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Q&A耐候性大型土のうの設計計算 ('15.08.28)

NEW!更新内容

Q1−15.危険水位の算出機能は、背面水位を固定して前面水位のみ変化させることはできますか?('15.08.28)


目  次
 I.計算

Q1−1.水位がある場合、浮力の考え方はどうなってるか?

Q1−2.流体力は主動土圧に抵抗する力となるのか、それとも掃流力として前面側に引っ張られる力となるのか

Q1−3.流体力の式に重力加速度が含まれていないが問題ないか

Q1−4.土圧計算はどのような手法を用いていますか

Q1−5.標準図集とは何でしょうか

Q1−6.水位が構造物より高くなっていて水が越流している状態を設計できますか

Q1−7.通常、上載盛土(覆土)は土のうに被らないようにするが、『「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル』P.44に記載のあるような用地の関係で土のうにも被せなければならない場合があるが、そのような場合の設計はどのようにすれば良いか。

Q1−8.背面水位を入力することはできますか?

Q1−9.土のうのサイズを変更することはできますか?

Q1−10.上載盛土を土のう天頂部から離したいが盛土間隔を入力することはできますか?

Q1−11.地震時の検討には対応しないのでしょうか

Q1−12.粘着力がある場合の試行くさび法による土圧計算はできますか?

Q1−13.安定計算において、各段での検討はできますか?

Q1−14.安定計算において、各段での検討を省略することはできますか?

Q1−15.危険水位の算出機能は、背面水位を固定して前面水位のみ変化させることはできますか?








 I.計算

Q1−1.

水位がある場合、浮力の考え方はどうなってるか?
A1−1. 本製品では遮水土のうを設定することにより遮水シートを想定した場合の計算を行うことができます。
遮水シートより前面側にある土のうに対しては、前面水位に応じた浮力が作用します。
背面水位は、現在のバージョン(Ver.1.0.0)では考慮できない為、遮水シートより背面側にある土のうについては浮力を考慮しません。
 

Q1−2.

流体力は主動土圧に抵抗する力となるのか、それとも掃流力として前面側に引っ張られる力となるのか
A1−2. 抵抗する力になります。
 

Q1−3.

流体力の式に重力加速度が含まれていないが問題ないか
A1−3. 土木研究センター様の『「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル(初版:第1刷)追加・正誤表(平成24年6月)』(http://www.pwrc.or.jp/books/book_030.html)の「資料-1(9) 22行目」の箇所にありますように重力加速度は考慮しないのが正解だと思われます。
 

Q1−4.

土圧計算はどのような手法を用いていますか
A1−4. 『「耐候性大型土のう積層工法」 設計・施工マニュアル(一般財団法人土木研究センター 平成24年3月)』に準じ、試行くさび法を採用しています。
 

Q1−5.

標準図集とは何でしょうか
A1−5. 『耐候性大型土のう積層工法 設計・施工マニュアル』に掲載されている『資料2−標準断面図集』です。
緊急を要する応急工事等において、本資料の形状や条件を参考にすることで、専用のソフトウェア等で照査をしなくても施工することができます。
 

Q1−6.

水位が構造物より高くなっていて水が越流している状態を設計できますか
A1−6. できません。余裕高を考慮した設計しかできません。
 

Q1−7.

通常、上載盛土(覆土)は土のうに被らないようにするが、『「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル』P.44に記載のあるような用地の関係で土のうにも被せなければならない場合があるが、そのような場合の設計はどのようにすれば良いか。
A1−7. 土のうに被っている分の上載盛土や敷鉄板の一部については無視して計算を行います。つまり、マニュアルの資料−Tのような裏込め土上に上載盛土(覆土)がある形状として計算を行えば良いということです。
 

Q1−8.

背面水位を入力することはできますか?
A1−8. 背面水位の入力が可能です。また、前面水位と背面水位が異なる場合の計算も可能です。
 

Q1−9.

土のうのサイズを変更することはできますか?
A1−9. 土のうのサイズは変更できませんが、単位体積重量は変更することができます。
 

Q1−10.

上載盛土を土のう天頂部から離したいが盛土間隔を入力することはできますか?
A1−10. Ver.2で対応予定となっております。
 

Q1−11.

地震時の検討には対応しないのでしょうか
A1−11. 『「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル 平成24年』には、仮設構造物のため、地震時の検討を必要としない旨が記載されております。弊社製品は、その記載に準じ、地震時の検討を機能として実装しておりません。
 

Q1−12.

粘着力がある場合の試行くさび法による土圧計算はできますか?
A1−12. 『「耐候性大型土のう積層工法」 設計・施工マニュアル』には記載がありませんが、本製品では下記の計算式を用いて計算および出力できます。
  P={W・sin(ω-φ)-c・l・cosφ}/{cos(ω-φ-α-δ)}
 ここに、
   W:土くさびの重量(載荷重を含む)
   ω:すべり角
   α:仮想背面が鉛直面となす角度(反時計回りが正)
   δ:壁面摩擦角
   c:すべり面に作用する粘着力
   l:すべり面の長さ

上記の計算式の場合、それほど大きくない粘着力を設定したとしても土圧がマイナスになりやすく、土圧がマイナスとなった場合は、土圧=0として計算を行います。
その場合、土圧=0として扱ってよいかどうかの確認ダイアログが開きますので、それ以降の計算については、設計者のご判断でお願いいたします。
 

Q1−13.

安定計算において、各段での検討はできますか?
A1−13. 各段での検討および結果の出力が可能です。
 

Q1−14.

安定計算において、各段での検討を省略することはできますか?
A1−14. 各段での検討および結果の出力を省略することが可能です。
 

Q1−15.

危険水位の算出機能は、背面水位を固定して前面水位のみ変化させることはできますか?
A1−15. 危険水位ダイアログにおいて、「前面高さが変化」、「背面高さが変化」、「前面背面が同じ」から選択することができます。
前面水位のみ変化させる場合は、「前面高さが変化」を選択してください。




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