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Q&Aスイートデータ消去 Q&A ('22.10.14)

NEW! 更新内容

Q2−1. トップページの[消去履歴]や[設定]メニューを開くとログイン画面が表示されたが、ログインIDに何を入力すれば良いかわからない。('22.10.14)

Q2−2.アカウントや消去業務は必ず作成する必要があるか。('22.10.14)

Q2−3.消去履歴にアカウント情報(担当者情報)の記録も確実に残したい。データの消去を行う際にログインを必須にできるか。('22.10.14)

Q2−4.アカウント毎に閲覧できる消去履歴を制限するにはどうすれば良いか。('22.10.14)

Q2−5.「スイートデータ消去」以外のソフトウェアで消去した履歴も管理できるか。('22.10.14)

目  次
1.全般 

Q1−1.消去にかかる時間の目安が知りたい。

Q1−2.SSDは3回以上の上書きが推奨されているようだがなぜか。

Q1−3.RAIDで構成されたドライブの消去は可能か。

Q1−4.NSA方式、グートマン方式などの規格化された消去方式に対応しているか。

Q1−5.消去方式はゼロ書き込み方式、乱数書き込み方式のどちらを選択すれば良いか。

Q1−6.OSがインストールされているドライブを消去するにはどうすれば良いか。

Q1−7.OSの消去をする際、USBメモリはユーザが別途用意する必要があるか。

Q1−8.起動用USBメモリを作成する際、OSは32bit/64bitのどちらを選択すれば良いか。

Q1−9.会社のセキュリティによりUSBメモリの使用が禁止されている環境でもOSの消去は可能か。

2. 消去履歴の管理 

Q2−1. トップページの[消去履歴]や[設定]メニューを開くとログイン画面が表示されたが、ログインIDに何を入力すれば良いかわからない。

Q2−2.アカウントや消去業務は必ず作成する必要があるか。

Q2−3.消去履歴にアカウント情報(担当者情報)の記録も確実に残したい。データの消去を行う際にログインを必須にできるか。

Q2−4.アカウント毎に閲覧できる消去履歴を制限するにはどうすれば良いか。

Q2−5.「スイートデータ消去」以外のソフトウェアで消去した履歴も管理できるか。



 1.全般

Q1−1.

消去にかかる時間の目安が知りたい。
A1−1. 一例として弊社での測定結果を以下に掲載いたします。

CPU Intel Core i7 8700 (3.20GHz 6C/12T)
搭載メモリ(GB) 32
ストレージ種別 HDD HDD SSD SSD
容量(GB) 500 500 128 128
回転数(rpm) 7,200 5,400 - -
読取速度(MB/s) - - 545 250
書込速度(MB/s) - - 490 100
接続インターフェース SATA3 SATA3 SATA3 SATA3
消去方式 ゼロ書き込み方式
消去回数 1回
消去時間 110分 217分 6分 21分

※消去にかかる時間は対象となるHDD/SSDの書き込み速度に大きく依存しますので、上記はあくまでも目安とお考えください。実際の消去時間を保証するものではございませんので予めご了承ください。
※SSDの完全消去には3回以上の上書きが必要となるため、実際には上記の消去時間の約3倍必要とお考えください。
 

Q1−2.

SSDは3回以上の上書きが推奨されているようだがなぜか。
A1−2. 昨今のSSDには、一度使用したデータ領域には極力データを上書きしないようにすることで書き込み速度の劣化を抑える機能が搭載されています(一般に「ウェアレベリング」と呼ばれる機能です)。
そのため1回の上書きでは完全にデータが消去されないため、3回以上の上書きが推奨されています。
 

Q1−3.

RAIDで構成されたドライブの消去は可能か。
A1−3. 可能です。弊社検証環境ではRAID構成(RAID0およびRAID1)のままゼロ書き込み方式による上書きを行い、物理ディスクのデータが消去(全てゼロで上書き)されていることを確認しております。
ただしRAIDコントローラの実装(例えばソフトウェアRAID)によってはこの限りではありませんので、事前にRAIDの設定を解除した上で消去いただくことをお勧めいたします。
 

Q1−4.

NSA方式、グートマン方式などの規格化された消去方式に対応しているか。
A1−4. いいえ、対応していません。
昨今の集積度の高いHDDでは1回の上書きで十分とされているため、スイートデータ消去ではゼロ書き込み方式および乱数書き込み方式(それぞれ1回〜3回)にのみ対応しています。
 

Q1−5.

消去方式はゼロ書き込み方式、乱数書き込み方式のどちらを選択すれば良いか。
A1−5. 両者に消去効果の差はございませんので、特にご指定がない場合はゼロ書き込み方式の選択を推奨いたします。
乱数書き込み方式はデータ容量分の乱数を生成するためゼロ書き込み方式よりも消去に時間がかかります。
 

Q1−6.

OSがインストールされているドライブを消去するにはどうすれば良いか。
A1−6. 消去対象のWindows OS上でスイートデータ消去を実行している場合、起動中のOSの消去は行えません。
OSのインストールされているドライブを消去する場合、スイートデータ消去をUSBメモリへインストールの上、USBメモリから起動する必要があります。
起動用USBメモリは以下の手順より作成します。

1) Windows OSがインストールされた任意のPCにスイートデータ消去をインストールします。
※消去対象のPCである必要はありません。
※初回のみ、インターネット上より必要なファイルをダウンロードするためインターネット接続が可能なPCをご用意ください。

2) スタートメニューより[F8 スイートデータ消去] - [スイートデータ消去 起動用USBメモリ作成ツール]を起動します。

3) 初回起動時のみ、Microsoft Windows ADKをインストールするよう求められる場合があります。その際は画面の指示に従ってインストールを行ってください。
※お使いのPCがインターネットに接続できる状態であることをご確認ください。
※Microsoft Windows ADKのインストールには別途 7 GBのディスク空き容量が必要となります。

4) インストールするOSの種類(32bit / 64bit)を選択します。64bitを選択してください。
※ただし、消去対象のPCがx64アーキテクチャに対応していない古いCPUを搭載している場合は32bit OSを選択してください。

5) インストールするUSBメモリを一覧より選択します。
※USBメモリは別途お客様にてご用意ください。

6) USBメモリから優先して起動するよう消去対象PCのBIOS設定を行います。続けて、消去対象PCに作成した起動用USBメモリを接続して起動します。
※BIOSの設定方法につきましてはメーカーのサポートページ等をご覧ください。
※BIOSの設定を変更したことにより生じたいかなる損害につきましても弊社はその責任を負いません。予めご了承ください。
 

Q1−7.

OSの消去をする際、USBメモリはユーザが別途用意する必要があるか。
A1−7. はい、USBメモリにつきましてはお客様にて別途ご用意いただく必要があります。
USBメモリにつきましては容量 2GB〜32GB、FAT32フォーマットに対応したものをご用意ください。
32GBを超えるUSBメモリ(FAT32以外のフォーマット)には対応しておりませんのでご注意ください。
 

Q1−8.

起動用USBメモリを作成する際、OSは32bit/64bitのどちらを選択すれば良いか。
A1−8. 64bitを選択してください。
ただし、消去対象のPCがx64アーキテクチャに対応していない古いCPUを搭載している場合は32bit OSを選択してください。
 

Q1−9.

会社のセキュリティによりUSBメモリの使用が禁止されている環境でもOSの消去は可能か。
A1−9. OSの消去にはUSBメモリからの起動が必須となるため、BIOS上でUSBポートを無効化されている場合は解除いただく必要がございます。
なお消去対象のOS上でUSBメモリの使用を禁止されている場合、それらの設定を解除いただく必要はございませんが、起動用USBメモリを作成するPCにかぎりOS上の制限も解除いただく必要がございます。


 2. 消去履歴の管理

Q2−1.

トップページの[消去履歴]や[設定]メニューを開くとログイン画面が表示されたが、ログインIDに何を入力すれば良いかわからない。
A2−1. 通常はスイートデータ消去の[設定]-[アカウント管理]メニューで作成されたアカウントのログインIDを指定します。
初めてスイートデータ消去をご利用いただく場合(まだアカウントを1つも作成していない場合)は、ログインIDは空欄のままユーザ情報ページのユーザコード、パスワードのみ入力ください。
ユーザ情報ページのパスワードでログインできましたら、続けて[設定]-[アカウント管理]メニューよりご担当者様ごとのアカウントを作成いただき、以降は作成したアカウントにてログインした上でご利用いただくことをお勧めします。
 

Q2−2.

アカウントや消去業務は必ず作成する必要があるか。
A2−2. いいえ、これらは作成せずともデータの消去や消去履歴の記録は可能です。
これらは消去履歴を厳格に管理したい場合に任意でご活用ください。
アカウントを作成することで、消去を行ったアカウント情報も履歴に残すことができるようになります。
また、消去業務を作成することで、前述のアカウントと組み合わせて消去履歴の閲覧を特定のアカウントのみに制限するといったことができるようになります。
 

Q2−3.

消去履歴にアカウント情報(担当者情報)の記録も確実に残したい。データの消去を行う際にログインを必須にできるか。
A2−3. はい、可能です。
トップページの[設定]-[基本設定]メニューより「データ消去時にログインを必須にする」のチェックを有効にすることで、ログインしていない状態でのデータ消去を禁止することができます。
また、同「基本設定」メニュー内にある「ユーザ情報ページのパスワードでログインしての消去を禁止する」のチェックも有効にすることで、担当者ごとのアカウントでのログインを必須とすることができます。
なお[設定]-[基本設定]メニューを利用するには運用管理権限のアカウントでログインしている必要があります。まだ運用管理権限のアカウントを1つも作成していない場合は Q2−1.をあわせて参照ください。
 

Q2−4.

アカウント毎に閲覧できる消去履歴を制限するにはどうすれば良いか。
A2−4. 以下の手順にて消去履歴を閲覧できるアカウントを制限することができます。
  1. トップページの[設定]-[業務管理]メニューより、消去業務を作成します。業務件名等の必要事項を入力し、「作成」ボタンを押します。
    ※既に作成済みの業務がある場合は[業務管理]メニューの一覧より該当する業務の右脇にある[・・・]をクリック→「アクセス制限の設定」を選択し、2.の手順に進みます。
  2. アクセス制限の設定画面が表示されますのでアカウント毎の「履歴の閲覧」の設定を変更します。
    初期状態で「すべての○○権限」という行が表示されていますので、まずはこれらに対して「履歴の閲覧」を許可または禁止に設定します。
    (これらはアカウントに設定されている権限区分によって適用されるデフォルトのルールとなります)
    特定のアカウントに対して個別の権限を設定した場合は「アカウントの追加」ボタンを押して対象のアカウントを追加し、同様に「履歴の閲覧」を許可または禁止に設定します。
    ここで、アカウント毎の設定は権限区分の設定よりも優先して作用します。
    例えば下図の場合、デフォルトでは全てのゲスト権限の閲覧を禁止していますが、「ゲストA」というアカウントのみ例外的に閲覧を許可するよう設定しています。


    権限の設定が完了したら、「更新」ボタンを押してアクセス制限の設定を完了します。

  3. 実際にデータ消去を行う際に、2.の手順で設定した消去業務を選択します。これにより、ここで行ったデータ消去の履歴には2.のアクセス制限が適用されます。



 

Q2−5.

「スイートデータ消去」以外のソフトウェアで消去した履歴も管理できるか。
A2−5. はい、可能です。
トップページの[消去履歴]-[インポート]メニューにてCSVファイル形式で消去履歴をインポートすることができます。
また、データ消去証明書等のPDFファイルがございます場合、前述のCSVファイルとあわせてzip形式でまとめてインポートすることもできます。
CSVファイルのフォーマットについての詳細な解説は製品のヘルプに掲載しておりますのでそちらを参照ください。





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