペーストするときの処理速度を改善しました。たとえば、PC鋼材の有効プレストレスや配置角度を複数行に貼り付けると完了するまでに時間がかかっていた問題を対策しました。
  28. 平板要素断面力のコンタ図において、要素座標系の方向で表示するとき、全体座標系の方向で表示するとき、任意の座標系で表示するときにそれぞれコンタ図の数値の方向を矢印で表示するように拡張しました。面外方向等一方向を図示できない場合は表示されません。
  29. メイン画面のリボン「結果」内の「グループ結果|ラン」においてカテゴリを平板要素断面力としたときの結果をレポートリストに追加すると、「平板要素(Max/Min)」と「平板要素-現在情報」の両方が常にレポート出力されていましたが、後者の方をレポート出力するかどうかのスイッチを設けました。

■プログラムの不具合修正
  1. 平板要素に対するt/Lの警告メッセージを廃止しました。従来はt/Lが1/10より小さいときに面外せん断力が過大になる傾向があるので警告を出すようにしておりましたが、t/Lがその範囲以外でも該当することがあるためです。面外せん断力が過大になる事例を理論ノート(ESMindlinPlate.pdf)に追記しました。同時に平板要素の改善を予定しています。
  2. フレーム要素とばね要素を用いたモデルで初期状態を「ランで初期断面力を使用しない+固有値解析で初期断面力を使用する」と設定していてもランの解析では初期断面力を考慮して計算していた不具合を修正しました。
  3. ナビゲーション「荷重|荷重の定義|荷重値」において荷重を定義した直後にアンドゥとリドゥを順番に行うと荷重が正しく設定されていない不具合を修正しました。本版より古いデータファイルを読み込んだときは荷重の設定をチェックして不正な状態の場合は自動的に検出して修正し、警告メッセージ「無効な状態の荷重値が検出され、修復されました。解析結果を確認してください。」を表示します。
  4. 曲率の照査で抽出キーABS(絶対値)を平均荷重ケースに指定しているときの許容曲率算出が間違っていた不具合を修正しました。平均応答曲率は各ランの応答曲率の絶対値をとり合計してラン数で割って求めています。許容曲率は各ランの許容曲率の絶対値をとり合計してラン数で割って求めるようにしました。従来は、許容曲率に関して、各ランの正側の許容曲率を合計してラン数で割ったものを正側の平均許容曲率、各ランの負側の許容曲率を合計してラン数で割ったものを負側の平均許容曲率として求め、常に正側の平均許容曲率を採用していました。
  5. ばね特性で固定と指定した成分に対して初期断面力を与えたとき(ナビゲーション「荷重|ラン|初期状態|ばね要素」で入力したとき)、ばね要素に発生する力がゼロと表示されていました。与えた初期断面力の数値がそのまま表示されるべきでした。この問題は他の計算結果には影響しません。
  6. アウトラインの再利用で作成された図形に対してファイバー要素のためのメッシュ分割を行うとき、円形グリッドを選択することができない不具合を修正しました。
  7. ナビゲーション「節点と要素|平板要素|メッシュ要素」から呼び出す表形式入力画面において、メッシュ要素座標系のセルをコピーすると、単位ベクトルや角度の有効桁数が表示どおりの少ない状態でコピーされていました。入力されている実際の数値の有効桁数を考慮したコピーに変更しました。
  8. 照査用詳細入力を400個以上作成している状態で、照査用詳細入力プロパティ画面の「次へ」ボタンを470回以上押すとシステムリソース不足が発生してプログラムが制御不能になる不具合を修正しました。
  9. 鉄筋コンクリート断面をファイバー要素でモデル化して断面をセル分割したときに鉄筋がちょうどセルの境界に載っていると、セル面積から鉄筋面積を控除する処理が適切に実施されない場合がありました。たとえば、正方形のセルが2×2で並んだ格子状の中心位置に鉄筋中心が存在しているとき、1つのセルだけが空になる場合がありました。各セルから鉄筋面積の四分の一を控除するように修正しました。ファイバー断面を密に分割していれば、計算結果に及ぼす影響は小さく、粗な分割では影響が大きい可能性があります。
  10. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編のウェブコンクリートの圧壊に対する耐力Sucを算出するときにPC鋼材のプレストレスによる鉛直力を常に符号付きで加算して考慮していました。応答せん断力の正負とPC鋼材の配置角度に応じてせん断耐力が増加・減少するようにしました。
  11. ケース載荷モデルの組合せ荷重ケースの変位図において、フレーム要素を含む剛体要素が変位しない不具合を修正しました。
  12. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の斜引張破壊に対する耐力Susを算出するときにPC鋼材のプレストレスによる鉛直力Spを常に符号付きで加算して考慮していました。応答せん断力の正負とPC鋼材の配置角度に応じてせん断耐力が増加・減少するようにしました。
  13. ナビゲーション「性能基準|ファイバー要素|ひずみ基準|コンクリート」の引張レベル1のひずみ値(デフォルト)が間違っている不具合を修正しました。コンクリートヒステリシスがHoshikuma(堺川島)のときは、引張側のヒステリシスを考えないので引張レベル1に大きな数値(デフォルト値1E+07)となるべきでした。コンクリートヒステリシスがHoshikuma(F3Dオリジナル+引張無視)のときも同様です。
  14. UC-win/FRAME(3D)の「断面諸量と断面計算オプション|せん断|オプション」で斜引張鉄筋をオフとしたf3dファイルを読み込んだとき、斜引張鉄筋の降伏点σsy、実配筋量Awreal、間隔a、部材軸からの角度θを照査用詳細入力プロパティ画面に設定していたため、許容応力度法や終局強度法のせん断照査の結果がUC-win/FRAME(3D)と異なっていました。
    斜引張鉄筋がオフのf3dファイルを読み込むときは、Awreal=0、a=0、θ=90度に設定するようにしました。同様に、f3dファイルでFRPがオフのときは、道示IIIの場合にσfrp=0、Afrpreal=0、a=0、θ=90度と設定し、かつAfrpreal>Afrpの査をしないように設定しました。道示IVと道示Vの場合はFRPのオンオフ状態とσfrp、Afrpreal、a、θの数値をそのまま設定します。
  15. コンタ図の凡例を設定する画面で、正側無限大(+∞)の終了色を変更してもコンタ図に反映されていなかった不具合を修正しました。
  16. 時刻歴クエリで入力されているステップの範囲が、計算しないランに対してもチェックされていました。計算しないランに対してはチェックをしないようにしました。また、従来は時刻歴クエリの終了ステップが各ランに含まれていない場合に入力データチェックでエラーとしていましたが、これを可能としました。新しい計算可能条件を時刻歴クエリの開始ステップが各ランに含まれていることとしました。
  17. ナビゲーション「荷重|荷重の定義|荷重値」から呼び出す画面で「基本荷重」タブ内の列「名称」をソートした後で、+ボタンにより1行追加しても表示されない問題(ソート解除すれば追加されている)を修正し、ソートした後でも行が追加されるようにしました。
  18. プログラム起動後にモデルを新規作成すると、「平板鉄筋材料1」がデフォルトで作成されていましたので、作成しないように変更しました。
  19. ライセンスがLite版の状態で地層特性を与え、平板要素に多数のばね要素(地盤ばねコマンド)を生成し、ファイルに保存すると非線形ばね要素オプションがないために読み込めない問題がありました。ライセンスがLite版のときは地盤ばねコマンドを無効にして生成できないようにしました。
  20. 入力データのレポート出力にナビゲーション「モデル特性|地層特性」の内容が出力されていなかった不具合を修正しました。
  21. メインウィンドウをディスプレイ画面全体に広げて表示した後に、元の大きさに戻すとメインウィンドウに表示されていた表の大きさが大きいままとなって残り、表示されない箇所がでてくる問題を修正しました。直前のメインウィンドウの大きさと表の比率で表の高さを決定するようにしました。
  22. CADデータ(DXF/DWG形式)をインポートして断面データを生成するときに、CADデータの中に含まれている非表示のBLOCKデータを取り込んでエラーが発生する場合がありました。非表示のBLOCKデータを取り込まないようにしました。
  23. 解析設定がケース載荷のときに抽出荷重ケースで設定した反力(節点の抽出キー)の結果をレポートリストへ追加しても反力の数値表が出力されない不具合を修正しました。
  24. 断面照査「Sh≦Suc」(ウェブコンクリートの圧壊に対する耐力Sucの照査)の標準出力レポートで、Sucの詳細が出力されていませんでした。
  25. レポート出力「断面照査|標準出力|許容応力度法のせん断照査|道示-IV H14 [5.1.3]」において、Aw=0のときでもAw/Awrealにゼロでない数値が表示されていた不具合を修正しました。
  26. 入力データのレポート出力「モデル」において、要素座標系(LA)や主軸座標系(PA)にチェックを入れてレポート出力しても要素を選択しない限り座標軸の絵が描画されない問題がありました。レポート出力の時は常に全ての要素を選択した状態として出力するようにしました。入力画面や結果画面では、従来どおり、選択された要素が対象となります。
  27. モデルを新規に作成したときにデフォルトで用意されるヒステリシスを全て削除した後に、リボン「プラグイン|断面ジェネレータ」で断面を作成しようとしたとき、入力画面が呼び出されない不具合を修正しました。
  28. 弾性梁要素に割当てられているM−φ特性の骨格曲線が正しく成立していない状態のままM−φ特性より固有値解析剛性低減係数を自動算出する指定で固有値解析やFEM解析を行うと構造不安定というソルバーエラーが発生していました。M−φ特性の骨格曲線が成立していないことを検出してエラーチェックする処理を追加しました。
  29. フレーム要素に不正な連続分布荷重を載荷した荷重ケース(たとえば、連続していない要素に載荷している等)がモデル内に存在し、同時に初期断面力を任意の荷重ケースから算出するシーケンス載荷モデルを解析実行すると、プリ処理でアドレス違反エラーが発生していました。問題のある連続分布荷重を入力データチェックで検出するようにしました。
  30. UC-win/Section形式(*.rc2)でエクスポートすると、鉄筋SD490の許容引張応力度はUC-win/Section Ver.3のデータベース値である250N/mm2となっていました。Engineer's Studioでは鉄筋材料に許容応力度がないので(照査用詳細入力画面で断面要素毎に許容値がある)、UC-win/Section Ver.3とVer.6のいずれで読んでもH24道示の許容値290N/mm2をエクスポートするようにしました。
  31. UC-win/FRAME(3D)の断面作成ウィザードで作成した断面を持つデータ(*.f3d)をEngineer's Studioで読み込むとき、あるいは、それを含むEngineer's Studioのデータファイルを読み込むときに、Engineer's Studio側では不要なパラメータを取り込まないようにしました。
  32. FEM解析後の変形性能基準をソリッド表示しているときに、弾性梁要素は常に灰色で表示されていました。弾性梁要素は損傷しないので損傷なしの色としました。
  33. ランの設定でシーケンス荷重が「<<なし>>」になっているときにモデルチェックを行うとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  34. 標準出力レポートにおいて、終局荷重作用時のせん断力による部材軸方向の必要鉄筋量As算出式が、応答せん断力からコンクリートのせん断耐力を引いて求めるSh'となっていました(H14道示III、H24道示III)。せん断補強筋が負担するせん断耐力式Ssが正しいので修正しました。計算自体は正しく実施されていました。
  35. メイン画面で描画するモデルの大きさを決めるときに平板要素の厚みを常に考慮していましたので、平板要素の厚みが大きく、かつ、平板要素の断面を非表示にしていた場合にモデルが小さく描画されていました。平板要素の断面を非表示にしている場合は厚みを無視してモデルの大きさを決定するようにしました。
  36. インストールフォルダに同梱されている平板要素の理論に関する文書「ES Mindlin Plate.pdf」(英語版)と「ES Mindlin Plate_JPN.pdf」(日本語版)を修正しました。図8から図16におけるグラフの横軸は1+log(t/L)でしたが、正しくは「1+log(L/t)」でした。縦軸の説明も追記しました。
2.00.01 '15.06.03 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 照査用詳細入力プロパティ画面のせん断照査に関する有効高さと有効幅の入力場所に軸方向鉄筋量Astをコピーできるように列を追加しました。ただし、有効高さdと有効幅bを「直接入力」とした場合はAstは表示されません(計算後の標準レポート出力で確認できます)。
  2. ナビゲーション「節点と要素|M−φ要素詳細|M−φ要素詳細」の列に「軸力N'」を追加しました。CSVエクスポートにも追加しました。
  3. モデル「新規作成」を行うショートカットキー「CTRL+N」を削除しました。
  4. ナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|フレーム要素」のi端側断面とj端側断面を選ぶ「断面選択」画面の大きさを変更できるようにしました。これに伴い、従来あったOKボタンとキャンセルボタンは廃止されました。断面を選択することで確定されます。

■プログラムの不具合修正
  1. システムオプション「結果ファイル|作業フォルダの設定」において、日本語名称のフォルダを作業フォルダに指定している場合にFEM解析を行うと「[4261] Xml エラー: ファイルを開けません」というエラーが発生する不具合を修正しました。
  2. メッシュ要素内で隣接するプリミティブの境界で切断したコンタ切断図の描画が正しく処理されない不具合を修正しました。数値表内に表示される各エッジの値は問題ありません。
  3. 平板要素断面力のコンタ切断図(2次元の断面力分布図)では各メッシュ要素で独立した処理により図を作成していますので、隣接するメッシュ要素の境界部分には重複したエッジが存在します。このエッジが重複して存在する場合のコンタ切断図の描画方法を修正しました。これにより、Ver4.0.4以前のコンタ切断図(1つのグループ内にある多数のメッシュ要素があたかも1つのメッシュ要素のように処理されていました)に近くなるようになりました(完全には一致しません)。コンタ切断図を作成する元であるエッジの値自体に変化はありません。図の描画結果だけが変わることがあります。
  4. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」から呼び出す「照査用詳細入力プロパティ」画面の「海洋架橋H17 [Mu]」において、「任意設定Efrp/Es」をチェックオフにしてもEfrp/Esの欄がグレーになって入力不可となっていませんでした。グレーにして入力不可とし、かつ、内部算出値が表示されるように修正しました。「任意設定 k1,k2,k3」についても同様の修正を行いました。また、同画面「k1,k2,k3」のデフォルト値を炭素繊維のときはk1=k2=k3=1、アラミド繊維のときはk1=k2=0.4,k3=2.2としました。さらに、同画面の鉄筋拘束材料をオフにすると、横拘束筋の降伏点やヤング係数、体積比がグレーになり、コンクリートの応力ひずみ曲線には使っていないようにみえていましたが、実際は内部でそれらを使っていました。内部で使わないように変更しました。この修正による影響は、画面下に表示される応力ひずみ曲線のグラフだけに影響します。Mu等の計算には影響しませんので計算結果には影響しません。また、同画面の「海洋架橋H17 [Mu]」、「NEXCO二集 FRP [Mu]」、「JH二集 [Mu]」に表示されるコンクリートの応力ひずみ曲線のグラフ中にEdesの数値が表示されますが、E'desの値が表示されていました。Edesの数値を表示するように修正しました。
  5. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の斜引張破壊に対する耐力Susを照査した結果画面で、Susの値がゼロのときに照査比率がゼロでNGと表示され、一覧表示にNGの結果が表示されない問題がありました。Susがゼロのときは無限大「∞」の表示にして、一覧表示に表示されるようにしました。
  6. 複数のランが存在し、かつ、計算するランとしないランが混在しているモデルにおいて、コンタ切断図のリストを切り替えるとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  7. ファイバー要素モデルをFEM解析してリボン「照査|ファイバー一覧」より損傷状態をレポートリストへ追加した後に、編集モードに戻りヒステリシスを全て削除、その後ファイルへ保存するとそのesファイルが読めない不具合を修正しました。
  8. 限界状態設計データを含むUC-win/FRAME(3D)のファイルをEngineer's Studioの古い版(Ver1、Ver2)で読込み保存されたesファイルを読み込むことができない問題を対策しました。
  9. ナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|フレーム要素」の「要素座標系」の列で表示される情報が間違っていました。解析は設定されている値で正しく実施されますので計算結果には影響しません。
  10. コンタ切断図エクスポートによって出力された画像ファイルに荷重ケース名称の表示が抜けていましたので修正しました。
  11. Ver 5.0.0より古い版で保存されたファイルを読み込むと、古い版と同じ結果となるように平板要素時刻歴クエリが設定されますが、この変換処理がVer 5.0.0で保存したファイルに対しても実施されていました。この結果、平板要素時刻歴クエリを削除して保存しても再度読み込むと変換処理により復活する不具合がありました。これを修正するとともに、Ver 5.0.0より古いデータを読み込むときに変換処理が作動するようにしました。
  12. 荷重ケース名称に半角アンダーバー「_」や半角プラス「+」がある場合に、断面照査結果を荷重ケースでフィルタしてレポートリストへ追加し、レポート出力すると表が壊れる不具合を修正しました。
  13. リボン「照査|曲率照査」において、φ/φa、φ/φy、φ/φcをの列タイトルに不要な単位(1/m)が表示されていましたので削除しました。これに該当するレポート出力も修正しました。
  14. 平板要素断面力の「コンタ切断図パラメータ」画面に「全体共通の座標軸オプション|あるメッシュ要素の要素座標系を使う」を指定したときのメッシュ要素名称の列が不足していましたので追加しました。
  15. 平板要素断面力のコンタ切断図において、任意入力で追加した凡例を削除した後のアンドゥ機能が正常に動作していなかった不具合を修正しました。
  16. 平板要素に割当てられている平板断面(平板鉄筋有り)を削除してFEM解析を行うとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  17. ナビゲーション「節点と要素|平板要素|平板断面力」から呼び出す「平板断面力エディタ」において、1万個以上のメッシュ要素が描画されない不具合を修正しました。計算結果には影響しません。
  18. 『2012年制定コンクリート標準示方書[設計編]』の「安全性-断面破壊-ねじり」照査結果を標準レポート出力したときのMtudの値や判定結果(OK/NG)が間違っていた不具合を修正しました。
  19. ナビゲーション「荷重|活荷重の定義」で「T荷重とp2荷重」や「連行荷重とp2荷重」を考慮したときにp2荷重に対する衝撃係数を入力することができない不具合を修正しました。
  20. ナビゲーション「荷重|活荷重の定義」から呼び出す活荷重の設定画面で節点や要素を非表示にするために「モデル表示設定」画面を呼び出したまま、活荷重の設定画面の入力を続けるとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
2.00.02 '15.07.28 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 平板要素断面力のコンタ切断図(2次元の断面力分布図)では各メッシュ要素で独立した処理により図を作成していましたが、複数のメッシュ要素を指定するような設定「スムージング対象範囲の設定」を追加しました。これにより、指定された複数のメッシュ要素があたかも1つのメッシュ要素のように処理され、スムーズなコンタ切断図となります。
  2. UC-1 FRAME(面内)のFMDファイルの中の個別モデルを選択して読み込む機能を追加しました。
  3. 平板要素断面力のコンタ切断図エクスポートに、全ての荷重ケース、全てのグループ、全ての断面力種類、最大最小の種類を組み合わせる生成機能を追加しました。
  4. メイン画面のタイトルバーに、カテゴリ「Ultimate/Advanced/Lite」のいずれかを表示するようにしました。ライセンスがベースと各オプションの組合せの場合は表示されません。
  5. 道路橋示方書V耐震設計編のせん断耐力Psを求める際、部材の種類を「橋脚」とした場合でもせん断スパン比の影響を考慮する補正係数CdcとCdsを考慮できるように拡張しました。通常はこれらを考慮しませんが、「(財)海洋架橋・橋梁調査会、既設橋梁の耐震補強工法事例集、平成17年4月」の参考資料3にディープビーム効果を考慮する考え方が示されているため、これに対応しました。
  6. フレーム要素の断面力結果を断面力を6成分選択してレポート出力した時、A4用紙の横幅に入るように4成分の表と2成分の表で分けて出力していましたが、列幅を狭くして6成分を1つの表に入れて出力するように変更しました。
  7. 道路橋示方書の耐震設計編Vおよび下部構造編IVのせん断耐力Psを算出するときの正負交番作用に関する補正係数Ccを任意入力する場合にタイプI用とタイプII用の2種類を入力できるようにしました。従来は1種類のみでした。
  8. 軸方向引張鉄筋比に関する補正係数Cptを任意入力するときは、zp軸とyp軸に対して各1個の数値を与えることができましたが、正の曲げ時と負の曲げ時を考慮できるように、zp軸とyp軸に対して各2個を設定できるようにしました。該当する場所は、許容応力度法-せん断-土工指針H22、許容応力度法-せん断-道示IV、終局強度法-せん断-道示IV、終局強度法-せん断-道示Vです。
  9. FEM解析後の変位図において、変位倍率の文字の色が赤で固定色でしたが、システムオプションのカラー設定で文字色を変更できるようにしました。
  10. 平板要素断面力のコンタ切断図(2次元の断面力分布図)の数値の色を変更できるようにしました。デフォルトの色は赤です。

■プログラムの不具合修正
  1. 2012年制定コンクリート標準示方書の限界状態照査「使用性-外観ひび割れ-ねじりひび割れ」を標準出力したレポート出力の内容に漏れや間違いがありましたので修正しました。
  2. ケース載荷モデルで組合せ荷重ケースに温度荷重を設定した基本荷重ケースを含めている場合に、組合せ荷重ケースの断面力値に温度荷重ケースの数値が反映されていませんでした。
  3. 平板要素の非線形解析を行い、平板要素の結果をCSVエクスポートしたとき、主軸応力度や主軸ひずみの角度の数値がラジアン(radian)となっていましたので度(degree)の値に修正しました。平板要素の時刻歴結果での表内も同じ問題がありました。
  4. 平板断面の画面でY方向の鉄筋をなしとしたときにY方向の引張硬化/軟化係数Yに間違った数値が表示されていましたので計算に使用する数値を表示するようにしました。
  5. 道示IIIの最小鉄筋量の照査で有効幅bと有効高さdを「直接入力」とした場合に、軸方向引張主鉄筋の断面積Astがゼロで固定されているため、照査結果が常にNGになる不具合を修正しました。「直接入力」とした場合はAstを入力できるようにしました。
  6. 部材の種類が「フーチング」の場合のせん断耐力Psにおいて、断面照査用荷重定義でせん断用荷重タイプが「交番繰返し載荷」の場合にせん断スパン比による割増係数Cdcとせん断スパン比による低減係数Cdsがどちらも1.0となっていました。Cdcは正しいですが、Cdsは間違いなので修正しました。
  7. 初降伏曲げモーメントの照査結果で、My0の解がみつからない場合に照査の比率(安全率)がゼロと表示され、一覧表示にその照査結果が厳しいとして表示されない問題がありました。My0の解がみつからない場合は比率を無限大「∞」の表示にして、一覧表示に表示されるようにしました。
  8. 鋼断面に対して許容曲げ応力度照査を行う設定にしているUC-win/FRAME(3D)のデータ(f3dファイル)を読み込むと許容曲げ応力度照査が実施されませんでした。原因は鉄筋の許容応力度の設定「σsaの荷重種類」が「なし」になっているからでしたが、鋼断面に対しては「σsaの荷重種類」が「なし」でも照査が可能なので、「σsaの荷重種類」が「なし」の場合は「一般」に変更して(変更した旨の警告メッセージがでます)照査を実施するようにしました。
  9. ナビゲーション「荷重|活荷重の定義」から呼び出す活荷重の設定画面で節点や要素を非表示にするために「モデル表示設定」を呼び出して節点を非表示にしてもその画面のモデル図に反映されない不具合を修正しました。
  10. 節点抽出クエリや節点時刻歴クエリが設定されており、ランの設定が「シーケンス荷重=<<なし>>」の状態でFEM解析(シーケンス載荷)を行うとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  11. コンピュータのディスプレーアダプター(グラフィック)がIntel HD Graphicsの場合に、節点や部材の時刻歴グラフが結果画面に描画されない問題を対策しました。
  12. 全体座標系X-Y平面内に作成したモデルをFEM解析し、結果画面でフロントビューにしてDXF/DWGエクスポートすると、「致命的なエラーです」エラーが発生する不具合を修正しました。エラーの原因は、DXF/DWGエクスポート時に作成する支点の記号とフォント情報がフロントビューの場合に大きさをもたないことでした。
  13. フレーム要素やばね要素などの要素名称に漢字を使っている場合に、入力データレポート「グループ」でA4用紙サイズ幅に収まらず、はみ出してしまう不具合を修正しました。
  14. ナビゲーション「モデル特性|ばね特性|ばね特性表」から呼び出す「ばね特性」画面(変位と力のグラフ表示)では各入力項目がグレーとなり、データの変更等ができない状態になっていましたので、入力できるように修正しましました。
  15. アプリケーションメニュー「インポート」から3次元CADデータ(DXF/DWGファイル)を選択して実行しても取り込まれない不具合を修正しました。
  16. 平板要素のモデルで面積が極めて小さいつぶれた三角形要素があるとき、平板面荷重の荷重図を描画する処理でメモリ不足が発生する不具合を修正しました。
  17. 残留変位の照査結果画面で「平均から」を選択してレポートリストへ追加するとコメント欄にstep=4のように意味のない情報が付与されていましたので修正しました。
  18. 照査用詳細入力プロパティ画面で数値断面の断面要素をクリックするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  19. 平板要素断面力のコンタ切断図エクスポート機能がケース載荷の場合に動作していませんでした。この不具合はVer 5.0.1だけが該当します。
  20. ナビゲーション「性能基準|ファイバー要素|ひずみレベル」と「性能基準|ファイバー要素|ひずみ基準」でタブ名「鉄筋」と表示されていましたが、正しい表記は「鋼材」でした。
2.00.03 '15.11.12 ■プログラムの機能追加・改善
  1. モデル上で節点や要素を選択したときに各表入力画面でも選択状態になるように改善しました。範囲選択した場合も同様です。これにより、集める機能、リナンバリング(名称の自動付け替え)、表中での上移動や下移動、複数行の削除などがモデル選択後に表中で実施できます。モデル上で選択を解除(何もないところをクリック)すると表中の選択状態も解除されます。
  2. 要素をコピーしておき、クリップボードから貼付けるときの画面「貼付けオプション|コンフリクトオプション」に同一節点とみなす閾値を定義できるようにしました。入力された閾値より小さな範囲にある節点を共有します。閾値以上の範囲にある節点は追加されます。この閾値のデフォルト値はシステムオプション「描画オプション」で設定されている値です。
  3. アプリケーションメニュー「システムオプション|描画オプション」に節点が重複しているとみなす閾値を定義できるようにしました。入力された閾値より小さな範囲にある節点に対してくさびの記号を表示して重複していることを明示します。閾値以上の範囲にある節点はくさびの記号は表示されません。
  4. 円板のような構造を平板要素でモデル化した場合に、メッシュ要素座標系やメッシュ要素内の各プリミティブ座標系を円の中心に向けるコマンドを追加しました。
  5. 節点や要素を位置でソートする機能を追加しました。位置は、直交座標系、円筒座標系、球座標系のいずれかを指定できます。ソートした後に名称変更も行うことも可能です。
  6. 選択した要素(フレーム要素、平板要素、剛体要素など)をある平面に対して鏡像の位置に移動またはコピーするコマンド「ミラー」を追加しました。
  7. 断面照査用詳細入力プロパティ画面で示方書条項が「道示-V H14 [Mu,Ma]」のときに、タイプIに対するコンクリート応力ひずみ曲線の設定に「Edesを考慮する」スイッチを設けました。道路橋の耐震補強設計の場合に便利です。
  8. リボン「照査|限界状態設計法|限界照査」において、左側パネルの一覧より下の項目を指定したときに比率の値だけが右側表の列に表示されていましたが、比率算出時の分子と分母の値も列に追加しました。
  9. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」から呼び出す終局強度法の曲げの「照査用詳細入力プロパティ」画面に表示される断面要素の応力ひずみ曲線図を入力データのレポート出力に表示するようにしました。
  10. リボン「モデル|編集|変換|移動・回転」は、選択した節点や要素を移動するコマンドでしたが、コピーするオプションを追加しました。
  11. ナビゲーション「照査設定」にある「断面照査、曲率照査、ばね照査」とナビゲーション「限界状態照査|限界状態照査」に行を複製するボタンやクリップボードにコピーするボタンを追加しました。
  12. 断面と連動したM−φ特性やばね特性をM−φ要素やばね要素に割り当てて、初期状態の荷重ケースを選び、線形弾性解析を行って軸力を自動算出するデータを読み込んだ直後にリボン「ホーム|計算|モデルチェック」をしても問題がなく、FEM解析を行うとエラーが発生して解析できない場合があります。モデルチェックでは軸力の自動算出を実施しないので、ファイル読み込み後に問題が発生しないような軸力が設定されている場合があります。しかし軸力の自動算出をすると正常なM−φ特性やばね特性の骨格形状を生成できないような軸力が計算されてエラーになる場合がありますので、この場合のエラーメッセージをわかりやすい内容に改善しました。
  13. 限界状態照査の照査用詳細入力プロパティ画面にある「次へ」と「前へ」ボタンを使って次々に切り替えるときに、常に最初のタブ「示方書条項」が表示されていました。設定していたタブを維持したまま切り替えられるように改善しました。
  14. f3dファイルを読んだ時に、せん断耐力算出用の補正係数Ccは、断面のせん断計算用準拠基準が「道示V(タイプI)」のときは、断面照査用詳細入力のタイプIに任意設定としての値を、タイプIIは自動として読み込むようにしました。f3dファイル内の断面のせん断計算用準拠基準が「道示V(タイプII)」のときは、断面照査用詳細入力のタイプIが自動、タイプIIが任意設定の値になります。
  15. FEM解析後の変位図において、変形したソリッドを選択できるようにしました。
  16. FEM解析後の変位図において、変形したソリッドにマウスカーソルを当てると節点や要素の名称を画面下部のステータスバーに表示するようにしました。
  17. コンタ切断図(2次元図)の線色をカラー設定で変更できるようにしました。従来は白で固定でした。
  18. 大きな結果付きデータをファイルに保存するときに進捗状況がわかるプログレス画面を表示するようにしました。従来は入力データを保存するプログレス画面が表示されていましたが、結果付きファイルの保存は対象外でした。
  19. フレーム要素が6000個あるようなモデルを解析して、リボン「結果|グループ結果|抽出キー」を表示させると、節点や要素の表示/非表示あるいは抽出キーの指定を行うと、処理が終了するまでに時間がかかっていましたので改善しました。
  20. 任意設定のレポート出力リストが多数ある場合に、複数同時に選択した状態でカメラ位置タイプ「ユーザビュー」による設定を反映できるようにしました。
  21. 解析設定画面の解析条件の用語「幾何学的非線形」を「幾何学的特性」に変更しました。
  22. 入力データのレポート出力で「断面|重心」を「断面|骨組み線位置」という表現に変更しました。
  23. リボン「結果タブ|フレーム要素時刻歴結果」のカテゴリ「モーメント-曲率」において、「骨格」のチェックボックスをオンにした時に表示される骨格曲線の線が太さを細くしました。
  24. システムオプション「結果ファイル|作業フォルダの設定|作業フォルダを毎回確認する」にチェックがある場合は、作業フォルダの確認画面を計算開始時に毎回出すように変更しました。毎回確認しない設定も可能です。

■プログラムの不具合修正
  1. コンクリートヒステリシス「JSCE」をファイバー要素に用いた固有値解析時の初期剛性がコンクリートを無視した鉄筋だけの剛性となっていました。他の種類のコンクリートヒステリシスと同様にコンクリートヒステリシスの圧縮側初期剛性を用いて固有値解析を行うように修正しました。
  2. 断面照査用詳細入力で示方書条項が「道示V H24 [10.5]」などのせん断耐力の設定で、部材の種類が「橋脚」や「橋台」でかつ、ディープビーム効果を考慮する設定のとき、断面照査用荷重定義が「交番繰返し載荷」の場合は補正係数Cdcを無視していました。「交番繰返し載荷」の場合でも補正係数Cdcを考慮してせん断耐力Psを算出するように修正しました。
  3. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」から呼び出す「照査用詳細入力プロパティ」画面の「道示III H24 [4.3.3]」において斜引張鉄筋の許容応力度(地震・衝突)σsa(N/mm2)は、鉄筋の材質に応じて変化します。つまり、SD345/SD390/SD490に対して200となります。それ以外の材質に対しては規定がないので200となります。この状態から、示方書条項を「道示III H14 [4.3.3]」に変更するとSR235に対して140、SD295に対して180、SD345に対して200となるはずですが、H24道示IIIの数値がそのまま残っていた不具合を修正しました。
  4. モデルに既に存在する節点を使用しながら平板要素を「四角形メッシュ要素」コマンドで作成するときに、節点座標値の精度によって、自動生成される内部の四角形の形に微小な歪みが生じる問題がありました。外部ライブラリ「CM2 MeshTools by Computing Objects」を最新のものに更新することで解消しました。
  5. 2012年コンクリート標準示方書[設計編]の限界状態照査「安全性-疲労破壊-せん断」において、せん断補強筋の応力度(σwrd、σwpd、σbrd、σbpd)に構造物係数γiを考慮し、かつ、照査時にも考慮していましたので結果的に二重に考慮していました。
  6. 断面照査の標準レポート出力「道示IV H24 [5.1.3]|許容応力度法 - せん断」において、せん断スパンa、せん断補強筋の間隔s、Sca式が間違っていた不具合を修正しました。計算自体は正しく実施されており、照査結果は問題ありません。
  7. 平板要素の時刻歴結果のうち、「曲げモーメント-曲率」、「せん断 断面力-ひずみ」、「レイヤ 応力-ひずみ」、「鉄筋 応力-ひずみ」のグラフの縦軸と横軸の数値が逆転していました。
  8. 平板面荷重をメッシュ要素座標系で定義しているとき、意図している荷重載荷方法とは逆になっている場合がある不具合を修正しました。ただし、平板面荷重の荷重図は正しいので、荷重図を確認して問題なければ解析結果は変わりません。
  9. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の断面照査「終局強度法の曲げ」 において、Mc<Muの照査をオフに設定し、My0min<M<My0maxの照査をオンに設定していると、My0min<M<My0maxの照査が「比率=無限大」で「判定OK」と表示される不具合を修正しました。
  10. 平板要素モデルを固有値解析するとアドレス違反エラーが発生し、固有値解析の振動モードアニメーション等を確認できない不具合を修正しました。この不具合はVer 5.0.2で発生します。それ以前のバージョンでは問題ありませんでした。
  11. 断面照査「道示V H24 [Mu,Ma]」等で「Mc<Mu」の照査をする設定でかつ、「My0min < M <My0max」と「Mumin<M< Mumax」の照査をしない設定のときに総括表で照査結果に∞が表示される不具合を修正しました。
  12. 抽出キーの結果を表示する際に、複数の平均荷重ケースが登録されていると、断面力図が表示されない場合がある不具合を修正しました。
  13. 抽出キーの結果を保存したときに、平均荷重ケースの結果だけにチェックを付けて保存すると、読み込んだときに正常に表示されない不具合を修正しました。
  14. レポート出力を何回も繰り返すとメモリ不足になる問題を修正しました。レポート出力の枚数が1万ページ以上のような大量データの場合に発生します。
  15. 任意設定のレポートが設定されているにもかかわらず、リボン「レポート|レポート設定|任意設定」画面の左側ツリーではグレー表示となる場合がある不具合を修正しました。
  16. グループが1個もない平板要素モデルをFEM解析してコンタ図を表示させるときにスムージング対象範囲の設定を変更するとアドレス違反エラーが発生していた不具合を修正しました。
  17. 平板要素のモデルで、プリミティブがゼロ個のメッシュ要素が存在するモデルをFEM解析して平板要素の時刻歴結果を確認しようとするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  18. 組合せ荷重ケース名称の最後に半角スペースが混入している場合にレポート出力を実行するとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  19. 計算しない設定のランがある場合にFEM解析を行った後で、リボン「照査|断面|道示断面力」をクリックするとエラー「整数のオーバーフロー」が発生する不具合を修正しました。
  20. 支点の設定で節点名称の欄が空の場合に入力データのレポート出力を行うとアドレス違反エラーが発生していた不具合を修正しました。
  21. ナビゲーション「モデル特性|アウトライン」で作成したアウトラインの図を表示させた状態で、リボン「モデル|追加|平板|アウトライン形状」で平板要素を作成する操作の途中で「無効なクラス型キャスト」というエラーが発生する不具合を修正しました。
  22. Ver 3.1.4などの古い版のesファイルを読み込むときに、不要なデータを除去して新しい版の構造に変換しながら読み込む処理においてアドレス違反エラーが発生し、ファイルを読み込むことができない不具合を修正しました。
  23. ケース載荷モデルをFEM解析して結果をレポート出力リストへ追加した後に、編集モードへ戻り、抽出荷重ケースを削除してデータをファイルに保存すると壊れており、読めない不具合を修正しました。
  24. フレーム要素の時刻歴クエリが設定されており、節点の時刻歴クエリが設定されていない状態で、FEM解析を行い、フレーム要素結果のCSVエクスポートをすると中身が空のCSVファイルが生成されていた不具合を修正しました。
  25. ランと平均荷重ケースの両方があるシーケンス載荷モデルにおいて、抽出キーの結果画面でランだけの数値結果をレポート出力に追加しても、リボン「レポート|任意設定」画面でのプレビュータブやレポート出力には常に平均荷重ケースの数値結果が出力されていた不具合を修正しました。
  26. メイン画面のリボン「結果」内の「グループ結果|ラン」においてカテゴリを曲率とし、モデル内に曲率の数値を表示させた場合に、その数値の桁数が間違っていましたので修正しました。画面下の数値表の数字は問題ありません。
  27. リボン「照査|断面照査|道示III H24 [4.3.4]」において、列タイトル「Sh、Suc、Sus」の単位が(N/mm2)となっていました。正しい単位はkNなので修正しました。該当するレポート出力も修正しました。
  28. FEM解析後にフレーム要素の曲率分布図を表示して「サイドビュー」ボタンを押すと図がはみでてしまう不具合を修正しました。
  29. フレーム要素の時刻歴結果画面「モーメント-曲率」のグラフにおいて、M−φ特性の骨格を同時に表示させると骨格を表す青い線がグラフ領域をはみ出す場合がありましたので修正しました。
  30. 限界状態 照査用詳細入力プロパティ画面で示方書条項が全てオフの状態でFEM解析と照査を行うとリボン「照査|限界状態設計法|限界照査」に曲げ応力度照査の結果(表示されないはずの結果)が表示されていた不具合を修正しました。
  31. 「リボン|結果|エクスポート|CSV/Text|固有ベクトル」をクリックすると、固有ベクトルの数値をテキスト形式(CSV)でエクスポートすることができますが、FEM解析のときのみ可能でした。固有値解析のみを実施しても固有ベクトルの数値をテキスト形式(CSV)でエクスポートできるようにしました。
  32. 節点や要素を削除した後にデータをesファイルに保存し、再度開くと重複する名称がないにもかかわらず、節点名称や要素名称が重複していることを意味する赤表示になる不具合を修正しました。
  33. 平板要素断面力のコンタ切断図エクスポート後にプログラムを終了しようとするとアドレス違反エラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
  34. アプリケーションメニュー「インポート」から3次元CADデータ(DXF/DWGファイル)を選択して実行しても取り込まれない不具合を修正しました。
  35. 断面を作成するときに任意形状断面ではなくRC断面形状だけを使った場合に入力データのレポート出力で中身のないタイトルだけの節が出力されていた不具合を修正しました。
  36. フレーム要素が5000個を超えるようなモデルを作成するときに、表計算ソフトでコピーしたデータをナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|フレーム要素」の表にペーストするとペーストが完了するまでに時間がかかっていた問題を対策しました。
  37. Engineer's Studio Ver 1.05.00で保存されたデータを読むアドレス違反エラーが発生して読めない不具合を修正しました。
  38. 平板要素断面力の結果(荷重ケース、ラン)の「結果の方向を表示する」と「現在情報テーブルを表示」は、Ver 5.00.01では表示されていましたが、Ver 5.00.02では表示されていませんでしたので修正しました。
2.00.04 '15.11.25 ■プログラムの不具合修正
  1. シーケンス荷重の動的荷重において、波形別の開始時刻が正常に機能していなかった不具合を修正しました。
  2. アウトラインや断面などのサムネイル表示されるデータに対して名称変更を行うためにリネーム状態にし、Deleteキーを押すと、データ自体が消える不具合を修正しました。名称の文字列だけが消えるようにしました。
  3. 「道示-VH14[Mu,Ma]」の照査用詳細入力を設定した古いバージョンのファイルを読み込むと警告メッセージ『計算結果が異なる可能性があります。照査用詳細入力プロパティ「鋼製橋脚|道示VH24オプション」のzp(+)、zp(-)、yp(+)、yp(-)の入力内容が正しいかどうかを確認してください。』が表示されていましたが、警告内容には該当せず、不要でした。警告がでないようにしました。
  4. リボン「結果|個別結果|ファイバー要素」において、カテゴリを「パフォーマンス」にしたときの断面の形が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。描画上の問題ですので、ファイバー要素の計算結果には影響しません。
  5. コンピュータ環境によっては、平板要素のメッシュを自動生成するコマンドを実行すると「%1は有効なWin32アプリケーションではありません。ClassID:{F58C8C27-1074-4839-8744-ACF2D9A0EA2E}」というエラーが発生する場合がありました。原因は、メッシュ自動分割を行う外部ライブラリ「CM2MeshTools(ComputingObjects社)」のフォルダにMicrosoft社が提供する32bit用ファイル「msvcr120.dll、msvcp120.dll」がコンピュータに存在しないためでした。コンピュータ環境によっては、存在することがあり、その場合は問題が発生しません。
  6. Ver.5.0.3において、平板面荷重をメッシュ要素座標系で定義しているファイルを読み込んだときに警告メッセージを表示するようにしましたが、対象外のデータでも表示されていましたので、平板面荷重が掛かっている要素の最初のプリミティブがオーバーライドされているときだけ警告メッセージを表示するようにしました。
  7. コンタ切断図のテーブル表示で名称が重複していないのに赤表示になる場合がある不具合を修正しました。
2.00.05 '16.01.20 ■プログラムの機能追加・改善
  1. フレーム要素のケース載荷モデルのCSVエクスポートに組合せ荷重ケースと抽出荷重ケースの結果を含めるようにしました。
  2. メイン画面でモデル内の節点や要素を選択状態にした後にDeleteキーで削除できるようにしました。
  3. 同一座標に複数の節点がある場合に節点名称を表示させると名称が重なって描画されていました。重ならないように調整しました。
  4. モデルをDXF/DWGモデルエクスポートするときに節点を点とするオプションを追加しました。
  5. 標準出力レポート「照査用断面力」の上に圧縮軸力が正であることを注記しました。
  6. 10万ステップなどのようにステップ数が多いモデルを解析後に節点の結果をCSVエクスポート(カンマ区切りのテキストファイル)すると、完了するまでに非常に時間がかかっていた問題を対策しました。
  7. 非線形平板要素の設定を行うときにメッシュ要素の設定画面で平板断面と平板断面に含まれる平板鉄筋を指定しますが、指定した平板断面に含まれていない平板断面が指定されることがあり、このためにFEM解析実行時に「[4260] 入力xmlファイル in.xml を作成できません。」というエラーが発生して解析できないことがありました。FEM解析実行時に指定した平板断面に含まれていない平板断面があるかどうかをチェックする処理を追加しました。
  8. ばね要素の要素座標系を設定する画面において「要素座標系の軸を選択」の箇所が「ローカルx、ローカルy、ローカルz」と表現されていましたが、「要素xl、要素yl、要素zl」に変更しました。
  9. シーケンス荷重の設定画面の動的荷重では開始時刻と終了時刻の入力が2箇所ありますが、各入力波に対して行う箇所では「個別開始時刻、個別終了時刻」と表現し、全体に対して行う箇所では「全体開始時刻、全体終了時刻」と表現するようにしました。

■プログラムの不具合修正
  1. シーケンス荷重に動的荷重を複数並べて解析したときの計算が正常に動作していない不具合を修正しました。
  2. ナビゲーション「モデル特性|断面特性オプション」では線膨張係数αをオーバライド(ov)する設定(上書きする設定)がありますが、このスイッチが機能していなかった不具合を修正しました。
  3. 正負交番繰返し載荷(静的解析)や動的解析のステップ数が多いファイバー要素またはM−φ要素のモデルにおいて、各損傷基準を経験した合計回数が8000回を超える場合、解析終了後に「ポストプロセス中,部材XXX でエラー発生. Asking size is too big」というエラーが発生して結果が残らない不具合を修正しました。
  4. 断面から自動生成するばね要素(M−θ)モデルにおいて、標準レポート出力「M−θ詳細|終局点(Mu,φu)の詳細」の内容が全てゼロになっている不具合を修正しました。
  5. 収束結果の一覧タブで比率を指定したときに、比率が最大となるステップではなく、不平衡力が最大となるステップの結果を表示していました。比率が最大となるステップを表示するように修正しました。
  6. リボン「照査|限界状態設計法|限界照査」において、「2012年制定コンクリート標準示方書」に対する耐久性-鋼材腐食-曲げひび割れの「Δσs <σsl1」や使用性-外観ひび割れ-曲げひび割れの「Δσs <σsl1」は永続作用に対して照査されていますが、コメント欄には「永続作用+変動作用」という形で表現していたために設計作用(=永続作用+変動作用)で照査しているようにみえました。コメント欄には「永:荷重ケース1,変:荷重ケース2」という表記に変更しました。
  7. 示方書条項「道示-V H14 [Mu,Ma]」の断面から自動生成するM−φ特性において、タイプIの骨格曲線が正しく算出されていない場合がある不具合を修正しました。この現象はランでタイプIIを計算する設定にしているときに発生しますので解析結果には影響しません。
  8. 平板要素のコンタ切断図をエクスポートしたときに位置図の向きが常に選択されたメッシュ要素に依存した視点となるようにしました。
  9. 固有値解析後に8〜9乗のオーダーの振動数が得られた場合に、ナビゲーション「固有値解析と減衰|減衰モデル」の画面を開くとグラフの目盛作成のために時間がかかり、応答なしの状態になる問題を対策しました。
  10. 入力波サムネイル画面の下にある全方向のバーをドラッグすると3成分ともに選択状態になる仕様でしたが、波形データが全て消えてしまう不具合を修正しました。Ver.4.0.0以降5.0.4までのバージョンでこの現象が発生します。
  11. 固有値解析実施後に振動アニメーションを長時間(例えば15分以上)させているとメモリ消費量が増大し、最悪の場合「メモリが足りません」というエラーが発生する問題を修正しました。
  12. 入力波サムネイルで設定している波形データが多いesファイル(約500MB)を読み込むとメモリ不足等エラーが発生する不具合を修正しました。
  13. 入力データのレポート出力「組合せ荷重ケース」において、組合せ対象となっている基本荷重ケースの並びが入力画面と同じ順番になっていない不具合を修正しました。
  14. 入力データのレポート出力をカラーとした場合に、荷重図に付与される値の色が荷重の色と同じ緑色になっていました。数値の色を黒に変更しました。
  15. リボン「レポート|レポート設定|任意設定」内のモデル図のリストについて、ナビゲーション「活荷重|活荷重表示」にチェックを入れてファイルに保存し、それを読込んでFEM解析すると「[4232] 活荷重プロセス中計算エラー発生。 Could not get CoefficientCell object.」というエラーが発生して計算できない不具合をVer 5.0.3で修正しました(※改訂履歴に漏れていたので掲載)。
2.00.06 '16.02.23 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 「ナビゲーション|荷重|ランの定義|初期状態」で設定された初期断面力の値を用いたランの解析においてM−φ要素等の非線形要素が収束しないことがあります。従来は収束しない旨のエラーメッセージのみ表示されていましたが、収束しない要素名称も表示するようにしました。
  2. JMA地震波データの新しいデータフォーマットに対応しました。JMA地震波データは、気象庁(JapanMeteorologicalAgency)が提供しているデジタル波形データです。新しいデータフォーマットは「2007年3月25日09時41分 平成19年(2007年)能登半島地震」以降の地震波形が該当し、CSV形式で提供されております。2007年以前の空白区切りの固定列書式も従来どおり読み込み可能です。
  3. 中国語ヘルプを用意しました。「システムオプション|言語|ヘルプ言語」において日本語ヘルプを呼び出すか、中国語ヘルプを呼び出すかを選ぶことができます。ただし、中国語ヘルプのバージョンは5.0.2相当の内容です。

■プログラムの不具合修正
  1. 示方書条項が「道示IVH24[5.1.1]」のときの照査項目「Awreal&gt;Aw」の結果をフィルタリングONで表示させた場合に、厳しい照査結果(比率)がフィルタリングされない場合がある不具合を修正しました。
  2. 繊維シートを断面に配置して曲げに関する許容応力度照査を行う場合に、繊維シートの許容値を設定することができませんでした。断面照査用詳細入力プロパティ画面の断面要素において設定できるようにしました。
  3. シーケンス載荷モデルにおいて、時刻歴クエリがない状態で解析し、ラン結果でフレーム要素をクリックすることにより選択すると「Argumentoutofrange.」というエラーが発生する不具合を修正しました。
  4. ナビゲーション「抽出と保存|フレーム要素時刻歴クエリ」の設定「保存間隔」を1より大きい数値に指定した場合、フレーム要素結果のCSVエクスポートのファイルに結果が書き込まれない不具合を修正しました。
  5. 任意設定のレポート出力リストでカメラ位置タイプを「ユーザビュー」に設定して結果付きで保存した場合に、それを読み込むと図がずれてしまう(結果画面とレポート出力の両方)不具合を修正しました。
  6. ナビゲーション「節点と要素|ばね要素|ばね要素」の列「座標系」に「Align=v3,v4,..」などとv3以上の数値が表示される場合がありました。正しくはv1かv2のいずれかなので修正しました。
  7. UC-win/FRAME(3D)のデータで断面要素が数値断面であり、かつ、断面のせん断用準拠基準が「道示-IV」に設定されているf3dファイルを読み込むと、アドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  8. UC-win/FRAME(3D)のモデル設定「オプション設定|大変位解析時のポスト処理方法」が「大変位」のf3dファイルを読み込むと、「大変位解析時のポスト処理方法」が「微小変位」に設定される不具合を修正しました。ナビゲーション「節点と要素|ばね要素|ばね要素」の列「座標系」に例えば「"ベクトル:""v1=GlobalX"",""v2=GlobalY"",Align=v2,Axis=xlAxis=xl"」という文字列をペーストしても正しく認識されない不具合を修正しました。
2.01.00 '16.06.17 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 平板要素をモデル化しているときに節点が二重、三重に重なる部分ができる場合があります。重なった節点をを自動的に1つの節点にして、要素の接続状態も自動的に1つの節点を各平板要素が共有するようにマージする機能を追加しました。。
  2. ナビゲーション「荷重|初期状態」において初期断面力を与えたファイバー要素が、初期断面力によってヒステリシスの非線形領域に入ると、収束しないというソルバーエラーが発生して計算を開始できませんでした。初期断面力によってヒステリシスの非線形領域に入るときでも可能な限り収束するように計算部を改善しました。
  3. 本製品を複数起動してそれぞれを個別に同時に計算実行できるようにしました。

■プログラムの不具合修正
  1. ナビゲーション「荷重|初期状態」において初期断面力を与えたM−φ要素が、初期断面力によってM−φ特性の非線形領域に入ると、M−φ要素の計算が正しく実施されていなかった不具合を修正しました。
  2. 示方書条項が「道示-IVH14[5.1.3]」、「道示IVH24[5.1.3]」、「土工指針H11[3.2.2(2)]」、「土工指針H22[5.4.3]」のときの許容せん断応力度照査において、「τm≦τa1」の照査結果が常にOKと表示される不具合を修正しました(「断面照査|τm≦τa1」のとき)。「総括表」や「断面照査|一覧」は正しく表示されています。
  3. ファイバー要素の収束計算過程でNaNという数値ではない結果が得られ、それが発生した残りのステップの結果がゼロとなる現象が発生する場合がありました。NaNが発生することは極めてまれですが、発生しないように計算部を修正しました。
  4. 活荷重を設定したデータを計算させると「活荷重プロセス中計算エラー」というエラーが発生する不具合を修正しました。
  5. プリミティブの個数の合計が1万個以上になるように複数のメッシュ要素を選択して平板面荷重を新規追加するとプログラムが強制的に終了してしまう不具合を修正しました。
  6. ナビゲーション「荷重|ランの定義|ラン」の表形式入力で「計算」の列にチェックを入れないランがある場合に、固有値解析だけを行い、リボン「結果|グループ結果|固有値解析」で固有モードのアニメーションをさせるとき、計算しないランを選ぶことができ、それを選択すると「整数のオーバーフロー」というエラーが発生する不具合を修正しました。
  7. 多数の節点を含むを平板要素やフレーム要素をモデルの貼り付けによってマージするとき、元の節点座標値と貼り付けるデータの節点座標値が完全に同じ場合に節点が結合されず、二重節点になる不具合を修正しました。
  8. モデルに既に存在する節点を使用しながら平板要素を「四角形メッシュ要素」コマンドで作成するときに、自動生成される内部の四角形の辺がわずかに直線に並ばない問題を対策しました。
  9. モデル内にプリミティブの個数が0のメッシュ要素が存在する場合に、FEM解析を行い、コンタ切断図をクリックするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  10. M−φ要素の時刻歴結果でM−φ履歴応答図に骨格を表示させても表示されない問題を修正しました。
  11. ナビゲーション「限界状態照査|限界状態照査」において着目点の列が空欄の場合に照査を行うと照査結果を表示させるとアドレス違反エラーが発生していた不具合を修正しました。
  12. ばね要素の時刻歴結果画面「モーメント-回転角」のグラフにおいて、ばね特性の骨格を同時に表示させると骨格を表す青い線がグラフ領域をはみ出す場合がありましたので修正しました。
  13. ナビゲーション「モデル特性|アウトライン」において、「アウトラインの再利用」のアウトライン要素を複製すると元のアウトラインのアウトライン要素が増殖する問題を修正しました。
  14. ナビゲーション「モデル特性|M−φ特性|M−φ特性サムネイル」よりM−φ特性をダブルクリックして表示される画面のzp軸回りの数値が正しく表示されていない不具合を修正しました。計算自体は正しいM−φ特性の値で実施されています。表示上の問題でした。
  15. ナビゲーション「モデル特性|ファイバー要素の断面|ヒステリシスサムネイル」で作成した鋼板ヒステリシスにおいて、骨格形状を決定するパラメータを任意設定で入力した場合に、入力データのレポート出力には正しい数値が出力されていませんでした。計算自体は入力された通りに実行されています。
  16. 結果付きで保存している最中に、モデル画面内でマウスを移動させるとアドレス違反エラーが発生することがある不具合を修正しました。
  17. 断面から生成するばね特性(変換タイプ「φ-θ変換H10年1月耐震資料」)のDやhの内容がばね要素の照査の詳細レポート出力に正しく出力されていない不具合を修正しました。計算自体は入力された通りに実施されています。
  18. メッシュ要素の詳細設定画面内で四角形のプリミティブと三角形のプリミティブの両方を選択をしようとしてもできない不具合を修正しました。
  19. フレーム要素やメッシュ要素を削除するときに削除ダイアログが表示された状態で「孤立した節点の削除」にチェックを入れ、フレーム要素やメッシュ要素を次々に削除すると前回削除した要素が復活してしまう問題を修正しました。
  20. FEM解析を実行して直後に「計算状況」画面の「破棄」ボタンを押すとアドレス違反エラーが発生していた不具合を修正しました。
  21. 節点を削除する際、その節点が剛体要素の主節点と従節点の場合、主節点がない剛体要素が残り、それが原因でモデルをリセットビューしたときにモデル表示が正しくされない(たとえば、モデル空間の端に要素が寄ってしまう等)問題がありました。正しいモデル表示となるように修正しました。
  22. 解析設定で幾何学的特性を「大変位」とし、大変位解析時のポスト処理方法を「大変位」としている場合の解析結果において、ばね要素の変位図が「微小変位」で描画されていた不具合を修正しました。この不具合は描画の問題ですので計算には影響しません。
2.01.01 '16.06.21 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 断面照査用詳細入力プロパティ画面で示方書条項が許容応力度法のせん断7種類、終局強度法のせん断7種類および付着応力度3種類は、「有効幅と有効高さ」に関する設定、斜引張鉄筋の断面積・間隔・角度が共通なので、それら17種類の間で切り替えた場合に入力された値を保持するようにしました。せん断から曲げなどのように関連のない示方書条項に切り替えた場合は破壊されます。
  2. 断面照査用詳細入力プロパティ画面で示方書条項が許容応力度法の曲げの場合、従来は鉄筋の断面要素に対しては許容応力度を手動で設定する必要がありましたが、鉄筋の種類や降伏点を判別して自動的に道路橋示方書の許容値を設定する機能を追加しました。鉄筋の降伏点を自動的に識別できない場合は従来どおり、手動で設定する必要があります。
  3. メッシュ要素の詳細な設定画面でプリミティブの並び順を座標系に従って変更できる機能を追加しました。
  4. 断面内にPC鋼材が配置されており、「断面諸量と断面計算オプション|断面諸元一覧|ヤング係数比」が「任意設定n=15」に設定されていると、曲げ応力度の収束計算でエラーが発生する場合がありましたので収束できるように改善しました。もし、ヤング係数比が「任意設定n=15」に設定されていても解が得られる場合は正しく算出されていました。
  5. ナビゲーション「節点と要素|グループ」の表内をクリックするとそのグループに含まれる節点や要素を選択状態にする機能(ボタン)を追加しました。表内を右クリックしても同様に選択状態にするメニューが表示されます。
  6. ナビゲーション「節点と要素|節点座標」の表内を節点が所属するグループでフィルタする機能を追加しました。
  7. 1つのメッシュ要素を複数のメッシュ要素に分解したり、複数のメッシュ要素を1つのメッシュ要素に統合する機能を追加しました。
  8. 交差する複数のフレーム要素を選択状態にすると交差点に節点を新たに設け、フレーム要素を自動的に分割する「交差点の生成」コマンドがありますが、交差しているかどうかの判定を従来は1E-6(m)の精度で実施していました。今回、その判定をアプリケーションメニュー「システムオプション|描画オプション」に入力されている閾値を考慮するように変更しました。閾値内であれば交差点位置に節点を設置することができます。ただし、閾値を大きくすると意図しない解析結果が得られる可能性はあります。
  9. 「平板要素CSVエクスポート|平板要素結果エクスポート」にプリミティブ平均結果の値を追加しました。
  10. フレーム要素結果のCSVエクスポート(節点と要素)で保存されるCSVファイルに軸ひずみと曲率を追加しました。また、ヘッダの記号をわかりやすく変更するとともに単位を表示するようにしました。
  11. 平板要素の結果をCSV形式でエクスポートするときに主軸座標系、要素座標系、全体座標系、任意の座標系のいずれかを指定しますが、エクスポートされたCSVファイルにその情報を記載するようにしました。
  12. ばね特性「H24年7月NEXCO二集」の計算特性タブ内の「h、h1、h2、δy、δls2」に単位を表示するようにしました。
  13. 平板要素の結果「変形性能基準」において、モデルを縮小して表示した場合にプリミティブの境界を表す灰色の線が重なって損傷の色が隠れてしまうことがありますので、灰色の線を表示しないスイッチを追加しました。
  14. 平板要素の結果をCSVエクスポートする設定画面において、「座標系を選択」にすると選択した座標系のXY平面を常に使用して出力されますが、結果画面では「XY」「YZ」「ZX」の中から選択することができますので、同じように「YZ」「ZX」を選べるようにしました。
  15. ナビゲーション「荷重|ランの定義|初期状態」から呼び出す画面の「ケーブル」タブに、全体座標系のXYZ成分で表示された張力をベクトル合成した値も表示するように列を追加しました。
  16. 標準出力レポート「断面照査|断面照査結果詳細」中の「結果抽出オプション|全結果|示方書条項選択」ボタンを押して呼び出される「示方書条項の選択」画面では、従来照査結果の有無に関係なくオン/オフを設定する必要がありましたが、照査されていない結果をグレー表示にし、結果のあるセルだけをオン/オフの対象となるように改善しました。
  17. ヘルプ「Engineer’sStudioHelp|ナビ|モデル特性|ばね特性|ばね特性詳細」にδaの説明を追加しました。
  18. シーケンス荷重の画面から呼び出す解析用波形の画面に回転角度の説明図を追加しました。
  19. リボン「ホーム」内に「問合せ支援ツール」呼び出しボタンと「FORUM8ホームページ」へジャンプできるボタンを配置しました。
  20. 非線形解析の結果を初期状態とする場合の一例として「初期断面力+ケーブル要素+地盤抵抗非線形ばね要素」を解説した文書「NonlinearISS_JPN.pdf」を同梱しました。

■プログラムの不具合修正
  1. 解析設定で「フレーム要素着目点間Mmax算出」を行う設定にしているときに、ケース載荷モデルの組合せ荷重ケースの断面力結果表に曲げモーメントが最大最小となる位置とその結果が表示されない場合がある不具合を修正しました。
  2. 「平成24年7月版NEXCO設計要領第二集」では高さhは「橋脚基部から上部構造慣性力作用位置までの高さ」とされていますが、断面から自動生成するばね特性の入力画面では「フーチング底面から上部構造慣性力作用位置までの高さ」をhとして入力するようになっており、フーチング厚さをh2として別に入力するようになっています。そのため、「αp=1-Lp/h」や「L'=(1-Mc/My0)*h」を計算するときのhは「h-h2」とすべきでしたので修正しました。
  3. 解析設定「ポストプロセス|部材変位の座標系」が全体座標系のときかまたは主軸座標系と向きが異なる要素座標系に設定されているときに、道路橋示方書の活荷重p2荷重または鉄道基準の牽引分布荷重による座標変換処理が間違っている不具合を修正しました。
  4. 影響線解析(活荷重解析)を行い、結果付きで保存し、プログラムを再起動した後にその結果付きデータを読み、リボン「結果|グループ結果|影響線」内で活荷重の位置を表示させる設定を行なってもモデル図内に活荷重の位置が描画されない不具合を修正しました。
  5. 2012年制定コンクリート標準示方書の限界状態照査「耐久性-鋼材腐食-曲げひび割れ」を標準出力したレポート出力の内容に漏れや間違いがありましたので修正しました。
  6. 2012年制定コンクリート標準示方書の限界状態照査「耐久性-鋼材腐食-せん断ひび割れ」を標準出力したレポート出力の内容「せん断補強筋の応力度照査」において構造物係数γiの数値、せん断補強鉄筋の応力度σwpd、照査結果の比率が間違っていた不具合を修正しました。レポート出力の不具合であり、照査結果画面では正しい値が表示されていました。
  7. 2012年コンクリート標準示方書[設計編]に基づいた耐久性-鋼材腐食-ねじりひび割れに関する限界状態設計に関してレポート出力に誤ったねじり補強鉄筋の応力度σwpdが出力される不具合を修正しました。
  8. 断面幅が大きく高さが低い(薄い断面)形を任意入力で作成した断面に対して曲げ応力度算出(断面照査)を行うと無限ループに入って応答なしの状態になる不具合を対策しました。
  9. 平板要素の結果をCSV形式でエクスポートした主軸座標系の結果のうち、主軸の角度の数値は単位がラジアン(radian)でした。しかしヘッダの単位は「度」と表示されていましたので不整合な状態でした。数値をヘッダの単位に合わせました。
  10. 平板要素の結果をCSV形式でエクスポートした「レイヤでの応力とひずみ」において、主軸角度の値が正しくない不具合を修正しました。
  11. 残留変位照査の入力で降伏変位δyを自動算出する際、関連する照査用詳細入力画面の入力や設定が変更された場合にそれらを正しく反映してδyの再算出が実施されない場合がありました。一旦ファイルに保存して開いた場合は問題ありません。
  12. コンクリートヒステリシス「Hoshikuma」においてパラメータKを0.5より大きくするとεcuとεceが逆転し、グラフ中に(εcu、σcu)の位置が図示されない不具合を修正しました。また、ひずみ性能基準の自動生成もεcuとεceが逆転した場合を考慮するようにしました。
  13. コンクリート断面要素の材料とヒステリシスの材料が異なるように設定された場合でもファイバー要素の解析が可能でしたのでFEM解析時に検出して計算できないようにしました。また、ファイバー断面にセル数がゼロの場合もエラーを出して計算できないようにしました。
  14. リボン「結果|抽出キー」においてカテゴリを断面力とした場合に、たとえば抽出キーのツリー中で「SypMax」をクリックして反転表示させた後に欄外の「テーブル表示」などをクリックすると元の「SypMax」にチェックが自動的に入ってしまう不具合を修正しました。
  15. 分布ばねケースがない状態でも分布ばねの値が表示され、かつ、計算後に分布ばね反力の数値が表示されていた不具合を修正しました。実際の計算では分布ばねなしで計算されていますので計算結果自体は問題ありません。表示上の問題です。
  16. 平板面荷重の荷重図が、フレーム要素(弾性梁要素)、M−φ要素、ファイバー要素の表示をしているときに表示されていました。平板要素の表示に合わせて荷重図を表示するようにしました。
  17. ケース載荷モデルのフレーム要素の断面力結果表に同じ内容の結果が重複して表示されることがある不具合を修正しました。
  18. リボン「結果|グループ結果|ラン」でカテゴリを「断面力」としたときにモデル内でフレーム要素をクリックしても数値表が自動的にスクロールしない不具合を修正しました。
  19. 分布ケースを新規に作成するとアンドゥ/リドゥが正常に動作せず、分布ばねの値を正常に管理できていなかった不具合を修正しました。
  20. 圧縮形式のesxファイルをインポートすることができない不具合を修正しました。
  21. Ver5.1.0では本製品を複数起動してそれぞれを個別に同時に計算実行できるようにしましたが、FEM解析のみでした。断面照査にも対応しました。
  22. リボン「結果|個別結果|ファイバー要素」内でカテゴリを「ひずみ」とした場合に、ひずみコンタ図の凡例の文字が表示されていなかった不具合(Ver5.1.0のみ)を修正しました。
  23. ナビゲーション「節点と要素|平板要素|メッシュ要素」の表で現在行を表すハイライトのピンク色を表示させても(状態列)、モデル図内のメッシュ要素がピンク色にならない不具合を修正しました。
  24. リボン「モデル|平板|任意形状メッシュ要素」コマンドを呼び出してモデル内をクリックしながら要素の形を定義するとき、エラーの意味を表す赤い線の位置が正しくない不具合を修正しました。
  25. 6成分を「ばね」に設定した支点をモデル図内でクリックしても選択状態にならない不具合を修正しました。
  26. リボン「モデル|編集|変換」コマンドを実行している間は、節点やグリッドに吸着するスナップ機能が無効になっていた不具合を修正しました。
  27. 入力データのレポート出力「荷重集計表」において、全荷重を合成したベクトルが通る点の座標値のことを「荷重の重心」と表現していた不具合を修正しました。
  28. ヘルプ「Engineer’sStudioHelp|計算理論|断面計算関連|許容応力度について〜土工指針〜」内の「平成11年 道路土工ボックスカルバート編」の表中τa1の数値が間違っていましたので修正しました。
3.00.00 '16.09.12 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 平板要素に三角形1次要素を追加しました。これにより複雑な形の領域を自動メッシュ分割するとき、四角形1次要素と三角形1次要素を組み合わせて混在させることができます。また、四角形1次要素を要素の性質が良好な実装に変更しました。従来よりも質の高い解を得ることができます。四角形1次要素を使用した旧版のデータファイルを読み込むと自動的に新しい四角形1次要素に変換されます。
  2. 無筋コンクリートを非線形平板要素でモデル化する場合に設定する引張軟化係数Cを2軸方向に個別に設定できるようにしました(Cx、Cy)。また、無筋コンクリートの引張軟化係数Cx、Cyを破壊エネルギーと要素寸法から自動算出する機能を追加しました。これらに伴い、平板断面の入力画面をわかりやすいように改善しました。
  3. 高次要素のメッシュ要素(四角形2次要素、三角形2次要素)を選択後に、低次要素(四角形1次要素、三角形1次要素)に変換するコマンド「2次要素→1次要素」を追加しました。中間節点が支点や他の要素に所属していない場合に変換可能です。
  4. 動的解析の時刻歴結果を表示するときに入力した地震波形を表示するボタンを追加しました。このボタンで呼び出すと、新しい画面「入力波形表示」が表示されます。波形グラフの中をクリックするとステップが進み、モデルの変形図や断面力図もそのステップに同期されます。
  5. フレーム要素や平板要素の一部が剛体要素に含まれる場合は、要素の質量は剛体要素の質量として使用されます(要素の質量は無視されます)。ナビゲーション「荷重|質量一覧|フレーム要素質量、平板要素質量」の画面に、剛体要素側で考慮される情報を表示するようにしました。これにより、要素の質量と剛体要素の質量が二重に考慮されるという誤解を招く危険性を排除しました。
  6. リボンインターフェースをWindows標準のものに変更しました(マイクロソフト社推奨のため)。これに伴い、リボンインターフェースの挙動がWindows標準になりました。
  7. 初期状態を節点の制約条件下で計算するときに、複数のケーブル要素の端部が同一節点にあるケースを考慮するようにしました。これに該当する場合の初期状態の算出結果は変わる可能性があります。
  8. 節点や要素を複数選択して、それらが所属するグループを変更する「所属グループの編集」コマンドを追加しました。
  9. モデルチェック時、固有値解析時、FEM解析時にケーブル要素の自然長がゼロになる場合を検出してエラーメッセージを表示するようにしました。
  10. 平板要素断面力の結果においてタブ「平板要素(Max/Min)」を非表示にするスイッチを設置しました。
  11. 解析設定画面の解析条件「静的用質量モデル」を「死荷重と水平震度荷重のタイプ」という表現に変更しました。
  12. プッシュオーバー解析を行なって地震時保有水平耐力法による照査の事例を作成しました。ヘルプの目次「Engineer'sStudioHelp|テクニカルノート|プッシュオーバー解析事例」を御覧ください。サンプルデータは、Pushover-Rahmen-Case1.es、Pushover-Rahmen-Case2.es、Pushover-Rahmen-Case3.es、です。

■プログラムの不具合修正
  1. 同時性を考慮した許容曲率は、要素中央位置での軸力を用いて算出していましたが、解析前に自動決定するM−φ特性は、要素内の最大軸力と最小軸力の平均値を用いていました。要素内の最大軸力と最小軸力の平均値は常に要素中央位置とは限らないので、M−φ要素の応答曲率と同時性を考慮した許容曲率が位置に関して整合しない場合が発生する問題がありました。解析前に自動決定するM−φ特性も要素中央位置での軸力を用いて算出するようにしました。
  2. 解析設定が「幾何学的特性=大変位」でかつ、「大変位解析時のポスト処理方法=微小変位」のときに、フレーム要素に発生する回転変位が間違っていた不具合を修正しました。この影響により、フレーム要素を断面付きの立体表示させたときに正しくない変位図となっていました。
  3. 限界状態照査「安全性-疲労破壊-せん断」において、せん断補強筋の設計疲労強度fsrdを算出するときに入力された疲労寿命Nが2E+06よりも大きい場合に上限値を2E+06として算出していましたが上限値を撤廃しました。また、入力データのレポート出力ではせん断の疲労寿命Nに曲げの疲労寿命Nの値を出力していた不具合を修正しました。
  4. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の許容せん断応力度照査の1つであるコンクリートの斜引張応力度の照査「σI≦σIa」を標準レポート出力した場合に、τxy詳細やτxz詳細の数値が間違っていた不具合を修正しました。
  5. 道路橋示方書IIIコンクリート橋編の許容せん断応力度照査の1つであるコンクリートの斜引張応力度の照査「σI≦σIa」を複数の設計基準強度で構成される断面に対して実施したとき、各断面要素のσIの中から最大となる場合を抽出していましたので、許容応力度に対して余裕がある場合がありました。各断面要素の安全率「σI/σIa」が最大となる場合を抽出するように修正しました。
  6. ナビゲーション「荷重|荷重の定義|荷重値」でフレーム要素分布荷重を「荷重パラメータ」画面で入力したとき、荷重値の表の列「Vj」に入力された数値が反映されなかった点を修正しました。
  7. 2012年コンクリート標準示方書[設計編]の限界状態照査「安全性-断面破壊-せん断」の標準出力において、FRPシートの面積Afrpや間隔sの数値が間違っていた不具合を修正しました。せん断耐力自体の数値は正しい値でした。
  8. 示方書条項が「道示IVH24[5.1.3]」のときの許容せん断応力度照査を標準出力レポートしたときに有効高さの影響を考慮しない場合でも「Shの詳細」において「有効高さの影響を考慮する」と印字されていた不具合を修正しました。
  9. 平板要素(メッシュ要素)内のプリミティブが完全に剛体要素に含まれている場合に自動生成荷重(死荷重(St.)、死荷重(Non.St.)、水平震度荷重)が重複していた不具合を修正しました。
  10. フレーム要素や平板要素の一部が剛体要素に含まれる場合に、構造材料から計算される質量と非構造材料から計算される質量を区別せずに全てを構造材料から計算される質量として処理していたため、プログラムが自動生成する荷重(死荷重(St.)、死荷重(Non.St.)、水平震度荷重)の荷重値が間違っていた不具合を修正しました。
  11. ケーブル要素の質量がゼロの場合はケーブル要素が要素として成立しないので解析できないはずでしたが解析しようとして収束しない結果を表示していた不具合を修正しました。
  12. ケーブル要素を含むモデルの計算結果は、組合せ荷重ケースの部分割増を考慮していなかった不具合を修正しました。
  13. ケーブル要素のサンプルモデル「CableModel-3t.es」がVer5.01.00およびVer5.01.01で最後のステップまで計算できない(途中で収束しない)不具合を修正しました。
  14. ナビゲーション「抽出と保存|フレーム要素時刻歴クエリ」の設定「保存間隔」を1より大きい数値に指定したステップ数の多いモデル(例えば10万ステップ)の結果を表示するとき、最初にフレーム要素断面力を表示させた後で変位の結果に切り替えると再描画に時間がかかりすぎて応答なしの状態になる問題を対策しました。
  15. 平板要素「四角形1次要素」を用いて、ゆがんだ形状の四角形を5個のプリミティブで構成する1個のメッシュ要素を作成して解析するとソルバーエラーが発生して計算できなかった不具合を修正しました。
  16. f3dファイル読み込む場合に、UC-win/FRAME(3D)の「断面|断面要素|応力度・耐力等の照査用パラメータの設定:道示-VH24(鋼製橋脚)」の設定値「εa/εy(任意設定)」を正しく認識していなかった不具合を修正しました。
  17. ケーブル要素の質量がゼロの場合にナビゲーション「荷重|質量一覧|動的質量照会」の並進質量がゼロと表示されてしまう不具合を修正しました。
  18. 影響線解析(活荷重解析)を行い、リボン「結果|グループ結果|影響線」内で活荷重の位置を表示させる設定を行ない、モデル図内に活荷重の位置を描画させるとT荷重の図が正しく表示されない不具合を修正しました。この不具合はVer5.1.1のみに該当します。
  19. M−φ要素がフレーム要素抽出クエリで指定したグループに含まれていない場合に、そのM−φ要素に対する曲率照査を行うと、曲率照査の結果画面の操作中にアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。ばね要素の照査も同様でしたので修正しました。
  20. 平板要素が重複して定義されている場合に平板要素の死荷重を図示しようとするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  21. ナビゲーション「モデル特性|M−φ特性|M−φ特性サムネイル」画面の「φa計算式」の選択状態を表す表示{φu/α、φy+(φu-φy/α)}が正しくない不具合を修正しました。表示上の問題であり、計算結果には影響しません。
  22. モデル作成時にリボン「ホーム」内の新規モデルビューを実行し、呼びだされた画面をメイン画面にドッキングするとモデル図が正しく表示されない不具合を修正しました。
3.00.01 '16.10.13 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 四角形1次要素や三角形1次要素を使った平板要素モデルを固有値解析するときの処理速度を向上しました。
  2. 線形弾性解析(材料線形+微小変位)の演算処理時間を改善しました。ケース載荷の解析や動的線形弾性解析にも改善の影響があります。
  3. リボン「照査|ばね一覧」の照査結果一覧において、応答値を符号付きでコメント欄に表示するようにしました。
  4. 照査用詳細入力画面において、道路橋示方書V耐震設計編のコンクリートの応力ひずみ曲線に関するパラメータ「横拘束筋の体積比ρs」は、上限値とされる0.018よりも大きい場合でも入力できますが、上限値を超えている場合はFEM解析後に警告メッセージを表示するようにしました。
  5. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面特性オプション」に、断面全体に対する鉄筋量の比率(鉄筋比)を表示するようにしました。
  6. プリミティブ数が2万8千個あるような平板要素に対して平板面荷重が載荷された大規模モデル(節点数は9万個)のデータファイルを読み込むまでに時間がかかる問題を改善しました。
  7. 平板要素のプリミティブ数が2万8千個あるような大規模モデルを読み込むときに平板面荷重の描画処理に時間を要していた問題を改善しました。
  8. 5000個以上のメッシュ要素があり、かつ、それらが全て同じスムージングIDの平板要素の大規模モデルをFEM解析させると、解析後に結果画面を描画するまでに時間がかかっていた問題を改善しました。
  9. 全て同じスムージングIDを持つ5000個以上のメッシュ要素大規模モデルをFEM解析後にコンタ切断図を表示させると描画が終了するまでにかなり時間がかかっていた問題を改善しました。
  10. グループ数が多く、グループ名称も長い場合に、ナビゲーション「表示設定|グループ」の横幅が狭くグループの表示オン/オフの操作がしにくい問題がありましたので別のウィンドウを呼び出して操作しやすいように改善しました。
  11. 断面照査用詳細入力プロパティ画面で一旦示方書条項を変更し、その後元に戻すと変更前に入力されている各パラメータが復帰しますが、示方書条項の変更を繰返し行っていると、内部的には使用されていないパラメータが多数残っており、それがファイルにも保存されて、結果的にファイルサイズが増大するという問題がありましたので、ファイル保存時には未使用のパラメータを削除して保存するように改善しました。
  12. Windows7のデスクトップ設定をクラシック表示にしている場合に、断面サムネイルで複数の断面を選択すると選択されていることを表す色が表示されない問題を対策しました。
  13. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面サムネイル」から呼び出した断面の編集画面のウィンドウサイズを大きく広げると右側の断面の図の大きさは変化せず、左側の断面要素の表の横幅が広がる挙動をしていましたが、表の横幅を固定にして断面図が拡大されるようにしました。
  14. ヘルプ「Engineer's Studio Help|テクニカルノート|プレストレス部材を非線形とするには」にファイバー要素とM−φ要素の比較を解説しました。4つのサンプル「PC-T-InPlane-Fibre.es」、「PC-T-InPlane-Mphi.es」、「PC-T-OutPlane-Fibre.es」、「PC-T-OutPlane-Mphi.es」を追加しました。
  15. ケーブルをフレーム要素とばね要素で代用した斜張橋のサンプルモデル「CableStayedBridge-byFrame.es」を追加しました。モデルの初期状態を非線形処理により自動決定した事例です。構造諸元は、実構造ではなくあくまでも架空のものです。

■プログラムの不具合修正
  1. 平板要素断面力のコンタ図の凡例を任意に追加してレポート出力を実施すると、凡例の数値範囲が間違っている不具合を修正しました。
  2. 平板要素の変位のコンタ図をグループの単位で表示させたときに凡例の数値が表示したグループの最大最小にならない場合がありましたので修正しました。
  3. フレーム要素に発生した曲げモーメントMzpが極めて小さい負の値のときに(-1E-13kNmのオーダー)、「Mumin<M<Mumax」の照査結果においてMumaxが負の値(Muminが正)となっていた不具合を修正しました。正負の符号が逆でしたが、照査の比率の数値は従来と変わりません。これに該当する場合は照査のみを再度計算し直す必要があります。
  4. ナビゲーション「節点と要素|M−φ要素のCSVエクスポート|M−φ要素詳細」において「CSVエクスポート」のボタンを押してCSVファイルを生成させると、出力内容が途中までで途切れてしまう場合がある不具合を修正しました。
  5. 結果付きで保存したesファイルをダブルクリックして製品本体を起動後、編集モードへ戻るとモデルが正しく描画されない不具合を修正しました。
  6. 照査用詳細入力プロパティのデータをインポートすることにより既存のデータにマージしようとすると「無効なクラス型キャスト」エラーが発生する不具合を修正しました。
  7. モデルの貼付け、インポート、プラグイン等、モデルにデータを追加するとき時に、貼付けオプション画面の「オフセットで配置」や「座標系で配置」が考慮されていなかった不具合を修正しました。
  8. ナビゲーション「荷重|荷重の定義|基本荷重ケース」において、基本荷重ケースを複製したときに基本荷重ケースに含まれる荷重値が複製されない不具合(Ver 6.0.0のみ)を修正しました。
  9. グループ名に半角アンダーバー「_」が含まれている場合に平板要素断面力のレポート出力を行うと「平板要素 現在情報」の数値表が壊れてしまう不具合を修正しました。
  10. 入力画面でモデルをサイドビューにして平板要素が直線状にみえる角度とし、矩形範囲選択をすると範囲内にある節点は選択状態になりますが、平板要素が選択されない不具合を修正しました。
  11. リボン「レポート|レポート設定|任意設定|荷重ケース」(ケース載荷時)において、フレーム断面力や平板要素断面力の出力対象となる基本荷重ケースや組合せ荷重ケースの指定方法をマウスのクリックによる青色反転表示で指定した場合に不正な選択状態となることがあり、その場合にレポート出力を行うとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  12. ナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|材端形状」において切断タイプを「直交」としているとき、要素座標系のベクトル成分が(X,Y,Z)=(0,0,0)と表示されていました。正しくは(X,Y,Z)=(1,0,0)ですので修正しました。
  13. ナビゲーション「表示設定|節点・要素」で平板要素のみにチェックを入れ、その他のフレーム要素等をチェックしない状態で荷重と荷重値を表示させると描画されなかった不具合を修正しました。
  14. ファイルを読み込む時に進捗状況を表す緑色のバーが不正確だった不具合を修正しました。
  15. 複数ファイルの連続実行ツール「Calculation ツール」を起動すると「ライセンス情報」画面が呼び出されてしまう不具合を修正しました。
3.00.02 '17.02.27 ■プログラムの機能追加・改善
  1. リボン「照査|結果」内の総括表タブ、断面照査タブ、塑性率照査タブ、曲率照査タブ、残留変位照査タブ、ばね要素照査タブ、限界状態照査タブに、照査結果の詳細な内容(例:中間データ、計算式等)を、一時的に呼び出す印刷プレビュー画面で確認する機能を追加しました。任意設定のレポートリストに追加することも可能です。
  2. 数値計算ライブラリとして提供されているPARDISOソルバーを長い間使用してきましたが、構造的に不安定なモデルの検出は、ピボットが厳密にゼロになった場合のみ実施されていました。その結果、(通常のエンジニアの予想では)不安定に分類されるべき構造が微小な浮動小数点精度の誤差によって計算できてしまう現象を招く可能性がありました。これに該当する場合、モデルの計算結果として異常な解を出すことがあります。たとえば、局所的に大きな変位が発生している等です。最近のPARDISO ソルバーは、行列が安定しているかどうかを判断するために0より大きい閾値を受け付ける機能をサポートするようになりました。閾値として厳密なゼロは解析者にとって重要な意味を持たないため、典型的な構造を想定していくつか検討を行い、適切と思われる閾値を定数として設定しました。
  3. 不安定なモデル(モデル内にフレーム要素長が短く、数値断面の断面定数を大きくしたフレーム要素がある場合等)を検出するときの固定成分を持つばね要素の処理を改良しました。さらに、剛性行列の安定性のチェックを固有値解析時にも実行されるようにしました。剛性差が大きいモデルは不安定なので、従来の版では偶然計算ができていても本版以降では不安定エラーが発生して計算できない場合があります。この問題に遭遇した場合、モデル内に非常に大きいまたは非常に小さい剛性のフレーム要素やばね要素等がないかどうかを調べて、その大小差を低減する必要があります。
  4. ケーブル要素の結果に、CSVエクスポートを追加しました。
  5. 定形のフレーム要素モデルを作成できるプラグイン「フレーム要素ジェネレータ」を追加しました。定形パターンは「3Dフレーム、直線、円弧、楕円弧、T型、ラーメン、ボックス」の7種類です。
  6. ナビゲーション「モデル特性|M−φ特性|M−φ特性サムネイル」から呼び出したM−φエディタ画面において、カテゴリを「H24道示V-p.122RC橋脚」から「H24道示V-p.122RC橋脚」へと同じものを選択し直すと、ナビゲーション「モデル特性|M−φ特性|M−φ特性成分|H24道示V-p.122入力」タブ内にあるHやhBがゼロに初期化されていましたので、初期化せずに維持するようにしました。
  7. 平板要素を選択した後にメッシュ要素座標系またはプリミティブ座標系を一度に変更する「円筒座標」コマンドを改良しました。従来はメッシュ要素の要素座標系が不正な状態(zl軸が平板の平面内に存在する状態)だと円筒座標コマンドは作動しませんでした。また、円筒座標コマンド実施後にzl軸の向きが一部逆になるなど一貫性のない結果になる場合がありましたので改善しました。
  8. ヘルプ「Engineer's Studio Help|目的別ガイド|M−θモデル、ばね要素の照査をするには」に塑性ヒンジ長内の弾性梁要素のモデル化方法とせん断照査に関する設定の解説を追加しました。
  9. M−φ特性やばね特性を自動決定する場合に基本荷重ケースによる予備計算によって要素の軸力を求めるという初期状態の解析があります。このような初期状態の解析後にランが解析されるモデルでは、初期状態の解析に対してはモデルチェックは実施されず、ランに対するモデルチェックだけが実施されていました。モデルの状態によっては、ランに対するモデルチェックは異常なしと判定されますが、初期状態の解析後に得られた新しい軸力が原因となってM−φ特性の骨格形状を生成できない場合がありました。このため、初期状態の解析前にモデルチェックを実行するようにしました。その後更新された軸力によって各ランのM−φ特性が決定されるので、その時にもモデルチェックを実施するようにしました。もし、解析できないようなエラーが発生した場合にはその後の解析を中断するようにしました。
  10. 表形式入力の画面で列幅をタイトルとセルの内容に応じて自動調整する機能(ボタン)を追加しました。変更された列幅はレジストリに記録されますので、本製品を再起動しても前回の列幅を再現できます。手動で列幅を広げるなど調整した場合も同様です。
  11. ナビゲーション「荷重|質量一覧|荷重を質量へ変換」の機能によって負の質量が生成される場合がありますが、物理的に負の質量は存在しません。負の質量は動的解析時にエラーを引き起こす原因になります。モデルチェックにおいて負の質量を検出して警告メッセージを出すようにしました。
  12. モデルの回転や移動を制御する「ビューツールバー」の機能を強化しました。具体的には、
       1) モデルを回転した後の状態を維持したままモデル全体が画面に入るように調整するボタンを追加。
       2) モデルを回転するときに、上下左右の4つのボタンを用意。各ボタンをクリックする度にその向きに少しずつ回転させることができます。
       3) 回転コマンドにおいて、Ctrlキーを押した状態でマウスをドラッグするとモデルが左右に回転し、Shiftキーを押したた状態でマウスをドラッグするとモデルが上下に回転する機能。
       4) 移動コマンドにおいて、Ctrlキーを押した状態でマウスをドラッグするとモデルが左右に移動し、Shiftキーを押したた状態でマウスをドラッグするとモデルが上下に移動する機能。
  13. コンタ図凡例設定画面内の右側パネルの列「終了色」のセルをCtrlキーを押しながらCキーでコピーできるようにしました。
  14. 平板要素(メッシュ要素)をクリップボードにコピーして新しいモデルにペーストしたときに、ベクトルの方向はコピー元と同じとなるように変換されますが、メッシュ要素座標系の種類がベクトルに変更されていました。要素座標系の種類も変更しないように改善しました。
  15. 固有値解析結果、ラン結果、抽出キー結果、コンタ切断図、において節点や要素の検索機能ボタンを追加しました。
  16. 従来のリボン「モデル|編集|変換」は、リボン「モデル|編集|コピー/移動」に名称を変更し、内訳を「並進、回転、ミラー」と整理しました。
  17. リボン「モデル|編集|変換|移動/コピー」コマンドにはコピー機能と移動機能があります。今回コピー機能の方に節点を共有するか複製するかのスイッチを追加しました。従来はコピー先の節点と座標が同じ場合は常に共有されていました。「複製する」を指定するとコピー先の節点と共有せずに新しい節点が増えます。移動コマンドは節点座標を変更する処理ですので従来どおり移動先の節点と共有されることはありません。

■プログラムの不具合修正
  1. プログラムを2つ起動して長時間使用している場合に、両方ともFEM解析を実施すると「リストのインデックスが範囲を超えています」というエラーが発生する場合がありました。この問題が発生しないように対策しました。
  2. Ver6.0.0およびVer6.0.1において、ケース載荷時の結果で分布ばね反力が表示されず、アドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  3. AMD社のグラフィックカード(例:Radeon HD 8490)を使用しているコンピュータで断面サムネイルから断面編集画面を呼び出すと「モジュール'atioglxx.dll'のアドレス...(略)...読み込み違反」エラーが発生する問題を対策しました。NVIDIA社のグラフィックカードではこの問題は発生しません。
  4. 複数のランがある状態でランの結果からレポートリストへ追加した後にランを削除し、FEM解析後にレポート出力を行うと削除されたランの結果を出力しようとしてアドレス読み込み違反のエラーが発生する不具合を修正しました。
  5. ナビゲーション「モデル特性|アウトライン」において、アウトライン要素の作成画面「コーナー寸法データ」タブ内のR付けに図形が成立しないような大きな値を入力すると「アドレス違反」エラーや「Can not find minimum polygon.」といったエラーが発生する不具合を修正しました。図形が成立しないような大きな値が入力された場合はその旨のメッセージが「コーナー寸法データ」タブ内に表示されます。
  6. ナビゲーション「モデル特性|M−φ特性|M−φ特性成分」の列「除荷時低下指数α」がグレー表示となっており、入力することができない不具合を修正しました。
  7. モデルをDXF/DWGモデルエクスポートするときにフレーム要素の曲率分布図がエクスポートされない不具合を修正しました。
  8. 平板要素に対する地盤ばね生成コマンドが正常に動作していない不具合を修正しました。この不具合はVer 6.0.1が対象です。
  9. モデルのコピー・ペーストにおいて、コピー元とコピー先とで同じ名称だが要素の種類が異なる場合(例:コピー元がフレーム要素「1」でコピー先に剛体要素「1」がある場合など)に、ペースト操作を行うと「無効なクラス型キャスト」エラーが発生し、ペーストができない不具合を修正しました。この不具合は、Ver 6.0.0とVer6.0.1が対象です。
  10. 弊社製品「橋脚の設計」がエクスポートしたesファイルを読み込むと「εst算出用の軸方向鉄筋の直径φは塑性ヒンジ算出用の軸方向鉄筋の直径φ'と同じにしました」というメッセージを出すようにしました。これは、UC-win/FRAME(3D) Ver 6.1.4において「εst算定用の軸鉄筋の直径 φ」を追加したために、それより古い版で保存されたf3dファイルを「橋脚の設計」が内部でesファイルに変換するときにφ'をφにコピーしていたためでした。
  11. フレーム要素抽出クエリを設定したデータにおいて、グループ数がフレーム要素数よりも多い場合にリボン「結果|グループ結果|抽出キー」の各抽出キーをクリックするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  12. 入力データのレポート出力「活荷重|活荷重[活荷重名称]|Zoning / p2,q」に不要な内容「Position 1/2」が間違って出力されていましたので削除しました。
  13. フレーム要素の時刻歴結果で回転角をレポート出力(任意設定)すると、回転角の単位が「mm」と表記されていました。正しい単位「mrad」にしました。
  14. 平板要素断面力のコンタ切断図において、画面下側の3次元図の大きさが正しく算出されず、ズームした状態になっていた不具合を修正しました。この不具合はVer.6.0.1のみで発生します。
  15. 平板要素に載荷する平板地盤変位と平板動水圧のパラメータ深さHを正しく処理していなかった不具合を修正しました。たとえば、標高の値よりも小さな深さHが入力されている場合は、その深さHを超えた領域にも荷重が載荷されていました。
  16. リボン「レポート|レポート設定|任意設定|荷重ケース」(ケース載荷時)に抽出荷重ケースの結果を指定している場合にそれらの荷重ケースを削除してデータをファイルに保存するとファイルを読めなくなる不具合を修正しました。
  17. ケーブル要素を含むモデルの初期状態の解析「メインプロセス」において、収束しない場合に無限ループが発生する場合があり、解析が終了しない問題がありましたので対策しました。
  18. 示方書条項が「道示-IV H14 [5.1.3]」、「道示IV H24 [5.1.3]」、「土工指針 H11 [3.2.2(2)]」、「土工指針 H22 [5.4.3]」のときの許容せん断応力度照査において、「τm≦τa1」のτa1に乗じる補正係数CN(軸方向圧縮力による補正係数)は常に自動算出されていましたが、任意の値を与えることができるようにしました。特にUC-win/FRAME(3D)においてCN=1としたデータファイルを読み込むとτa1の照査が異なっていましたが、今回より同じ照査結果になります。
  19. 初期状態の解析によって求めた断面と連動したばね特性(M−θ)用の軸力の値がアンドゥ操作によって前の値に正しく戻らない不具合を修正しました。
  20. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」の入力画面において、断面の列が空の状態で示方書条項の設定画面を呼び出してOKボタンを押すとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  21. ナビゲーション「節点と要素|平板要素|メッシュ要素」の入力画面で平板要素の厚みを立体表示した図が一部欠けて描画される不具合を修正しました。
  22. UC-win/FRAME(3D)のデータファイルを読む時にせん断用準拠基準「H11道路土工-カルバート工指針」のコンクリートの許容せん断応力度τa1を正しく変換していなかった不具合を修正しました。同土工指針に記載されている許容応力度τa1は「H14道路橋示方書III 表-4.3.1」のτcの値とすべきでしたが、「H14道路橋示方書IV」のτa1の値が詳細用詳細入力画面にユーザ定義で設定されていました。
  23. リボン「レポート|レポート設定|任意設定|断面照査」において、画面右側のナビゲーション内の方向「zp、yp」の指定が正しく表示されていなかった不具合を修正しました。
  24. プログラムが自動生成する水平震度荷重に非構造材料による重量を考慮していない不具合を修正しました。この不具合は、Ver 6.0.0およびVer 6.0.1が対象です。動的解析時の質量には影響しません。
  25. リボン「ファイル|システムオプション」画面の「OpenGL」において、「OpenGLハードウェアアクセラレーションを使用」のチェックをオフにした状態で、モデル図を含むレポートを出力すると(入力データのレポート出力)、印刷プレビュー画面が呼び出されずに「An open gl error has occured while trying to share rendering contexts. Close the new view」というエラーが発生する不具合を修正しました。この不具合は、Ver 6.0.0およびVer 6.0.1が対象です。
  26. モデル内に正しくないフレーム要素が存在するとき(たとえばi端とj端に同一節点を定義している等)、フレーム要素の断面を表示させると問題のないフレーム要素のソリッド表示が描画されない不具合を修正しました。
  27. メッシュ要素座標系のzl軸が平板要素の面内に存在するときは入力データチェックでエラーを出していましたが、メッシュ要素内のプリミティブ座標系をオーバーライド(ov.)してプリミティブ座標系のzl軸が平板要素の面内に存在するような設定をしている場合には入力データチェックでエラーが発生していませんでした。プリミティブ座標系もチェックするようにしました。
  28. 平板要素に動水圧を載荷するための荷重「平板動水圧」の入力「水平震度」に負の値が入力できていましたので入力できないように修正しました。
  29. フレーム要素抽出クエリの設定で保存対象とするステップがある範囲で限定されているデータをFEM解析し途中で中断すると、照査に必要なステップの結果が保存されていないために照査まで実施すると照査タブ内の画面でアドレス違反等のエラーが発生する不具合を修正しました。
  30. せん断耐力の照査結果を標準出力レポートしたときに、有効高さや有効幅の図が出力されない場合がある不具合を修正しました。
  31. 重複した節点を1つにまとめる節点結合コマンドが正しく動作していなかっため、このコマンドを使用したモデルをFEM解析すると、「節点は少なくとも1つの要素を接続されるか、または完全固定されていなくてはなりません」という情報メッセージが表示されていました。節点結合の処理を正しく修正しました。
  32. リボン「レポート|レポート設定|任意設定|モデル図」で生成ボタンを押す等によりモデル図のリストを作成し、右側パネル「ナビゲーション|カメラ」を「ユーザーレビュー」に指定し、その後、右側パネル「ナビゲーション|荷重」にて「荷重の表示」にチェックを入れ、最後にランの下にあるシーケンス荷重の設定内容(単調増加、動的荷重等)をクリックすると荷重図とモデル図の大きさがアンバランスになる不具合を修正しました。
  33. UC-win/FRAME(3D)のモデル設定「オプション設定|大変位解析時のポスト処理方法」が「大変位」のf3dファイルを読み込むと、「大変位解析時のポスト処理方法」が「微小変位」に設定される不具合を修正しました。この不具合はVer.6.0.0とVer.6.0.1で発生します。
  34. UC-win/FRAME(3D)のデータで断面要素が数値断面であり、かつ、断面のせん断用準拠基準が「道示-IV」に設定されているf3dファイルを読み込むと、アドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。この不具合はVer.6.0.0とVer.6.0.1で発生します。
  35. シーケンス載荷モデルにおいて、時刻歴クエリがない状態で解析し、ラン結果でフレーム要素をクリックすることにより選択すると「Argument out of range.」というエラーが発生する不具合を修正しました。この不具合はVer.6.0.0とVer.6.0.1で発生します。
  36. ナビゲーション「節点と要素|剛体要素」の列「質量座標系」に自動算出時の座標系情報が正しく表示されていない不具合を修正しました。また質量を任意入力するときは質量座標系の定義情報が表示されますが、この場合にもセルの単位でコピー・貼り付けを可能にしました。
  37. ケーブル要素を含むモデルがステップ1で収束できない場合がありましたので修正しました。
  38. ケーブル要素を含むモデルの初期状態の解析が収束しない場合に適切なメッセージが表示されていなかった不具合を修正しました。
  39. 活荷重を定義したモデルの計算結果(影響線解析)をリボン「結果|グループ結果|荷重ケース」のテーブル表示で確認すると、支点反力の数値がゼロと表示される不具合を修正しました。
  40. 基本荷重ケース数よりもラン数が多い場合に平板要素の変位コンタ図の凡例がゼロ表示され、コンタ図も正しく表示されない不具合を修正しました。
  41. UC1/FRAME(面内、マネージャ)のデータファイル(*.fsd、*.fmd、*.$o1)の支点ばねを読み込むときに連成項に対して絶対値をとって読み込んでいた不具合を修正しました。連成項は符号付きで読むようにし、面内の連成項Kymと面外の連成項Kxzは符号反転するようにしました。これにより、計算結果が一致します。
  42. 固有ベクトルの計算結果で10度以上の回転角が発生している場合に不必要なスケール調整処理を固有モード図に適用していた不具合を修正しました。CSVエクスポートされる固有ベクトルの値は正規化された値ですが、不必要なスケール調整が作動した場合には正規化された値にはなっていませんでした。この影響は固有ベクトルの数値のみに該当し、その他の解析結果には影響しません。なお、CSVエクスポートされる固有ベクトルの値に単位を追記しました。
  43. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」や「限界状態照査|限界状態照査用詳細入力」をクリップボードにコピーし、別のデータファイルに貼り付けるときに貼り付けオプション画面「コンフリクトオプション|その他のオブジェクト名称が同じ場合」にて「貼り付けデータを維持」を選択してOKボタンを押すと照査用詳細入力の名称が同じ場合は置換されるはずですが、置換されない不具合を修正しました。オブジェクトをファイルに出力してインポートするときも同様です。
  44. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」や「限界状態照査|限界状態照査用詳細入力」をクリップボードにコピーし、別のデータファイルに貼り付けるときに貼り付けオプション画面「コンフリクトオプション|その他のオブジェクト名称が同じ場合」にて「貼り付けデータを維持」を選択してOKボタンを押した上でアンドゥを行うと断面照査用詳細入力のパラメータが初期化されてしまう不具合を修正しました。オブジェクトをファイルに出力してインポートするときも同様です。
  45. 節点が約2万8千個、フレーム要素が約3千個、ばね要素が約3千個、平板要素のプリミティブが約1万8千個、基本荷重ケースが約30個存在するような大規模モデルを読み込んで入力データのレポート出力「基本荷重ケース図」を行うと、印刷プレビュー画面でページを移動する度にメモリ使用量が増大してメモリ不足が発生する不具合を修正しました。
3.00.03 '17.04.03 ■プログラムの機能追加・改善
  1. ナビゲーション「限界状態照査|限界状態照査」の入力において限界状態照査用詳細入力が赤表示の状態(着目点位置の断面と限界状態照査用詳細入力の断面が一致していない)のまま照査を実施すると断面計算状況が100%に達しないまま停止してしまう問題がありましたので、照査チェックを実施してエラーメッセージを出すようにしました。
  2. 節点数が約1万2千個の大規模モデルで、平均荷重ケースに計算しないランが含まれている場合、リボン「グループ結果|抽出キー|節点」の表示が遅かった問題を対策しました。
  3. 入力データを変更して保存しないまま、他のファイルをマウスのドラッグによって読み込むと、保存していないデータは破棄されて新しいファイルが読み込まれていましたので、新しいファイルを読み込む前に保存するどうかを確認する画面を出すようにしました。
  4. 定形のフレーム要素モデルを作成できるプラグイン「フレーム要素ジェネレータ」に「懸垂線」、「放物線」、「双曲線」、「三円線」、「トンネル」、「トラス」を追加しました。
  5. リボンの「ホーム」タブに各製品のQ&Aページ(Web)を開くボタンを追加しました(Ver 6.0.2 で対応済み)。

■プログラムの不具合修正
  1. 形状寸法のある断面を割当てたフレーム要素を剛体要素に含め、かつ、そのフレーム要素に初期断面力を与えていると(入力場所は、ナビゲーション「荷重|ランの定義|初期状態|フレーム要素」)、FEM解析実行時に「Solverエラー : 初期断面力は収束しませんでした」というエラーが発生して計算できない不具合を修正しました。
  2. 減衰要素の座標系を任意にしてi端からj端へ向かう方向ではない向きに設定すると、モデル図で減衰要素の絵が消失する問題を修正しました。また、減衰要素の任意座標系は幾何学的非線形(大変位)解析のときは参照されておらず、常にi端からj端へ向かう向きに減衰特性が考慮されていました。今回、i端節点とj端節点の回転角の平均を入力された任意座標系に適用して減衰要素の座標系を更新する挙動へ変更しました。減衰要素の座標系をi端からj端へ向かう方向に指定されているときは従来どおり、i端からj端へ向かう方向に減衰特性が考慮されます(各ステップで座標系が更新されます)。過去のデータを読み込んだときに、減衰要素の座標系が任意に指定されており、かつ、幾何学的非線形(大変位)に指定されている場合は、警告メッセージが表示されます。過去のデータと同じ計算結果を得るためには、減衰要素の座標系をi端からj端へ向かう方向へ指定する必要があります。尚、幾何学的線形(微小変位)解析のときは、入力された減衰要素の座標系の設定(i端からj端および任意座標系)が全ステップで一定として考慮されています。
  3. ねじり定数がゼロとして算出されることがありましたので修正しました。
  4. リボン「レポート|レポート設定|任意設定|影響線」において、ある行の抽出キーを変更すると、他の行の抽出キーもその影響を受けて変更されてしまう不具合を修正しました。
  5. リボン「結果|レポート設定|任意設定|荷重ケース」の表内で複数の行を選択して、右側にあるナビゲーションパネル内の「選択荷重ケースのみスケールに考慮」のチェックをオン/オフにしても断面力図の大きさが変更されていませんでした。この時、複数の行に対して同一の荷重ケースが選択されていました。断面力図の大きさがスイッチに応じて調整されるように、また、複数の行に対する荷重ケースの設定を変更しないように修正しました。
  6. 計算結果後にモデルの変位や断面力のアニメーションを録画する機能が正常に動作していなかった不具合を修正しました。
  7. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面サムネイル」から呼び出す断面要素1個に対する編集画面「断面要素アウトラインエディタ|接続点」において、新規に1行を追加後にそれを削除すると「List index out of range error」エラーが発生する不具合を修正しました。
3.00.04 '17.07.11 ■プログラムの不具合修正
  1. 負の剛性がある場合の非線形計算の処理に不具合がありましたので修正しました。これにより負の剛性でもある程度は収束基準値以内で解を得るステップが継続するようになります。ただし、常に最後のステップまで収束するとは限りません(モデルに依存します)。
  2. 残留変位照査において降伏変位δyを自動算出する際にH14道路橋示方書V耐震設計編のコンクリート充填無し鋼製橋脚およびH24道路橋示方書V耐震設計編の円形断面に対するコンクリートを充填しない鋼製橋脚では、圧縮降伏ひずみに達する曲率φycを曲率分布に考慮していなかった不具合を修正しました。
  3. ナビゲーション「照査設定|橋脚塑性率照査|塑性率照査」の計算式「δls=δy+(φls2-φy)*Lp*(h-Lp/2)」において、φyは「(Mls2/My0)*φy0」が正解ですが、φy0を使っていた不具合を修正しました。
  4. ナビゲーション「照査設定|橋脚塑性率照査|塑性率照査」とナビゲーション「照査設定|橋脚残留変位照査|残留変位照査」の表入力画面において、中身の行を複製ボタンにより複製すると天端節点の位置に節点が新規に追加されてしまう不具合を修正しました。
  5. 非構造材料が使用された断面を持つファイバー要素に対して鋼製部材ひずみ照査の設定をしているとFEM解析したときにアドレス違反エラーが発生して計算できない不具合を修正しました。
  6. 平板要素を選択した後にメッシュ要素座標系またはプリミティブ座標系を一度に変更する「円筒座標」コマンドが正常に動作しない場合がありましたので修正しました。
  7. 入力データのレポート出力「断面計算|示方書条項=道示-VH24[Mu,Ma]|照査用詳細入力|鋼製橋脚|zp(+)、zp(-)、yp(+)、yp(-)」のヤング係数の数値が間違っていた不具合を修正しました。出力時の単位変換ミスなので計算自体は入力された通りに正しく実施されています。
  8. ファイバー断面の入力画面でメッシュの分割方法を「円形グリッド」にしたときに、インフォメーション列の表示が抜けていた不具合を修正しました。
  9. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面特性オプション」の基本要素の設定を鋼板材料にしたとき、換算断面の取り扱いが「A=Ac+As*n」と表現されていました。正しくはA=As+Ac*nですが、鋼板材料以外のときに厳密な表現ができないため、A=f(Ai,ni)という表現に変更しました。AはAiとniの関数、Aiは断面要素の面積、niはヤング係数比を意味します。入力データのレポート出力も修正しました。
  10. 宙に浮いた節点とフレーム要素およびその両端の節点を範囲選択して移動コマンドを行うと宙に浮いた節点が移動しない不具合を修正しました。


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