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Q&A 震度算出(支承設計)Q&A ('17.10.11)

NEW! 更新内容



Q2−73. 柱が逆テーパーの場合の部材剛性はどのように算定されるのか。基部の断面形状から決まるのか。(Ver.10)





目  次
 1.入力、適用範囲

Q1−1.1基下部構造の「下部工配置情報の設定」で、「Khp」には何を入力したらよいか。

Q1−3.桁断面が変化する上部工を「骨組直接入力」で入力するとき、部材長と単位重量はどのように入力したらよいか。

Q1−4.「質点の重量」とは?また、質点重量を合計しても、死荷重の合計とは一致しないが?

Q1−5.「慣性力の作用位置」とは?

Q1−7.パット型ゴム支承をどのように扱ったらよいか。

Q1−8.免震支承のレベル1地震動の橋軸直角方向の支承条件を「固定」としたい。

Q1−9.幅員が変化する形状の入力は可能か。(Ver.4)

Q1−10.「振動単位」と「ブロック単位」の違いは?

Q1−11.斜角を考慮することはできるか。

Q1−13.掛け違い橋脚の場合、「鉛直死荷重反力」には隣接橋の死荷重反力を含めて入力するのか。

Q1−14.支承条件に固定・可動の両方を設定したい。

Q1−15. ラーメン橋の場合の支承条件は?またラーメン橋を解析する場合の注意点をおしえてほしい。

Q1−16. 上部工が分離し、下部工が上下線一体のときの入力のしかたは?

Q1−17. ポータルラーメン橋の固有周期を算出できるか?

Q1−18. 免震支承の場合、「常時・風時の解析」−「支承条件」画面のバネ値は支承形状に応じて内部計算されるのか?

Q1−19. 鉛直死荷重反力を入力していれば、改めて荷重を入力する必要はないと考えてよいか?

Q1−20. 下部工1基に複数の支承線を設定する方法は?(Ver.4)

Q1−21. 免震橋の計算を行ったところ、直接入力した支承のバネ値が変わってしまった。支承のバネ値を変えることなく免震橋の計算を行う方法はあるか?(Ver.4)

Q1−22. 桁高が変化する形状の入力は可能か?(Ver.4)

Q1−23. 免震橋の支承条件を「固定」とすることはできないのか。(Ver.4)

Q1−24. 骨組直接入力のとき、荷重は質点重量で入力しなければならないが、どのように入力したらよいか。(Ver.4)また、剛域を設定できるか。(Ver.4)

Q1−25. 橋脚の降伏剛性を求めるための鉄筋データはどこで入力するのか。(Ver.4)

Q1−26. 支承変位より求めた値を等価剛性として直接入力できるか。(Ver.4)

Q1−27. プレテンホロー桁をモデル化するには?(Ver.4)

Q1−28.鉛直死荷重反力だけがわかっているとき、質点重量はどのように入力したらよいか。(Ver.4)

Q1−29.直角方向の支承条件を「可動」とできるか。(Ver.4)

Q1−31.橋軸方向と直角方向とで、慣性力の作用位置を変えることはできるか。(Ver.4)

Q1−32.地層の傾斜を考慮することはできるか。(Ver.4)

Q1−33.印刷プレビューを行おうとしたときに表示された下記メッセージは何を意味しているのか。(Ver.4)
     エラーがあります[支承の設計計算]
     Bridge 1-支承線1の計算で以下の致命的エラーが発生しました。
     免震支承のバネ値 橋軸方向 KBが[0.0]になっています。

Q1−34.形状が左右対称でない橋脚をモデル化する方法は?(Ver.4)

Q1−35.上部構造に載荷する荷重を任意荷重だけとする方法は?(Ver.4)

Q1−36.1基下部構造で地震時の支承の変位を計算することはできるか。(Ver.4)

Q1−37.上部構造の重心位置から橋面までの高さH1を変えるとどこに影響するか。(Ver.4)

Q1−38.上部構造形状入力時の中間点数はどれぐらいの数を入力したらよいか。(Ver.5)

Q1−39.基本条件で「□隣接上部構造重量を考慮する」にチェックを付けると、免震支承の等価剛性の算出ができない理由は?(Ver.5)

Q1−40.橋脚の降伏剛性はどのように算出したらよいか。(Ver.5)

Q1−41.「温度変化の範囲」にはどのように入力したらよいか。(Ver.5)

Q1−42.隣接上部構造重量に分担重量を入力しても、支承バネを入力する必要があるのか。(Ver.5)

Q1−43.ラーメン橋脚の形状入力に対応しているか。立体解析オプションとの関連は?(Ver.5)

Q1−44.1基下部構造において、上部構造重量の載荷位置はどこからどこまでの距離か。(Ver.5)

Q1−45.動的解析で得られた応答値に対する免震支承の等価剛性を算出したい。(Ver.5)

Q1−47.「既定外の構造形式のため、たわみによる移動量算出は行いません。」と計算書にあるが、ここで言う「既定」とは?(Ver.5)

Q1−49.「免震支承の設計」画面の「支承形状」タブで支承形状を入力することができない。(Ver.5)

Q1−50.支承位置=下部工天端 となるように入力する方法は?(Ver.9)

Q1−51.鉛直死荷重反力と質点重量を一致させたい。(Ver.5)

Q1−54.曲線橋の計算は可能か。(Ver.6)

Q1−55.地震時の可動支承の変位量を算出する方法はあるか。(Ver.6)

Q1−56.「深礎フレーム」で算出した基礎バネを入力する際、橋軸直角方向のKxyとKyzはどのように考えたらよいか。(Ver.6)

Q1−57.橋梁の移動量を算出することはできるか。(Ver.6)

Q1−58.平成24年道示対応版オプションは、どのような場合に必要なのか。(Ver.8)

Q1−59. 下部構造形状入力にて、「SD295」の鉄筋が入力できない。(Ver.8)

Q1−60. 補強設計における基礎の減衰定数を考慮した設計水平震度を算定することができるか。(Ver.10)

Q1−61. 「橋脚の復元設計」との連動は可能か。 (Ver.9)

Q1−62. 上部構造の中間点を任意の位置に設けたい。 (Ver.9)

Q1−63. 基礎の減衰定数を考慮した設計水平震度を算定する方法を教えてほしい。(Ver.10)

Q1−64. フーチングが独立した橋脚は、震度算出(支承設計)の立体解析オプションの機能を用いて計算する事はできるか。(Ver.10)

Q1−65. 「構造物形状登録」-「上部構造」-「骨組み直接入力」の、重量や部材の入力値には主桁以外に横げたやブラケット等の重量や断面係数は考慮しなくても良いのか。(Ver.10)

Q1−66. 上部構造形状入力における「骨組直接入力」と「簡易式」の違いを教えてほしい。(Ver.10)

Q1−67. 旧示方書に準拠した設計水平震度を算定することができるか。(Ver.10)

1−68. 震度算出(支承設計)を使い、多径間の橋梁で、端部の橋台だけモデル化をしないというような使用方法はできるか。また、代替できる方法はあるか。(Ver.10)

Q1−69. 「二柱式橋脚の設計計算」との連動は可能か。(Ver.10)

Q1−70. インターロッキング式橋脚に対応可能か。(Ver.10)

 2.解析関連

Q2−1.橋台の慣性力は、支承の静摩擦係数(fa=0.15)による数値と、支承を固定とした場合(kh=0.14)の数値のうち小さい方を使用するはずだが、本プログラムではどのように処理されるのか。

Q2−2.橋台のレベル2地震動の設計水平震度khcが算出されない理由は?

Q2−3.上部工死荷重の合計と、計算によって得られた分担重量の合計が異なるのはなぜか。

Q2−4.「上部構造および下部構造の重量に相当する水平力を作用させた場合に生じる変位」とは?

Q2−5. 「下部構造の水平方向の剛性」の基礎バネはどのように算出されているのか。

Q2−6. 解析結果にある「T/Tmin」とは?

Q2−7. 固有周期特性を判別するとき、橋台は含めないのか。

Q2−9. 橋脚の慣性力の作用位置はどのように決定されているか。

Q2−11. 「分担重量(1基)」で分担重量を入力したが、「橋梁モデルの総合計算」では可動橋脚の分担重量は死荷重の1/2となっており、入力した分担重量が反映されていない。

Q2−12. 橋梁に縦断勾配があるとき、桁の剛性はどのように評価され、解析に影響してくるのか?

Q2−13. Frameデータのエクスポートを行い、Frameマネージャ側で温度荷重のケースを作成して計算しても作用力が算出されない。

Q2−14. 入力した静摩擦係数は何に反映されるのか?

Q2−15. 免震支承のとき、免震支承の有効設計変位に対して等価剛性を算出しているか?

Q2−16. レベル2も固有周期特性による設計振動単位の判定が行われるか?

Q2−17. 計算実行すると「許容塑性率の値が0.5以下となっています」「連動先プロダクトで設定された免震化条件と相違があります」というメッセージが表示される。この場合の対処方法と、メッセージを無視したときの計算結果への影響は?

Q2−18. 免震支承の等価剛性における設計変位(仮定値)UBはどのように算出されているのか?

Q2−19. 2径間連続桁橋の計算で、レベル2地震時の橋台の分担重量Wuがゼロになる理由は?

Q2−21. 常時の支承の移動量算定において、支承ばね剛性や橋脚ばね剛性を考慮しているのでしょうか?

Q2−25. 風荷重は分布荷重として考慮されるのか、それとも影響線載荷か。(Ver.4)

Q2−26. ブロック単位で算定した分担重量の合計が上部構造の重量合計と一致しない理由は?(Ver.4)

Q2−27.温度時の水平力を確認する方法は?(Ver.4)

Q2−28.温度時の解析に鉛直荷重(自重)を考慮する必要はないのか。(Ver.4)

Q2−29.温度時の水平力を確認する方法は?(Ver.4)

Q2−31.基礎バネ位置に値があるものとないものとがある理由は?(Ver.4)

Q2−32.鉛プラグ入り積層ゴム支承の一次剛性算定時の係数αは何に影響するのか?(Ver.4)

Q2−33.設計振動単位の自動判定による総合計算の判定基準は?(Ver.4)

Q2−34.フーチング中心位置と支承線にずれがあるとき、基礎バネはどのように算出され計算に考慮されるのか?(Ver.4)

Q2−35.本プログラムにおいて設計水平震度と地盤種別をどのように取り扱っているか説明してほしい。(Ver.4)

Q2−36.「橋脚の設計」の「考え方」−「保有耐力法」−「柱」で「「道示X(解7.4.1)に対する照査」の「橋軸方向に適用する、橋軸直角方向に適用する 」のチェックを外しているにも関わらず、「震度算出(支承設計)」側で計算するとKhc=0.4・Czとなっている。(Ver.4)

Q2−37.鉛直バネは計算に影響するのか。(Ver.4)

Q2−38.免震支承の支承定数の設定における基準書の選択によって、等価剛性はどのように算出されるのか。(Ver.4)
       ・道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)
       ・道路橋支承便覧(平成16年4月)

Q2−39.分担重量を指定したにも関わらず、計算結果では異なる値が算出されている。原因は何が考えられるか。(Ver.4)

Q2−40.ラーメン橋は設計振動単位の自動判定による総合計算を行う必要があるか。(Ver.4)

Q2−41.「FRAMEデータのエクスポート」で作成したファイル(*.$01)を「FRAMEマネージャ」(FRAME(面内))で開いたとき、橋台の基礎バネの値が変わっている。(Ver.4)

Q2−42.免震設計のときに表示される「固有周期(橋梁全体の全支承を固定で計算した場合の参考値)」とは?(Ver.4)

Q2−43.免震構造において、支承バネを直接入力したとき、等価剛性の収束計算は必要か。(Ver.5)

Q2−45.下部工毎に地盤種別が異なるとき、同一設計振動単位においては地盤面の設計水平震度Khgについても各下部工毎に求めたKhgの最大値を用いるべきか。(Ver.5)

Q2−46.全体系静的骨組解析により算定される断面力Fはどのように算出されるのか。(Ver.5)

Q2−47.「震度算出(支承設計)」における分担重量をどのように理解したらよいか(Ver.5)

Q2−48.風荷重時の支点の移動量は上部構造のみの値か、あるいは下部構造の移動量を含んでいるのか。(Ver.5)

Q2−49.「橋台の設計」との連動で、A1橋台を回転して配置したのがA2橋台のとき、A2橋台は逆方向の作用力により照査を行う必要があるか。(Ver.5)

Q2−50.橋軸直角方向の基礎バネ Ky が固定になっている理由は?(Ver.5)

Q2−51..下部構造の水平方向の剛性の項で、KFuとKFrはどのように算出されるのか。

Q2−52.常時の基礎バネはどこで確認することができるのか。(Ver.5)

Q2−53..ある下部構造の分担重量がマイナスになる原因は何が考えられるか。(Ver.5)

Q2−54.降伏剛性はどのように算定されるのか。(Ver.5)

Q2−55..「下部構造の水平方向の剛性」で表示される基礎バネと、計算書の「解析データ」に出力される基礎バネとで値が異なる理由は?(Ver.5)

Q2−57.地震時の遊間を設定する場合のUs(「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成14年3月 社団法人 日本道路協会」のP236)の算定方法は?(Ver.5)

Q2−58.液状化の影響を考慮した検討に対応しているか。(Ver.6)

Q2−59.本製品で採用している固有値解析の手法は?(Ver.6)

Q2−60.「橋台の設計」と連動しているとき、「橋台の設計」側で確認できる基礎バネと「震度算出」側の骨組モデルで確認できる基礎バネに違いがある理由は?(Ver.6)

Q2−61.「結果確認」−「計算」で算出される固有周期と、「固有値解析」で算出される固有周期が異なる。(Ver.6)

Q2−62.免震支承の等価剛性算出を行うたびに分担重量などが変わる理由は?(Ver.6)

Q2−63.可動側の慣性力はどのように算出されるのか。(Ver.6)

Q2−64. 分担重量を慣性力から逆算せずに算定することはできないのか。(Ver.8)

Q2−65.支承条件が可動(自由)の場合の慣性力作用位置が旧版と異なるのはなぜか?(Ver.9)

Q2−66. レベル2地震動の支承変位が算定されないのはなぜか?(Ver.9)

Q2−67. 震度算出の結果出力で下部構造の水平方向剛性はどこに適用されるのか。(Ver.9)

Q2−68. 固有周期が計算値なので、表示値で手計算すると設計水平震度が異なる場合がある。固有周期を表示値で丸める事は出来ないのか。

Q2−69. 固有周期によらず標準設計水平震度のピーク値を使用するのはどこかに規定があるか。(Ver.10)

Q2−70. 構造物形状の登録の下部構造で、ケーソン基礎にした場合、自動で基礎ばねを計算するが、AVV(鉛直ばね)が固定となっている。鉛直ばねは考慮しなくても良いのか。(Ver.10)

Q2−71. 剛性モデルが同じ下部構造データで「定型直接骨組入力」とその他の入力で下部構造の水平方向の剛性が異なるのはなぜか。(Ver.10)

Q2−72. 1基下部構造として計算する場合に分担重量は自動計算されないのか。(Ver.10)

Q2−73. 柱が逆テーパーの場合の部材剛性はどのように算定されるのか。基部の断面形状から決まるのか。(Ver.10)

 3.出力及び表示

Q3−1.温度変化による変位、断面力を確認するには?

Q3−2. 「UC-win/FRAME(3D)」ファイルをエクスポートし、「UC-win/FRAME(3D)」で読み込んだとき、ソリッド表示されない。

Q3−3. 橋梁モデルの解析において、可動支承橋脚の結果が表示されない。

Q3−4. 「橋脚の設計」と連携して作成した橋脚の形状図が大きく出力され、用紙からはみ出してしまう。(Ver.4)

Q3−5.掛け違い橋脚の起点側と終点側それぞれの分担重量を確認するには?(Ver.4)

Q3−6.設計水平震度の丸め処理は何に基づいて行われているか。(Ver.4)

Q3−7..温度変化のFRAMEデータのエクスポートの方法は?(Ver.5)

Q3−8..「橋台の設計」と連動時(「橋台」は「杭基礎の設計」と連動)、地盤種別の判定の算出過程を計算書に出力することはできるか。(Ver.5)

Q3−9.Ver8では免震橋のF3Dエクスポートを行う事ができないのか?(Ver.8)

Q3−10. 「Engneer's Studio」データのエクスポートには対応していないのか?(Ver.9)

Q3−11. 解析結果画面に表示される《設計条件》に表示される慣性力作用位置が赤表示となるのはなぜか。(Ver.9)

Q3−12. 結果をエクセルに出力することができるか。(Ver.10)

 4.連動

Q4−1.下部工製品との連動時、下部工の諸条件と基礎条件も連動しているのか。

Q4−3. 「橋脚の設計」で入力した鉛直死荷重反力が「震度算出(支承設計)」に連動されていない

Q4−4.「上部工形状入力」「下部工形状入力」起動時に「ドライバをロードできません」のエラーが発生する。

Q4−5.「UC-win/T&Wu」「橋台の設計」のバージョンが連動可能バージョンであるのに、「連動対象製品のバージョンが異なります。」とのメッセージが出て連動できない。

Q4−6. 「震度算出(支承設計)」と「橋台の設計」の両方を起動して連動データを編集している際、「橋台」側にデータが反映されていないことがある。「震度算出」をいったん終了して「橋台」を起動するなどの操作が必要なのか?

Q4−7. ブロック単位の結果を下部工製品に連動させることはできるか?(Ver.4)

Q4−8.下部工製品と連動しているが、繰り返し計算を行っても、下部工側と震度算出側の分担重量が一致しない。(Ver.4)

Q4−9.「震度算出(支承設計)」側で表示される基礎バネと「橋台の設計」側で表示される基礎バネの値が異なっている。(Ver.4)

Q4−10.「RC下部工の設計計算Ver.6,ラーメン橋脚の設計計算Ver.6(ラーメン橋脚専用タイプ)」で作成した複数の橋脚モデルを、ひとつの「震度算出(支承設計)」のデータに連動させる方法は?(Ver.4)

Q4−11.「下部構造の水平方向の剛性」画面で表示される基礎水平バネと基礎回転バネが、連動プログラムで算出された基礎バネと異なる理由は?(Ver.4)

Q4−12.「震度算出(支承設計)」単独では直角方向の偏心は考慮されないが、「橋脚の設計」と連動しているとき、直角方向の計算で柱の偏心は考慮されるか。(Ver.4)

Q4−13.「橋脚の設計」と連携している免震設計のデータを計算させると「許容塑性率の値が0.5以下となっています」というメッセージが表示される。「橋脚」側での計算結果では、許容塑性率はメッセージのように“0.5以下” にはなっていない。(Ver.4)

Q4−14.「橋脚の設計」との連動時、剛性はどの検討方向のものが「震度算出(支承設計)」に渡されるのか。(Ver.4)

Q4−15.「震度算出(支承設計)」の「下部構造の水平方向の剛性」機能にて算定された躯体水平剛性が「橋脚の設計」で算定された降伏剛性と一致しないのはなぜか。(Ver.5)

Q4−16..「橋脚の設計」と連動するとき、「固有周期算定用」と「常時」の基礎バネはどのように反映されるのか。(Ver.5)

Q4−17..「橋台の設計」と連動時、解析結果の比較表に「橋台の設計」の固有周期が赤字で0.000と表示されている。(Ver.5)

Q4−18. 連動ファイルの下部構造を単独ファイルへ保存することは可能か。(Ver.9)

Q4−19. 連動の手順を簡単に示したヘルプを教えてほしい。(Ver.9)

Q4−20. 「橋脚の設計」にて結果を取り込んでいるのに比較表で一致させることができない。(Ver.10)

Q4−21. 連動下部構造のデータを変更したが、震度算出に反映されない。(Ver.10)

Q4−22. 震度算出と連動下部構造の慣性力作用方向の設定を一致させる方法は?(Ver.10)

Q4−23. 橋台連動データなのに比較表に下部工形式が橋脚と表示される。(Ver.10)

 5.UC-win/FRAME(3D)データエクスポート

Q5−1. 「橋脚の設計」と連携しているデータで、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」をしようとしたところ、「モデル(橋脚)」は「降伏剛性」だけしか選べない。(Ver.9)

Q5−2. 「UC-win/FRAME(3D)」のデータにエクスポートする際に橋台をM-θモデルとすることは可能か?(Ver.4)

Q5−3. 「UC-win/FRAME(3D)」データにエクスポートするときに免震支承とすることができない。(Ver.4)

Q5−4.上部工や下部工の自重はUC-win/FRAME(3D)データエクスポートの対象にはなっていないのか。(Ver.4)

Q5−5.「UC-win/FRAME(3D)」のデータにエクスポートしたとき、上部工重量はどこで確認することができるか。(Ver.4)

Q5−6.「UC-win/FRAME(3D)」のデータにエクスポートされる基礎バネはどこで確認することができるか。(Ver.4)

Q5−7.「橋脚の設計」で震度連携データを新規作成し、「UC-win/FRAME(3D)データを付加する」にチェックを付けて保存しようとすると、「UC-win/FRAME(3D)データを付加することはできません」という警告が表示された。対処方法は?(Ver.4)

Q5−8.橋軸方向と直角方向とで慣性力の作用位置が異なるとき、「UC-win/FRAME(3D)」へエクスポートするとどのように取り扱われるのか。(Ver.4)

Q5−9.「RC下部工の設計計算,ラーメン橋脚の設計計算」と連動して作成したラーメン橋脚は、「UC-win/FRAME(3D)」データにエクスポートするときにはどのようにモデル化されるのか。

Q5−10.「震度算出(支承設計)」で免震という条件にしてUC-win/FRAME(3D)データを作成したが、UC-win/FRAME(3D)で読み込むと「モデル設定」画面で「一般の橋」などとなっている。問題ないか?

Q5−11.「免震支承の等価剛性算出」で算定されるバイリニアモデルと、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」で算定されるバイリニアモデルの違いは?(Ver.4)

Q5−12.UC-win/FRAME(3D)データにエクスポートすると、コンクリートのせん断弾性係数が震度算出(支承設計)で入力した値と異なる理由は?(Ver.4)

Q5−13.UC-win/FRAME(3D)データエクスポート時に、質量マトリックスを上部構造、下部構造ともに「集中」と指定しているにも関わらず、「UC-win/FRAME(3D)」で確認すると上部工構造は集中荷重、下部構造は分布荷重になっている。その理由は?

Q5−14.「橋脚の設計・3D配筋」と連動した橋脚について、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」でM-φ(バイリニア)で出力することはできるか。(Ver.10)

Q5−16.UC-win/FRAME(3D)データにエクスポートしたとき、フーチングの回転慣性質量が考慮されていないが、問題はないか。(Ver.5)

Q5−17.UC-win/FRAME(3D)データエクスポート時に、アウトラインのある断面がエクスポートされる条件は?(Ver.5)

Q5−20..「UC-win/FRAME(3D)」にデータをエクスポートしたところ、橋台の重量が多く算出されている。この理由は?(Ver.6)


 6.その他  

Q6−1.画面の切り替わりが遅かったり、3D表示画面で動かなくなったりする原因は?(Ver.4)




上記以外のQ&Aはすべて製品ヘルプのQ&Aに取り込んでおります。最新バージョンの製品を取得の上、Q&Aをご覧下さい。

Q&A履歴




 1.入力、適用範囲 
Q1−1. 1基下部構造の「下部工配置情報の設定」で、「Khp」には何を入力したらよいか?
A1−1. Khpは「fAL×RAL≦1/2×kh×WA」(H14道示「耐震設計編」P76)等のただし書きに対応する為、震度算出(支承設計) Ver.1.01.00より追加しました。
支承条件が可動の場合に当該下部工が支持する上部構造を含む振動単位の設計水平震度を入力します。
例えば、単純桁(可動、固定)の場合、固定側の設計水平震度を入力することになりますので、手計算で解くのではなく、固定側の設計水平震度を一度計算し、その値を直接Khpに入力することになります。
1基下部構造の計算で慣性力算定時に静摩擦係数と比較を行いますが、「0.0」が設定されている場合は使用されません。

なお、示方書には、桁Aを含む設計振動単位の設計水平震度を使用することしか明記されておらず、複数下部構造の計算で算出した『桁Aを含む設計振動単位の設計水平震度』を用いるか、上記のように1基下部構造の計算で算出した『桁Aを含む設計振動単位の設計水平震度』を用いるかはお客様のご判断が必要であると考えます。
 
Q1−3. 桁断面が変化する上部工を「骨組直接入力」で入力するとき、部材長と単位重量はどのように入力したらよいか?
A1−3. 旧版の「直接入力」に相当する形状として「簡易式」を用意しております。

任意の変断面を設定可能な「簡易式」は、桁長を任意の部材長で分割して部材剛性を入力する事ができます。
最終的には、支間を中間点で分割した部材に換算したモデルでの解析となります。
部材剛性の換算方法については、製品ヘルプ「計算論理および照査の方法|上部工の入力|上部構造剛性の算出方法|簡易式」をご参照下さい。

なお、「簡易式」編集画面上の「荷重入力」で、旧版のような分布荷重の入力が可能となります。
荷重の入力方法については、「荷重入力」画面上のヘルプボタンを押下すると詳細が表示されますので、そちらをご覧ください。
  
Q1−4. 「質点の重量」とは?また、質点重量を合計しても、死荷重の合計とは一致しないが?
A1−4. 「質点の重量」とは、上部工重量および載荷荷重を上部工モデルの各節点に格点集中荷重に置き換えた値を意味します。
【質点重量の合計が上部構造重量合計と一致しない場合】
上部工の荷重データの入力ミスが考えられます。
上部工の荷重を任意入力として設定した場合に「自重の自動計算」がチェック(画面左下部分)されていると、上部工の重量が「任意で入力した荷重」+「自動計算された自重」となり二重に考慮している事になります。

【質点重量の合計が鉛直死荷重反力合計と一致しない場合】
鉛直死荷重反力と上部工の荷重は別の入力となりますので入力によっては合計値が一致しない事があります。
どちらかの入力ミスが考えられます。※意図したご入力であればプログラム上の問題はありません。
なお、鉛直死荷重反力の自動計算機能を用いた場合は、入力されている上部構造重量を用いて鉛直死荷重反力を算定するので、荷重合計=鉛直死荷重反力合計となります。
  
Q1−5. 「慣性力の作用位置」とは?
A1−5. 下部工形状入力画面の慣性力作用位置は、形状から1本棒に変換するときの部材剛性の算出に使用するための入力とお考えください。
部材剛性を算出する際、「橋脚」及び「重力式橋台」の場合には慣性力の作用位置に単位荷重を載荷させて算出します。
「定形骨組直接入力」の場合には部材剛性を直接入力するため、慣性力作用位置の入力はありません。
また、「逆T式橋台」の場合は壁基部の壁厚と直角方向幅より計算するため、同様に入力がありません。

製品ヘルプの「計算論理および照査の方法|下部工の入力|部材剛性の算出」に部材剛性の算出方法を記載しておりますので、ご参照ください。

■実際に各計算で使用される慣性力作用位置の取り扱いは以下のようになります。
・複数下部構造の計算時(橋軸/直角方向ともに以下で算出された位置を慣性力作用位置とします)
 慣性力作用位置 = (1) − (2)
  (1):下部工天端から橋面までの高さ(「入力|下部構造|配置情報の設定|下部工の位置|(h)橋面(縦断曲線)から下部工天端までの距離」で設定)
  (2):上部構造の重心位置から橋面までの高さ(「入力|上部構造|形状の編集|重心位置」で設定)

・1基下部構造の計算時
 慣性力作用位置 = 「入力|1基下部構造 計算設定|載荷位置」
  
Q1−7. パット型ゴム支承をどのように扱ったらよいか?
A1−7 ご指摘の「ゴム支承の水平変位に伴う水平力を評価」の記述により、パッド型ゴム支承は「水平ばね」として評価し設計を行う必要があると考えます。
現バージョンにおいても、支承条件を「バネ」としていただくことで解析が可能です。

パッド型ゴム支承を水平ばねとして評価した場合、設計水平震度の取り方が変わってきます。
 可動支承として扱う場合 「可動」−「固定」構造 設計振動単位は「1基」
 バネ支承として扱う場合 「バネ」−「固定」構造 設計振動単位は「複数」

パッド型ゴム支承の場合は地震時において相対変位は生じますが、滑り型可動支承とは異なりばね結合されており、上部構造と下部構造の間に力のやり取りが行われます。
したがって反力分散支承に準じて取扱うのが良いと考えます。

最終的なモデル化の妥当性については、設計者のご判断となります。
 
Q1−8. 免震支承のレベル1地震動の橋軸直角方向の支承条件を「固定」としたい。
A1−8. Ver4.00.00より、レベル1地震動のついては「拘束(固定)」を選択できるように拡張しました。
 
Q1−9. Q1−9.幅員が変化する形状の入力は可能か。(Ver.4)
A1−9. 上部工形状「コンクリート(箱桁、中空床版、複数箱桁)」にて幅員変化をサポートしております。
ただし、ホロー数及びW1、W2が変化する場合には対応しておりません。

形状入力で対応できない場合は、「骨組直接入力」または「簡易式」で、部材を分割して、部材位置の幅員に応じた重量、断面剛性を定義することにより対応可能です。

■剛性入力
「骨組直接入力」「簡易式」いずれも任意長での剛性入力が可能です。

■重量入力
「骨組直接入力」では、集中荷重としての入力になります。
「簡易式」は、分布荷重での設定が可能です。


※部材剛性入力のイメージ図


  
Q1−10. 「振動単位」と「ブロック単位」の違いは?
A1−10. 架け違いを有する橋梁において、桁が弾性支承または固定支承により連結されている場合に設計振動単位としては全体系としてみなすことができます。しかし、架け違い橋脚で分けられる各区間の橋梁規模、橋脚の剛性、バネ支承のバネ定数が大きく異なる場合は、「それぞれの桁を支持するブロック毎の振動特性を十分に耐震設計に反映さる事が重要である。」との考え方により、上部工単位での集計を行い固有周期を算出しています。これは、「平成8年道路橋示方書・同解説に関する質問・回答集(3)」(平成11年3月 建設省土木研究所)に準拠したものです。

ブロック単位の固有周期は、ブロック単位の分割された設計振動単位を構成する構造物の変位Ui 節点重量Wi より算定されます。但し、変位および断面力につきましては、全体系で計算を行います。ブロック単位に分割されたモデルによるフレーム計算を行うのではありません。

ブロック単位と設計振動単位のどちらを採用すべきかにつきましては、設計者のご判断が必要であると考えます。

詳細はヘルプの
「計算論理および照査の方法|複数下部構造|ブロック単位固有周期の算出方法」
をご参照ください。

本来、同一の振動単位系に属する橋梁モデルは全体系で解析を行う必要があると考えます。
「隣接上部構造重量」を使用することにより、隣接上部構造を簡易的にモデル化することが可能となりますが、使用に当たっては「当該下部構造が分担する隣接上部構造重量」が正しく評価されている事が前提となりますので十分にご注意下さい。

特に隣接する橋梁の下部構造規模が大きく異なる場合の分担重量は、単純に下部工および支承バネの合成バネ比から算定することはできません。
当該下部構造が分担する隣接上部構造の重量につきましては、設計者のご判断により適宜ご入力いただきますようお願いいたします。
 
Q1−11. 斜角を考慮することはできるか?
A1−11. 「震度算出(支承設計)」では斜角を考慮した入力や慣性力の算出はサポートしておりません。
厳密に言いますと、斜橋については、2次元モデルでの解析は不可能ですので、本プログラムではサポート外となっています。ご了承いただきますようお願いいたします。
なお、道示Vの6.2.2慣性力(2)解説(P.51)に「斜角が大きい斜橋(一般に60°以上)の場合には計算の簡便さを考えて直橋とみなして……」との記述がありますが、この記述に該当し、「直橋」として取り扱っても問題ないと判断された場合には、本プロダクトをご利用いただけます。しかし、これを「斜橋」として取り扱う場合はサポート外となります。
 
Q1−13. 掛け違い橋脚の場合、「鉛直死荷重反力」には隣接橋の死荷重反力を含めて入力するのか?
A1−13. 上部構造データとして入力する鉛直死荷重反力は、隣接橋の鉛直死荷重反力は含まず、着目している上部構造による鉛直死荷重反力のみをご入力ください。

なお、上部構造データとして入力する鉛直死荷重反力は、以下の計算に影響いたします。
 ・支承条件が「可動」である場合の慣性力算定
 ・総合計算による橋軸直角方向「1基下部構造計算」時の分担重量
骨組解析には使用されませんので、複数下部構造計算における固有周期および設計水平震度の結果には影響ありません。

また、架け違い橋脚の形状が「橋脚 梁幅≧柱幅」または「橋脚 柱幅>梁幅」でかつ「降伏剛性時Iを計算」とした場合は、「降伏時剛性I|条件|上部工死荷重反力」の入力に隣接橋を考慮した値をご入力ください。
 
Q1−14. 支承条件に固定・可動の両方を設定したい。
A1−14.
■「1基下部構造(単体機能)」をご利用の場合
Ver4.03.00より、複数支承の入力に対応しました。
但し、複数の支承があり、「固定」「可動」が混在する場合は、摩擦力を考慮した慣性力《道路橋示方書(解6.3.6)(解6.3.18)》を算定する事はできません。
固定側から差し引く他の可動支承の摩擦力が不明であるためです。
 
≪Ver4.02.01以下の場合≫
1基下部構造の計算における入力は、支承条件1つのみの設定となっており、掛け違い橋脚の複数の支承条件を同時に設定する事はできません。
1基下部構造の計算(固有周期および設計水平震度)の算定は、「支承条件」の影響を受けません。
分担重量を正しく入力していただければ、固有周期・設計水平震度までは算定する事が可能です。
但し、慣性力につきましては両方の支承条件を考慮する必要がございますので、別途算定していただく必要があります。
 
■「橋梁モデルの解析 設計振動単位の自動判定による総合計算」をご利用の場合
支承条件は上部工単位で設定しますので、左側上部工の終点側/右側上部工の起点側を入力する事が共有する下部工上に左側・右側の支承条件を設定する事になります。
 

Q2−4. 「上部構造および下部構造の重量に相当する水平力を作用させた場合に生じる変位」とは?
A2−4. 本プログラムは、「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成14年3月 社団法人 日本道路協会」(以下、道示X)のP64(図-解6.2.8)「固有周期算定モデル」に示されるような、離散型の骨組構造にモデル化し、変位法を用いて固有周期を算定しています。
具体的には、道示XのP55(6.2.3)よりδを算定し、(6.2.2)より固有周期を算定しています。
ここで、表記のw(s)及びu(s)は、骨組構造の格点に載荷した集中荷重及び変位法で算定された格点の変位を意味します。
 
すなわち、上部構造および下部構造の重量に相当する水平力を作用させた場合に生じる変位量とは、P64(図-解6.2.8)「固有周期算定モデル」に示されるような、「●:重量に相当する力を作用させる節点」に「重量に相当する力」(1G相当の荷重)を作用させ、変位法により算定された橋梁全体の変位量を意味します。
 
複数下部構造における固有周期は、全体系の骨組剛性を考慮した上での結果です。
すなわち、支承条件だけでなく、上部構造や下部構造の剛性も考慮した上での結果です。
 
Ver3.02.00より、FRAME解析結果の確認機能をサポートしました。こちらにより、FRAME解析の全ての結果を確認および出力する事が可能です。
また、メニュー「ファイル|FRAMEデータのエクスポート」より、弊社FRAME製品で橋梁モデルを取り込むためのエクスポートファイル作成機能をご用意しております。
本機能をご利用いただき、FRAME製品で骨組構造および変位をご確認ください。
 
■変位の算出法について
微小変位理論に基づいた解析により、格点変位を未知量とする多元連立方程式を解くことによって所要の変位・断面力・反力を算出します。この連立方程式は、構造データから決定される剛性マトリックスと荷重データから決定される荷重ベクトルから構成されます。
一般的な変位法(構造力学の教科書等に記載されています)と考え方は同じなので、お手元の文献類をご覧ください。
 
Q1−15. ラーメン橋の場合の支承条件は?またラーメン橋を解析する場合の注意点をおしえてほしい。
A1−15. 支承条件は全て「拘束」と設定し、剛結合としてモデル化してください。
ご注意いただきたいのは次の点です。

・橋脚の降伏剛性の算定機能および「橋脚の設計」連動においては単柱式橋脚として算定されます。
 このためラーメン橋としての降伏剛性については別途算定し、直接指定していただく必要がございます。
 ※ラーメン橋の降伏剛性算出は、各断面のM-φ関係より算出します。詳細は以下の資料をご参照ください。
   「道路橋の耐震設計に関する資料 PCラーメン橋〜(略)」(平成10年1月)

・「橋脚の設計」と連動してエクスポートされる「UC-win/FRAME(3D)」モデルは、ラーメン橋として作成されたモデルではございません。
  ラーメン橋の場合は、塑性ヒンジが柱の上下と上部構造の中間支点部に生じる可能性があると思いますが、これを考慮したM−φ要素やM−θモデルをエクスポートする事はできません。
  常に単柱の橋脚で設定されるM−φ要素やM−θモデルとなります。
 
Q1−16. 上部工が分離し、下部工が上下線一体のときの入力のしかたは?
A1−16. 大まかな手順は以下の通りです。

(1)基本条件にて、「上下線分離を考慮する」を選択
(2)詳細ボタンより、上下線(Aライン/Bライン)の位置および縦断線の扱いを設定
(3)使用する上部構造および下部構造の登録 ※通常と同様の手順です
(4)上部構造の配置 配置するライン(Aライン/Bライン)を選択して上部構造を配置
(5)下部構造の配置
  ・「下部工配置形式」の画面にて、「配置状態」を「一体型」に設定
  ・「下部工配置情報」にて下部工を配置

後は、通常の場合と同様に支承条件等の入力を行います。

製品付属のサンプルデータ「sample04.F8W」は、上下線分離構造で分離下部工と一体型下部工が混在したデータです。
こちらが参考になると思われますので、ご参照ください。
    
Q1−17. ポータルラーメン橋の固有周期を算出できるか?
A1−17. 「任意骨組解析」機能を使用にて、上下部構造一体のFrameモデルを作成し、固有周期を算定する事が可能です。
この機能は、任意のFrameモデルに対して、道路橋示方書V耐震設計編 P62 解6.2.15を適用し、固有周期および設計水平震度の標準値を算定する機能です。
    
Q1−18. 免震支承の場合、「常時・風時の解析」−「支承条件」画面のバネ値は支承形状に応じて内部計算されるのか?
A1−18. 「免震支承の等価剛性算定」機能にて、地震時と同様に等価剛性を算定し、「常時・風時の解析|支承条件」の入力データとして反映する事ができます。

常時(橋軸方向)については、等価剛性を算定する際に考慮する移動量項目を「免震支承の等価剛性算定」画面にて選択します。
    
Q1−19. 鉛直死荷重反力を入力していれば、改めて荷重を入力する必要はないと考えてよいか?
A1−19. 複数下部構造計算を行う場合は、必ず入力が必要です。
「荷重の入力」で設定された値は、上部構造の質点重量として骨組解析に用いられます。

UC-win/FRAME(3D)エクスポートにおいても、上部構造の質量として扱われるのは「荷重の入力」で設定された値です。

一方、鉛直死荷重反力の値は、以下の計算にのみ使用されます。
骨組解析には使用されませんので、複数下部構造計算における固有周期および設計水平震度の結果には影響ありません。
・支承条件が「可動」である場合の慣性力算定
・総合計算による橋軸直角方向「1基下部構造計算」時の分担重量
※計算に影響がない場合も連動時に下部構造側で取り込みの対象となる場合があるので正しくご入力下さい。
    
Q1−20. 下部工1基に複数の支承線を設定する方法は?(Ver.4)
A1−20. 支承条件は上部工単位で設定しますので、掛け違い部の橋脚であれば左側上部工の終点側/右側上部工の起点側を入力すれば、共有する下部工上に複数の支承条件を設定することになります。

「支承条件」の入力画面で表示されている平面図の白い矩形は支承位置を表しています。
Bridge1−Bridge2が連続している場合は、
 Bridge1−右端部支承線
 Bridge2−左端部支承線
を設定することにより、共有する下部工上に複数の支承条件を設定することになります。
平面図と入力表は連動していますので、現在入力中の支承が平面図にて赤表示となります。
また、画面をクリックすることで入力支承を切り替えることもできます。
    
Q1−21. 免震橋の計算を行ったところ、直接入力した支承のバネ値が変わってしまった。支承のバネ値を変えることなく免震橋の計算を行う方法はあるか?(Ver.4)
A1−21. 「免震支承の等価剛性算定」機能を使用すると、支承形状より等価剛性を算定し、入力データとして反映します。

等価剛性を算定する必要がなく、支承のバネ値を直接指定する場合は、「支承条件」にて直接バネ値の入力を行い、「免震支承の等価剛性算定」機能を使用しないようにします。
また、「免震支承の等価剛性算定」機能を実行してしまった場合も「取消」で画面を終了し、結果を入力値として反映しないようにして下さい。

なお、等価剛性算定機能を使用しない場合、以下の設定は不要です。
 ●免震橋梁(橋梁モデルの解析)の支承定数
 ●免震支承の等価剛性算出
 ●支承の設計|支承形状
以下の入力は、橋梁の減衰定数 hを算定する場合に使用されます。
「免震設計条件|橋梁の減衰定数 h」を直接入力する場合は、設定は不要です。
 ●下部工及び基礎の減衰定数、
 ●支承条件|設計変位UB,減衰定数hB
    
Q1−22. 桁高が変化する形状の入力は可能か?(Ver.4)
A1−22. 以下の形状は桁高変化を入力する事ができます。
 「箱桁(コンクリート)」
 「鋼橋:箱桁」
 「鋼橋:I桁」

上記で対応できない形状につきましては
 「骨組直接入力」
 「簡易式」
の入力にて、桁高の変化を考慮した部材剛性を直接指定して頂くことで解析可能です。
    
Q1−23. 免震橋の支承条件を「固定」とすることはできないのか。(Ver.4)
A1−23. 本プログラムでは橋軸直角方向を「免震設計」として取り扱う場合、支承条件に「固定」を混在させることはできません。
端部の支点を固定させることにより、免震支承の変位にも影響を与えますが、支承の等価剛性および橋梁の減衰定数を算定する上で、固定支承の影響をどのように反映するかが不明であるため、現在サポート外としております。

免震支承の等価剛性が予めわかっている状態であれば、「非免震」構造として、「固定」「免震支承(バネ)」を混在させた状態で固有周期・分担重量・設計水平震度の標準値を算定する事はできます。
設計水平震度、慣性力については、別途算定していただく必要があります。
この場合は、以下の値により、Cs:構造物特性補正係数を算定します。
 橋梁の減衰定数hに基づく補正係数CE
 橋脚の許容塑性率は、免震時の値μm

橋軸直角方向について、免震橋の減衰定数による設計地震動の低減を見込まない場合(反力分散構造とする)であれば、「橋軸直角方向:検討しない」と設定いただくことで固定を設定する事は可能です。
    
Q1−24. 骨組直接入力のとき、荷重は質点重量で入力しなければならないが、どのように入力したらよいか。(Ver.4)
また、剛域を設定できるか。(Ver.4)
A1−24. 固有周期を道路橋示方書V耐震設計編P62(解6.2.15)の式を用いて算定していますので、荷重については節点重量として定義して頂く必要があります。
上部構造、下部構造の重量を節点に割り振って設定します。
ヘルプ「計算論理および照査の方法|上部工の入力|上部構造重量の算出方法」に上部構造の分布荷重を節点重量へ変換する時の説明がございます。
こちらが参考になるのではないかと思われますのでご参照下さい。

剛域の設定はできません。
部材剛性として十分に大きな値を設定する事でご対応頂きますようお願い致します。
画面より、Frameデータをエクスポートする事が可能です。
エクスポートしたデータは、「FRAME(面内)」などで使用できますので、こちらで剛域を設定した結果と比較して頂く場合等にご利用下さい。
    
Q1−25. 橋脚の降伏剛性を求めるための鉄筋データはどこで入力するのか。(Ver.4)
A1−25. 下部工形状『橋脚 梁幅≧柱幅, 橋脚 柱幅>梁幅』を選択された場合は、「下部工形状の入力−橋脚条件−降伏剛性時のI」で『計算』を選択いただきますと、「下部工形状の入力−降伏剛性T−主鉄筋」で鉄筋を入力することができます。
なお、「骨組直接入力」「ラーメン橋脚」「簡易式」では、降伏剛性を自動計算することはできませんので、「橋脚の設計」などを用いて降伏剛性を算出した値を直接入力してください。
    
Q1−26. 支承変位より求めた値を等価剛性として直接入力できるか。(Ver.4)
A1−26. 等価剛性を直接入力する事は可能です。
「支承条件」画面にてバネ値として等価剛性を直接ご入力下さい。
橋梁の減衰定数をプログラムにて算定する場合は、支承の設計変位・減衰定数についても直接ご入力していただく必要があります。
    
Q1−27. プレテンホロー桁をモデル化するには?(Ver.4)
A1−27. 上部構造の選択にて「JIS桁」をご選択下さい。
こちらではJIS規格の選択と任意形状でホロー桁を設定する事ができます。
「任意形状」の選択肢は、JIS規格の選択画面の一番上に表示されます。
    
Q1−28. 鉛直死荷重反力だけがわかっているとき、質点重量はどのように入力したらよいか。(Ver.4)
A1−28. 鉛直死荷重反力だけの情報から、正確に中間支点の質点重量を算定する事は出来ません。
鉛直死荷重反力の情報しかない場合、質点重量をどのようにモデル化するかについては設計者のご判断となりますが、上部構造が等断面であるなら全死荷重を距離にて分割する方法も有効であると考えます。
この場合は、ヘルプ「構造物形状の登録|上部構造|上部構造データ|支間割・諸量・・・|荷重」の【集中荷重への変換】が参考になると思われるのでご参照下さい。
    
Q1−29. 直角方向の支承条件を「可動」とできるか。(Ver.4)
A1−29. メイン機能におきましては、直角方向を「可動」と設定する事はできません。

「任意骨組解析」機能では、支承条件を自由に設定する事が可能です。
「橋梁モデルの解析」で使用するモデルを取り込んで編集する事ができますので、以下の手順にてデータを作成するのが簡便だと思われます。
 (1)橋梁モデルの解析機能にて、通常通りモデルを作成
 (2)「任意骨組解析」機能にて(1)のモデルを取り込む
 (3)支承条件を編集する ※「二重格点(支承条件)」の「z方向結合条件」が直角水平方向の条件となります。

ただし、「任意骨組解析」機能では、結果出力が固有周期・設計水平震度の標準値算定のみとなりますのでご注意ください。
分担重量についてもFRAME解析結果より抽出する事になります。
    
Q1−31. 橋軸方向と直角方向とで、慣性力の作用位置を変えることはできるか。(Ver.4)
A1−31. 橋軸方向の慣性力作用位置として任意の値を設定する事はできませんが、橋軸方向の慣性力作用位置までの距離を0とする事は可能です。
「基本条件|上部構造を表すはり位置【橋軸方向】」の設定にて、はり位置を「下部構造天端」をご選択下さい。

以下のヘルプもご参照下さい。
・「計算論理および照査の方法|複数下部構造|解析モデル−上部構造を表すはり位置【橋軸方向】」
・「計算論理および照査の方法|入力データの複数下部構造モデルへの反映」【慣性力作用位置】
    
Q1−32. 地層の傾斜を考慮することはできるか。(Ver.4)
A1−32. 「震度算出(支承設計)」形状入力でサポートする基礎では、地層傾斜を考慮する事ができません。
地層傾斜を考慮する場合は、別途基礎バネを算定し、「基礎バネ直接入力」にて指定していただく事になります。

「橋脚の設計」「橋台の設計」を介して、「基礎の設計計算,杭基礎の設計」データと連動している場合は、地層傾斜を考慮する事が可能です。
この場合、地層ラインと杭中心ラインの交点位置で層厚を取得し、基礎バネの計算を行います。
    
Q1−33. 印刷プレビューを行おうとしたときに表示された下記メッセージは何を意味しているのか。(Ver.4)
     エラーがあります[支承の設計計算]
     Bridge 1-支承線1の計算で以下の致命的エラーが発生しました。
     免震支承のバネ値 橋軸方向 KBが[0.0]になっています。
A1−33. エラーは、「支承の設計計算」にて発生しています。
メッセージの内容より、「支承条件|支承の設計」画面「水平剛性」タブの【免震支承のバネ値】が「0.0」で設定されているものと思われます。
支承の設計画面「設計条件」にて「仮計算」がチェックされている場合は、支承条件画面で入力されている剛性とは別に水平剛性(支承の等価剛性)を入力していただき、その剛性を用いて支承の照査計算を行います。
「支承条件」画面のボタンより「支承の設計」画面を表示し、メッセージに表示されている支承線の水平剛性値をご確認下さい。

また、「支承の設計」の結果が不要であれば、印刷項目の設定にて「□免震支承の設計」のチェックを外していただくと、出力時に免震支承の計算を行わないのでメッセージを回避する事ができます。
    
Q1−34. 形状が左右対称でない橋脚をモデル化する方法は?(Ver.4)
A1−34. 「震度算出(支承設計)」では、左右非対称の橋脚をサポートしておりません。
その為、入力の際には「定形骨組直接入力」をご利用いただく事になります。

別途、
 ・偏心を考慮した降伏剛性時の断面2次モーメント
 ・柱中心と基礎バネの算定位置の偏心を厳密に考慮するのであれば、その偏心を考慮した基礎バネ値
を算定し、設定していただく事になります。

基礎バネ偏心位置を考慮する場合には、ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造|基礎バネ算出の位置」を参考にしてください。
    
Q1−35. 上部構造に載荷する荷重を任意荷重だけとする方法は?(Ver.4)
A1−35. 上部構造に実際に載荷される荷重は、「任意で入力した荷重」+「自動計算した荷重」となります。
全ての荷重を任意荷重として入力する場合は、【自重の自動計算】のチェックをはずしてください。
    
Q1−36. 1基下部構造で地震時の支承の変位を計算することはできるか。(Ver.4)
A1−36. 1基下部構造計算機能で、地震時の変位を算定する事はできません。
 ※1基下部構造計算機能で算定される橋脚の変位は、0.8自重+分担重量(任意)を載荷した状態の変位です。

レベル2地震時で橋脚または橋脚基礎の塑性化を考慮する場合であれば、骨組解析でこの変位を算定する事は出来ません。
骨組み解析では応答塑性率等を考慮することができないからです。
    
Q1−37. 上部構造の重心位置から橋面までの高さH1を変えるとどこに影響するか。(Ver.4)
A1−37. H1を変更することにより、慣性力作用位置が変化します。
ただし、入力画面「基本条件」の「上部構造を表すはり位置【橋軸方向】」で「下部構造天端」を選択している場合は、橋軸方向の骨組に限って H1の影響はありません。

「計算論理および照査の方法|入力データの複数下部構造モデルへの反映|【支承位置】」
にて慣性力作用位置について図解しております。
下記説明と併せてご参照いただきますようお願い致します。

 H1:橋面〜上部構造重心位置までの距離
 H2:上部構造重心位置〜上部構造下面位置までの距離
 ho:上部構造下面位置〜支承をモデル化する位置(二重格点位置)までの距離
 (h):橋面〜下部構造天端までの距離
 ※H1、H2は「上部構造」、hは「上下部構造の配置」、hoは「支承条件」で定義される値です。

慣性力作用位置は、下部構造天端〜上部構造重心位置までの距離となりますので常に

 慣性力作用位置=(h) - H1

で算定します。
ここで、H2は下部構造天端位置までの距離ではなく、上部構造下面位置までの距離である事にご注意下さい。

仮に、下部構造天端位置に支承をモデル化するとした場合は
 H1+H2+ho=(h)
 ho:上部構造下面位置〜下部構造天端までの距離
という入力になります。

慣性力作用位置をわかりやすく
 慣性力作用位置h = H2
と入力する方法も上記ヘルプにて紹介しておりますので、是非ご一読いただきますようお願い致します。
    
Q1−38. 上部構造形状入力時の中間点数はどれぐらいの数を入力したらよいか。(Ver.5)
A1−38. 「道路橋示方書・同解説 X耐震設計編 平成14年3月」のP64(図-解6.2.8)「固有周期算定モデル」では、中間点を1としています。
上部構造に断面変化があれば厳密には1点とはできませんが、解析結果に与える影響がほとんど無いため、通常は中間に1点設ければ問題ないと考えます。
上部工形状の変化が大きい場合でも、中間点数のめやすとしてましては3(4分割)程度で十分であると考えます。
    
Q1−39. 基本条件で「□隣接上部構造重量を考慮する」にチェックを付けると、免震支承の等価剛性の算出ができない理由は?(Ver.5)
A1−39.
隣接橋を簡易的にモデル化した状態では、隣接橋を含む橋梁の減衰定数および支承の等価剛性を算定する事ができないため、
 ・橋梁の減衰定数の自動算定
 ・免震支承の等価剛性算定機能
を制限しています。
隣接上部構造重量を設定した状態で免震設計を行う場合は、別途「免震橋の減衰定数」および「免震支承の等価剛性」を算定していただきこれを直接入力していただく必要があります。
    
Q1−40. 橋脚の降伏剛性はどのように算出したらよいか。(Ver.5)
A1−40.
「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成14年3月 社団法人 日本道路協会」(道示X)P56の6行目をご参照ください。
 
Ky=Py/δy
ここに、
 ky:橋脚の降伏剛性
 Py:橋脚の降伏耐力
 δy:橋脚の降伏変位
    
Q1−41. 「温度変化の範囲」にはどのように入力したらよいか。(Ver.5)
A1−41.
支承の変位量算定においては、温度変化の範囲(-10℃〜+50℃の場合は60°)をご入力下さい。
 
道路橋示方書T(共通編)4.1.3および道路橋支承便覧(平成16年4月)3.4.1では、温度変化の移動量算定に「ΔT:温度変化の範囲」と記載されています。
また、「道路橋の耐震設計に関する資料」においても、温度変化(-10℃〜+40℃)の範囲Δ50°にて計算を行っています。
    
Q1−42 隣接上部構造重量に分担重量を入力しても、支承バネを入力する必要があるのか。(Ver.5)
A1−42.
隣接上部工の支承条件は、骨組解析結果の変位量に影響し、その結果固有周期の算定に影響します。
本プログラムは、「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成14年3月 社団法人日本道路協会」のP55(6.2.3)よりδを算定し、(6.2.2)より固有周期を算定しています。
ここで、表記のw(s)及びu(s)は、骨組構造の格点に載荷した集中荷重及び静的フレーム法で算定された格点の変位を意味します。
すなわち、u(s)が変化すれば固有周期が変化します。
 
隣接上部工が下部工天端と一体となって変形する場合は支承条件は固定でよいと考えますが、設計者のご判断となりますことをあらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
 
なお、ヘルプ「入力データ|橋梁モデルの解析|隣接上部構造重量」ページ中程の【入力する隣接上部構造の選択】では、隣接上部構造の仮想桁による変位の影響を図解しておりますのでご参照ください。
    
Q1−43. ラーメン橋脚の形状入力に対応しているか。立体解析オプションとの関連は?(Ver.5)
A1−43.
「震度算出(支承設計)」は、立体解析オプションライセンスの有無に関わらず、ラーメン橋脚の形状入力をサポートしています。
「下部構造(構造物形状の登録)」画面(左側のツリーにて、「構造物形状の登録」-「下部構造」をダブルクリックし表示される画面)の「追加」ボタンを押下し、「下部工の新規作成」画面にて「ラーメン橋脚」(上から7番目)をご選択ください。
 
また、「震度算出(支承設計)」は、立体解析オプションライセンスの有無に関わらず、「RC下部工の設計計算・ラーメン橋脚の設計計算(ラーメン橋脚専用タイプ)」との連動をサポートしています。
連動機能を使用した場合は、「RC下部工の設計計算・ラーメン橋脚の設計計算(ラーメン橋脚専用タイプ)」Ver7.01.00以降と連動したラーメン橋脚のみ立体骨組解析に対応しています。
 
「震度算出(支承設計)」固有のラーメン橋脚と「RC下部工の設計計算・ラーメン橋脚の設計計算(ラーメン橋脚専用タイプ)」と連動したラーメン橋脚の何れも3柱式まで入力可能です。
 
■立体解析オプションについて
本来、ラーメン橋脚を含む橋梁モデルは、橋梁全体を立体骨組モデルで解析する必要があります。
「震度算出(支承設計)」の従来版では、平面骨組モデルのみで解析を行うため、慣性力作用位置に単位荷重を載荷させた時の変位が一致する剛性を持つ1本柱モデルへ換算して全体系モデルへ適用します。
しかし、1本柱換算モデルは、あくまで近似的な方法であり、ラーメン橋脚の剛性を1本柱橋脚の剛性に厳密に置換えることはできません。
立体骨組解析オプションでは、立体骨組モデルで解析を行いますので、ラーメン橋脚の門形骨組による解析が可能となりました。
 
また、上下線分離におきましても、従来版では、本線と入路または本線と出路がモデル化の際重なっていました(Z座標=0)が、3次元モデルでは奥行きを考慮することができる(Z座標≠0)ようになりました。
 
弊社のホームページの下記URLでも、立体解析オプションについてご紹介していますのであわせましてご参照ください。
http://www.forum8.co.jp/topic/up80-p15.htm
    
Q1−44. 1基下部構造において、上部構造重量の載荷位置はどこからどこまでの距離か。(Ver.5)
A1−44.
「1基下部構造」単体機能における、上部構造重量載荷位置は、橋座面からの距離となります。(図参照)
橋軸方向について、慣性力作用位置を下部構造天端とする場合は、「載荷位置=0」となります。

    
Q1−45. 動的解析で得られた応答値に対する免震支承の等価剛性を算出したい。(Ver.5)
A1−45.
動的解析で得られた応答変位に対する等価剛性を算定する場合は、「免震支承の等価剛性算出」画面(左側のツリーにて、「免震橋梁(橋梁モデルの解析)」- 「免震支承の等価剛性算出」をダブルクリックし表示される画面)にて以下の設定を行います。
この場合は、指定した変位に対する等価剛性を算定しますので、設計変位の初期値にて応答変位を指定すると応答変位に対する計算結果を得る事ができます。
  ・慣性力の非定常性を表す補正係数 CB = 1.0
  ・収束計算 しない
  ・設計変位UBの初期値(仮定値) = 応答変位
 
入力方法に関しましては、本画面にて「ヘルプ」ボタンを押下し表示されるヘルプトピックをご参照ください。
    
Q1−47. 「既定外の構造形式のため、たわみによる移動量算出は行いません。」と計算書にあるが、ここで言う「既定」とは?(Ver.5)
A1−47.
道路橋支承便覧(平成16年4月)のP108「(2)上部構造のたわみによる移動量」では、
@固定・可動支持される単純げた橋の可動支承 ----- 式(3.4.9)
A弾性支持される単純げた橋 ----- 式(3.4.10)
B連続げた(中間支点固定支持)の可動支承 ----- 式(3.4.11)
C連続げた(端支点固定支持)の可動支承 ----- 式(3.4.12)
D弾性支持される連続げた ----- 式(3.4.14)
の場合のみ死荷重による移動量の算定式が記載されており、上記以外の構造形式の場合は算定方法が不明のため算定されません。
    
Q1−49. 「免震支承の設計」画面の「支承形状」タブで支承形状を入力することができない。(Ver.5)
A1−49.
「免震支承の設計」画面(左側のツリーにて、「橋梁モデルの解析」-「支承条件」をダブルクリックし表示される「支承条件」画面にて「支承の設計」ボタンを押下し表示される画面)の「設計条件」タブにて、「仮計算」のチェックがはずれているためです。
編集時は、「仮計算」のチェックを付けて下さい。
    
Q1−50. 支承位置=下部工天端 となるように入力する方法は?(Ver.9)
A1−50.
基本条件「支承モデル(2重格点)位置」「□下部構造天端位置とする」をチェックして下さい。

    
Q1−51. 鉛直死荷重反力と質点重量を一致させたい。(Ver.5)
A1−51.
鉛直死荷重反力の合計と質点重量の合計が一致するように鉛直死荷重反力を入力してください。
 
「上部工形状の入力」画面(左側のツリーにて、「構造物形状の登録」-「上部構造」をダブルクリックし表示される画面 にて「形状編集」ボタンを押下し表示される画面)の「鉛直死荷重反力」に、「鉛直死荷重反力の自動計算」機能があります。
「鉛直死荷重反力の自動計算」は、実行された時点で入力されている形状データと荷重状態より鉛直死荷重反力を計算し、入力値 として反映する機能です。
「鉛直死荷重反力の自動計算」ボタンを押下すると計算結果が表示されますので、「取込」ボタンで表示されている結果を入力値 として反映します。
形状データや荷重が修正された場合には、再度「鉛直死荷重反力の自動計算」を実行していただく必要がありますのでご注意下さ い。
 
「解析モデル確認」画面(左側のツリーにて、「構造物形状の登録」-「上部構造」をダブルクリックし表示される画面に て「モデル確認」ボタンを押下し表示される画面)にて、質点重量および鉛直死荷重反力の合計値を表形式で表示しております。
入力値の確認および荷重と鉛直死荷重反力の合計値による整合性の確認等にご利用下さい。
    
Q1−54. 曲線橋の計算は可能か。(Ver.6)
A1−54.
「震度算出(支承設計)」では曲線橋をサポートしておりません。
上部工は、骨組モデルとして直線状にモデル化されます。
入力項目「橋梁モデルの解析|縦断線形」で縦断勾配を定義することが可能ですが、この機能は骨組モデルの格点Y座標を変化させるもので、格点間を結ぶ部材は直線になります。
 
弊社の「UC-win/FRAME(3D)」では、任意形立体骨組み構造を対象とした3次元解析を行うことができます。
固有周期を算定することを目的として「UC-win/FRAME(3D)」を使用する場合は、以下をご参照ください。
・UC-win/FRAME(3D)データのエクスポートを利用する場合は、エクスポートしたファイルをUC-win/FRAME(3D)で読み込んだ後、節点座標や部材の要素座標系等を変更することになります。
・UC-win/FRAME(3D)で固有値解析を行います。計算結果にモード次数と固有振動数を出力しますので、1次モードが卓越しているかどうかの確認や、固有周期(固有振動数の逆数)を求めることができます。
・上記固有値解析を利用せずに「震度算出(支承設計)」と同様な手法で固有周期を算定する場合は、UC-win/FRAME(3D)で解析後の各節点の変位と重量をユーザー様ご自身で取り出し、表計算ソフトなどで集計することになります。(道示X P62)
    
Q1−55. 地震時の可動支承の変位量を算出する方法はあるか。(Ver.6)
A1−55.
可動支承の場合、レベル1地震時の相対変位であれば、Frame解析の結果である変位量に設計水平震度を乗じて、地震時の相対変位とする事も可能と考えます。
しかし、レベル2地震時で橋脚または橋脚基礎の塑性化を考慮する場合であれば、骨組解析でこの変位を算定する事は出来ません。骨組み解析では応答塑性率等を考慮することができないからです。
    
Q1−56. 「深礎フレーム」で算出した基礎バネを入力する際、橋軸直角方向のKxyとKyzはどのように考えたらよいか。(Ver.6)
A1−56.
通常の基礎では2次元での照査を行いますので、鉛直軸回りの回転(フーチングを上から見てのねじり)に関する照査は行われていません。従って、杭基礎に限らず鋼管矢板基礎やケーソン基礎においても鉛直軸回りに関するバネ定数は算出されません。これらのバネをどのように設定するかで橋軸直角方向の計算に影響しますが、道路橋示方書V耐震設計編では、「上部構造と下部構造の結合条件は鉛直軸回りを自由としてもよい」としているので、この軸回りのバネ定数(Ky)は「固定」を、また軸回りのバネ定数との連成項(kxy、kyz)については「0.0」を入力すればよいと考えます。
    
Q1−57. 橋梁の移動量を算出することはできるか。(Ver.6)
A1−57.
レベル1地震時の相対変位であれば、Frame解析の結果である変位量に設計水平震度を乗じて、地震時の相対変位とする事も可能と考えます。
しかし、レベル2地震時で橋脚または橋脚基礎の塑性化を考慮する場合であれば、骨組解析でこの変位を算定する事は出来ません。
骨組み解析では応答塑性率等を考慮することができないからです。
 
Q1−58. 平成24年道示対応版オプションは、どのような場合に必要なのか。(Ver.8)
A1−58. オプションライセンスが有効な場合は、下記機能が使用できます。
  ・下部構造形状入力-杭基礎にて
    PC杭、RC杭の選択
  ・橋脚形状入力にて
    主鉄筋 SD295の選択
    帯鉄筋 σsy直接指定
震度算出(支承設計)の形状入力を使用し、上記設定を行いたい場合に必要になります。
下部構造製品にて平成24年道示対応版オプションを使用して作成したデータを連動する場合は、震度側のオプションライセンスは必要ありません。

 
Q1−59. 下部構造形状入力にて、「SD295」の鉄筋が入力できない。(Ver.8)
A1−59. 平成24年版道示で対象外となった旧材質を使用する場合、Ver.8では、別途道示オプションが必要です。
Ver.9では、道示オプションは全て取り込まれた状態ですので入力が可能です。

 
Q1−60. 補強設計における基礎の減衰定数を考慮した設計水平震度を算定することができるか。(Ver.10)
A1−60. Ver.10.0.0にて、下部構造の減衰特性を考慮した設計水平震度の算定に対応しました。

 
Q1−61. 「橋脚の復元設計」との連動は可能か。 (Ver.9)
A1−61. できません。
旧示方書に準拠した計算は、「震度算出(支承設計)(カスタマイズ版)」をご利用下さい。

 
Q1−62. 上部構造の中間点を任意の位置に設けたい。 (Ver.9)
A1−62. 「骨組直接入力」をご利用下さい。
「部材」画面の部材長設定を「任意長指定」とすることで中間点までの部材長を指定することが可能です。

 
Q1−63. 基礎の減衰定数を考慮した設計水平震度を算定する方法を教えてほしい。(Ver.10)
A1−63. 1.「基本条件」画面の「設計水平震度|下部構造の減衰特性を考慮した設計水平震度を適用」にチェック(レ)します。
2.「減衰定数|下部工及び基礎の減衰定数」画面で算定条件を設定してください。

 
Q1−64. フーチングが独立した橋脚は、震度算出(支承設計)の立体解析オプションの機能を用いて計算する事はできるか。(Ver.10)
A1−64. 本プログラムの基礎バネ算出位置は一箇所ですので、立体解析オプションがある場合も独立フーチングは適用範囲外です。

 
Q1−65. 「構造物形状登録」-「上部構造」-「骨組み直接入力」の、重量や部材の入力値には主桁以外に横げたやブラケット等の重量や断面係数は考慮しなくても良いのか。(Ver.10)
A1−65. 道示X(P68)に、以下の記述があります。
「上部構造及び下部構造の剛性と重量の分布を算出し、橋をモデル化する。このとき、剛性及び重量の算出には二次部材は無視して主要部材だけを考慮して求める」
この二次部材についての詳細説明はありませんが、ご指摘の部材がこれに該当しなければ、考慮しなてくもよいと考えます。
なお、考慮するか否かの判断は、最終的に設計者がご判断していただきますようよろしくお願いいたします。

 
Q1−66. 上部構造形状入力における「骨組直接入力」と「簡易式」の違いを教えてほしい。(Ver.10)
A1−66. 「骨組直接入力」は、解析に使用する骨組モデルをほぼそのまま直接入力するのに対し、「簡易式」では、ある程度簡略化した入力が可能になります。
例えば、等断面・等分布荷重のデータを入力すると以下のような違いがあります。
「骨組直接入力」
  全部材に対しての剛性入力・全格点に対する荷重入力を行う必要があります。
「簡易式」
  「断面」で部材長=桁長として一括で入力でき、荷重も分布荷重として一括で入力できます。
  また、断面変化位置(「断面」データの部材長)も支点位置にかかわらず指定できますので、断面変化の入力も容易に行えます。
支間を任意の部材長で分割する場合は、「骨組直接入力」でご入力下さい。
その他の入力では中間点数を変更することは可能ですが、部材長は均等に分割されます。
このような特徴を考慮され、どちらで検討するかをご判断ください。

 
Q1−67. 旧示方書に準拠した設計水平震度を算定することができるか。(Ver.10)
A1−67. 本製品は、平成24年版の道路橋示方書に対応した製品です。
旧示方書に準拠した設計水平震度を算定することは出来ません。
震度算出(支承設計)(カスタマイズ版)をご利用下さい。

 
Q1−68. 震度算出(支承設計)を使い、多径間の橋梁で、端部の橋台だけモデル化をしないというような使用方法はできるか。また、代替できる方法はあるか。(Ver.10)
A1−68. 大変申し訳ございませんが、対応しておりません。
代替方法としまして下記をご案内致します。

・ダミーの橋台を作成する
橋台の支承条件が可動であれば、橋台を除く設計振動単位の結果を得ることができます。

・橋台を支点としたい場合は、任意骨組解析を利用する
「任意骨組解析」−「解析条件」画面において、「橋梁モデルの取込み」ボタンを用意しています。
この機能を用いて、橋梁モデルの解析データを任意骨組解析に必要なデータに変換する事ができます。
取込(変換)後に、不要となる箇所を適宜削除/編集して頂く事で、橋台を支点とした固有周期や設計水平震度の標準値の結果を得る事ができます。
製品ヘルプ「操作方法」−「入力データ」−「任意骨組解析」の各説明もあわせてご確認ください。

 
Q1−69. 「二柱式橋脚の設計計算」との連動は可能か。(Ver.10)
A1−69. 申し訳ございませんが、現バージョンでは対応しておりません。

 
Q1−70. インターロッキング式橋脚に対応可能か。(Ver.10)
A1−70. 本製品の機能では対応しておりません。
特殊橋脚の設計に対応している「橋脚の設計・3D配筋」との連携機能をご利用下さい。


 2.解析関連

Q2−1.

橋台の慣性力は、支承の静摩擦係数(fa=0.15)による数値と、支承を固定とした場合(kh=0.14)の数値のうち小さい方を使用するはずだが、本プログラムではどのように処理されるのか?
A2−1. 設計水平震度=0.14(当該下部工が支持する上部工を含む設計水平震度)を直接入力していただく仕様となっております。
1基下部構造の入力画面(A2橋台)の『Khp:当該下部工が支持する上部工を含む設計水平震度』でご入力下さい。
この入力がない場合(Khp=0.0)は、比較を行わず静摩擦係数を用いて慣性力を算定します。

慣性力算定方法につきましては、製品ヘルプ「計算論理および照査の方法|1基下部構造|下部構造に作用する慣性力の算出方法」をご参照下さい。
 
Q2−2. 橋台のレベル2地震動の設計水平震度khcが算出されない理由は?
A2−2. レベル2地震動(タイプI・II)の設計水平震度(Khc)を算出する際、許容塑性率が必要となりますが、橋台ではこの値が算出されないため、設計水平震度(Khc)は算出されません。
但し、橋台の許容塑性率を仮定して算定する事は可能です。
「基本条件」画面の「橋台の許容塑性率」で「考慮する」を選択します。
ここで設定された許容塑性率はすべての橋台に適用され、橋台個々に設定をする事はできません。
また、許容塑性率を仮定して算定した橋台の設計水平震度を振動単位の設計水平震度の判定(最大値を採用)に含むか否かは別設定となります。
設計者のご判断により、ご利用下さい。
 
Q2−3. 上部工死荷重の合計と、計算によって得られた分担重量の合計が異なるのはなぜか?
A2−3. 骨組解析において載荷される重量は、鉛直死荷重反力の値ではなく「解析モデル」で確認することのできる「質点重量」となります。
そのため、「質点重量の合計値」と解析結果の分担重量の合計が一致することになります。
現在、「荷重の入力」が意図した(鉛直死荷重反力と一致)状態ではないと推測されます。
鉛直死荷重反力の合計と上部構造重量合計が一致するように荷重を入力してください。
 
Q2−4. 「上部構造および下部構造の重量に相当する水平力を作用させた場合に生じる変位」とは?
A2−4. 「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成24年3月 社団法人 日本道路協会」(以下、道示X)のP71(図-解6.2.5)
具体的には、道示XのP64(6.2.3)よりδを算定し、(6.2.2)より固有周期を算定しています。
ここで、表記のw(s)及びu(s)は、骨組構造の格点に載荷した集中荷重及び変位法で算定された格点の変位を意味します。

すなわち、上部構造および下部構造の重量に相当する水平力を作用させた場合に生じる変位量とは、P64(図-解6.2.8)「固有周期算定モデル」に示されるような、「●:重量に相当する力を作用させる節点」に「重量に相当する力」(1G相当の荷重)を作用させ、変位法により算定された橋梁全体の変位量を意味します。

複数下部構造における固有周期は、全体系の骨組剛性を考慮した上での結果です。
すなわち、支承条件だけでなく、上部構造や下部構造の剛性も考慮した上での結果です。

メニュー「ファイル|FRAMEデータのエクスポート」より、弊社FRAME製品で橋梁モデルを取り込むためのエクスポートファイル作成機能をご用意しております。
本機能をご利用いただき、FRAME製品で骨組構造および変位をご確認ください。

■変位の算出法について
微小変位理論に基づいた解析により、格点変位を未知量とする多元連立方程式を解くことによって所要の変位・断面力・反力を算出します。この連立方程式は、構造データから決定される剛性マトリックスと荷重データから決定される荷重ベクトルから構成されます。
一般的な変位法(構造力学の教科書等に記載されています)と考え方は同じなので、お手元の文献類をご覧ください。
 
Q2−5. 「下部構造の水平方向の剛性」の基礎バネはどのように算出されているのか?
A2−5. 以下、いずれかの方法で算定されます。
 ・慣性力作用位置に荷重を載荷させた時の変位より、フーチング下面位置の水平ばね・回転ばねを算定する
 ・水平ばね(=Ass)をそのままに、仮想部材を設け仮想固定点位置における回転ばねを算定する
これは、連成項の影響を水平方向と回転方向へ換算するもので連成項(Kxz(Asr))=0 の場合は
 基礎の水平バネ = Kx(Ass)
 基礎の回転バネ = Kz(Arr)
となります。
Kx(Ass)  Kz(Arr)  Kxz(Asr)の基礎バネの状態と連成項がない状態で慣性力作用での変位が一致するように算定されています。
詳細は、製品ヘルプをご参照下さい。
 
Q2−6. 解析結果にある「T/Tmin」とは?
A2−6. T/Tminは、固有周期最小値とそれぞれの固有周期の比になります。
固有周期特性の判断基準としましては、道路橋示方書V耐震設計編P60上段に「表-解6.2.1において、橋脚間の固有周期特性が橋脚ごとに大きくことならないとは、仮に橋を1基の橋脚とそれが支持している上部構造部分に分割して、それぞれを1つの設計振動単位とみなして求めた固有周期の最大値と最小値の比が1.5未満であることをいう。」の記述がございます。
この記述の解釈としては、下部工を独立した振動単位に分割した結果での固有周期の比較となりますので、1基下部構造としてモデル化を行い算出した固有周期を比較することになります。プログラムでは、1基下部構造計算結果としてこの固有周期特性比を「T/Tmin」として表示しております。
ただし、この固有周期特性の比較は道示VP60の解説に「橋脚間の」と記載されているため「橋台」については比較を行いません。
※詳細は、道路橋示方書V耐震設計編 P60およびP63(表-解6.2.1)をご参照下さい。

橋梁モデルの解析では、基本条件にて「□橋軸直角方向 固有周期特性により自動判定を行う」がチェックされている場合に、下記の手順により判定を行います。
@1基とそれが指示する上部構造に分割して計算
A固有周期特性の比較
B固有周期の最大値と最小値の比が1.5以上であれば複数下部構造として計算
 
Q2−7. 固有周期特性を判別するとき、橋台を含めているか?
A2−7. 固有周期特性による判定においては、「橋脚間の固有周期特性」との記述がございますので橋脚のみを比較の対象としています。
橋台の固有周期特性により複数下部構造計算を行う場合は、「□橋軸直角方向 固有周期特性による自動判定を行う」のチェックを外していただきますようお願い致します。

道示における1基下部構造としての固有周期算定法は、近似的に1自由度の力学系を仮定して求める方法で、あくまで簡易的な計算法と言えます。
そのため「条件付き(固有周期の差の大小)」で適用を許しているものと思います。
本来、連続桁橋の固有周期は複数下部構造として求めるべきものと考えますので、上記判断で迷われた場合は、敢えて固有周期特性で判断するのではなく、複数下部構造として取り扱えば十分であると考えます。
ただし、設計振動単位の最終的な決定は設計者のご判断に委ねられます事をご了承下さい。
 
Q2−9. 橋脚の慣性力の作用位置はどのように決定されているか?
A2−9. 慣性力作用位置は、上部工と下部工の位置関係で決まります。
慣性力の作用位置 = (h) - H1
 (h):下部工天端から橋面までの高さ(「橋梁モデルの解析|上下部構造の配置|下部工配置情報|下部工天端から橋面(縦断曲線)までの高さh(m)」で設定)
 H1:上部構造の重心位置から橋面までの高さ(「構造物形状の登録|上部構造|形状編集|重心位置|H1(m)」で設定)
詳細は、ヘルプ「計算論理および照査の方法|入力データの複数下部構造モデルへの反映」をご参照下さい。

掛け違い部では、それぞれの慣性力作用位置の最大値を代表値としています。
 
Q2−11. 「分担重量(1基)」で分担重量を入力したが、「橋梁モデルの総合計算」では可動橋脚の分担重量は死荷重の1/2となっており、入力した分担重量が反映されていない。
A2−11. 総合計算において、計算結果として表示される分担重量は、
  H = Khc・Wu
の式が成立するように慣性力Hから逆算された値です。
可動支承の慣性力は、H=1/2Rd・Khcで算定されるので、
 Wu = 1/2Rd
となります。

分担重量(1基)にて入力した値は、固有周期算定時の上部構造荷重として使用されます。
計算結果確認画面の「F:固有周期算定に用いる上部構造重量」として表示されますのでご確認下さい。

支承条件が「固定」であれば、慣性力は
 H = Wu・Khc
で算定されるので、入力された分担重量と計算値は常に一致します。

なお、入力した分担重量をそのまま最終的な分担重量(結果)とする場合は、基本条件にて分担重量を慣性力から逆算しない設定として下さい。
    
Q2−12.  橋梁に縦断勾配があるとき、桁の剛性はどのように評価され、解析に影響してくるのか? 
A2−12. 本プロダクトでは、縦断勾配を設けた場合の剛性についても水平時と同じ値が適用されます。
よって縦断勾配による影響は、部材剛性の違いではなく、上部構造部材に生じる角度によるものです。

Frameモデルの確認にて、実際に解析しているFrameモデルの詳細を確認する事が可能ですので、部材剛性の確認等にご利用下さい。 
   
Q2−13.  Frameデータのエクスポートを行い、Frameマネージャ側で温度荷重のケースを作成して計算しても作用力が算出されない。 
A2−13.  まず、材質の設定において、線膨張係数αが設定されているかご確認ください。
固有周期算定モデルのエクスポートファイルを流用されているのであれば、線膨張係数の値は0.0でエクスポートされます。
この場合は、線膨張係数の入力を別途行っていただきますようお願い致します。
固有周期算定用のモデルは、動的変形係数EDより算定された固有周期算定用の基礎バネ値が使用されています。
温度変化時のモデルでは、常時の基礎バネ値を使用しますので、支点条件の変更も必要です。
「震度算出(支承設計)」にて、常時・風時の解析設定を行っている場合は、常時解析モデルも同時にエクスポートされます。
温度荷重による解析は、常時モデルをエクスポートしてご利用頂くのがよろしいかと存じます。
また、「震度算出(支承設計)」でも温度荷重によるFrame解析の結果を確認する事が可能です。 
    
Q2−14.  入力した静摩擦係数は何に反映されるのか? 
A2−14.  慣性力の算定に用います。

詳細は、ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造|下部構造に作用する慣性力の算出方法」をご参照下さい。
また、このヘルプは道路橋示方書V耐震設計編 P76〜P79の記述を元に作成されています。

複数下部構造における固定支承・可動支承を有する場合の算定方法は、1基下部構造における慣性力算定式(解 6.3.5)(解 6.3.6)および(解 6.3.17)(解 6.3.18)に準じております。
これは、当該下部構造の設計振動単位が複数下部構造であっても「規模の大きく異なる2連の上部構造が同一の下部構造に支持されている場合には、可動支承側に作用する摩擦力の影響が無視できない(P76解説)」の記述を考慮し、可動支承側の影響を含め安全側の設計とした方が良いとの判断によるものです。 
   
Q2−15.  免震支承のとき、免震支承の有効設計変位に対して等価剛性を算出しているか? 
A2−15. 有効設計変位UBeを用いて、等価剛性を算定しています。
ただし、支承定数の基準書で「道路橋支承便覧(平成16年4月)」を選択されている場合は、変位に慣性力の非定常性を表す係数CBを乗じるのではなく、せん断ひずみに乗じて有効せん断ひずみとします。

■道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)
γ = UBe/Σte・・・有効せん断ひずみ
 UBe = UB・CB・・・有効設計変位

■道路橋支承便覧(平成16年4月)
 γe = CB・γ・・・有効せん断ひずみ
γ = UB/Σte

基準書により、式の表現が異なりますが有効せん断ひずみ(有効設計変位時のせん断ひずみ)を用いる点に相違はありません。
    
Q2−16.  レベル2も固有周期特性による設計振動単位の判定が行われるか? 
A2−16. レベル1と同様に判定を行います。
結果一覧に1基下部構造での結果を表示し、固有周期特性が1.5を越える場合は複数下部構造計算を行う旨メッセージが表示されます。
    
Q2−17.  計算実行すると「許容塑性率の値が0.5以下となっています」「連動先プロダクトで設定された免震化条件と相違があります」というメッセージが表示される。この場合の対処方法と、メッセージを無視したときの計算結果への影響は? 
A2−17. ■警告について
「震度算出(支承設計)」と「橋脚の設計」での免震化の設定に相違があるためです。

「許容塑性率の値が0.5以下となっています。」のメッセージは、免震化条件の相違から発生した警告です。
警告画面の右下にある「ヘルプ」ボタンを押下して、ヘルプをご参照ください。
各メッセージ項目の詳細を表示することができます。

【例】
震度算出(支承設計)・・・「入力|設計条件|基本条件」にて免震設計とする【免震設計】
橋脚の設計・・・「入力|設計条件|基本条件」「補正係数CEを考慮する」をチェックしない【非免震設計】

 設定の違いにより、免震設計時の許容塑性率μmが取得できないため、許容塑性率に関する警告も表示されます。

■計算結果への影響について
Frame解析結果への影響はありません。
よって、固有周期・全支点がバネまたは固定の場合の分担重量への影響はありませんが、設計水平震度は正しく算定されません。
許容塑性率による低減が正しく行われない為です。
    
Q2−18.  免震支承の等価剛性における設計変位(仮定値)UBはどのように算出されているのか? 
A2−18. 仮定値の初期値は、「道路橋の耐震設計編に関する資料 平成9年3月」に示されるγ(有効設計変位におけるせん断ひずみ)の範囲より算定しています。
高減衰ゴム支承の場合 最小 γmin=0.0 最大 γmax=3.0
 UBe = UB・CB(CB:慣性力の非定常性を表す係数)
 γ = UBe/Σte
 UB = γ・Σte / CB
 上記式にて最小変位UBmin、最大変位UBmaxを算定し、その中間値を初期値としています。
 初期変位 = (UBmax + UBmin) / 2.0

支承定数にて、「支承便覧 平成14年4月」を選択されている場合は、特にγの範囲に指定はありませんが、初期値の目安として旧定数と同じ扱いをしています。

初期値は、手動で設定する事も可能です。
収束計算画面より、「設計変位UBの初期値(仮定値)」の青文字をクリックすると設定画面が表示されます。
詳細は、ヘルプをご参照下さい。

収束計算過程における仮定値は、以下で算定されます。
 新仮定値=(旧仮定値+実変位)/2
   
Q2−19.  2径間連続桁橋の計算で、レベル2地震時の橋台の分担重量Wuがゼロになる理由は? 
A2−19. ■総合計算の場合

最終結果である分担重量は、慣性力からH=Kh(Khc)・Wuの関係が成り立つように逆算しています。
つまり、以下の式で算定されます。
 Wu = H / Kh(Khc)
詳細は、ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造|下部構造が支持する上部構造分担重量の算出方法算」をご参照下さい。

橋台の場合は、許容塑性率が算定されないためレベル2地震時の設計水平震度(Khc)が算定されません。
お問い合わせのケースのように設計振動単位内に橋台しか存在しない場合は、Khc=0.0となり、結果としての分担重量が算定されません。

基本条件にて「橋台の許容塑性率を考慮する」とし、許容塑性率を過程する事で橋台のレベル2地震時設計水平震度Khcおよび分担重量Wuを算定する事ができます。

■1基下部構造(単体機能)の場合

「1基下部構造(単体機能)」においては、この取り扱いを選択する事ができます。
 ○慣性力から逆算する ※総合計算と同じ結果となります
 ○固有周期算定に用いた分担重量を結果とする
    
Q2−21.  常時の支承の移動量算定において、支承ばね剛性や橋脚ばね剛性を考慮しているのでしょうか? 
A2−21. 支承便覧準拠を指定されている場合、支承バネおよび橋脚(基礎を含む)バネの影響は、支承便覧P107に記載されている式にて考慮し、支承移動量を算定しています。
    
Q2−25.  風荷重は分布荷重として考慮されるのか、それとも影響線載荷か。(Ver.4) 
A2−25. 影響線載荷です。
風荷重反力については、部材単位で荷重を作成しておき、この荷重を作用させた場合の反力が正値のものを集計して算定しています。
詳細は、ヘルプの
「計算論理および照査の方法|常時・風時の解析|風時の解析」
をご参照ください。
    
Q2−26.  ブロック単位で算定した分担重量の合計が上部構造の重量合計と一致しない理由は?(Ver.4) 
A2−26. 最終的な分担重量は、慣性力/設計水平震度の式で慣性力より算定しています。

ブロック単位の結果の場合、掛け違い部では双方の上部構造における設計水平震度が慣性力の算定に用いられますが、割り戻す設計水平震度は、着目している設計振動単位における値です。
よって、上部構造毎に設計水平震度が異なる場合は、最終的な分担重量の合計と上部構造重量の値が一致しません。

「基本条件|分担重量の算定方法」にて、割り戻す設計水平震度をそれぞれの上部構造における設計水平震度とした場合は、両者の値は一致します。
    
Q2−27.  温度時の水平力を確認する方法は?(Ver.4) 
A2−27. Ver.6.01.00より、常時荷重によるFrame解析を行った場合に支承に生じる水平力を抽出するように拡張しました。
Ver.6.01.00未満のバージョンにおいては、常時の支点移動量を算出するモデルの解析結果より、断面力を抽出していただくしか方法がございません。
モデルを作成するには、以下の操作を行います。
@「設計条件|基本条件」の左下「支承の設計 基準書の選択」で、「道路橋支承便覧 平成16年4月」を選択します。
A「常時・風時の解析|解析条件」で、「常時の支点移動量を算出する」をチェックします。
B「常時・風時の解析|解析条件」の「上部構造の伸縮による移動量 算定方法」で、「静的骨組解析」を選択します。
C「常時・風時の解析|上部構造」で、上部工ごとに「常時の移動量考慮項目」の「温度変化」にチェックを入れて「温度変化の範囲」、「線膨張係数」を指定します。
D「常時・風時の解析|支承条件」で、支承条件の設定を行います。

上記の解析結果を見るために、以下の操作を行います。
@メニュー「結果確認|FRAME解析」を起動します。
A左のツリービューから「常時・風時の解析|常時の支点移動量|温度変化」を選択します。
B右側に、部材断面力が表示されます。
C印刷するには、ツールバーから計算機マークのボタンを選択してください。

常時荷重によるFrame解析を行った場合に支承に生じる水平力を抽出するように拡張しました。
    
Q2−28.  温度時の解析に鉛直荷重(自重)を考慮する必要はないのか。(Ver.4) 
A2−28. 純粋に温度荷重変化の変位を算定するのであれば、鉛直荷重(自重)は、載荷しません。
鉛直荷重(自重)を載荷した場合には、死荷重による変位が含まれます。

ご参考までに、死荷重による移動量算定方法は、道路橋支承便覧(平成16年4月)P108〜に記載されています。
    
Q2−29.  (Q2−27と重複のため削除)
A2−29.
    
Q2−31.  基礎バネ位置に値があるものとないものとがある理由は?(Ver.4) 
A2−31. 基礎バネ位置とは、骨組解析モデルの位置と基礎バネ算定位置(フーチング中心)の偏心量となります。
鉛直力作用位置(支承位置)が骨組位置となりますので、橋台と橋脚の違いによって変化するのではなく、下部工のモデルによる違いがございます。
通常、橋脚の場合は橋軸方向に下部工モデルが左右対称となっており、基礎バネ位置は0.0となります。
1基下部構造としての計算では、鉛直力が関係しないので、そのままのバネ値を使用しますが、複数下部構造(橋軸方向)の計算で、橋台の支承条件が固定の場合には、鉛直力が関係するので、支承線の位置で基礎バネを算出し直します。
製品ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造|基礎バネ算出の位置」もあわせてご覧いただきますよう、よろしくお願いします。
    
Q2−32.  鉛プラグ入り積層ゴム支承の一次剛性算定時の係数αは何に影響するのか?(Ver.4) 
A2−32. 係数αは、等価減衰定数に影響します。
等価剛性については、定数を用いた直接的な算定式にて求めていますので、1次剛性・2次剛性の値は使用しません。
算定式については、支承便覧の以下のページに記載がございます。
 等価剛性算定式:支承便覧P95〜P97
 等価減衰定数算定式:P98

また、等価剛性算定を実行した状態で印刷プレビューを実行すると、結果において計算式を確認する事ができますのでご利用下さい。
    
Q2−33.  設計振動単位の自動判定による総合計算の判定基準は?(Ver.4) 
A2−33. ◆橋軸方向
使用される橋脚高に関係なく、支承条件で分割されます。


◆橋軸直角方向
「基本条件|橋梁モデルの解析|□橋軸直角方向 固有周期特性による自動判定を行う」がチェックされている場合は、1基下部構造計算を実施し、その結果の固有周期特性により設計振動単位を判定します。
チェックされていない場合は、常に全体系を一つの設計振動単位とした複数下部構造計算を行います。
※橋軸直角方向の支承条件として「バネ」が1カ所でも指定されている場合の設計振動単位は、固有周期特性によらず「複数下部構造」として判定されます。

固有周期特性により判定するが選択されている場合には、使用する橋脚高の相違により、1基下部構造計算結果の固有周期特性が大きく異なり、複数下部構造と判定されるケースも考えられます。

固有周期特性により、複数下部構造と判定された場合は、
 「印刷プレビュー|解析結果|一覧表」
 「結果確認画面 一覧表」
に「固有周期の最大値と最小値の比が1.5以上であるため、複数下部構造として算定する」とコメントが表示されます。
    
Q2−34.  フーチング中心位置と支承線にずれがあるとき、基礎バネはどのように算出され計算に考慮されるのか?(Ver.4) 
A2−34. 「震度算出(支承設計)」では、フーチング中心位置とフレーム位置が一致しない場合(基礎バネ算出位置0以外の場合)にフレーム位置でのバネ値に換算した値を用いて複数下部構造計算を行っています。
換算方法につきましては、「計算論理および照査の方法|複数下部構造|基礎バネ算出位置」をご参照下さい。
    
Q2−35.  本プログラムにおいて設計水平震度と地盤種別をどのように取り扱っているか説明してほしい。(Ver.4) 
A2−35. ・上部工慣性力算出に使用する設計水平震度Khについて
道示XP85「6.3.3 設計水平震度」の(2)項に同一の振動単位においては「橋脚」ごとの地盤種別を考慮して求めた設計水平震度のうち最も大きな値を設計水平震度として用いる事が記述されています。
本プログラムでは、この記述に準拠し、同一振動単位系の「橋脚」グループの最大値を設計水平震度として慣性力を算出しています。
この最大値の判定に「橋台」も含む場合は、「基本条件|レベル1地震動の設計水平震度」「レベル1地震動の設計水平震度」の設定で「橋台を含めた・・・」をご選択下さい。

・地盤面の設計水平震度Khgについて
地盤面のゆれはそこに設置された構造物のゆれに大きく影響しますが、構造物のゆれが地盤のゆれを支配することは考えられません。
したがって、地盤種別が異なったとしても地盤面の設計水平震度に最大値を与える地盤の値を適用する必要はないと考え、本プロダクトでは、地盤面の設計水平震度はそれぞれの地盤種別から算定されたKhgを最終結果としています。
※(参考)道路橋示方書V耐震設計編 P84 〜土の重量に起因する慣性力や地震時土圧には橋の振動が大きく影響しないためである。

・設計水平震度の標準値 Khc0について
「(2)同一の振動単位においては(略)」については、許容塑性率・地盤種別を考慮した設計水平震度Khcに対する記述であると解釈し、Khc0については、それぞれの地盤種別・許容塑性率を考慮した値としています。
下部構造設計におけるKhc0についても、最大値ではなく、各橋脚に応じた値を採用しています。

仮に標準値Khc0についても最大値を採用するとした場合
 最大設計水平震度Khcを算定した、Khc0を採用する
 各Khc0の最大値を採用する
のいずれを使用するべきかも問題になるかと思います。

以上が、弊社としての考えとなります。
本件につきましては明記した正式な資料等を持ち合わせておりませんので、最終的には設計者のご判断が必要であると考えます。
    
Q2−36.  「橋脚の設計」の「考え方」−「保有耐力法」−「柱」で「「道示X(解7.4.1)に対する照査」の「橋軸方向に適用する、橋軸直角方向に適用する 」のチェックを外しているにも関わらず、「震度算出(支承設計)」側で計算するとKhc=0.4・Czとなっている。(Ver.4) 
A2−36. レベル2の算出式の値が0.4・Czを下回ると、Khc=0.4・Czとなります。

道示V 6.4.3設計水平震度の(1)の1)、および2)により、
レベル2の設計水平震度Khcの算出式は、
Khc = Cs・Cz・Khco
ですが、
 1)Cz・Khcoの値が0.6を下回る場合には、Khc=0.6・Csとなります。
 2)Khcの値が0.4・Czを下回る場合には、Khc=0.4・Czとなります。
    
Q2−37.  鉛直バネは計算に影響するのか。(Ver.4) 
A2−37. 水平力しか載荷しませんので直接的な影響はありませんが、複数下部構造の計算においては影響します。
しかし、設計例では鉛直バネを考慮していないケースが多く、基礎形式によっては鉛直バネの算定方法が明らかでないものもあります。
プログラムでは、鉛直バネの算定方法が明らかな基礎についてはこれを算定し、計算に反映させるようにしておりますが、不明な場合は「固定」として扱っています。
    
Q2−38.  免震支承の支承定数の設定における基準書の選択によって、等価剛性はどのように算出されるのか。(Ver.4)
 ・道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)
 ・道路橋支承便覧(平成16年4月)
 
A2−38. 支承定数の基準書で「道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)」を選択されている場合は、有効設計変位UBeを用いて、等価剛性を算定しています。
「道路橋支承便覧(平成16年4月)」を選択されている場合は、変位に慣性力の非定常性を表す係数CBを乗じるのではなく、せん断ひずみに乗じて有効せん断ひずみとします。

■道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)
γ = UBe/Σte・・・有効せん断ひずみ
 UBe = UB・CB・・・有効設計変位

■道路橋支承便覧(平成16年4月)
 γe = CB・γ・・・有効せん断ひずみ
γ = UB/Σte

基準書により、式の表現が異なりますが有効せん断ひずみ(有効設計変位時のせん断ひずみ)を用いる点に相違はありません。
    
Q2−39.  分担重量を指定したにも関わらず、計算結果では異なる値が算出されている。原因は何が考えられるか。(Ver.4) 
A2−39. 分担重量算定方法が、「慣性力から算定する」に設定されると、結果としての分担重量は慣性力の値より
 H = Kh(Khc)・Wu
の関係が成り立つように逆算して求められます。

この指定は、入力画面「1基下部構造(単体機能)|解析条件」の左下「結果としての分担重量算定方法」で設定されます。
慣性力の算定方法については、ヘルプ「計算論理および照査の方法|1基下部構造|下部構造に作用する慣性力の算出方法」をご参照下さい。
また、計算結果プレビューで「1基下部構造|解析結果|詳細」にて、慣性力および分担重量の計算過程をご確認いただけます。

入力された分担重量をそのまま結果として使用される場合は、「固有周期算定に用いた分担重量を結果とする」をご選択下さい。
    
Q2−40.  ラーメン橋は設計振動単位の自動判定による総合計算を行う必要があるか。(Ver.4) 
A2−40. 道路橋示方書V耐震設計編「表-解 6.2.1 設計振動単位」の記述に準じると、ラーメン橋の設計振動単位は常に複数下部構造なので、設計振動単位の自動判定による総合計算を行う必要はなく、複数下部構造計算を行えばよいと考えます。
    
Q2−41.  「FRAMEデータのエクスポート」で作成したファイル(*.$01)を「FRAMEマネージャ」(FRAME(面内))で開いたとき、橋台の基礎バネの値が変わっている。(Ver.4) 
A2−41. 本プロダクトで入力する基礎バネ値は、フーチング中心で算出した値です。
1基下部構造としての計算では、鉛直力が関係しないので、フーチング中心の基礎バネをそのまま計算に用います。
複数下部構造(橋軸方向)の計算で、橋台の支承条件が固定の場合には、鉛直力が関係するので、支承線の位置で、基礎バネを算出し直します。

詳細は、ヘルプの
「計算論理および照査の方法|複数下部構造|基礎バネ算出の位置」
をご参照下さい。

【座標系について】
「震度算出(支承設計)」と「FRAMEマネージャー」とは座標系が異なります。

「震度算出(支承設計)」
■水平方向:左向きを(+) ■鉛直方向:下向きを(+) ■回転方向:反時計回りを(+)

「FRAMEマネージャー」
■水平方向:左向きを(−) ■鉛直方向:下向きを(−) ■回転方向:反時計回りを(+)

したがいまして、「FRAMEマネージャー」に入力する場合はKxz(Kxm)、Kyz(Kym)の符号を反転していただく必要があります。
※()内は「FRAMEマネージャー」での記号

なお、水平バネ、鉛直バネ、回転バネについては符号を考慮しておりませんので、座標系の違いによる符号の反転は必要ありません。

橋軸方向
震度算出 → FRAMEマネジャー
水平 kx → kx
鉛直 ky → ky
回転 kz → km
連成 kxy → kxy
連成 −kxz → kxm
連成 −kyz → kym

直角方向
震度算出 → FRAMEマネジャー
橋軸回り回転 kx → kx
鉛直回転 ky → ky
水平 kz → kz
連成 kxy → kxy
連成 kxz → kxz
連成 kyz → kyz
    
Q2−42.  免震設計のときに表示される「固有周期(橋梁全体の全支承を固定で計算した場合の参考値)」とは?(Ver.4) 
A2−42. 道示XP136の、
「ここで、固有周期の長い橋とは、橋の規模にもよるが、一般に支承条件を全て固定と仮定した場合の固有周期が1.0秒程度以上の橋を目安としてよい。」
という記述にあるように、免震橋を採用してよいかの判定のために参考値として出力しています。
この結果は、水平方向のバネを「固定」と置き換えた場合の結果であり、その他の支承条件に設定されている値はそのまま適用されます。つまり「鉛直バネ」を入力されている場合は、「固定」とせず入力値が適用された結果となります。
    
Q2−43.  免震構造において、支承バネを直接入力したとき、等価剛性の収束計算は必要か。(Ver.5) 
A2−43. 「免震支承の等価剛性算定」では、免震支承の設計変位を道示V耐震設計編 P142の記述により算定し、その設計変位(有効設計変位)における免震支承の等価剛性を算定します。
ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造計算|免震設計」以下のヘルプに計算の流れ、具体的な計算式が記載されていますのでご参照下さい。

免震支承の場合、その等価剛性は支承の変位に依存するので収束計算が必要になります。
「免震支承の等価剛性算定」は、支承の各条件より、この収束計算を実行し、等価剛性および支承の減衰定数を算定します。
算定された結果を「支承条件」入力データとして反映する事を目的としたツール的機能です。

したがいまして、免震支承の等価剛性KBが分かっている場合は、「免震支承の等価剛性算出」の収束計算は必要ではなく、免震支承の等価剛性 KBを支承のバネ値に直接入力します。
    
Q2−45.  下部工毎に地盤種別が異なるとき、同一設計振動単位においては地盤面の設計水平震度Khgについても各下部工毎に求めたKhgの最大値を用いるべきか。(Ver.5) 
A2−45. 地盤面のゆれはそこに設置された構造物のゆれに大きく影響しますが、構造物のゆれが地盤のゆれを支配することは考えられません。
したがって、地盤種別が異なったとしても地盤面の設計水平震度に最大値を与える地盤の値を適用する必要はないと考え、本プロダクトでは、地盤面の設計水平震度はそれぞれの地盤種別から算定されたKhgを最終結果としています。
※(参考)道路橋示方書V耐震設計編 P84 〜土の重量に起因する慣性力や地震時土圧には橋の振動が大きく影響しないためである。
    
Q2−46.  全体系静的骨組解析により算定される断面力Fはどのように算出されるのか。(Ver.5) 
A2−46. 本プログラムは、「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成24年3月 社団法人日本道路協会」(以下、道示X)のP71(図-解6.2.5)「固有周期算定モデル」に示されるような、離散型の骨組構造にモデル化し、変位法を用いて固有周期を算定しています。
静的骨組解析により算定された断面力は、固有周期算定モデルでの変位法による計算における断面力の結果です。

■静的骨組解析により算定された断面力の算出法について
微小変位理論に基づいた解析により、格点変位を未知量とする多元連立方程式を解くことによって所要の変位・断面力・反力を算出します。この連立方程式は、構造データから決定される剛性マトリックスと荷重データから決定される荷重ベクトルから構成されます。
一般的な変位法(構造力学の教科書等に記載されています)と考え方は同じなので、お手元の文献類をご覧ください。

※変位法について説明した資料はこちら 「変位法.pdf
    
Q2−47.  「震度算出(支承設計)」における分担重量をどのように理解したらよいか(Ver.5) 
A2−47.
本プログラムでは、道示XP71「図-解6.2.5 固有周期算定モデル」に示されるような、離散型の骨組構造にモデル化し、変位法を用いて固有周期を算定しています。
複数下部構造計算での固定および弾性支承における分担重量は、「固有周期算定モデル」の変位法によって算定される断面力(下部構造天端部材、天端側に生じるせん断力)(道示XP70のF)となります。
せん断力(分担重量)の方向は、水平方向(慣性力の作用方向)です。
※フレーム計算結果の断面力は、メニュー「結果確認|FRAME解析...」でご確認いただけます。
 
なお、分担重量の算定方法に関しましては、「震度算出(支承設計)」ヘルプの
「計算論理および照査の方法|複数下部構造|下部構造が支持する上部構造分担重量の算出方法」
をご参照ください。
    
Q2−48.  風荷重時の支点の移動量は上部構造のみの値か、あるいは下部構造の移動量を含んでいるのか。(Ver.5)
A2−48.
「風時の支点移動量」算出のフレームモデルでは、下部構造もモデル化されていますので、下部構造の移動量も考慮されます。
    
Q2−49.  「橋台の設計」との連動で、A1橋台を回転して配置したのがA2橋台のとき、A2橋台は逆方向の作用力により照査を行う必要があるか。(Ver.5) 
A2−49.
「橋台の設計」では、慣性力の作用方向=土圧の作用方向となります。
上部構造の慣性力を算定した方向にかかわらず、算定された上部構造慣性力を土圧方向(背面→正面方向)に作用させて解析を行います。
よって厳密には、
 A1橋台は、「X順方向」
 A2橋台は、「X逆方向」
の結果(震度算出で算定された慣性力)で、設計を行うのが正確と言えます。
しかし、作用方向を変更しただけで算定される慣性力が大きく異なるケースは、殆どありません。
作用方向による影響が懸念される場合は、震度算出にて両方向の計算を行い、計算結果が大きく異なるようであれば、それぞれの橋台における安全側の数値を採用いただくのが良いと考えます。
    
Q2−50.  橋軸直角方向の基礎バネ Ky が固定になっている理由は?(Ver.5) 
A2−50.
橋軸直角方向の計算に用いる基礎バネは、以下の通りです。
 
橋軸方向回り回転バネ(Kx=Arr):橋軸回りの回転力と回転変位の関係を表すバネ定数(kN・m/rad)
鉛直方向回り回転バネ(Ky) :鉛直軸回りの回転力と回転変位の関係を表すバネ定数(kN・m/rad)
橋軸直角方向バネ (Kz=Ass):橋軸直角方向の力と変位の関係を表すバネ定数(kN/m)
kxy :橋軸回り回転力(回転変位)と鉛直軸回りの回転変位(回転力)の関係を表すバネ定数
kxz(Asr) :橋軸回りの回転力(回転変位)とZ軸方向の変位(力)の関係を表すバネ定数
kyz :鉛直軸回りの回転力(回転変位)とZ軸方向の変位(力)の関係を表すバネ定数
 
通常の基礎では2次元での照査を行いますので、鉛直軸回りの回転(フーチングを上から見てのねじり)に関する照査は行われていません。従って、杭基礎に限らず鋼管矢板基礎やケーソン基礎においても鉛直軸回りに関するバネ定数は算出されません。これらのバネをどのように設定するかで橋軸直角方向の計算に影響しますが、道路橋示方書V耐震設計編では、「上部構造と下部構造の結合条件は鉛直軸回りを自由としてもよい」としているので、この軸回りのバネ定数(Ky)は「固定」を、また軸回りのバネ定数との連成項(kxy,kyz)については「0.0」を入力すればよいと考えます。
そのため、橋軸直角方向
鉛直方向回り回転バネ(Ky):固定
kxy :0.0
kyz :0.0
として扱っています。
    
Q2−51.  下部構造の水平方向の剛性の項で、KFuとKFrはどのように算出されるのか。 
A2−51.
算定式は以下の通りです。
 
@「慣性力作用位置に荷重を載荷させた時の変位よりフーチング下面位置の水平ばね・回転ばねを算定する場合」
基礎の水平バネKFu = Ho/δo (kN/m)
基礎の回転バネKFr = Mo/θo (kN・m/rad)
 
A「水平ばね(=Ass)をそのままに、仮想部材を設け仮想固定点位置における回転ばねを算定する場合」
基礎の水平バネKFu = Ass (kN/m)
基礎の回転バネKFr = Arr−Ass・HG^2 (kN・m/rad)
 
※計算式の詳細は、ヘルプ「操作方法|入力データ|下部構造の水平方向の剛性|解析条件」をご参照下さい。
 「下部構造の水平方向の剛性」画面のヘルプボタンより表示できます。
 
どちらの式も「地盤バネは回転と水平変位が独立したバネとして取り扱う方が簡単である」との主旨から、連成項の影響を水平・回転に換算する事を目的としています。
@の方法では、同じ基礎でも慣性力作用位置によって換算バネ値が異なる
Aの方法では、慣性力作用位置に関わらず換算バネ値が一定である
という特徴があります。
    
Q2−52.  常時の基礎バネはどこで確認することができるのか。(Ver.5) 
A2−52.
「下部構造(構造物形状の登録)」画面(左側のツリーにて、「構造物形状の登録」-「下部構造」をダブルクリックし表示される画面)の「モデル確認」ボタンを押下し、「解析モデル確認」画面の基礎バネ(常時)にてご確認ください。
なお、印刷プレビューにて確認する場合は、「ファイル(F)|印刷項目設定(I)」の「印刷項目の設定」で、「橋梁モデルの解析」の「常時基礎バネ」をチェックしてご確認ください。
なお、常時基礎バネが算定されていない場合は、「解析モデル確認」画面にて「常時の基礎バネは設定されていません。」と出力されます。
    
Q2−53.  ある下部構造の分担重量がマイナスになる原因は何が考えられるか。(Ver.5) 
A2−53.
分担重量が負になる原因として、例えば当該下部構造だけが他の下部構造と比較して高い構造物である場合や基礎バネ値が小さい場合などに上部構造の変位よりも下部構造自身の変位が大きくなり、下部構造が上部構造に引き戻される状態となり、その結果、分担重量が負で発生してしまうことが考えられます。
 
当該下部構造のレベル1地震動橋軸直角方向の分担重量が負になったと仮定すると、
@当該下部構造上の支承のレベル1地震動橋軸直角方向のバネ値に1.000000E+000(限りなく可動に近い値)を設定し、当該下部構造の自重作用だけによる変位を確認します。
「複数下部構造の計算|レベル1|詳細:橋軸直角方向」の結果から、この時の当該下部構造天端格点[1]の変位
 
A支承条件を変更せずにそのまま複数下部構造の計算を行ったときの当該下部構造の変位を確認します。
「複数下部構造の計算|レベル1|詳細:橋軸直角方向」の結果から、この時の当該下部構造天端格点[1]の変位
 
@とAを比較すると、@の方が大きく、上部構造と連結した場合は当該下部構造が自重により大きく変形しようとするのを上部構造によって引き戻されるような状態となっているのではないかと思われます。
よって、この場合は、せん断力がマイナスとなり、負の分担重量が算定される結果となります。
 
道路橋示方書・同解説X 耐震設計編(平成14年3月)P81には、慣性力の分担率が下部構造間で大きく異なる構造を有する橋に対しては、「橋全体系としての耐震安全性について十分配慮する必要がある」との記述があります。
従来の道示規定のように、単に慣性力を増加させて耐力の小さい橋脚が設計されないようにするだけでなく、橋全体系としての耐震性の向上を図る方法の選択も可能であると規定していることから、下部構造設計用の慣性力決定には設計者のご判断が必要であると考えます。
    
Q2−54.  降伏剛性はどのように算定されるのか。(Ver.5) 
A2−54.
降伏剛性は、道示X P167 「10.3 単柱式の鉄筋コンクリート橋脚の水平耐力及び水平変位の算出」の解説に準拠して算定しています。
具体的には、

@橋脚を高さ方向にm分割し、分割された断面ごとに初降伏モーメントMy0、初降伏曲率φy0を算出します。 高さ方向の分割数としては、50分割程度でよい。(道示X P174の解説)

A道示X P174 (解10.3.6)式により、初降伏時の上部構造の慣性力の作用位置の変位δy0を算出します。
B初降伏時の水平耐力Py0を算出します。
 分割された断面ごとに降伏水平耐力Py0iを
 Py0i = My0i / (h + yi)
 Py0i:i番目の断面の初降伏水平耐力
 My0i:i番目の断面の初降伏モーメント
 h:橋脚天端から上部構造の慣性力の作用位置までの距離(Iz算出時は橋軸方向の、Iy算出時は橋軸直角方向の値)
 yi:i番目の断面の橋脚天端からの距離
 算定し、1〜m断面の中でPy0iが最小となる値を初降伏時の水平耐力Py0とします。
 「橋脚の設計」ヘルプの、「計算理論及び照査の方法|保有耐力法による柱の照査|水平力P−水平変位δの算出|ひび割れ時、初降伏時、終局時の水平力の算出」も併せましてご参照ください。
 
C道示X P56の6行目の式
 Ky = Py / δy
 より、降伏剛性Kyを算出します。
 「橋脚の設計」ヘルプの、「計算理論及び照査の方法|保有耐力法による柱の照査|降伏剛性|降伏剛性」も併せましてご参照ください。
 
D降伏剛性時の断面2次モーメントIyを算出します。
 Iy = Ky * (h^3 - hu^3) / (3 * E)
 h:橋脚基部から上部構造の慣性力の作用位置までの高さ
 hu:梁下端(はり部を剛体)または橋脚天端(はり部を直下の柱断面と同等)から上部構造の慣性力の作用位置までの高さ
 E:コンクリートのヤング係数
 「橋脚の設計」ヘルプの、「計算理論及び照査の方法|保有耐力法による柱の照査|降伏剛性|降伏剛性時の断面2次モーメント」も併せましてご参照ください。
    
Q2−55.  「下部構造の水平方向の剛性」で表示される基礎バネと、計算書の「解析データ」に出力される基礎バネとで値が異なる理由は?(Ver.5) 
A2−55.
「下部構造の水平方向の剛性」で表示出力される「基礎水平バネKFu」KFr「基礎回転バネ」は、
連成項の影響を水平方向と回転方向へ換算するもので連成項(Kxz(Asr))=0 の場合は
基礎の水平バネ = Kx(Ass)
基礎の回転バネ = Kz(Arr)
となります。
 
つまり、
 @Ass, Asr, Arr のモデル
 AKFu, Asr=0.0, KFrのモデル
@とAの変位が一致するように換算された値です。
 
詳細および換算方法は、ヘルプ「操作方法|入力データ|下部構造の水平方向の剛性|解析条件」をご参照下さい。
「下部構造の水平方向の剛性」画面(左側のツリーにて、「下部構造の水平方向の剛性」-「解析条件」をダブルクリックし表示される画面)にて「ヘルプ」ボタンを押下しても表示できます。
    
Q2−57.  地震時の遊間を設定する場合のUs(「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成14年3月 社団法人 日本道路協会」のP236)の算定方法は?(Ver.5) 
A2−57.
複数下部構造の計算結果の「支承の変位凵vから支承部の相対変位を求め、この値をUsに適用すべきだと思われます。
 
なお、支承部の相対変位は、「支承の変位凵vに設計水平震度を乗じることで求めることができます。つまり、震度算出の 変位は全重量を慣性力の作用方向に作用させて求められたものですが、これに設計水平震度を乗ずることで慣性力が作用した時の 変位を求めることができます。ただし、免震支承を除きます。
 
詳細は、こちらのドキュメントを参照して下さい。
    
Q2−58.  液状化の影響を考慮した検討に対応しているか。(Ver.6) 
A2−58.
固有周期の算定に際しては、液状化を考慮しておりません。
「道路橋示方書・同解説 X耐震設計編 平成24年3月」P66に以下の記述がございます。 「また、固有周期の算定に際しては、〜(中略)〜、土質定数の低減を見込まない。」 この解説より、固有周期の算定に際しては、液状化を考慮する必要はないと思われます。
    
Q2−59.  本製品で採用している固有値解析の手法は?(Ver.6) 
A2−59.
subspace法です。
    
Q2−60.  「橋台の設計」と連動しているとき、「橋台の設計」側で確認できる基礎バネと「震度算出」側の骨組モデルで確認できる基礎バネに違いがある理由は?(Ver.6) 
A2−60.
「震度算出(支承設計)」または「橋台の設計」にて、剛性モデルを確認して頂くと、基礎バネの表に「基礎バネ位置(m)」が表示されます。
基礎バネ位置とは、骨組解析モデルの位置と基礎バネ算定位置(フーチング中心)の偏心量となります。
 
「橋台の設計」の場合は、以下の入力より算定されます。
・躯体形状寸法
・フーチング寸法
・「荷重」−「上部工反力・地表面荷重」−「上部工反力作用位置|X方向XR(m)」 ※上部工反力作用位置に骨組モデルを作成します。
 
1基下部構造としての計算では、鉛直力が関係しないので、そのままのバネ値を使用しますが、複数下部構造(橋軸方向)の計算で、橋台の支承条件が固定の場合には、鉛直力が関係するので、支承線の位置で基礎バネを算出し直します。
詳細は、「震度算出(支承設計)」ヘルプの
「計算論理および照査の方法|複数下部構造|基礎バネ算出の位置」
をご参照ください。
    
Q2−61.  「結果確認」−「計算」で算出される固有周期と、「固有値解析」で算出される固有周期が異なる。(Ver.6) 
A2−61.
両者は完全には一致しません。
 
「震度算出(支承設計)」の固有周期算定方法は、「道路橋示方書・同解説 X 耐震設計編 平成24年3月 社団法人 日本道路協会」(以下、道示X)にある1自由度振動系を前提とした簡易的な手法です。
Ver.6では、厳密な固有値解析によって固有周期を求めることができます。
道示X(P.69)にも固有値解析によって求めてもよいとされています。
固有値解析の結果と比較することにより、1自由度振動系とみなすことができない複雑な構造形式かどうかを判定する指標になります。
 
「震度算出(支承設計)」の固有周期算定方法は、道示X(P.71)の(図-解6.2.5)「固有周期算定モデル」に示されるような、離散型の骨組構造にモデル化し、変位法を用いて固有周期を算定しています。 具体的には、道示X(P.64)の(6.2.3)よりδを算定し、(6.2.2)より固有周期を算定しています

ここで、表記のw(s)及びu(s)は、骨組構造の格点に載荷した集中荷重及び変位法で算定された格点の変位を意味します。
詳細は、「震度算出(支承設計)」ヘルプの
「計算論理および照査の方法|複数下部構造|固有周期の算出方法」
をご参照ください。
 
一方、固有値解析では、剛性マトリクス[K]と質量マトリクス[M]より、
|[K]−ω2[M]|=0
を解いて固有振動数ωを求め、
T = 1 / ω
より固有周期を算定しています。
詳細は、「震度算出(支承設計)」ヘルプの
「計算論理および照査の方法|固有値解析|固有値について」
をご参照ください。
 
固有値解析手法の特徴の適切な説明を行うことが難しいため、下記文献を紹介いたします。
 
[1]鷲津久一郎 編著、「有限要素法ハンドブックI 基礎編」、培風館、1981
[2]鷲津久一郎 編著、「有限要素法ハンドブックII 応用編」、培風館、1983
[3]K.J.Bathe、E.L.Wilson 著、「有限要素法の数値計算」、科学技術出版、1979
 
[1]p.94以降の「3.固有値問題」
[2]p.29以降の「3.直接積分法」
[3]p.387以降の「第9章 直接積分法の解析」
[3]p.p.470以降の「第11章 固有値問題の解法」
に詳しく解説されています。
    
Q2−62.  免震支承の等価剛性算出を行うたびに分担重量などが変わる理由は?(Ver.6) 
A2−62.
「免震支承の設計」画面(左側のツリーにて、「橋梁モデルの解析」-「支承条件」をダブルクリックし表示される「支承条件(橋梁モデルの解析)」画面にて「支承の設計」ボタンを押下し表示される画面)の「設計地震力(収束 & 照査)」タブで入力する設計地震力(「橋脚の設計」との連動では「橋脚の設計」が設計地震力を計算し自動で設定)が、分担重量の変化に伴い変化するためです。
 
以下の流れにより、分担重量が変化しています。
 @「橋脚の設計」の結果より、設計地震力Puを取得
 A「免震支承の等価剛性算定」→設計地震力が変更になったので等価剛性が変化
 B支承の等価剛性が変化したので、Frame解析結果に影響し分担重量が変化
    
Q2−63.  可動側の慣性力はどのように算出されるのか。(Ver.6) 
A2−63.
可動側の慣性力は、道示V耐震設計編P76(解6.3.2)の解説より
 H = 支承静摩擦係数(0.15)×鉛直死荷重反力Rd
となります。
(解6.3.3)のただし書きにより、以下の値が上限値になります。
 H ≦ 1/2×上部構造を含む設計水平震度(固定側震度=0.18)×上部構造重量
 
印刷プレビューの慣性力詳細出力にて計算過程を確認する事ができますのでご参照下さい。
 
Q2−64. 分担重量を慣性力から逆算せずに算定することはできないのか。(Ver.8)
A2−64. Ver7.00.00にて、橋梁モデルの解析における分担重量の算定方法の指定を追加しました。
「基本条件」にて、慣性力から逆算するか否かの設定を行う事ができます。
算定方法の詳細は、製品ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造|下部構造が支持する上部構造分担重量の算出方法算」をご参照下さい。
 
Q2−65. 支承条件が可動(自由)の場合の慣性力作用位置が旧版と異なるのはなぜか?(Ver.9)
A2−65. Ver8.1.0より、可動支承における慣性力作用位置の算定方法が変更になっています。
平成24年版 道示V耐震設計編「・・・可動の場合においては上部構造の慣性力として・・・支点に作用させる(P81,P89)」の記述に対応したものです。
Ver8.1.0改定履歴抜粋
【仕様変更】
橋梁モデルの解析にて、可動支承の場合の慣性力作用位置を下部構造天端から支点(支承位置)までの距離とするように変更しました。
※本修正により、旧バージョンと計算結果が異なる場合がございます。
Ver.9.1.1より、支点位置とするか否かを設定できるようになりました。
基本条件にて「□支点位置とする」のチェックを外すと、旧バージョンと同様に上部構造重心位置までの距離とします。

 
Q2−66. レベル2地震動の支承変位が算定されないのはなぜか?(Ver.9)
A2−66. 平成24年版 道路橋示方書において、静的解析における反力分散支承および免震支承の変位算定式が削除されました。
その為、旧示方書に準じた設計地震力(Cm・Pu)による支承の変位は算定されません。

地震時の支承変位については、動的解析で算定することが規定されていますが、本ソフトで算定する場合は設計地震力を直接指定していただく事になります。
お手数ですが、設計地震力を指定した上で計算を実行していただきますようお願い致します。

 
Q2−67. 震度算出の結果出力で下部構造の水平方向剛性はどこに適用されるのか。(Ver.9)
A2−67. 独立したオプション的機能なので、結果は他の計算に影響しません。
下部構造の特性を示す機能です。
<使用例>
 ・剛性比による分担重量のチェック
 ・支承メーカへの提出
設計上必ず必要な項目ではありませんので、用途に応じてご利用下さい。
なお、本結果が不要の場合は「印刷項目の設定」にて「□下部構造の水平方向の剛性」のチェックを外してください。

 
Q2−68. 固有周期が計算値なので、表示値で手計算すると設計水平震度が異なる場合がある。固有周期を表示値で丸める事は出来ないのか。
A2−68. Ver.10.0.0以降では、可能です。
「オブション|表示桁数|丸めの設定」で設定します。
連動結果に反映するには、再計算−保存の手順が必要になります。

 
Q2−69. 固有周期によらず標準設計水平震度のピーク値を使用するのはどこかに規定があるか。(Ver.10)
A2−69. 既設道路橋の耐震補強に関する参考資料 日本道路協会 平成9年8月 2-1 に記載があります。

 
Q2−70. 構造物形状の登録の下部構造で、ケーソン基礎にした場合、自動で基礎ばねを計算するが、AVV(鉛直ばね)が固定となっている。鉛直ばねは考慮しなくても良いのか。(Ver.10)
A2−70. ケーソン基礎では、橋軸方向の鉛直方向バネKy(Avv)は算定されませんので、鉛直方向への変位を無視するものとして「固定」を設定しています。
なお、「道路橋の耐震設計に関する資料」の固有周期算定例(杭基礎)では、水平、回転に関するバネ値のみを考慮しています。
資料に明記されておりませんので、鉛直方向に関連する支持条件は判りませんが、本例では鉛直方向を固定、鉛直と水平および回転の連成バネは0.0として取り扱っているのではないかと思われます。

 
Q2−71. 剛性モデルが同じ下部構造データで「定型直接骨組入力」とその他の入力で下部構造の水平方向の剛性が異なるのはなぜか。(Ver.10)
A2−71. 梁およびフーチングの剛性の扱いが異なる為です。
梁およびフーチングは剛体として取り扱いますが、定型骨組直接入力とした場合は入力値が適用されます。
この違いにより、下部構造の水平方向の剛性に差異が生じています。

 
Q2−72. 1基下部構造として計算する場合に分担重量は自動計算されないのか。(Ver.10)
A2−72. 「橋梁モデルの解析」を行う場合は、上部構造と支承の条件より自動で分担重量を算定して計算を行います。
また、計算値を用いずに任意で指定することも可能です。
「1基下部構造(単体機能)」においては、自動で計算は行われません。
上部構造分担重量は入力された値を用いて計算します。

 
Q2−73. 柱が逆テーパーの場合の部材剛性はどのように算定されるのか。基部の断面形状から決まるのか。(Ver.10)
A2−73. 「橋脚の設計・3D配筋」や震度算出(支承設計)の下部工形状「橋脚」において、剛性を算定する際は、震度算出(支承設計)ヘルプ「計算論理および照査方法」−「下部工の入力」−「部材剛性の算出方法」−「c)重力式橋台、変断面の橋脚」に記載のとおり、断面変化を考慮した剛性としています。
柱付け根断面の剛度を代表して、全断面に適用した剛性算定はしておりません。


 3.出力及び表示

Q3−1.

温度変化による変位、断面力を確認するには?
A3−1. 「震度算出(支承設計)Ver.3」 Ver.3.02.00では、FRAME解析結果確認機能に対応しました。
結果確認−FRAME解析とたどられ、荷重ケースの選択個所で該当する荷重ケースを選択ください。

温度荷重載荷時の部材断面力を確認する事が可能です。
また、本画面よりFRAMEの計算結果を出力する事もできます。

なお、「上部構造伸縮による支承移動量の算定方法」にて、「○道路橋支承便覧(平成16年)準拠」を選択されている場合は、上記結果を確認する事はできません。
 
Q3−2. 「UC-win/FRAME(3D)」ファイルをエクスポートし、「UC-win/FRAME(3D)」で読み込んだとき、ソリッド表示されない。
A3−2. ソリッド表示を行うためには、メニュー「ファイル|UC-win/FRAMEデータのエクスポート」の「モデル」で、降伏剛性以外を選択する必要があります。
この選択が可能となるのは、以下の橋脚形状に限ります。
 ・「橋脚の設計」と連動し、「UC-win/FRAME(3D)」データが付加されている
 ・「橋脚 梁幅≧柱幅」および「橋脚 柱幅>梁幅」で、「降伏剛性時のI」および「許容塑性率」を算定するが設定されている


「橋脚の設計」をご利用の場合は、お手数ですが、以下の手順で再度保存してください。
 1.橋脚の設計を起動します。
 2.メニュー「オプション」から「動作環境の設定」を選択します。
 3.「震度算出(支承設計)連携時」の、「UC-win/FRAME(3D)データを付加する」にチェックを入れて「確定」ボタンで閉じます。
 4.ツールバーから「震度連携へ」ボタンをクリックします。
 5.「震度算出(免震支承).F8W」ファイルを開きます。(ソリッド表示する橋脚を選択します。)
 6.メニュー「ファイル」から「上書き保存」を行います。
 7.橋脚の設計を終了します。
 8.震度算出(支承設計)を起動します。
 9.メニュー「ファイル」から「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」を選択します。
 (6で保存した橋脚が[3D]と表示されます。)
    
Q3−3.  橋梁モデルの解析において、可動支承橋脚の結果が表示されない。 
A3−3.  基本条件にて「複数下部構造」が選択されている場合は、独立した設計振動単位(1基下部構造計算)の計算は行わず、結果も表示されません。
総合計算においては、1基下部構造計算も実施し、全ての下部構造の結果を同時に確認する事ができます。 
    
Q3−4.  「橋脚の設計」と連携して作成した橋脚の形状図が大きく出力され、用紙からはみ出してしまう。(Ver.4) 
A3−4.  「震度算出(支承設計)」で印刷する際のプリンタの用紙サイズの設定と、「橋脚の設計」で震度連携データに橋脚を保存する際のプリンタの用紙サイズの設定に相違があるのではないかと思われます。
おそらく、前者はA4の設定に、後者はA3の設定になっていたのではないかと思われます。
両者を一致させませんと、図が枠線からはみでる場合がございます。

お手数をお掛けしますが、以下の何れかでご対応していただきますようお願い致します。
@A3で印刷する場合は、「震度算出(支承設計)」で印刷する際のプリンタの用紙サイズをA3の設定にする。
AA4で印刷する場合は、「橋脚の設計」でプリンタの用紙サイズをA4の設定にし、震度連携データに保存する。
    
Q3−5.  掛け違い橋脚の起点側と終点側それぞれの分担重量を確認するには?(Ver.4) 
A3−5.  一覧では、下部構造単位での結果となりますので合計値が表示されます。
ブロック単位の場合も同様です。

それぞれの分担重量については、同画面の「詳細」タブ<慣性力Hおよび分担重量Wu>の欄にてご確認下さい。下部構造は画面上部の平面図をクリックして切り替えます。
    
Q3−6.  設計水平震度の丸め処理は何に基づいて行われているか。(Ver.4) 
A3−6.  「JIS丸め」と呼ばれる方法にて丸めを行っています。(JIS Z8401)
    
Q3−7.  温度変化のFRAMEデータのエクスポートの方法は?(Ver.5) 
A3−7.  @「設計条件|基本条件」の左下「支承の設計 基準書の選択」で、「道路橋支承便覧 平成16年4月」を選択します。
A「常時・風時の解析|解析条件」で、「常時の支点移動量を算出する」をチェックします。
B「常時・風時の解析|解析条件」の「上部構造の伸縮による移動量 算定方法」で、「静的骨組解析」を選択します。
C「常時・風時の解析|上部構造」で、上部工ごとに「常時の移動量考慮項目」の「温度変化」にチェックを入れて「温度変化の範囲」、「線膨張係数」を指定します。なお、線膨張係数の指数部は、10の-6乗となっていますのでご注意ください。(線膨張係数の指数部が見え難くご迷惑をお掛けし申し訳ございません。)
D「常時・風時の解析|支承条件」で、支承条件の設定を行います。
Eメニュー「ファイル|FRAMEデータのエクスポート」を起動します。
F「名前を付けて保存」画面にてファイル名を入力し「保存」ボタンを押下します。
G「ファイル名(常時面内[温度変化]).$O1」というファイルが作成されますので、「FRAMEマネージャ」あるいは「FRAME(面内)」を起動し、メニュー「ファイル(F)|ファイル読み込み(T)|他製品データの読み込み(Z)」にて前述のファイルを開きます。
    
Q3−8.  「橋台の設計」と連動時(「橋台」は「杭基礎の設計」と連動)、地盤種別の判定の算出過程を計算書に出力することはできる か。(Ver.5) 
A3−8. 
@「橋台の設計」の「初期入力」画面の「材料・荷重」タブにて、「地盤種別の判定を連動する」がチェックされている場合
「杭基礎の設計」の「地層データ」画面の「計算条件」タブにて、「液状化の判定を行う」がチェックされ、「地盤種別」に「内 部計算」が選択されている場合に算出過程が表示されます。
 
A「橋台の設計」の「初期入力」画面の「材料・荷重」タブにて、「地盤種別の判定を連動する」がチェックされていない 場合
「地盤種別」の横の「条件」ボタンの設定から開く「地層データ」画面にて、地盤種別算出用の設計条件を入力し確定した場合に 算出過程が表示されます。

 
Q3−9. Ver8では免震橋のF3Dエクスポートを行う事ができないのか?(Ver.8)
A3−9. Ver8.3.0より、エクスポート時に支承のバイリニアモデルを作成し、エクスポートすることが可能となっています。
下記条件を満たしている場合のみ使用可能です。
 ・支承形状が全て確定されていること
 ・バイリニアモデルが作成できる支承であること
支承変位については、震度算出にて算定する事ができませんので、別途算定し直接指定していただく必要がございます。
 
Q3−10. 「Engneer's Studio」データのエクスポートには対応していないのか?(Ver.9)
A3−10. Ver9.0.0より対応しています。
 
Q3−11. 解析結果画面に表示される《設計条件》に表示される慣性力作用位置が赤表示となるのはなぜか。(Ver.9)
A3−11. ここで表示される下部工入力値とは、下部構造プロダクト側で設定されている慣性力の作用位置です。
震度算出側の橋梁モデルより算定した値(モデル適用値)と相違がある場合に赤で表示されます。
プロダクト毎の設定個所は、下記の通りです。

■下部工入力値
・「橋脚の設計」−「初期入力」−「上部工水平力作用位置 hIL、hIT」
・「橋台の設計」−「荷重」−「上部工反力、地表面荷重」−「共通設定 上部工反力の作用位置 Y方向」
・「震度算出(支承設計)下部工形状入力」−「下部工形状の入力」−「慣性力作用位置」

■モデル適用値
橋梁モデル(複数下部構造計算モデル)における、上部構造と下部構造の位置関係で決定される慣性力作用位置です。
お問い合わせのデータでは、A2橋台の支承条件が可動であるため慣性力作用位置までの距離が0.0となっています。
 
Q3−12. 結果をエクセルに出力することができるか。(Ver.10)
A3−12. 印刷プレビュー画面のメニュー「ファイル|ファイル出力」からエクセルファイルへ保存することが可能です。
「名前を付けて保存」の画面でファイルの種類を「Excel files(*.xlsx)」として下さい。
エクセルがインストールされている環境でしか使用出来ません。


 4.連動  

Q4−1.

下部工製品との連動時、下部工の諸条件と基礎条件も連動しているのか?
A4−1. 連動します。但し、入力データがそのまま連動するのではなく、震度算出の解析に必要なデータのみを「剛性モデル」として生成し、連動しています。
「震度算出(支承設計)」の「下部工配置情報の設定」画面より、「解析モデルの確認」ボタンを押下して下さい。こちらで表示している「剛性モデル」が下部工アプリケーションで生成された連動データとなります。
基礎につきましては、基礎条件ではなく固有周期の算定に用いる「基礎バネ値」が連動します。
製品ヘルプ「震度算出(支承設計)と下部工プロダクトの連動|連動データ」もあわせてご参照下さい。
 
Q4−3. 「橋脚の設計」で入力した鉛直死荷重反力が「震度算出(支承設計)」に連動されていない。
A4−3. 「震度算出(支承設計)」の入力データとして、鉛直死荷重反力値は取り込まれません。
「震度算出(支承設計)」で設定された値は、「橋脚の設計」にて結果の取込を行うと入力値として反映されます。

下部構造から連携されるデータは、原則として以下2点のデータのみです。
 ・下部構造の剛性モデル
 ・支承変位算定用の設計地震力に関連するデータ(塑性化の判定および水平力)
 
Q4−4. 「上部工形状入力」「下部工形状入力」起動時に「ドライバをロードできません」のエラーが発生する。
A4−4. プリンタの設定をご確認下さい。
通常使用するプリンタ「Acrobat Distiller」が選択されている場合にご指摘の現象が確認されています。申し訳ございませんが、現在プログラムによる対策法がわかっておりません。通常使用するプリンタを変更する事で対応いただけますようお願い致します。PDFファイルへの出力は、「PDF Writer」をご利用下さい。
    
Q4−6.  「震度算出(支承設計)」と「橋台の設計」の両方を起動して連動データを編集している際、「橋台」側にデータが反映されていないことがある。「震度算出」をいったん終了して「橋台」を起動するなどの操作が必要なのか?
A4−6.  橋台・震度を終了、再起動する必要はございません。
以下の手順で新しい結果を反映させる事ができます。

(1)「震度算出(支承設計)」計算→保存(sample.F8W)

(2)「橋台の設計」にて新しい結果が保存されている(sample.F8W)を再読込
 ※震度算出にて、計算結果を更新しても橋台側のデータが自動で更新されるわけではありません。
  手動でのファイル更新(再読込)作業が必要ですのでご注意下さい。

1つのファイルを複数の製品で扱いますので、同時に起動して操作されている場合は、保存・読込の処理に十分ご注意下さい。

【注意事項】
 ・編集を行ったら、他製品へ切り替える前に保存を行う
 ・他製品で編集を行った場合(震度算出で計算結果を更新した場合を含む)は、必ずファイルの再読込を実行する 
    
Q4−7. ブロック単位の結果を下部工製品に連動させることはできるか?(Ver.4)
A4−7. Ver7.00.00より、ブロック単位の結果を連動することが可能です。
「基本条件」にて、設計振動単位の結果/ブロック単位の結果いずれを連動対象とするのかご選択下さい。
Ver7.00.00未満のバージョンにおいては、連動できませんので下部構造プロダクトにて手動にて取り込みをしていただきますようお願い致します。
    
Q4−8. 下部工製品と連動しているが、繰り返し計算を行っても、下部工側と震度算出側の分担重量が一致しない。(Ver.4)
A4−8. 分担重量については、双方が影響し合いますので両者を完全に一致させる事が困難な場合も考えられます。
その場合は、ある程度の許容範囲を設ける事になりますが、この範囲につきましては特に文献等に明記されていませんので設計者の判断が必要であると考えます。
    
Q4−9. 「震度算出(支承設計)」側で表示される基礎バネと「橋台の設計」側で表示される基礎バネの値が異なっている。(Ver.4)
A4−9. (1)「震度算出(支承設計)|構造物形状の登録|下部構造|モデル確認」画面で表示される基礎バネ値が異なる場合

この画面で表示される基礎バネ値は、連動下部構造で算定された値そのままです。
この値が異なる場合は、「橋台の設計」にて現在の基礎バネが算定される状態で剛性モデルの保存が行われていない可能性があります。
つまり、橋台または基礎側のデータ更新後にファイルの上書き保存を行っていない場合が考えられます。

この場合は、「橋台の設計」にて剛性モデルを更新して下さい。
読み込み→上書き保存の処理を実行する事で、現状のデータから剛性モデルを再計算し、保存します。


(2)「震度算出(支承設計)|橋梁モデルの解析|FRAMEモデルの確認」画面で表示される支点バネ値が異なる場合

この画面で表示される支点バネ(基礎バネ)値は、実際にFRAME解析に用いられる値です。
このバネ値は「基礎バネ位置」が設定されている場合に、換算が行われます。
換算方法については、ヘルプ「計算論理および照査の方法|複数下部構造|基礎バネ算出の位置」をご参照下さい。
    
Q4−10. 「RC下部工の設計計算Ver.6,ラーメン橋脚の設計計算Ver.6(ラーメン橋脚専用タイプ)」で作成した複数の橋脚モデルを、ひとつの「震度算出(支承設計)」のデータに連動させる方法は?(Ver.4)
A4−10. 手順は次のとおりです。

@「RC下部工Ver.6(ラーメン橋脚専用タイプ)」を起動します。
Aラーメン橋脚ファイル(*.F9U)を読み込みます。
Bメニュー「震度連携(T)|単独設計/震度連携の切替(F)」を選択します。
 このとき、画面左下の「単独設計」の表示が「震度連携」に変化します。
Cメニュー「ファイル(F)|名前を付けて保存(A)...」で、(*.F8W)のファイル形式で保存します。
D構造物名称を入力します。

E再度、メニュー「震度連携(T)|単独設計/震度連携の切替(F)」を選択します。
 このとき、画面左下の「震度連携」の表示が「単独設計」に変化します。
F2つ目のラーメン橋脚ファイル(*.F9U)を読み込みます。
G再びメニュー「震度連携(T)|単独設計/震度連携の切替(F)」を選択します。
 このとき、画面左下の「単独設計」の表示が「震度連携」に変化します。
Hメニュー「ファイル(F)|名前を付けて保存(A)...」で、Cで保存したファイル名に保存します。
I構造物名称を入力します。

以降のラーメン橋脚を追加する場合は、E〜Iの繰り返しになります。

J「震度算出(支承設計)」を起動します。
KCで保存したF8Wファイルを開きます。
L「構造物形状の登録|下部構造」画面に、DおよびIで指定した構造物名称の下部工が登録されていることを確認できます。

連動に関する詳細は、ヘルプ「震度算出(支承設計)と下部工プロダクトの連動」に記載されておりますのでご参照ください。
    
Q4−11. 「下部構造の水平方向の剛性」画面で表示される基礎水平バネと基礎回転バネが、連動プログラムで算出された基礎バネと異なる理由は?(Ver.4
A4−11. 「下部構造の水平方向の剛性」で表示出力される「基礎水平バネ」「基礎回転バネ」については、単位荷重を作用させた変位より算定しております。
これは、連成項の影響を水平方向と回転方向へ換算するもので連成項(Kxz(Asr))=0 の場合は
基礎の水平バネ = Kx(Ass)
基礎の回転バネ = Kz(Arr)
となります。
Kx(Ass) Kz(Arr) Kxz(Asr)の基礎バネの状態と連成項がない状態で慣性力作用での変位が一致するように算定されています。
    
Q4−12. 「震度算出(支承設計)」単独では直角方向の偏心は考慮されないが、「橋脚の設計」と連動しているとき、直角方向の計算で柱の偏心は考慮されるか。(Ver.4)
A4−12. 「橋脚の設計」から連動を行う場合は、道示V耐震設計編 P199に記載される方法にて、偏心モーメントを考慮した降伏剛性が自動で算定され、その結果に基づいた断面剛性が連動されます。
震度算出側では、その断面剛性(断面2次モーメント)を用いて固有周期を算定します。
この偏心を考慮した計算過程については「橋脚の設計」の以下出力項目にてご確認いただけます。
 「結果詳細|柱の設計(レベル2地震動に対する保有耐力法による照査)|固有周期算定用剛性」

なお、直角方向の基礎バネについてはフーチング中心で算定された値がそのまま連動され、偏心位置についても考慮されません。
よって、柱中心と基礎バネの算定位置の偏心を厳密に考慮するのであれば、その偏心を考慮した基礎バネ値を別途算定していただき、基礎バネ値を直接入力していただく必要がございます。
    
Q4−13. 「橋脚の設計」と連携している免震設計のデータを計算させると「許容塑性率の値が0.5以下となっています」というメッセージが表示される。「橋脚」側での計算結果では、許容塑性率はメッセージのように“0.5以下” にはなっていない。(Ver.4)
A4−13. 本プログラムの「設計条件|基本条件」にて、「免震支承使用時 減衰定数による地震動の低減を行わない」にチェックがついているのではないかと思われます。

推測が正しければ以下の方法にてエラーを回避することができます。
@「橋脚の設計」の「荷重|保有耐力法ケース|免震橋」の橋軸方向および橋軸直角方向ともに「□補正係数CEを考慮する」のチェックを解除します。
A「震度算出(支承設計)」の「設計条件|基本条件」にて、「設計方法」に「非免震設計」を選択します。
免震橋の補正係数CEより地震力の低減を行わず、免震支承の等価剛性がわかっているようでしたら、「非免震設計」として免震支承の等価剛性KBを支承のバネ値に直接ご入力して頂ければ良いと思われます。

本プログラムの「設計条件|基本条件」にて、「免震支承使用時 減衰定数による地震動の低減を行わない」をチェックすると、免震橋の減衰定数(h)による設計地震動の低減を行わず、橋脚の許容塑性率についても非免震時の値(μa)が使用されます。
ところが、「橋脚の設計」で、「□補正係数CEを考慮する」にチェックがついていますと、橋脚の許容塑性率は免震時の値(μm)が連動され、非免震時の値(μa)が取得できずエラーとなります。
「□補正係数CEを考慮する」のチェックを解除すれば、非免震時の値(μa)が連動されますので、エラーが回避されます。
    
Q4−14. 「橋脚の設計」との連動時、剛性はどの検討方向のものが「震度算出(支承設計)」に渡されるのか。(Ver.4)
A4−14. 「橋脚の設計」における「荷重−保有耐力法ケース」の検討方向で指定された方向について剛性モデルを生成、および許容塑性率の算定を行い、これが「震度算出(支承設計)」に連動されます。

なお、「震度算出(支承設計)」では、慣性力作用方向の両方向同時計算・連動に対応しておりません。
「橋脚の設計−荷重−保有水平耐力ケース」で選択されている検討方向と「震度算出(支承設計)−基本条件−慣性力の作用方向」で設定している方向が一致していない場合、その方向の剛性モデルが取得できないためエラーとなります。
したがいまして、慣性力作用方向によって剛性モデルが異なる場合は、以下のようにデータファイルを分割することをご検討いただきますようお願い致します。

■順方向/逆方向の検討を行う場合のデータの扱いについて
1つのデータを切り替えて計算するより、
・順方向計算ファイル
・逆方向計算ファイル
とデータを分離される方が、データ管理上安全であると考えます。
この場合、それぞれのファイルに含まれる下部構造データは全く別となりますので、下部構造データを変更する場合はそれぞれのファイルに対して編集が必要になります。
    
Q4−15. 「震度算出(支承設計)」の「下部構造の水平方向の剛性」機能にて算定された躯体水平剛性が「橋脚の設計」で算定された降伏剛性と一致しないのはなぜか。(Ver.5)
A4−15. 「震度算出(支承設計)」の「下部構造の水平方向の剛性」で入力されている「慣性力作用位置」と「橋脚の設計」の「初期入力」で入力されている「上部工水平力作用位置」が一致していない事が原因です。
    
Q4−16. 「橋脚の設計」と連動するとき、「固有周期算定用」と「常時」の基礎バネはどのように反映されるのか。(Ver.5)
A4−16. 「橋脚の設計」と連動した場合、「固有値算定用」および「常時」の基礎バネは、「橋脚の設計」のメニュー「震度連携(T)|基礎バネ(S)」画面のタブ「固有周期算定用」「支承設計用(常時)」で設定されています。
「橋脚の設計」と「杭基礎の設計」を連動した場合の基礎バネの値は、「杭基礎の設計」側で計算され、「橋脚の設計」のメニュー「震度連携(T)|基礎バネ (S)」画面に自動で反映されます。
    
Q4−17. 「橋台の設計」と連動時、解析結果の比較表に「橋台の設計」の固有周期が赤字で0.000と表示されている。(Ver.5)
A4−17. 「橋台の設計」で固有周期が0.000と入力され、「震度算出(支承設計)」の計算値と不一致である為、赤字で表示されています。
「橋台の設計」の「荷重|A設計震度」で「震度算出」ボタンを押下し表示される「設計震度」画面の「固有周期」の入力をご確認ください。
「震度算出(支承設計)」の計算結果の取込を行えば自動で「固有周期」の入力値が設定され、矛盾(赤字で表示)を解消することができます。
 
Q4−18. 連動ファイルの下部構造を単独ファイルへ保存することは可能か。(Ver.9)
A4−18. 可能です。下記の手順で保存できます。
 @下部構造プロダクト側で連動ファイルを読み込み
 A「単独設計モード」へ切り替える
 B名前を付けて保存

 
Q4−19. 連動の手順を簡単に示したヘルプを教えてほしい。(Ver.9)
A4−19. ヘルプ「震度算出(支承設計)と下部工プロダクトの連動|連動データの作成例」に連動データ作成手順とよくある質問が記載されています。
こちらをご参照下さい。

 
Q4−20. 「橋脚の設計」にて結果を取り込んでいるのに比較表で一致させることができない。(Ver.10)
A4−20. 橋脚側で設計水平震度を0.4czと設定している場合は、震度側の計算値は適用されません。

 
Q4−21. 連動下部構造のデータを変更したが、震度算出に反映されない。(Ver.10)
A4−21. 下部構造プロダクトで更新したファイルと震度算出で読み込んでいるファイルが同一のものであることを確認してください。
連動は、連携ファイル「*.F3W」を共有することで行います。
同じファイル名で異なるフォルダのファイル参照している事も考えられます。
フォルダ名、ファイル名が同一であることをご確認下さい。

 
Q4−22. 震度算出と連動下部構造の慣性力作用方向の設定を一致させる方法は?(Ver.10)
A4−22. 下記に入力箇所と方向の対応表を示します。

※震度算出では、順方向、逆方向を一度に計算することは出来ません。
※「橋台の設計」で「両方」が選択されている場合は、順方向、逆方向、両方の剛性モデルが作成されます。
※「橋台の設計」で柱の保有耐力法による照査を行わない場合は、上記設定は影響しません。

 
Q4−23. 橋台連動データなのに比較表に下部工形式が橋脚と表示される。(Ver.10)
A4−23. 壁の保有水平耐力照査を行う場合は、下部構造形式を「橋脚」として連動しているためです。

 5.UC-win/FRAME(3D)データエクスポート  

Q5−1.

「橋脚の設計」と連携しているデータで、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」をしようとしたところ、「モデル(橋脚)」は「降伏剛性」だけしか選べない。(Ver.9)
A5−1.
以下の手順で ご確認ください。

ステップ1:
下記手順通りで動的非線形ファイルが付加されているかをご確認下さい。

「非線形動的解析データを付加する」の設定はファイルに保存されません。
※この情報は、レジストリに保存されるため動作環境に依存します。
その為、ファイル保存時に付加する設定がされていたかをデータファイルでチェックすることはで きません。
ユーザ様の方で、付加する設定が行われているかをご確認いただきますようお願い致します。

【非線形モデルを付加する手順】
@「橋脚の設計」を起動します。
Aツールバーから「震度連携へ」ボタンを押下し、震度連携モードとします。
Bファイルを開き、橋脚モデルを読み込みます。
Cメニュー「オプション|動作環境の設定」を開いて、「震度算出(支承設計)連携時」の以下の オプションにチェックを入
れます。
    「非線形動的解析データを付加する」
    「非線形動的解析データの出力設定画面を表示する」
Dメニュー「ファイル|上書き保存」を実行します。
EDを実行すると「非線形動的解析データの出力設定」が開きます。
 「非線形動的解析データを付加する」とし、作成したいモデルの項目にチェックを入れて「続 行」します。
Fエクスポートする各橋脚について、B〜Eを繰り返します。
G保存が完了したら「震度算出(支承設計)」を起動してファイルを開きます。
H「ファイル|UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」の画面から「モデル (橋脚)」で「降伏剛性」以外を選択してエ
クスポートを行い、「UC- win/FRAME(3D)」で正しく読み込めることをご確認ください。

ステップ2:
手順通りにファイルを付加しているが反映されないと言うことであれば、「橋脚の設計」で保存し ているファイルと「震度算
出(支承設計)」で読み込んでいるファイルが同一であることをご確認 下さい。
下記のようなケースで、連動データの更新が正しく行われていない場合がございます。
・異なるフォルダに同じ名称のファイルを作成し更新している場合
・「橋脚の設計」単独ファイルを更新している場合

フォルダ名称、ファイルの更新日付等でご確認下さい。

    
Q5−2. 「UC-win/FRAME(3D)」のデータにエクスポートする際に橋台をM-θモデルとすることは可能か?(Ver.4)
A5−2. 橋台についてはM-θモデルのエクスポートはサポートしておりません。
エクスポート後、「UC-win/FRAME(3D)」側にて編集して頂きますようお願い致します。
    
Q5−3. 「UC-win/FRAME(3D)」データにエクスポートするときに免震支承とすることができない。(Ver.4)
A5−3. 支承定数の基準書にて、「道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月」が選択されている場合は、バイリニア算定に必要な定数を保持していない為、バイリニアでのエクスポートが制限されます。

選択が有効となる支承の種類については、画面のヘルプより【免震支承モデル】をご参照下さい。

なお、免震支承モデルの選択が有効になるのは、支承の種類に加えて
「免震橋梁(橋梁モデルの解析)|免震支承の等価剛性算出」
「バイニリアモデルの作成」
のいずれかの計算が実行され、その結果が有効な場合に限られます。
    
Q5−4. 上部工や下部工の自重はUC-win/FRAME(3D)データエクスポートの対象にはなっていないのか。(Ver.4)
A5−4. エクスポート対象です。
エクスポート時の設定により「集中質量マトリックス(剛体要素の質量)」または「分布質量マトリックス(部材断面の単位長さ重量)」としてエクスポートされます。
    
Q5−5. 「UC-win/FRAME(3D)」のデータにエクスポートしたとき、上部工重量はどこで確認することができるか。(Ver.4)
A5−5. 上部工重量は、剛体要素の質量として定義されています。
これは、以下の方法で確認することができます。

【図に表示する方法】
@「UC-win/FRAME3D」を起動して、「震度算出(支承設計)」からエクスポートしたファイル(×××.F3D)を読み込みます。
Aメニューの「表示(V)」から「荷重の表示(I)」にチェックを入れると、上部工の各格点に荷重が表示されます。

【質量を確認する方法】
@「UC-win/FRAME3D」を起動して、「震度算出(支承設計)」からエクスポートしたファイル(×××.F3D)を読み込みます。
Aメニューの「表示(V)」から「節点(D)」のチェックを外します。
 これにより、剛体要素(青色の点)が表示されます。
Bマウスでこの剛体要素を選択して、右クリックメニューから「剛体要素(剛域・質量)の編集(P)...」を選択します。
C「剛域要素の編集」画面のタブ「質量と重心」の「質量」に、「震度算出(支承設計)」で定義した質量がton単位で設定されています。

詳細は「震度算出(支承設計)」のヘルプ「操作方法|その他|UC-win/FRAME(3D)データのモデル化について」の「◆上部構造」の部分をご参照ください。
このページに記載されている通り、「震度算出(支承設計)」からエクスポートされる内容は、骨組構造、荷重など、骨組解析として必要なものはすべて含まれています。
ただし、「震度算出(支承設計)」は静的解析プログラムですので、エクスポートデータが動的解析に最適な状態となっているとは限らないことをご了承下さい。
    
Q5−6. 「UC-win/FRAME(3D)」のデータにエクスポートされる基礎バネはどこで確認することができるか。(Ver.4)
A5−6. 以下のいずれかで確認できます。

1.「震度算出(支承設計)」で基礎バネ値を確認する方法
 「震度算出(支承設計)」の入力「構造物形状の登録|下部構造」画面から橋脚を選択して、「モデル確認」ボタンで「固有周期算定」用の基礎バネ値が表示されます。

2.「震度算出(支承設計)」から「UC-win/FRAME(3D)」への変換について
 「UC-win/FRAME(3D)」へ基礎バネをエクスポートする際の設定方法は、「震度算出(支承設計)」のヘルプ「操作方法|その他|UC- win/FRAME(3D)データのモデル化について」のページの中ほどにある「・橋脚のタイプ(RC橋脚固定)◆基礎」をご参照ください。
 
3.「橋脚の設計」と連動している場合、「橋脚の設計」上で基礎バネを確認する方法
 「橋脚の設計」のメニュー「震度連携(T)|基礎バネ(S)」画面のタブ「固有周期算定用」で設定されています。

4.「震度算出(支承設計)」で橋脚を定義したとき(連動でないとき)の基礎バネの算出方法を確認する方法
 @「震度算出(支承設計)」のメニュー「ファイル(F)|印刷項目設定(I)...」画面で、「橋梁モデルの解析」および、その中の「解析データ」にチェックを入れます。
 A@の画面の「プレビュー」ボタンを押下します。
 B「解析データ」下の橋脚の章内で、「基礎バネの算出」が出力されます。
    
Q5−7. 「橋脚の設計」で震度連携データを新規作成し、「UC-win/FRAME(3D)データを付加する」にチェックを付けて保存しようとすると、「UC-win/FRAME(3D)データを付加することはできません」という警告が表示された。対処方法は?(Ver.4)
A5−7. UC-win/FRAME(3D)データを付加するファイルは「震度算出(支承設計)」Ver4.01.00以降で1回は保存されている事が条件となります。
以下の手順にて、ファイルを更新してください。

■新規ファイルを作成する場合
 (1)「震度算出(支承設計)」Ver4.01.00以降にて、データを作成後、ファイル保存
 (2)「橋脚の設計」にて、データを作成後、(1)で作成したファイルに保存を実行

■「橋脚の設計」側で既にUC-win/FRAME(3D)データを付加しないまま作成したファイル「*.F8W」が存在する場合
 (1)ファイルを一旦「震度算出(支承設計)」Ver4.01.00以降で読み込み/保存を実行
 (2)「橋脚の設計」にて、ファイルを読み込み直し、UC-win/FRAME(3D)データを付加して上書き保存を実行
    
Q5−8. 橋軸方向と直角方向とで慣性力の作用位置が異なるとき、「UC-win/FRAME(3D)」へエクスポートするとどのように取り扱われるのか。(Ver.4)
A5−8. 「震度算出(支承設計)」から「UC-win/FRAME(3D)」へエクスポートする場合は、慣性力の作用位置は常に上部構造重心位置として扱われます。「基本条件」の上部構造はり位置の設定は反映されませんのでご注意下さい。
    
Q5−9. 「RC下部工の設計計算,ラーメン橋脚の設計計算」と連動して作成したラーメン橋脚は、「UC-win/FRAME(3D)」データにエクスポートするときにはどのようにモデル化されるのか。
A5−9. 「震度算出(支承設計)」は、2次元の解析を行う為、ラーメン橋脚については、1本棒換算モデルデータを連動しています。
その為、「震度算出(支承設計)」を介してラーメン橋脚をエクスポートすると2次元モデル(1本棒換算モデル)でエクスポートされます。
ラーメン橋脚をラーメン橋脚(門型データ)としてエクスポートすることはできませんので、エクスポート後に、「UC-win/FRAME(3D)」にて作成・編集する事になります。
    
Q5−10. 「震度算出(支承設計)」で免震という条件にしてUC-win/FRAME(3D)データを作成したが、UC-win/FRAME(3D)で読み込むと「モデル設定」画面で「一般の橋」などとなっている。問題ないか?
A5−10. 「震度算出(支承設計)」や「橋脚の設計」が作成したUC-win/FRAME(3D) データは、M−φ特性やM−θ特性(ばね特性)が安全係数も含めて全てが任意設定となっています。M−φ特性やM−θ特性が任意設定になっている場合は、モデル設定画面の橋種や重要度の定義はどこにも使用されません。

UC-win/FRAME(3D)には、新規に断面形状を持つ断面(アウトライン)を作成して鉄筋を配置し、曲げ計算用の準拠基準を選択すると、その断面と連動してM−φ特性やM−θ特性(ばね特性)を計算するしくみがあります。この場合は、モデル設定画面「オプ ション設定」で指定されている橋の重要度や橋種に応じて安全係数αを自動設定します。

したがって、「震度算出(支承設計)」や「橋脚の設計」が作成したUC-win/FRAME(3D)データでは、モデル設定画面で設定している橋の重要度や橋種はM−φ特性などに使用されません。

「橋脚の設計」には、免震というスイッチがあります。「橋脚の設計」から「震度算出(支承設計)」へデータを連 動させるときは、このスイッチが必要です。なぜなら、「橋脚の設計」がUC-win/FRAME(3D)のM−φ特性を任意設定で作成して保持しているた めです。「震度算出(支承設計)」の中ではM−φ特性を作成していません。このようにして、「橋脚の設計」の中で作成したUC-win/FRAME (3D)データをそのまま「震度算出(支承設計)」へ取り込んでいます。

「震度算出(支承設計)」にも”免震”という設定があります。すると、「橋脚の設計」で設定された”免震”とい うスイッチと「震度算出(支承設計)」の”免震”のスイッチは、整合がとれていないといけません。「橋脚の設計」と「震度算出(支承設計)」との連動時に、もし”免震”というスイッチの設定に不整合があると警告がでます。

したがって、「橋脚の設計」→「震度算出(支承設計)」→「UC-win/FRAME(3D)」と連動させるときは、
 M−φ特性は「橋脚の設計」が作成している
 M−φ特性に設定する安全係数も「橋脚の設計」で設定している
 免震の設定は「橋脚の設計」と「震度算出(支承設計)」の両方にある
 UC-win/FRAME(3D)で設定する橋の重要度や橋種は使用しない
ということになっています。

ただし、UC-win/FRAME(3D)のレポート出力を報告書に使用する場合などを考えると、計算に使用されていない橋の重要度や橋種を”免震橋”としておくことも考えられます。
    
Q5−11. 「免震支承の等価剛性算出」で算定されるバイリニアモデルと、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」で算定されるバイリニアモデルの違いは?(Ver.4)
A5−11. UC-WIN/FRAME(3D)エクスポート画面からヘルプボタンを押下して表示されるヘルプの「バイリニアモデル作成」をご参照下さい。

等価剛性算定時に算出されるバイニリアモデルは、有効設計変位によって算定します。

一方、UC-WIN/FRAME(3D)エクスポート機能の「バイリニアモデル」は、指定された変位そのものに対するバイニリアモデルを算定します。
これは、動的解析により算定された設計変位に対してバイニリアモデルを算定する事を目的とした機能です。

<参考>
支承便覧 P432 より
 γ:地震時においては、静的照査の場合は有効せん断ひずみ、動的照査の場合はせん断ひずみ

バイニリアモデルは、等価せん断弾性係数および等価減衰定数の設計式より求まる履歴面積とバイニリアモデルの面積が等価となる条件で一次剛性、二次剛性に関するせん断弾性係数が決定されています。
よって「γ:バイニリアモデルの骨格曲線におけるゴムの最大ひずみ」とは
 有効設計変位によって等価せん断係数を算定している場合 γ=有効設計せん断ひずみ
 設計変位によって等価せん断係数を算定している場合   γ=設計せん断ひずみ
としてバイニリアモデルを算定しています。
    
Q5−12. UC-win/FRAME(3D)データにエクスポートすると、コンクリートのせん断弾性係数が震度算出(支承設計)で入力した値と異なる理由は?(Ver.4)
A5−12. UC-win/FRAME(3D)では、せん断弾性係数Gcを直接入力できません。
ポアソン比とヤング係数とからヘルプ「操作方法|モデル作成|材料(2)〜材料エディター〜|コンクリート|[せん断弾性係数 Gc]」に示す式で算出した値です。

3Dデータエクスポートにおける「震度算出(支承設計)」のモデルについては、ヘルプ「操作方法|その他|UC-win/FRAME(3D)データのモデル化について」をご参照下さい。
こちらに記載されているとおり、せん断弾性係数を直接入力する場合以外は、ポアソン比 = 0.167としてエクスポートします。

一方、震度算出(支承設計)側で使用されるせん断弾性係数は、G = E(ヤング係数) / 2.3 として算定しています。

いずれも「道路橋示方書 共通編 3.3 設計計算に用いる物理定数」の記述により、そのように取り扱っておりますが、小数点以下桁数の扱いにより差が生じています。
<抜粋>
Gc = Ec / 2.3 ・・・(3.3.1)
式 (3.3.1)はコンクリートのポアソン比を1/6として求めたものである。
1/6=0.166666・・・≒0.167

厳密に(1/6)として計算すると、両者は一致します。
 G = E /2(1+0.166666・・・) = E / 2.33333・・・・
    
Q5−13. UC-win/FRAME(3D)データエクスポート時に、質量マトリックスを上部構造、下部構造ともに「集中」と指定しているにも関わらず、「UC-win/FRAME(3D)」で確認すると上部工構造は集中荷重、下部構造は分布荷重になっている。その理由は?
A5−13. エクスポート時の質量マトリックスの選択は、下部構造が「降伏剛性モデル(数値断面)」でエクスポートされる場合のみ有効となる設定です。
非線形解析モデルでエクスポートされる場合は、3D側にて、断面形状、部材長、単位体積重量から部材の質量を算定し、それより整合質量マトリクスを計算部で作成します。
降伏剛性(数値断面)モデルでは、断面の形状のエクスポートが行われないため、直接、集中荷重/分布荷重を設定しエクスポートを行っています。


◆集中質量マトリクスと整合質量マトリクスの違いについて

集中質量マトリクスは、UC-win/FRAME(3D)では1節点だけに設ける剛体要素に質量を与えて作成する方法です。この方法は、質量点が少ないと精度が低下すると言われています。そのために部材長を短くして節点を多数設ける必要があります。次の整合質量マトリクスに比べると質量点が多数必要になるというデメリットがある反面、部材質量を単純に2節点間に割り振る(=2で割る)のでわかりやすい、という利点があります。

整合質量マトリクスは、分布質量マトリクス(教科書によっては調和質量マトリクス)と呼ばれるもので、剛性マトリクスを導出する際の形状関数を用いて作成する方法です。UC-win/FRAME(3D)で普通にモデル化するとこれがデフォルトとなっています。寸法形状を持つ断面を作成して部材に割り当てると、プログラムが、断面形状、部材長、単位体積重量から部材の質量を算定し、それより整合質量マトリクスを計算部で作成します。回転慣性質量も自動的に考慮されます。この方法は、少ない節点数でも精度のよい解を出すと言われています。最近発刊された
 「鋼橋の耐震・制震設計ガイドライン」(宇佐美勉編著・日本鋼構造協会編、2006年9月1日、技報堂)
では、p.123にこれらの質量マトリクスの違いを解説しており、その中で集中質量法では数値的不安定を起こすことがあるので、整合質量法を採用するのがよい、とも紹介されています。
    
Q5−14. 「橋脚の設計・3D配筋」と連動した橋脚について、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」でM-φ(バイリニア)で出力することはできるか。(Ver.10)
A5−14. 下記の手順にて、M-φバイリニアモデルのエクスポートを行ってください。

1.震度連携プロジェクトファイル(*.F3W)より、該当する橋脚を「橋脚の設計・3D配筋」で読み込みます。
2.「橋脚の設計・3D配筋」のメイン画面のメニュー「UC-win/FRAME(3D)データファイル」より開かれる設定画面において、「モデル選択=M- φ」,「M-φのモデル化=バイリニア」とします。
3.同画面を「確定」し、その後、「1.」のF3Wファイルに上書き保存を実行します。
4.保存時に表示される出力設定画面において、「計算モデル」の「M-φ」にチェック(レ)し、[続行]します。
5.「震度算出(支承設計)」で「4.」のファイルを読み込み、エクスポートを行ってください。

    
Q5−16. UC-win/FRAME(3D)データにエクスポートしたとき、フーチングの回転慣性質量が考慮されていないが、問題はないか。(Ver.5)
A5−16. フ−チング、梁の回転慣性モーメントの影響が大きいと考えられる場合は考慮する必要があると考えます。
ただし、最終的な決定は設計者のご判断に委ねられます事をご了承下さい。
UC-win/FRAME(3D)データのエクスポートでは、橋台フ−チングは、断面を割当てた部材を剛域としていませんので回転慣性質量は自動で設定されません。
一方、橋脚梁は、断面を割当てた部材を剛域としていますので回転慣性質量は自動で設定されます。
変更が必要と判断された場合には、UC-win/FRAME(3D)で直接変更する必要があります。
入力方法に関しましては、「剛体要素の編集」画面にてヘルプボタンを押下して表示されるヘルプトピックをご参照ください。(回転慣性質量の計算式も記載しています。)

UC-win/FRAME(3D)データのエクスポートで作成されたモデルを雛形に、設計者のご判断により適宜モデルをご変更いただきますようお願いいたします。
    
Q5−17. UC-win/FRAME(3D)データエクスポート時に、アウトラインのある断面がエクスポートされる条件は?(Ver.5)
A5−17.
以下の何れかの橋脚が存在する場合のみアウトラインを有する断面がエクスポートされます。
 1.「橋脚の設計」と連動し、「UC-win/FRAME(3D)」データが付加されている場合
 2.「橋脚 梁幅≧柱幅」および「橋脚 柱幅>梁幅」で、「降伏剛性時のI」および「許容塑性率」を算定するとした場合
 
上記の場合でも、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」画面の「モデル(橋脚)」にて「降伏剛性」を選択した場合は数値断面がエクスポートされます。
詳細は、「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」画面の「ヘルプ」ボタンを押下して表示されるヘルプトピックの[モデル(橋脚)]の説明をご参照ください。
    
Q5−20. 「UC-win/FRAME(3D)」にデータをエクスポートしたところ、橋台の重量が多く算出されている。この理由は?(Ver.6)
A5−20.
「震度算出(支承設計)」のモデルでは、胸壁部分の重量についても躯体部に含んで計上しています。
その為、質点重量から算定された単位重量が元の設定された単位重量より大きく算定される事になっています。
 
「震度算出(支承設計)」からエクスポートを行う場合は、胸壁部分の重量を自動で除く事はできません。
もし、胸壁部分の重量を別途考慮するなど、本断面データから削除したい場合は、「UC-win/FRAME(3D)」側で編集していただきますようお願い致します。

 6.その他   

Q6−1.

画面の切り替わりが遅かったり、3D表示画面で動かなくなったりする原因は?(Ver.4)
A6−1. 製品が利用しているOpenGLの機能に、お使いのマシンのグラフィックカード、もしくはグラフィックドライバが完全に対応していないことが考えられます。
製品付属のツールにてアクセラレーションモードを切り替える方法をお試し下さい。
ツールの使用方法は以下の通りです。
1.製品に付属のOpenGL設定ツール(F8GLSetting.EXE)を起動する。(※製品は終了した状態にしておく)
 ・ウィンドウズの左下にある「スタート」ボタンを押し、「プログラム − FORUM 8 − 震度 − OpenGL設定ツール」を選択
2.「OpenGLのハードウェアアクセラレーション機能を使う」からチェックを外してOKボタンを押す。



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