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ちょっと教えたいお話  新土木工事積算体系
  • 今回は、設計書の表示方法を工種ごとに標準化・規格化することことで、その統一化を行うことを主な目的とする「新土木工事積算体系」の概要および、工事目的物ごとにその構成要素で細分化した『新土木工事積算体系ツリー』について解説します。

新土木工事積算体系とは

新土木工事積算体系は、設計書の総括表や内訳書について、階層数や階層の定義、細分化などの構成方法、用語名称や数量単位などの表示方法を工種ごとに標準化・規格化することをいい、設計者によりまちまちとなっていた設計書の構成を統一化し、これにより契約内容の明確化、積算及び検収の合理化・容易化を図るものです。

<従来の積算作業の状況>

  1. 積算実務の経験不足で工事の流れが想定できず積算が行えない
  2. 担当者間の経験や認識の相違により積算内容に相違が生じる
  3. 同一用語が異なる箇所に発生する
  4. 単位の使い方が不統一

この事を踏まえて、国土交通省が基本方針を定義しています。

<新土木工事積算大系の基本方針>※1

  1. 積算内容を発注者及び受注者に対しわかりやすいものにする
  2. 誰が積算しても標準化された同じような積算とする
  3. 工事目的物を明瞭にする
  4. 数量総括表、仕様書等を一貫した統一したものにする

階層の定義

積算体系の整備は体系や階層の定義が重要であり、内容を下記の表に示します。主に工事区分,工種,種別,細別の項目を使います。

Lv 名称 定義・内容
0 事業区分 事業執行上の区分
河川改修
1 工事区分 発注側を考慮してレベル0を分割したもので、通常1件の工事として発注される 築堤・護岸
2 工   種 レベル1を構成する要素のうち、一定の構造を施工するための一連作業の名称 地盤改良工
3 種   別 体系全体の見通しをよくするため、レベル2と4をつなぐレベル区分 表層安定処理工
4 細   別 工事を構成する基本的な単位目的若しくは単位仮設物である 安定処理
5 規   格 レベル4を構成する材料等の客観的な材質・規格並びに契約上明示する条件 N24-8-25
コンクリート規格
6 積算要素 レベル4の価格算定上の構成要素であって、基本的には契約上明示しない ダンプトラック
運搬
■表1 階層の定義


用語の統一・標準化

積算体系の整備は、内訳書の構成方法の標準化を図っていますが、各要素を示す用語についても、これまでは標準的な規定がなく、河川・道路等の部署によっては、例えば「掘削」と「切土」のように、同じ意味のものに対して異なる用語を用いていました。このように用語の統一・標準化がなされていないと、工事目的物に対する認識が積算担当者と他者では一致しない場合が考えられ、積算内容が不明確であったり、施工者の見積業務や設計者の数量算出業務が繁雑になります。このため、積算体系では使用する用語についても統一・標準化を目指しています。 

積算体系の用語は、数量計算書・設計書に使用するばかりでなく、積算にまつわる、あらゆるものに共通的に適用されるものとなります。このため、用語の標準化に当たっては、個々の用語に含まれる内容、体系での階層的な定義、数量単位を一義的に規定するものとし、これを用いて体系を構築することにより、工事目的物を明確化しています。


新土木工事積算体系ツリー

先に述べた階層の定義、用語の統一・標準化を図った上で、工事目的物ごとにその構成要素で細分化したものが『新土木工事積算体系ツリー』となります。現在(平成26年5月)の時点で、新土木工事積算体系ツリーの最新版は平成25年度(10月)となっております。施工パッケージ型積算への移行に伴い、積算体系ツリーも見直しされていると聞いていますので、この動向も気になる所です。

フォーラムエイトでは、積算プログラムの開発に着手しており、新土木工事積算体系ツリーの概念を取り入れた開発を進めています。

■図1 新土木工事積算体系ツリーの選択画面

※1 新土木工事積算大系の解説
(http://www.nilim.go.jp/lab/pbg/theme/theme2/sekisan/daikei.htm)



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