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   ホーム > セミナーフェア > セミナーレポート > 新道路橋示方書セミナー「道路橋示方書の改定内容と製品の対応」
 新道路橋示方書セミナー「道路橋示方書の改定内容と製品の対応」
●日時:2012年5月9日〜30日 (Up&Coming 2012年7月号)

2012年5月9日〜5月30日の期間に、鹿児島,沖縄,松山,広島,静岡,金沢,札幌の7会場で、新道路橋示方書セミナーを開催いたしました。各会場ともほぼ定員いっぱいとなり、7会場で合計155社278名様にご参加いただきました。また、どの会場でも熱心にご聴講いただき、ここに改めまして厚く御礼申し上げます。

セミナーでは最初に、道路橋示方書改定に伴う当社の対応方針と対応製品について説明、今回の改定内容の概要および改定の影響に関する概略検討結果の報告を行いました。続いて、前半に道路橋示方書・同解説の改定内容を、U鋼橋編、Vコンクリート橋編、W下部構造編、X耐震設計編のそれぞれについて新旧道示を対比する形式で説明し、後半は製品ごとの対応内容と対応方法をご案内しました。また、一部の製品ですが、設計計算例を対象とした新旧道示による計算結果の比較についても報告いたしました。

道路橋示方書の発刊が当初の予告時期よりも遅くなり、弊社で入手できたのは5月に入ってからとなりましたが、条文だけではなく、杭基礎設計の許容押込み支持力、杭とフーチングの接合部照査などの大きな変更をはじめとする解説の改定点についても最初の開催日からご紹介することができました。特に、前半の開催では、まだ道路橋示方書を手にされていないお客様も多数いらっしゃいましたので、手前味噌ではございますが、有用な情報をご提供できたものと考えております。一方で、情報量が多いため説明が速かったり不十分な箇所もあったというご指摘もいただいており、貴重なご意見として今後のセミナー開催の参考とさせていただきたいと思います。

なお、セミナーの中でも高い関心を寄せていただいた、新旧道示による鉄筋コンクリート単柱橋脚の地震時保有水平耐力法の計算結果の比較について、「道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)社団法人日本道路協会」の設計計算例を基に、設計条件を、
・σck = 210(kgf/cm2) → 24(N/mm2)
・SD295 → SD345
・上部構造死荷重反力
  R d =710(tf) → 6970(kN)
に変更し、「橋脚の設計」にて検討した結果を表にまとめました。ご参考にしていただければ幸いです。

今後も設計者の皆様のニーズにお応えできるよう、製品開発に努めていきます。ご指導の程、よろしくお願いいたします。

σ ck = 24(N/mm2)
SD345
橋軸方向 橋軸直角方向
H.14 H.24 H.14 H.24
Lp(mm) 1100 765.78 2000 726.66
タイプT C Iz・k hco 0.85 1.3024 0.85 1.4139
P a(=P u)(kN) 5545.77 5545.73 9800.99 9631.2
δ ls2(δ u)(mm) 178.67 138.24 94.11 97.02
μ a 2.131 2.832 1.644 2.564
c s 0.554 0.463 0.661 0.492
k hc 0.47 0.6 0.56 0.7
W (kN) 7891.35 7891.35 5598.11 5598.11
k hc・W (kN) 3708.94 4734.81 3134.94 3918.68
P a ≧k hc・W OK OK OK OK
タイプU C IIz・k hco 1.75 1.75 1.75 1.75
P a(=P u)(kN) 5553.36 5545.73 9841.94 9631.2
δ ls2(δ u)(mm) 284.73 138.24 143.71 97.02
μ a 4.993 2.832 3.307 2.564
c s 0.334 0.463 0.422 0.492
k hc 0.58 0.81 0.74 0.86
W (kN) 7891.35 7891.35 5598.11 5598.11
k hc・W (kN) 4576.98 6392 4142.6 4814.38
P a ≧k hc・W OK NG OK OK
■新旧道示による地震時保有水平耐力法の計算結果比較 ※破壊形態は全ケース曲げ破壊型

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