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Vol.35
EXODUS VR Asiaセミナー
ハノイ・上海・釜山
IT活用による建設産業の成長戦略を追求する「建設ITジャーナリスト」家入 龍太
イエイリ・ラボ体験レポート
建設ITジャーナリスト家入龍太氏が参加するFORUM8体験セミナー有償セミナーの体験レポート
建設ITジャーナリスト家入龍太氏が参加するFORUM8体験セミナーのレポート。
新製品をはじめ、各種UC-1技術セミナーについてご紹介します。
製品概要・特長、体験内容、事例・活用例、イエイリコメントと提案、製品の今後の展望などをお届けしています。

【プロフィール】
BIMや3次元CAD、情報化施工などの導入により、生産性向上、地球環境保全、国際化といった建設業が抱える経営課題を解決するための情報を「一歩先の視点」で発信し続ける建設ITジャーナリスト。日経BP社の建設サイト「ケンプラッツ」で「イエイリ建設IT戦略」を連載中。「年中無休・24時間受付」をモットーに建設・IT・経営に関する記事の執筆や講演、コンサルティングなどを行っている。
公式ブログはhttp://ieiri-lab.jp

避難解析の国際的権威であるエドウィン・R・ガリア教授(グリニッジ大学 火災安全工学グループ(FSEG))を迎えて、EXODUS VR Asiaセミナーを各国で開催しました。建設ITジャーナリストの家入龍太氏が参加した中国、韓国会場、およびベトナム会場でのセミナーの様子をレポートします。

【セミナー開催日程】
6/26 ベトナム : ハノイ(ロッテホテル ハノイ)
6/28 中国 : 上海(インターコンチネンタル 上海)
6/30 韓国 : 釜山(パークハイアット 釜山)


アジア3ヶ国でセミナー開催

建設ITジャーナリストの家入龍太です。フォーラムエイトでは、海外の大学やソフトベンダーと密接な連携を取りながら、世界中の有力ソフト技術を導入し、日本でさらに機能の追加や改良を行って様々なソフトやクラウド製品を開発しています。

その成果は日本語版ソフトにとどまらず、英語や中国語、韓国語など様々な国々のニーズに合わせて海外版も開発・販売しています。世界から技術を仕入れ、日本で改良し、再び世界市場に投入していくビジネスモデルは、“ソフト界の加工貿易”といえるでしょう。

フォーラムエイトはユーザーのためにデザインフェスティバルや各種セミナーなどのイベントを開催しています。その取り組みは海外のユーザーに対しても同じです。今年6月、フォーラムエイトはベトナム、中国、韓国で「EXODUS VR Asiaセミナー」を開催し、多くのユーザーが参加しました。

今回のテーマは、3次元リアルタイムバーチャルリアリティー(VR)システム「UC-win/Road」の最新機能紹介と、熱流体力学(CFD)によって火災シミュレーションを行う「SMARTFIRE」、そして避難シミュレーションを行う「building EXODUS」や「maritime EXODUS」などのソフトです。

アジア3カ国で行われたセミナーには、SMARTFIREやEXODUSの開発者であり、避難解析の世界的権威であるグリニッジ大学 火災安全工学グループ(FSEG)のエドウィン・R・ガリア教授を招くとともに、フォーラムエイトの幹部が参加して、これらのシステムやソフトを使った最新の研究プロジェクトや、VRゴーグルと連携した最新機能などについて講演しました。

また、フォーラムエイトからは、UC-win/Roadを軸としたVR製品の新機能や、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)、クラウド、ドローンとの連携など技術開発動向のほか、アジア各国からも多くの参加者があるデザインフェスティバルの作品紹介など、ベンダーの生の声による最新情報の提供が行われました。


セミナー内容〜上海・釜山〜

セミナーは6月最終週の6月26日にベトナム・ハノイ、28日に中国・上海、30日に韓国・釜山と、キャラバン方式で開催され、フォーラムエイトの幹部スタッフはガリア教授とともに2日ごとに移動し、各国の法人や販売会社と合流しながら精力的にセミナーを開催しました。私は上海と釜山でのセミナーに参加し、現地ユーザーの熱気を生で感じることができました。

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▲ハノイ:ベトナム消防署Hung氏による講演。
  F8ベトナム顧問Kien氏よりスタッフ紹介や、
  F8のプレゼンも実施された
▲上海:フォーラムエイト代表取締役社長 伊藤裕二
  による開会のあいさつ(左)。
  ガリア教授と情報交換を行う参加者の様子(右)
▲釜山:セミナー会場に設けられたVR体験コーナー。
  ヘッドマウントディスプレイを装着してVR空間を運転
ガリア教授の最先端研究に注目集まる

各国のセミナーで基調講演を行ったガリア教授はSMARTFIREやEXODUSを使った最新の火災シミュレーションや避難行動についての研究内容を、豊富な動画を交えて紹介しました。

ガリア教授がグリニッジ大学に火災安全工学グループを設立したのは、1986年に英国のマンチェスター空港で発生したボーイング737型機の火災事故がきっかけでした。それから30年あまりがたち、同グループは火災工学やCFDエンジニア、心理学者、数学者、ソフト技術者など30人の研究者からなる機関になりました。

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▲中国・上海のセミナーで講演する英国グリニッジ
  大学のエドウィン・R・ガリア教授

講演内容には、(1)スタジアムからの避難行動、(2)高層ビルからの避難、(3)安全保護柱(セキュリティー・ボラード)、(4)エスカレーターの効率改善、(5)都市スケールでの避難・混雑行動、(6)火災・避難の統合シミュレーション、(7)ミクスドリアリティーによる訓練環境、が含まれていました。

EXODUSを使った避難解析の研究も、テロや洪水、大規模火災などの自然災害など最近の動向を反映して、応用分野が広がってきました。

例えば、最近はクルマによるテロを防止するためにセキュリティー・ボラードという安全保護柱が、世界各国で使われるようになりました。可動式で地面から突き出すものですが、群集の避難行動にとっては通路を通りにくくするマイナスな面もあります。

そこでガリア教授らは、ボラードの高さを1m、2m、3mと変えて、柵がないときに比べてどの程度、通過人数が減るのかという興味深い研究を行いました。その結果、柵が高いほど、スムーズに通過できるという結果が得られました。人を集めて行った実験とEXODUSによる解析結果の誤差も1%以内に収まっていました。

また、EXODUSでシミュレーションする規模も、従来のエスカレーターや通路などから、洪水や津波、火事など面的な広がりのある都市スケールの問題解決に広がっています。事前にいくつかのシナリオによってシミュレーションを行っておくだけでなく、実際に災害が起こってから橋の流出や避難路の水没などの条件を反映して避難解析を行い、現場にフィードバックするリアルタイムな解析も可能になってきました。

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▲ボラードの高さを変えて時間当たりの通過人数を調べた実験 ▲大規模な範囲を対象に、リアルタイムな避難解析も
  行えるようになってきた

また、ビルなどの工事現場での火災時における、作業員らの避難行動についても研究が進んでいます。工事現場は通路が限られていたり、避難しにくい場所に作業員がいたりします。足元に鉄筋や型枠がある場合などは、一般のビルのようにスムーズに歩行することが難しい場合もあります。

そこでガリア教授らは、40階建てと59階建てのオフィスビル工事現場を使って、作業員の避難実験を行いました。40階建てビルでの実験では、2分以内に避難行動をとった作業員がほとんどだったものの、1人作業や高所作業、ガラス工事などの職種では、避難行動が遅れるという結果となりました。

このほかEXODUSやSMARTFIREと、ゲームエンジンUNITY3D、そしてVRゴーグルを使って空港などの雑踏を再現しながら、テロ犯人を制圧するバーチャル訓練環境の構築といった最先端の研究内容も紹介されました。

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▲VRゴーグルを使った、バーチャルなテロ対策訓練の様子 ▲VRで再現された空港の雑踏。この中から犯人を捜して制圧する


ユーザー同士の交流も

各会場ではセミナーの合間にコーヒーブレークやセミナー後のパーティーが行われ、フォーラムエイト製品のユーザーが、ガリア教授をはじめとする講演者や、フォーラムエイトのスタッフとの交流が行われました。

日ごろ、仕事や研究に使っているEXODUSやSMARTFIREの開発者であるガリア教授と直接、情報交換を行った参加者の間には、和やかな雰囲気が満ちていました。

最近、アジア各国でのフォーラムエイト製品の販売は、着実に伸びています。今回、2カ国で行われたセミナーに参加しましたが、顧客志向のフォーラムエイトの製品開発姿勢と、現地法人や販売店スタッフによる地域密着型のサポート体制を好意的に評価するユーザーの声に接したことで、その理由に納得した次第です。

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▲上海会場でセミナー後に行われた記念撮影


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