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 xpswmm 総合情報 Vol.43

 降雨データの入力について

今号は、日々皆様から寄せられるお問い合わせの中で特に多い降雨の入力方法について、本誌のサポートトピックスのような形式でお届けします。


各モードにおける降雨の入力

xpswmmには、解析モードとして、汚水モード、水文モードと水理モードの3つがあります。そのうち、水文モードと水理モードにおいては、降雨を入力することができますので、その方法を詳しく紹介します。


水文モードにおける降雨の入力

水文モードでは、副流域を任意の面積や勾配を持った仮想の流域として定義し、ユーザが定義した降雨がその流域に対して発生した場合の流量を計算します。入力が必要なパラメータは、下記になります。

  1. 流域の面積
  2. 流域の不浸透域率
  3. 流域幅
  4. 流域の勾配
  5. 追跡法
  6. 降雨データ

水文モードにおける副流域の入力方法には、「ノードに副流域を設定する方法」と「副流域を図示する方法」があります。


ノードに副流域を設定する方法

ノードに副流域を設定する方法を図1に示しました。


副流域を図示する方法

副流域を図示する方法は、設定方法を図2に示しました。手順7の後は、作成した副流域を選択し、図1の手順と同様に進めていきます。この方法は、ノードに副流域を設定する方法に比べて手順が増えますが、下記の利点があります。

  1. 副流域レイヤーにて管理することができる
  2. 入力した地形データから面積を算出できる
  3. 副流域の範囲が明示でき、色分けもできる

水理モードにおける降雨の入力

水理モードでは、2D解析の際に、地表面に降雨による流量を発生させることができます。降雨を発生させる範囲の指定方法は、図3の手順で降雨/流量エリアのレイヤーを作成し、図2の手順2〜6を行えば、作成することが出来ます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図1 ノードに副流域を設定する方法
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図2 副流域を図示する方法
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図3 水理モードにおける降雨の入力


 おわりに

最後に1つ注意点があります。降雨データを用いて2D解析する際は、[設定]-[解析設定]-[2Dモデルの設定]にある[□常に倍精度ソルバーを使用する]にチェックを入れてください。解析が安定します。


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