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Q&A橋梁点検支援システム Q&A ('24.03.21)

NEW! 更新内容

Q3−2.部材番号の初期値を任意に設定することは可能か。('24.03.21) 

目  次
 1.適用条件・制限条件

Q1−1.一般図を作図するなど、UC-Drawと同様の汎用CAD機能も使用できるか

Q1−2.基本情報−総合検査結果の印刷で、文章が改行されず切れてしまう

Q1−3.作図した図面をDXF、DWG形式保存できるか

Q1−4.既存の損傷旗揚げ図面を再利用することはできるか。

Q1−5.レイヤごとに表示の状態や描画色などを設定することはできるか。

Q1−6.上部構造形式に対して現行対応している形状以外の図面も、既存図面読込は可能で損傷図の作図は出来ると考えて良いか。
またソフト内で、任意形状入力には対応しているか。

 2.要素・部材番号図自動作画

Q2−1.様式4の出力手順を教えてほしい。

Q2−2.要素番号図にある図面はそのまま取り込めて調書に反映できるか?

 3.個別要素・部材番号作画

Q3−1.要素・部材番号図の定義について詳細を教えてほしい。

Q3−2.部材番号の初期値を任意に設定することは可能か。

 4.写真管理ツール

Q4−1.写真管理ツールで、調書出力時にプレビューされる写真が所定の用紙枠内に位置していない場合の対処方法について

Q4−2.写真管理ツールで、途中で写真を追加したり、削除したときのナンバリングは、自動的に図面と連携されるか

Q4−3.写真管理ソフトでは通しで番号や属性を1つ削除すると番号や情報は間詰めされるか?

Q4−4.ファイル名を一括で写真番号にリネームすることは可能か?

Q4−5.諸元や損傷図の入力なしで、その10(写真台帳)入力のみは可能か?

Q4−6.写真管理ツールにて損傷図から損傷情報を取得することは可能か。

Q4−7.写真管理ツールでデータ入力したものがデータ保存できない。

Q4−8.写真管理ツールとの連動時にインポートする業務上の取捨選択は可能か。

Q4−9.図面の縮尺を変更することは可能か。

Q4−10.写真管理ツールで写真と付属情報を一覧形式で同時に表示することは可能か。

 5.損傷図作画

Q5−1.損傷旗揚げの連続処理とは?

Q5−2.作成した損傷旗揚げの文字サイズを変更する方法

Q5−3.作成した損傷旗揚げの文字を変更する方法

Q5−4.ひとつの要素から2つ以上の旗揚げは可能?

Q5−5.同じ写真を2か所以上の損傷情報に割り当てることができるか?

Q5−6.橋梁点検支援システムで作成したデータを、国交省のデータベースにデータ変換することは可能か

Q5−7.自動で作図した損傷図に対して一部をクリックすると、図面全て(線、部材番号)が認識(着色)されてしまいます。
どこを設定すれば良いのでしょうか。


Q5−8.損傷登録でひび割れ幅を入力すれば、損傷程度の評価a〜eの判定は自動設定されるのか

Q5−9.図面の自動生成時に、部材記号、部材番号を含めたくない場合はどこを設定すればよいか

Q5−10.図面上のデフォルト文字の変更は可能か

Q5−11.損傷パターンの登録・編集は可能か。

Q5−12.損傷図の要素番号は非表示にできるか

Q5−13.DXG、DWGを読込んでも旗揚げから自動作成されるか。

Q5−14.旗揚げ情報の旗揚げ線の距離や位置を修正できないか

Q5−15.手書き図をトレースして損傷図を作成することは可能か。

Q5−16.旗揚げの色を損傷の種類ごとに色分けしたいが可能か。

Q5−17.既存の旗揚げ図面を変換するときのポイントはあるか。

Q5−18.既存図面からの読込において、要素記号「Mg」がどのように認識されるか。

Q5−19.引出線の属性を編集することは可能か。
 6.調書出力

Q6−1.橋梁IDを調書出力できるか

Q6−2.点検結果の調書出力について、印刷出力以外にどのようなファイル形式の出力が可能か

Q6−3.橋梁点検支援システムから他のシステムに引き渡せるデータについて

Q6−4.エクセル表の点検調書に出力される図面の解像度を上げることは可能か

Q6−5.設計調書はエクセル、csv等に出力可能でしょうか?

Q6−6.国土交通省のデータベースに直接アップロード可能か

Q6−7.手作業で点検調書を作成する場合と比較して、どの程度の効率化が図れるかを教えてほしい。

Q6−8.全体図、一般図に利用可能なファイル形式を教えてほしい

Q6−9.対応している基準を教えてほしい

Q6−10.「損傷程度の評価記入表<様式11〜13>」、「対抗区分判定結果<様式7?8>」での調書出力時の並びはどのような規則での順番になるか

Q6−11.適用する基準を設定することは可能か。

Q6−12.橋梁定期点検要領の平成31年に対応しているか。





 1.適用条件・制限条件
 

Q1−1.

一般図を作図するなど、UC-Drawと同様の汎用CAD機能も使用できるか
A1−1. 「UC-Draw」と同様の汎用CAD機能を実装しておりますので、一般図の作図など任意の加筆・編集を行うことができます。
 

Q1−2.

基本情報−総合検査結果の印刷で、文章が改行されず切れてしまう
A1−2. 基本情報−総合検査結果の入力で1行の長さが枠内に収まらない場合には、行の末尾に「改行」(Enterキー)を入れて複数行で入力して下さい。
 

Q1−3.

作図した図面をDXF、DWG形式保存できるか
A1−3. 可能です。
[ファイル]メニューの「DWG・DXF一括出力」より保存ください。
 

Q1−4.

既存の損傷旗揚げ図面を再利用することはできるか。
A1−4. Ver.3より可能です。
損傷旗揚げ変換機能をご利用ください。
 

Q1−5.

レイヤごとに表示の状態や描画色などを設定することはできるか。
A1−5. 可能です。
[設定]メニュー-[レイヤ設定]にて設定してください。
詳しくは当該画面の画面ヘルプをご確認ください。
 

Q1−6.

上部構造形式に対して現行対応している形状以外の図面も、既存図面読込は可能で損傷図の作図は出来ると考えて良いか。
またソフト内で、任意形状入力には対応しているか。
A1−6. 可能です。
お考えの通りです。
任意形状に関しましては図面機能を有していますのでその範囲内でご活用ください。
詳しくはヘルプメニューよりトピック検索(UC-Draw)をご確認ください。
 2.要素・部材番号図自動作画

Q2−1.

様式4の出力手順を教えてほしい。
A2−1. 下記の手順をご参考ください。
1.[自動作画機能]または[要素・部材番号図を開く]より図面生成または当該図面を開きます。
2.要素・部材番号図<様式4>をクリックします。
3.点検調書(要素・部材図)画面にて、調書に貼り付ける画像を表示中の図面より選択します。
4.同画面下端中央の[点検調書(要素・部材図)生成]ボタンをクリックします。
 

Q2−2.

要素番号図にある図面はそのまま取り込めて調書に反映できるか?
A2−2. 下記の手順により図面を調書へ反映することは可能ですが、橋梁緒元につきましては加筆いただく必要があります。
なお、橋梁緒元につきましては業務情報にて設定の上、業務情報ファイルを出力保存することで、これを調書出力時に利用いただけます。
<手順>
1.ツリービューより要素・部材番号図を開くをクリックします。
2.当該図面を選択します。
3.ツリービューより要素・部材番号図<様式4>を選択します。
4.開いている要素番号図より調書へ貼り付ける図を選択します。
5.画像取得ボタンをクリックします。
6.点検調書(要素・部材図)ボタンをクリックします。
 3.個別要素・部材番号作画

Q3−1.

要素・部材番号図の定義について詳細を教えてほしい。
A3−1. 点検要領「付録−3 定期点検結果の記入要領」、の「1、点検結果の記入要領、4)点検調書(その4)、要素番号図及び部材番号図」での仕様に従って、要素・部材番号の設定を行います。
詳しくは、製品ヘルプの[各機能の説明]-[要素・部材番号図自動作画の機能]-[参考資料]-[基本事項]をご覧ください。
 

Q3−2.

部材番号の初期値を任意に設定することは可能か。
A3−2. 可能です。
[橋梁点検]メニュー-[個別要素・部材番号作画]-[設定]より、画面右端に表示されるパネルの[部材番号の初期値]を設定してください。
 4.写真管理ツール

Q4−1.

写真管理ツールで、調書出力時にプレビューされる写真が所定の用紙枠内に位置していない場合の対処方法について
A4−1.  ・H16年度基準(PPF出力)の場合
  出力時の用紙サイズについて横位置を前提としていますので、プレビュー状態で|ファイル|スタイル設定|で「用紙サイズ=横」に変更 し、 確認してみて下さい。
 ・H26年度基準(Excel出力)の場合
  対象ファイルを直接編集して移動させてください。
 

Q4−2.

写真管理ツールで、途中で写真を追加したり、削除したときのナンバリングは、自動的に図面と連携されるか
A4−2. 申し訳ございませんが自動的には更新されません。
別途修正いただく必要があります。
 

Q4−3.

写真管理ソフトでは通しで番号や属性を1つ削除すると番号や情報は間詰めされるか?
A4−3. 写真を削除した時点では番号の間詰はなされませんが、写真番号のふり直し機能を使うことで、全体を連番にすることができます。
 

Q4−4.

ファイル名を一括で写真番号にリネームすることは可能か?
A4−4. 連番リネーム機能を利用することで可能です。
下記の手順にてお試しください。
  1. [表示]メニューの「詳細」をクリックします。
    画面上段に(上下2分割の場合)エクスプローラと同様な一覧が表示されます。
  2. Windowsと同様の操作にて、ファイルを全て選択します。
  3. 右クリックし、ポップアップメニューより「連番リネーム」を選択します。
  4. [出力ファイル名の変更]画面にてファイル名他を設定します。
詳しくは、ツールヘルプの操作方法―標準的な処理の流れ―ファイルの登録―出力ファイル名の変更をご確認ください。
 

Q4−5.

諸元や損傷図の入力なしで、その10(写真台帳)入力のみは可能か?
A4−5. 可能です。
メイン画面のツリーまたは[橋梁点検]メニューの写真管理ツールより操作を行ってください。
 

Q4−6.

写真管理ツールにて損傷図から損傷情報を取得することは可能か。
A4−6. 可能です。
メイン画面のツリーまたは[橋梁点検]メニューの写真管理ツールより操作を行ってください。
 

Q4−7.

写真管理ツールでデータ入力したものがデータ保存できない。
A4−7. 写真管理ツールは橋梁点検支援システム本体のライセンス認証に連動しています。
恐らく本体のライセンス認証モードがViewer版になっていると考えられますので、本体のライセンス認証を済ませた上で写真管理ツールの保存をお試しください。
 

Q4−8.

写真管理ツールとの連動時にインポートする業務上の取捨選択は可能か。
A4−8. 可能です。
インポート時に[インポート項目の設定]画面より選択いただけます。
 

Q4−9.

図面の縮尺を変更することは可能か。
A4−9. 可能です。
[設定]メニュー−[スケールシート設定]にて設定してください。
詳しくは当該画面の画面ヘルプをご確認ください。
 

Q4−10.

写真管理ツールで写真と付属情報を一覧形式で同時に表示することは可能か。
A4−10. 可能です。
[表示]メニューより[縮小版+情報]を選択し、ツリービューの「写真データ」項目をクリックしてください。
 5.損傷図作画

Q5−1.

損傷旗揚げの連続処理とは?
A5−1. 損傷パターンを作画した後、連続して損傷旗揚げを作画する機能です。
旗揚げ矢印の位置が自動でパターンの中心に設定されたり、マウス操作を数回省略できますので、連続して作画する場合は、便利な機能です。
 

Q5−2.

作成した損傷旗揚げの文字サイズを変更する方法
A5−2. 変更したい旗揚げを選択した後、「橋梁点検」−「橋梁点検設定」−「旗揚げした文字の属性を変更]−「文字1」画面で変更してください。
 

Q5−3.

作成した損傷旗揚げの文字を変更する方法
A5−3. 「橋梁点検」−「損傷図作画」−「旗揚げ作画」画面を開き、変更したい旗揚げを選択した後、「損傷旗揚変更」画面で変更してください。
なお、「損傷旗揚変更」画面を使用せず任意の文字列変更を行う場合には、変更したい旗揚げを選択した後、[編集]−[文字列]−[文字列変更]で変更してください。
 

Q5−4.

ひとつの要素から2つ以上の旗揚げは可能?
A5−4. 可能です。
一つ目の旗揚げ処理した後に、同様の操作で同じ要素から旗揚げ処理を行って下さい。
 

Q5−5.

同じ写真を2か所以上の損傷情報に割り当てることができるか?
A5−5. 同じ写真ファイル名称ではできません。写真ファイルを別ファイル名で保存し、目的の損傷情報に割り当ててください。
 

Q5−6.

橋梁点検支援システムで作成したデータを、国交省のデータベースにデータ変換することは可能か
A5−6. 現在、国交省のデータベースにデータ変換する機能は備えておりません。
大変お手数ですが、橋梁点検支援システムで作成したデータ(各種の点検調書、CSV出力、等々)を基にして、国交省のデータベース側へ個々にデータ移設(または変換)して頂きますようお願いします。
 

Q5−7.

自動で作図した損傷図に対して一部をクリックすると、図面全て(線、部材番号)が認識(着色)されてしまいます。
どこを設定すれば良いのでしょうか。
A5−7. 以下の設定箇所を確認してください。
・メニュー「設定-編集設定」から「編集設定」画面を開く
・「グループ選択方法」を以下の「A」に設定する 
  @グループ化された要素を一括選択
  Aグループ化された要素を個別に選択
 

Q5−8.

損傷登録でひび割れ幅を入力すれば、損傷程度の評価a〜eの判定は自動設定されるのか
A5−8. ひび割れ幅の入力は「損傷旗揚げ」の「旗揚げ文字列」に反映されますが、損傷程度の評価a〜eの判定はには「ひび割れ幅」以外の損傷情報も必要ですので、プログラム内での自動判定はサポートしていません。
お手数ですが「ひび割れ幅」と他の損傷情報から点検技術者側で判断し設定していただきます様お願い致します。
 

Q5−9.

図面の自動生成時に、部材記号、部材番号を含めたくない場合はどこを設定すればよいか
A5−9. 以下の設定をお試しください。
●「部材記号の付加有無」
  「入力-基本条件-出力設定-要素番号に記号付加」
   ・・・「しない」
●「部材番号の作図有無」
  「入力-図形指定-構造体-桁下面図形-n径間-要素名」
   ・・・「作図なし:チェックなし」
 

Q5−10.

図面上のデフォルト文字の変更は可能か
A5−10. 図面上の文字列フォントは、文字列ごとにフォント種類を変更可能です。
手順:
(1)図面上で文字列を選択します。(選択されるとピンク色に変わります。)
(2)メニュー|編集|文字列|文字列変更|で、変更したい文字列部分をマウスで水色反転し、「属性変更」ボタンを押し、フォント種類を選択して下さい。
 

Q5−11.

損傷パターンの登録・編集は可能か。
A5−11. 下記の手順にて可能です。
<手順>
1.メイン画面の[橋梁点検]メニュ−−[橋梁点検設定]をクリックします。
2.[損傷パターン登録]ボタンをクリックします。
 

Q5−12.

損傷図の要素番号は非表示にできるか
A5−12. 可能です。
[設定]−[レイヤ設定]で当該のレイヤを非表示とすることで表示状態を変更することができます。
 

Q5−13.

DXG、DWGを読込んでも旗揚げから自動作成されるか。
A5−13. ネイティブファイル(*.pss、*.psy)以外から読み込まれた図面は、「損傷図作図−損傷旗揚げ変換」を行うことで、対象の文字列から「損傷旗揚げ」に変換することができます。
 

Q5−14.

旗揚げ情報の旗揚げ線の距離や位置を修正できないか
A5−14. 「損傷旗揚げ」の位置等の編集は、「損傷旗揚げ」選択時に表示される「ハンドル(水色の□)」の操作できます。
<手順>
1.編集する「損傷旗揚げ」をマウス左クリックで選択。
  ・「損傷旗揚げ」は選択色に変更されます。
2.目的のハンドル(水色の□)をマウス左クリックで選択。
  ・矢印位置         : 引出始点の移動
  ・文字列表示位置の線分始点 : 表示部始点の移動
  ・文字列表示位置の線分終点 : 表示部終点の移動
  ・文字列表示位置の線分中点 : 表示部全体の移動
3.移動したい位置をマウス左クリックで確定

 

Q5−15.

手書き図をトレースして損傷図を作成することは可能か。
A5−15. 可能です。
編集 - ラスター添付 - クリップボードよりファイルを読込んでください。
  • クリップボードより貼付
    ペイント等で画像を読み込み、選択、コピーで画像データをクリップボードにコピーしてからコマンドを実行します。
  • ファイルよりより貼付
     コマンドから画像ファイルを選択し貼付けを行います。
     貼り付けの対象となるラスターファイルは以下の通りです。
       
    • ビットマップファイル(拡張子:bmp)  
    • JPEGイメージファイル(拡張子:jpg,jpeg)  
    • TIFFイメージファイル(拡張子:tif,tiff)
なお、トレース用の画像サイズは調整いただく必要があります。
 

Q5−16.

旗揚げの色を損傷の種類ごとに色分けしたいが可能か。
A5−16. 可能です。
当該の旗揚げを選択し、[橋梁点検]メニューから[橋梁点検設定]をクリックし、[橋梁点検設定]画面の「旗揚げした文字の属性を変更」ボタンより設定ください。
 

Q5−17.

既存の旗揚げ図面を変換するときのポイントはあるか。
A5−17. 複数のスケールシートに図形要素が点在する場合は、これを1つのスケールシートに集約することで、スムーズに変換いただけます。
 

Q5−18.

既存図面からの読込において、要素記号「Mg」がどのように認識されるか。
A5−18. 既存図面が「*.sfc」、図面が「損傷図」であれば、通常の文字列要素として認識します。
「損傷旗揚げ」とする場合は「損傷旗揚げ変換(個別・一括)」で変換していただく必要があります。
 

Q5−19.

引出線の属性を編集することは可能か。
A5−19. 可能です。
図面編集画面の[設定]メニュー-[作図設定]より、当該画面にて「引出線」ボタンをクリックしてください。
 6.調書出力

Q6−1.

橋梁IDを調書出力できるか
A6−1. 最新の橋梁定期点検要領(H26.6)では、調書出力に橋梁IDの記入欄が追加されています。しかしながら、本プログラムは従前の橋梁定期点検要領(案)(H16.3)に準拠のため「橋梁ID」自体の出力欄はありません。そこで、橋梁IDは次のようにコメント欄に入力することでの代用をご検討頂ければと思います。

基本条件−業務情報にて、「橋梁名」欄の後半または「所在地」欄等を利用して、任意の文字列(橋梁ID=半角18文字)を入力することをご検討ください。
橋梁ID=緯度(十進数)##.##### , 経度(十進数)###.##### の半角18文字列です。
例えば、
北緯 43度 10分 54.00秒
 43 + 10/60 + 54.00/60/60 = 43.181666 → 丸め 43.18167
東経 141度 19分 32.00秒
 141 + 19/60 + 32.00/60/60 = 141.325555 → 丸め 141.32556
以上より、
橋梁ID=半角18文字="43.18167,141.32556" の文字列を入力

Ver.2では、適用基準をH26年度とすることにより出力が可能となりました。
 

Q6−2.

点検結果の調書出力について、印刷出力以外にどのようなファイル形式の出力が可能か
A6−2. 現状プログラムの点検結果の調書出力は、以下のファイル形式へ出力可能です。
調書(1)橋梁の諸元と総合検査結果
   ⇒f8ppfよりファイル出力、word(doc)、
   ⇒Excelシートへの出力
調書(2)径間別一般図
   ⇒f8ppfよりファイル出力、Word(doc)
   ⇒Excelシートへの出力
調書(3)現地状況写真
   ⇒f8ppfよりファイル出力、Word(doc)
   ⇒Excelシートへの出力
調書(4)要素番号・部材番号図
   ⇒dxf、dwg、sxf、UC-Drawファイル
   ⇒Excelシートへの出力
調書(5)損傷図
   ⇒dxf、dwg、sxf、UC-Drawファイル
   ⇒Excelシートへの出力
調書(6)損傷写真
   ⇒f8ppfよりファイル出力、Word(doc)
   ⇒Excelシートへの出力
調書(7)から調書(11)まで
   ⇒f8ppfよりファイル出力、Word(doc)
   ⇒Excelシートへの出力
また、損傷情報は「橋梁点検−損傷図作画−損傷情報CSV出力」にて、CSV形式での出力が可能です。
 

Q6−3.

橋梁点検支援システムから他のシステムに引き渡せるデータについて
A6−3. 橋梁点検支援システムの出力は、点検調書(1)〜(11)の一式を出力しますが、他のシステムに引き渡せるデータ書式ではありません。一旦、テキスト出力等を行い、他のシステムが読み込める状態に必要なデータ部分を抽出・加工する等の作業を行って下さい。
 

Q6−4.

エクセル表の点検調書に出力される図面の解像度を上げることは可能か
A6−4. エクセル表の所定の枠内へ図面出力するため、プログラム内部でオリジナル図面を縮小化しており、その際に色の濃さ等が減じてしまい、薄くなって見える部分を指してのことと思います。
対策としましては、必要な図面範囲を一時的に *.jpg ファイル等へ出力し、それを、エクセルの必要箇所に貼り替えてご使用頂くことで対応可能です。
手順:
(1)|メニュー|ファイル|指定領域の画像ファイル出力|で、図面上をマウスで矩形選択し、|画像のサイズ|画面が表示されたら「モノクロ出力」をON、確定ボタンで、画像出力先を指定し、画像を保存して下さい。
(2)保存した画像ファイルをペイントブラシ等で開き、必要な範囲をコピー&ペーストで、エクセルの所定欄に貼り込んで下さい。
 

Q6−5.

設計調書はエクセル、csv等に出力可能でしょうか?
A6−5. Ver.2より、 「橋梁定期点検要領(平成26年6月)」の点検調書のExcel出力に対応しています。
 

Q6−6.

国土交通省のデータベースに直接アップロード可能か
A6−6. 「道路管理データベースシステム」「全国道路橋データベースシステム」等のことと思われますが、直接のアップロードには対応していません。
本製品で作成したデータ(各種点検調書、CSV出力)から国交省のデータベース用データを作成してください。
 

Q6−7.

手作業で点検調書を作成する場合と比較して、どの程度の効率化が図れるかを教えてほしい。
A6−7. 本製品は、弊社2次元土木用汎用CAD「UC-Draw」をベースに開発された製品で、汎用CAD機能を保持しながら、橋梁点検作業に必要な調査図面(要素・部材番号図、損傷展開図)の自動作成、点検結果による損傷状況を記録した損傷図を作画し、図面上に作画した損傷情報を抽出して各種点検調書を自動作成できます。
損傷パターン
 点検要領に従った「ひびわれ/剥離/鉄筋露出/遊離石灰/腐食/漏水/その他」を、簡易なCAD操作で作画できます。
損傷旗揚げ
 各図面に自動作図で生成された要素番号文字を選択し、点検要領に従った損傷の評価区分一覧表示から損傷情報を選択する方式で、旗揚げ文字を自動生成できます。
各調書
 各図面で作画した損傷旗揚げから損傷情報をプログラム内部で自動で収集して、調書作成します。
各種図面
 「要素・部材番号図」「損傷展開図、損傷図」は、SXFファイル(.SFC、.P21)へ出力することができます。
 

Q6−8.

全体図、一般図に利用可能なファイル形式を教えてほしい
A6−8. 下記形式のファイルが利用可能です。
(1)JPEGイメージファイル(.jpg、.jpeg)
(2)ビットマップファイル(.bmp)
(3)アイコン(.ico)
(4)エンハンスメタファイル(.emf)
(5)メタファイル(.wmf)
 

Q6−9.

対応している基準を教えてほしい
A6−9. 下記の基準に対応しています。
・橋梁定期点検要領 平成31年3月
・橋梁定期点検要領 平成26年6月
・橋梁定期点検要領(案)平成16年3月
 

Q6−10.

「損傷程度の評価記入表<様式11〜13>」、「対抗区分判定結果<様式7?8>」での調書出力時の並びはどのような規則での順番になるか
A6−10. 旗揚げで設定した順番になります。
 

Q6−11.

適用する基準を設定することは可能か。
A6−11. 可能です。
メイン画面のツールバーエリアに表示されている「適用基準」より設定ください。
 

Q6−12.

橋梁定期点検要領の平成31年に対応しているか。
A6−12. メイン画面上ツールバーの[適用基準]にて「橋梁定期点検要領(国交省、H31)」を選択してください。






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