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Q&AFRAME(面内)&FRAMEマネージャ(フルセット版) Q&A

目 次
1.データファイル関連

Q1−1.FRAME(面内)と FRAMEマネージャはデータの互換性はあるのか?

Q1−2.入力データの保存先は、どこで指定するのか?どこに保存されるのか?

Q1−3.旧バージョンなどのファイルはどうやって読み込むのか?

Q1−4.画面のツールバーの保存ボタンを押すとデータはどこへ保存されるのか?

Q1−5.プログラムのバージョンをUpする際の留意点は?

Q1−6.図化プログラムでのデータの保存の仕方は?

Q1−7.FRAME操作中にデータを誤って消してしまったが、復旧可能か?

Q1−8.旧入力ファイル書式に従って作成した$F1データを読み込むと、すべて従来単位となるが、SI単位として読み込めないのか?

2.入力関連(共通構造データ編)

Q2−1.面内、面外荷重などを表入力する際、全くキーを受け付けずまた入力できても初期値に戻り入力できない。

Q2−2.荷重コードが上手く入れられない。

Q2−3.登録断面部分で鉄筋データの入力変更は出来るか?

Q2−4.材質データに「p1荷重対応表 1or2」とあるが何か。同時に何を入力すべきか。

Q2−5.張出部材がある場合、部材端部の条件は何にしておくべきか?

Q2−6.支点入力のKx、Ky、Km、Kxy、Kxm、Kymとは何ですか?

Q2−7.分布バネのKu、Kvはどういう意味ですか?

Q2−8.杭反力をバネとして入力する場合は?

Q2−9.剛域を考慮する場合と、考慮しない場合は簡単にキー操作で使い分けができるのか?

Q2−10.変位とたわみの違いはなにか?

Q2−11.処理スイッチの着目点の自動追跡を選択しても着目点が上手く追加できない場合があるが?

Q2−12.分布バネを配置したのに、地盤側に図化できないが?

Q2−13.「材質」入力のヤング係数の単位は「kN/m」となってますが、「kN/mm」ではないのか?

Q2−14.支点についての設定の番号1〜5は何を指すのか?

Q2−15.入力単位の「mrad」とは?

Q2−16.着目点数が入力値と計算結果で一致しない。

Q2−17.プロジェクト内での異なるモデルの結果集計は、可能か?
節点数、部材数、支点数等は同じ。(部材剛性のみ異なる場合)

3.入力関連(面内・面外編)

Q3−1.分布バネを入力しているのに、「構造系が不安定」のメッセージをだし解析をしてくれない。

Q3−2.面内(面外)荷重の入力時に荷重コードは何を入力するのかガイドが表示されず解らないが?

Q3−3.バネ支点を設け格点に強制変位を与えたが、結果を得ることが出来ないが?

Q3−4.抽出の荷重タイプ、荷重番号の意味は?

Q3−5.面外時においての杭基礎をバネ支点化する際の留意点は?

Q3−6.同一部材の外面に温度荷重を、内面に乾燥収縮量を考慮して断面力を算出できるか?

Q3−7.支点条件でXY方向以外のバネを考慮する際の設定方法は?

Q3−8.支承のゴムのバネをモデル化する方法は?

4.入力関連(IL編)

Q4−1.「基本データ」シートの中に「単位荷重強度(tf)」の入力項目があるが、計算内容のどの項目に影響するのか。また、何を求めるために入力するのか。

Q4−2.IL算出点データ「i端からの位置番号」の意味は何か?

Q4−3.擬似支点の検索とは?

Q4−4.IL計算をするため入力し計算すると、断面力など全て0になったが?

Q4−5.連行荷重を骨組みモデルの端から端まで任意ピッチで移動させ、各支点および支点中央の断面力を算出することは可能か?

Q4−6.軸間隔・車長・台数・1軸目から前部までの距離は何を示すのか?

Q4−7.クレーン(移動式)荷重を移動荷重としてILで行う方法。

Q4−8.IL計算の時桁の死荷重は含まれているか。

Q4−9.反力割増用コード、変位割増用コードの使い方は?

Q4−10.IL算出点の入力方法は?

5.解析関連

Q5−1.2連BOXカルバートをFRAME解析するとき支点条件はどのように考えるか?

Q5−2.地下埋設型BOXの場合で、全部材を分布バネとするとき支点はどのように検討するのがよいか?
また、分布バネが底版のみの場合と側壁,底版の場合では支点のケ−スは変わるのか?

Q5−3.着目点と端部の鉄筋データを変えることはできるか?

Q5−4.剛域部材を表すために断面諸量に極端に大きな数値を入力したが、その結果モデルに載荷した荷重合計と反力合計が異なる結果になったがどうすればいいのか?

Q5−5.処理スイッチのプレストレスによる応力算出の選択は何のためか?

Q5−6.温度荷重はどのように計算されているのか?

Q5−7.剛域として設定した部材に断面力が生じているが、これはなぜなのか?

Q5−8.剛域をT時部の1部材にのみ設定したところ、エラーとなったが?

Q5−9.複数の部材に剛域を設けたところ、結果がおかしいが?

Q5−10.着目点では、部材力は得られるが、変位は算出されないのか?

Q5−11.4辺固定版の設計は可能か?

Q5−12.死荷重は自動で載荷されるか?

Q5−13.杭基礎をFRAMEで解析する際の留意点。

Q5−14.変断面についての計算が可能か?

Q5−15.「面内計算エラー InPlan:4016 View-1(2)」の意味は?

Q5−16.樋門柔構造の計算は可能か。

Q5−17.抽出機能で、Mmax、Mminの抽出を行う方法は。

6.出力関連

Q6−1.荷重図などの印刷方法はどうすればいいですか?

Q6−2.応力図の描画を同じ大きさで印刷出力するには、どの様にしたら良いか?

Q6−3.基本荷重の場合にはMAXとMINが表示されますが、組み合わせ荷重と抽出の場合には表示されないが?

Q6−4.DXF変換図の変位図では、構造図は実寸だが、変位量がスケーリングされていないが?

Q6−5.図化出力時の設定は保存できるのか?

Q6−6.出力の際、項目ごとに改ページを行う方法は。

Q6−7.プリンタ出力時、格点が大きく出力される。

Q6−8.IL計算結果に不要な線が描画される。

Q6−9.計算結果をHtml形式でファイル出力し、Excelで読み込んだ場合、数値として認識されない。

Q6−10.「symmetric」の意味は?

7.プログラム間連動

Q7−1.RC断面計算側への連動はどうするのか

Q7−2.RC断面forwinで作成した登録データを利用する方法は?

Q7−3.BOXカルバートで作成したデータを製品外データのインポートしたときの留意点は?

Q7−4.FRAME計算から、RC断面計算に連動する際の留意点は?

Q7−5.連動機能時、着目点から任意の点を選び連動する方法。

8.その他

Q8−1.設計調書対応のプログラムをインストールしたところモジュールエラーが生じ起動できなくなった。

Q8−2.断面を登録するときに断面形状が「箱形Cハンチ」の場合ねじれ定数の値が違う値が表示される?

Q8−3.入力画面が重なっており上手く入力できない。

Q8−4.荷重図を図化したときに荷重値が重なってしまうが、重ならないようにする方法は?

Q8−5.描画部のポップアップメニュー(結果画面)に、DXF出力ボタンが無くなったが?

Q8−6.FRAME製品更新時の問題点について

Q8−7.「BLOBは変更されています」の表示がでて登録断面が開けないが?

Q8−8.「Borland Database Engineの初期化中にエラーが発生しました」と表示され、起動できない。
「インデックスが古くなっています。テーブル:C¥ProgramFiles\FORUM8\UC-1FrameMan\Database\FRMODEL.db」と表示され、 起動できない。


1.データファイル関連

Q1−1. FRAME(面内)と FRAMEマネージャはデータの互換性はあるのか?
A1−1. あります。両製品で入力されたデータはエクスポートして頂くとお互いに*.AWFRという拡張子で保存され共有が可能です。インポートで読込使用下さい。
但し、FRAME(面内)側では面内解析しかできませんのでフルセットのデータの面外解析及びIL部分のデータは無視されます。
インポート時にその旨メッセージを出していますのでご注意下さい。
尚バージョンver1.40以降では拡張子を*.AWFMとしております。このデータでの互換性は上記内容と変わりません。又ver1.40以降で旧バージョンのデータを読み込む際にはインポート→旧データのインポートでファイルの種類を選択下さい。
 
Q1−2. 入力データの保存先は、どこで指定するのか?どこに保存されるのか?
A1−2. FRAME製品のデータ保存仕様はデータベース方式を採用しており一度入力されたデータはプログラム起動時に常時作業ファイルとして選択できるように画面中左のツリー表示に表示されます。
この際の格納先はプログラム格納場所になりますが、ファイル形式で保存するのではないため、この状態では他のマシンでデータを利用したりすることは出来ません。エクスポート(名前を付けて保存に該当)、インポート(ファイルを読み込みに該当)の作業を行わない限りは、常に作業が出来る状態で起動します。別ファイルとして保存するためにはこの作業を行って下さい。ファイル→エクスポートを選択すると任意の場所にファイルを保存することが可能です。
 
Q1−3. 旧バージョンなどのファイルはどうやって読み込むのか?
A1−3. 現仕様では以下の拡張子のデータを読み込むことが可能です。
*.AWFM ver1.40以降のFRAMEエクスポートファイル
*.AWFR SI単位系版 FRAMEエクスポートファイル
*.WFR 従来単位版 FRAMEエクスポートファイル
*.FRM DOS版 FRAMEマネージャ
*.$F1 DOS版 FRAME中間ファイル

ファイル→インポート で「データのインポート」「旧データのインポート」が選択可能です。AWFMファイルはデータのインポートで行います。
ここで「旧版データのインポート」を選択し、ファイルの種類▼を選択いただくとデータの種類を選択する事が可能です。
なお、DOS版データは上記の2拡張子のデータしか読み込むことは出来ません。WindowsLike版 FRAMEマネージャ以前のファイルについては一度DOS版でデータを読み込み、再度保存頂き拡張子をFRMとして頂く必要があります。
 
Q1−4. 画面のツールバーの保存ボタンを押すとデータはどこへ保存されるのか?
A1−4. このタンを押すことにより、データベース上へデータを保存します。FRAME製品では、データ保存はエクスポート作業をして初めてファイル形式で保存します。
ボタンのイメージからデータとして保存されているようなイメージで押されると、ツリービュー部でデータを間違って削除するとデータはデータベース上から削除され復旧できません。
Q1−2も合わせてご確認下さい。
 
Q1−5. プログラムのバージョンをUpする際の留意点は?
A1−5. Q1−2にも示しておりますが、本FRAME製品ではそのデータの保存については、データベース形式を採用しております。その為、プログラムをアンインストールされるとデータベース毎削除されてしまうため、その前にデータベースなどをエクスポートしファイルとして保存しておく必要があります。ファイル→エクスポートやモデルなどを選択し右クリックで表示されるポップアップメニューによりデータベース、プロジェクト、モデルとして保存することが可能です。必要な方法を選択しファイルとして保存、新バージョンインストール後にファイル→インポートによりデータベース上にデータを復旧することが必要です。
 
Q1−6. 図化プログラムでのデータの保存の仕方は?
A1−6. helpに記載の「図化プロデータファイルマネージャ」「書き込み」をあわせてご確認下さい。
以下に、簡単な作業で説明します。

図化プログラム用の保存データを作成するには、結果画面若しくは支点や荷重入力部で図化プログラム用にデータをリストupされているものとします。
メイン画面で図化プログラムアイコンを選択し起動させ、

(1) ページ追加ボタンを選択し画面配置を決定し図化作業を準備します。
(2) 編集モードボタンを選択し、一括図形貼り付け入力(領域別貼付図形入力)ボタンを押す。
 
(3) 画面中の領域に 貼り付け図形設定画面で 貼り込む図形のを選択します。
  リスト表示されるコメントを選択し作画領域を指定し、コメントを入力下さい。

(4) (3)で確定すると図化データの準備が出来画面に反映されます。
 ここで「保存・読み込み」ボタンを押し図化プロデータファイルマネージャを起動します。
(5) データファイルの 「(ファイル名称部)」部の 「開く」ボタンを選択します。
(6) ここで、任意のファイル名を入力後 「開く」を押します。
(7) 「書き込み」ボタンが選択できるようになりますので是を選択して下さい。
(8) 書き込みウインドウで コメントなどを入力し「OK」とします。

以上の手順で「.dps」ファイルが作成されます。
次回読み込む際には、図化プログラム起動後Dの作業でファイル名称を選択いただき読み込み下さい。
 
Q1−7. FRAME操作中にデータを誤って消してしまったが、復旧可能か?
A1−7. 現版Ver1.50からはバックアップファイルをカレント(製品をインストールしたフォルダ)に保存する機能があります。
「FmDbBackup.AWFM」ファイルがこれに該当します。
この機能を利用いただければ起動時に有ったデータについては復元が可能です。

さらに、「FmDBBackup._WF_」というファイルも生成します。
これは、起動時の状態でデータベースを保存する機能です。よって、2世代分についての
バックアップが現在行われています。
ただし、上記バックアップは、プログラムが終了するたびに更新されるので、何度も起動/終了を繰り返すと同じ内容になってしまいますし、2世代以上前のデータが復元できなくなります。

また、「FmDBBackup._WF_」は拡張子に細工がしてありますので、これを読み込むには拡張子をリネームする必要があります。

このバックアップファイルはデータベースエクスポート機能により行われています。
復元を行いたい場合には、再度データのインポートによりご利用ください。
※安全確保のため、作業前に必ず前述のデータはどこかにバックアップをおとりになるようお願い致します。
 
Q1−8. 旧入力ファイル書式に従って作成した$F1データを読み込むと、すべて従来単位となるが、SI単位として読み込めないのか?
A1−8. SI単位系対応以前のバージョンのデータに関しては「従来単位」として扱っている為、プログラムの起動時の初期値は「従来単位」となります。
その為、初めからSI単位系として読み込むためのスイッチはございません。
入力後単位系変更を頂き、異なる換算係数を使用される際にはデータを修正しご利用下さい。

しかしながら、現在、弊社製品とのデータ連動に際して、フォーマットは同じ($F1と同じフォーマットです)で、拡張子毎に下記のルールが採用されております。
 *.$O1 ・・・ SI単位データの連動データ
 *.$O2 ・・・ 従来単位データの連動データ(従来単位系であり、*.$F1と等価扱い)

よって、SI単位で作成されたデータをFRAMEで読み込みたい場合には、拡張子を$O1に変更していただくことで可能となります。

2.入力関連(共通構造データ編)

Q2−1. 面内、面外荷重などを表入力する際、全くキーを受け付けずまた入力できても初期値に戻り入力できない。
A2−1. 初期入力では、入力ケースをまず追加いただいてから、入力していく仕様になっています。
例えば荷重ケースでは、荷重以外に分布バネや支点をそのケースごとに替えることが可能なため、複数のケースを同時に存在できるようにしています。
そこで必ず初期入力の際には「ケースの追加」ボタンを押し新しいケースCase1を追加する必要があります。
 
Q2−2. 荷重コードが上手く入力出来ない。
A2−2. 起動時の初期画面や新規で入力を始めた際には、画面は3つの表示部から成っています。
左のツリー表示部、上の図表示部、右下の表入力部です。
表示サイズや表示の割によってはこの表入力部が1行から3行くらいしか表示されず入力がし辛い場合がありますが、以下の作業などで緩和できますのでご確認下さい。

(1) 画面の配置変更で、入れることが可能になります。 例えば、荷重コードの入力時に、画面の配置が、図表示と入力表が上下に配置 されている場合は、「画面の配置変更」ボタンで左右に配置換えをします。
(2) 図表示と入力表の境界部分をマウスで選択しドラッグしながら入力表の表示領域を大きくし ます。これにより、入力のしにくかった荷重コードが、容易に入力できます。  

初期の仕様では▼を選択し荷重コード表を出して選択する方式でしたが ver1.30以降ではコード入力方法に変更しました。参考表を入力画面の左下に表示していますのでご利用下さい。またver1.40以降では荷重コード表を別途表示出来る仕様に変更しております。Q17を参考下さい
 
Q2−3. 登録断面部分で鉄筋データの入力変更は出来るか?
A2−3. FRAMEでは、鉄筋データは使用しないため、FRAME側で鉄筋データを設定することはできません。鉄筋データを必要とする場合には、まず、RC許容forWINで断面データ(鉄筋データを含む)を入力後、「断面の登録」を実行してください。
RC許容で登録された断面データをFRAME側で「登録断面のインポート」機能を用いて取り込んで下さい。取り込まれた断面を使用すれば、FRAME計算後にRC連動を行うと、RC許容側に鉄筋データも渡ります。
 
Q2−4. 材質データに「p1荷重対応表 1or2」とあるが何か。同時に何を入力すべきか。
A2−4. IL計算をする場合に必要なデータです。よって、IL計算をしない場合は全く関係ありません。その為、ILでこの機能を使用するときのみ入力する必要があるため、検討に使用しない際には「1」を入力しておいてください。表1を選択したことになります。
ILで、L荷重を載荷させる場合に、桁部材のような曲げを強く受ける部材と、橋脚部材のように軸力を強く受ける部材において、p1荷重強度を変更する場合があります。このような場合に表1と表2に異なる強度を入力して、2つの表を使い分けることが可能です。
 
Q2−5. 張出部材がある場合、部材端部の条件は何にしておくべきか?
A2−5. 張り出し端の変位(たわみ、たわみ角)を正しく求める方法としては、材端条件を「0:剛結合」にすれば結構です。
材端を「1:ピン」にすると、自由端(張り出し端)のたわみ角は計算されません。
たわみはピンのままでも正しく計算されますが、剛結合にしてご設計下さい。
 
Q2−6. 支点入力のKx、Ky、Km、Kxy、Kxm、Kymとは何ですか?
A2−6. 支点入力について
支点の種類や解説等については、製品付属のヘルプファイル 「計算理論および操作の方法」−「支点データ」に詳しく説明されておりますのでそちらを参照ください。

バネ支点の考え方は此処に添付するように3元連立方程式の解いたもので表されます。
道路橋示方書W p352にも杭基礎時の考え方として記載がされています。
この際の記号と道路橋示方書での記号ではその記号が異なりますが



Kxx=Axx、Kyy=Ayy、Kmm=Aaa
(Kx)   (Ky)    (Km)
Kxy=Axy、Kxm=−Axa、Kym=−Ayaとなります。

また作用力によってその符号が変わるため 入力時には符号を気を付ける必要があります。
(弊社hpや統合CD-ROMのQ&Aにも杭基礎との連動として記載しております)
Kx、Ky、KmはX方向y方向 回転方向のバネ定数を入力するものになります。
残る3項は連性バネとして入力を必要とするものです。
 
Q2−7. 分布バネのKu、Kvはどういう意味ですか?
A2−7. Kv・部材軸直角方向の等分布バネ(kN/m2)
Ku・部材軸方向の等分布バネ(kN/m2)
になっています。

設計モデルにもよりますが、分布バネで部材鉛直方向を拘束するようなモデルに於いて支点を設定せず分布バネのみで解析する際には分布バネはKvとしての入力が必要です。
Kuとして入力した場合には部材の拘束としては、水平方向のみになり構造的に不安定になってしまいます。ご注意下さい。
 
Q2−8. 杭反力をバネとして入力する場合は?
A2−8. 道路橋示方書記載の表記とプログラムでの対応を下記致しますのでご参考ください。
 KV −> Ky
 K1 −> Kx
 K2 −> Kxm
 K3 −> Kxm
 K4 −> Km
また、Kxy,KymについてはK1〜K4に該当するものがありません。
K1〜K4以外のバネ(Kxy,Kym)を考慮するか否かにつきましては、設計条件に応じてご判断ください。
 
Q2−9. 剛域を考慮する場合と、考慮しない場合は簡単にキー操作で使い分けができるのか?
A2−9. 剛域処理を行なうか否かは、「処理スイッチ」内にある「□剛域処理」の設定フラグを変更するだけで簡単に切り替えられます。此方の機能をご利用下さい。
 
Q2−10. 変位とたわみの違いはなにか?
A2−10. 変位は、各節点の移動量を計算した値ですが、それに対して、たわみ(部材の断面力と一緒に表示される値)は、部材両端を結んだ直線からどの程度湾曲しているかを計算した値で、たわみ曲線を折れ線ではなく滑らかな曲線で表示するために計算されたものです。
したがって、構造モデルの変位を確認したい場合は、節点の変位を見てください。
なお、本プログラムでは中間着目点での変位は求めておりません。
格点以外の場所での変位が知りたい場合には、予め格点を追加頂き格点変位として結果を確認下さい。
 
Q2−11. 処理スイッチの着目点の自動追跡を選択しても着目点が上手く追加できない場合があるが?
A2−11. 「着目点数の総数は22個まで」(ヘルプの「制限事項」参照)の制限にかかる場合に、荷重載荷位置の着目点が追加できない場合があります。
荷重ケースに多くの集中荷重が入力され設計されると、予め設定されている中間着目点に合わせて荷重載荷位置が着目点とされます。
しかし、この総数が1部材当たり22を越えると越えた部分については着目点とすることは出来ないため残りの点は追加されません。
現行バージョンでは、この制限の下でお使いいただくようお願いいたします。
 
Q2−12. 分布バネを配置したのに、地盤側に図化できないが?
A2−12. 分布バネを配置すると、お客様の意図に応じた図としては配置されない場合がございます。
これはご存じのように、分布バネはその応力の向きに関わらず作用するため、正負の係数として扱っておらず、その入力が 絶対値の入力となる為です。
その為、図化時にもどちらに作用するかではなくバネが存在することを表す図として表示しています。
以下の例は、馬蹄形構造に分布バネKvを配置したものですが、トンネルなどの場合地盤バネを水平地盤反力係数(横方向地盤バネ、鉛直地盤バネ)をもってバネとして考える場合が多いと思います。
当然バネとしては、坑内ではなく外部側に発生しますが、図としては以下のように配置されます。
以上をご理解いただき、ご使用下さい。
 
Q2−13. 「材質」入力のヤング係数の単位は「kN/m」となってますが、「kN/mm」ではないのか?
A2−13. ヤング率は、従来単位ではkgf/cm(若しくはtf/m2)と表されSI単位系径ではN/mm2(kN/m)として表される事が多いと思います。
是は単位系の変更をおってお考え頂ければおわかり頂けると存じますが、入力する作用力の単位系に併せて上記を使い分けます。本プログラムでは荷重入力の単位に併せて入力単位を定めています。
従って、kN/mを採用しています。参考までに鋼のヤング率で単位系の揃え方を例出します。

「道路橋示方書・同解説 SI単位系以降に関する参考資料」では鋼のヤング率は、E=2.0E5 N/mm2としています。
 
Q2−14. 支点についての設定の番号1〜5は何を指すのか?
A2−14. 支点コード入力セルを選択(マウスでセルをクリック)されると、入力ガイドをウィンドウ下部のステータスバーに表示することが出来ます。こちらをご確認いただきますよう御願いいたします。
『支点コード 1;Pin 2;PinXRoller 3;PinYRoller 4;FixSupport 5;SpringSupport』と表示しております。

1〜4の支点コードについては、そのコードを指定時に、各入力項目に0か−1かが設定されます(セル内での数値変更はできません)ので、こちらでも、拘束条件を見て取ることが可能かと思います。(0:自由、−1:固定の意味です) 支点コード5については、バネ支点の入力となっております。

上記と同様に、他の入力時にもガイド部に表示している項目などを参照して下さい。
 
Q2−15. 入力単位の「mrad」とは?
A2−15. 「mrad」は「ミリラジアン」と読みます。
mはミリ、即ち1/1000を表します。回転変位は構造物規模にもよりますが、大きな変位を示すことはありませんので、出力単位をmrad (1/1000 ラジアン)としております。
 
Q2−16. 着目点数が入力値と計算結果で一致しない。
A2−16. FRAMEには、自動着目点追加機能がございます。
こちらの機能がONになっていると、定義されている荷重状態により、FRAME計算部にて自動的に着目点を追加します。
この機能をOFFにすれば、前述のように計算部で着目点を自動的に追加する機能を抑止できます。入力項目内の「処理スイッチ」にて、自動着目点追加の項目をご確認頂き、チェックマークがついている(自動着目点追加がON)場合は、チェックマークを外して(自動着目点追加がOFF)ください。
 
Q2−17. プロジェクト内での異なるモデルの結果集計は、可能か?
節点数、部材数、支点数等は同じ。(部材剛性のみ異なる場合)
A2−17. 同一プロジェクト内の結果の集計について
残念ながら、モデルを超えた結果の集計機能は現在のFRAMEにはございません。
結果をプレーンテキストまたはHTMLファイルとして出力され、Excel等をご利用になり、ご自身で集計していただく他ございません。

3.入力関連(面内・面外編)

Q3−1. 分布バネを入力しているのに、「構造系が不安定」のメッセージをだし解析をしてくれない。
A3−1. 作成モデルが問題で計算できない際には弊社サポート窓口までご質問下さい。
ここでは操作上のミスで生じている計算不能な場合の対策をご説明致します。
折角入力された分布バネも入力されただけでは有効ではありません。
弊社FRAME マネージャでは、荷重ケースなどそのケースごとに計算を行うため、荷重ケースで必ず分布バネを使用することを設定していただく必要があります。
以下は「面内固有データ」→「面内基本荷重」の入力画面ですが、ここの「分布バネ」を検討するケースに設定し忘れると (以下の画面では「なし」になっています)計算に分布バネを使用しませんので入力が無効になってしまいます。ご確認下さい。

 
Q3−2. 面内(面外)荷重の入力時に荷重コードは何を入力するのかガイドが表示されず解らないが?
A3−2. ver1.40から画面表示機能を強化しており、荷重入力時に荷重コードのガイド表示機能を付加しております。入力画面の○部のボタンを押してください。
画面中に荷重コ−ド一覧が表示されます。

 
Q3−3. バネ支点を設け格点に強制変位を与えたが、結果を得ることが出来ないが?
A3−3. FRAME製品では、バネ支点に支点強制変位をかけることができません。
それは、支点強制変位は自由度が拘束された支点に対するものであるためです。

バネ支点のy方向支点条件を拘束する(−1とする)ことで計算が行われます。
 
Q3−4. 抽出の荷重タイプ、荷重番号の意味は?
A3−4. 画面下のガイド部に入力案内を表示していますので、各入力部のセルを選択時にはこちらを確認し入力して下さい。

(1) 開始、終了は、お考えの抽出ケースを選択いただく為に、どのケースからどのケースまでのデータを対象とするかを入力していただくものです。
(2) 荷重タイプは、荷重及び組合せにおいて入力されている荷重ケースの何れから抽出するかを設定いただくものです。
(3) 荷重番号は、荷重及び組合せにて入力されている荷重ケース番号を意味します。

従って、基本荷重ケースとして荷重を11ケース設定されていて、その荷重番号3から8までのデータで抽出する場合には、

と入力して下さい。
 
Q3−5. 面外時においての杭基礎をバネ支点化する際の留意点は?
A3−5. 水平バネ(kN/m)、回転バネ(kNm/rad)。連成バネ(kN/rad)、鉛直バネ(kN/m)という値の内、面外支点では、各バネ値の中、水平バネと回転バネだけを考慮します。残りのバネ要素は考慮出来ません。
 
Q3−6. 同一部材の外面に温度荷重を、内面に乾燥収縮量を考慮して断面力を算出できるか?
A3−6. 2つの荷重ケースを定義頂き、一方に乾燥収縮用の荷重として温度荷重を用いて乾燥収縮度を入力してください。
また、もう一方の荷重ケースには、外面温度荷重については、温度差分をプレストレス荷重により入力してください。
上記各々の荷重ケースで得られた結果をご確認の上、この2ケースを組合せ荷重により組合わせることで、最終的な結果を得ることが可能です。
 
Q3−7. 支点条件でXY方向以外のバネを考慮する際の設定方法は?
A3−7. 支点における任意方向の支点バネは、X方向、Y方向にバネ値を成分分解して入力していただくことで、任意方向の支点バネとして設定することが可能です。
 
Q3−8. 支承のゴムのバネをモデル化する方法は?
A3−8. 上部工部材の支承位置の格点と、下部工部材の支承位置の格点を異なる格点番号として同一座標で入力し、「二重格点」データ入力で両格点を登録して両格点間の接続条件として、支承のバネ値を設定していただければ、支承のモデル化が可能です。
「二重格点データ」については、製品HELP「計算理論及び照査の方法-構造データの処理について-二重格点データ」を併せて参照願います。

4.入力関連(IL編)

Q4−1. 「基本データ」シートの中に「単位荷重強度(tf)」の入力項目があるが、計算内容のどの項目に影響するのか。また、何を求めるために入力するのか。
A4−1. 影響線算出の手法として、単位荷重強度を全載荷点に準じ載荷し連立方程式を解く方法を用いています。このときに用いる荷重を「単位荷重」としています。
入力値を変えれる仕様にしていますので、設計規模に合わせて値を替えていただければ精度があがります。このため、規模の大きなモデルでは「単位荷重」を大きくすれば計算誤差を少なくできる場合があります。
 
Q4−2. IL算出点データ「i端からの位置番号」の意味は何か?
A4−2. 「i端からの位置番号」の意味は、以下の通りです。
ILで算出する着目位置を指定します。この着目位置は中間着目点及びj端が指定できます。
<例> 1部材に中間着目点が1個の場合に全ての位置を照査したい場合は?
開始   終了
 1     3(3〜99の範囲ですとj端も含みます)
 
Q4−3. 擬似支点の検索とは?
A4−3. IL計算結果で影響線を描画するときスケルトン(骨組み)全体を表示する必要はないので、活荷重が載る部分だけを使って表示しています。
そのとき主桁に設けた支点は描画しますが、橋脚は描画していません。しかし橋脚があることを明示的に示した方が分かりやすい場合があり、それを疑似支点と呼称し橋脚部材に代えて描画しています。
 
Q4−4. IL計算をするため入力し計算すると、断面力など全て0になったが?
A4−4. 入力データを再度ご確認下さい。
主載荷荷重強度の項目に、入力が無い場合に計算が出来ず、結果を算出していないと考えられます。
此方を入力いただくと問題なく設計を行えます。
 
Q4−5. 連行荷重を骨組みモデルの端から端まで任意ピッチで移動させ、各支点および支点中央の断面力を算出することは可能か?
A4−5. 着目点を任意幅刻みで部材に追加することで、可能となります。
ただし、本プログラムでは1部材へ付加できる着目点数が20点までとしているため、これを超えるような部材(1部材長)が存在する場合には、部材を予め分割頂く必要があります。
その後、断面力を算出したい点を算出点として定義頂くことで、算出する事が可能となります。
 
Q4−6. 軸間隔・車長・台数・1軸目から前部までの距離は何を示すのか?
A4−6. 下記をご参照下さい。
 
Q4−7. クレーン(移動式)荷重を移動荷重としてILで行う方法。
A4−7. 移動荷重として、『IL連行荷重』を入力する際の入力項目についてご説明いたします。

□連行荷重計算に必要なデータ□
  • (1) 基本データ…橋種,活荷重,従/主載荷荷重,単位荷重強度,載荷範囲,固定荷重の集計,擬似支点の検索,支点,バネ(分布バネ)に適正な値を設定してください。
  •   ※前述以外については、デフォルトの通りとしてください。
  • (2) 主載荷荷重強度…載荷部材開始番号,載荷部材終了番号,主載荷荷重:歩道(歩道がある場合に指定してください。 ない場合には0で結構です)に適正な値を設定してください。
  •   ※これ以外の項目は全て0としてください。
  • (3) 連行荷重…クレーンの輪荷重等のデータを入力して下さい。  ※詳しくは上記A4−6『連行荷重の解説図』を参照してください。
  • (4) 主載荷荷重影響面積…入力される必要はございません。
  • (5) 従載荷荷重影響面積…入力される必要はございません。
  • (6) 群集荷重影響面積…[主載荷荷重強度]の入力において、歩道を考慮された場合には入力してください。
  •   歩道を考慮されない場合には、入力する必要はございません。
  • (7) 衝撃係数…衝撃を考慮する場合に、入力してください。
これに、断面力,反力,変位に対する算出点データ(必要とされるもののみで結構です)を入力ください。
 
Q4−8. IL計算の時桁の死荷重は含まれているか。
A4−8. IL計算において、自動で死荷重は考慮されません。
IL計算内部には固定荷重という入力項目がありますので、こちらに死荷重を定義していただき、IL基本データの入力で固定荷重計算を行うよう指示して頂かなければなりません。ただし、IL計算の機能として提供している固定荷重は、影響線載荷による計算を行うため、厳密な意味で、面内で求めた死荷重結果と一致しません。
よって、死荷重分については、別途、面内解析にてお求めになり、結果集計の機能により面内死荷重結果と現在お求めになっておられるILの結果を足し合わせることをお奨め致します。
 
Q4−9. I反力割増用コード、変位割増用コードの使い方は?
A4−9. 旧活荷重のTT-43荷重用のデータです。
線荷重(L-20荷重)の計算を行い、その結果に対して、TT-43割増係数を入力し、TT-43荷重を計算するというものです。
これは、日本道路公団「設計要領第2集」に準拠した方法で行えるように用意されたものです。 
 
Q4−10. IL算出点の入力方法は?
A4−10. ■IL算出点とは
本プログラムでは、影響線処理で断面力などを求めようとする設計断面位置のことを算出点と呼んでいます。
算出点には、
   ・断面力算出点(曲げモーメント、せん断力、軸力を求める)
   ・変位算出点 (水平変位、鉛直変位、回転変位を求める)
   ・反力算出点 (水平反力、鉛直反力、回転反力を求める)
があり、それぞれ設定できます。算出点としての指定をしていない場所については、いっさいの計算を行いません。
算出点に指定できる場所は、算出点の種類に関係なく、
   ・部材のi端またはj端
   ・部材の中間着目点
であり、格点ではありません。

詳しくは製品ヘルプ-「計算理論及び照査の方法」-「荷重データについて」-「IL算出点データ」 をご覧下さい。


■IL算出点の入力について
1、着目部材開始/終了番号について
ここには、算出点として定義を行いたい部材の開始部材番号及び終了部材番号を入力します。
ここで指定された区間の部材について、以降に解説する算出位置に算出点が定義されます。
全てを算出点とすると、計算時間が長くなるために、特定位置に着目した算出点を定義されたい場合には、部材が連続している単位で、複数個入力いただく必要がございます。
 (例)1から10部材の梁について算出点を定義する場合
   @全ての部材に算出点を設ける場合
    開始部材番号に1を、終了部材番号に10を入力いただくことになります。
   A2−3部材間と7−9部材間に算出点を定義される場合
    開始部材番号に2を、終了部材番号に3を入力していただくデータが1つと、開始部材番号に7を、終了部材番号に9を入力していただくデータの合計2つ(2行分のデータになります)を入力していただくことになります。

2、i端からの開始/終了位置番号について
前述の着目部材について、さらに着目点の位置を指定する為の入力データです。
例えば、指定された部材が3つの中間着目点を持っていたとします。
そうすると、この部材の着目点候補は下記のようになります。
    1 − i端
    2 − 着目点1
    3 − 着目点2
    4 − 着目点3
    5 − j端
よって、指定部材の算出点点候補全てを算出点にしたい場合には、i端からの開始番号に1を、i端からの終了番号に5を指定していただくことになります。
また、着目点1〜着目点3までを算出点にしたい場合には、i端からの開始番号に2を、i端からの終了番号に4を指定していただく必要がございます。

※、i,j端のみを算出点にしたい場合について
中間着目点が存在する場合には、この開始位置/終了位置で1度にi/j端を指定することはできません。
この場合には、i端からの開始番号を1、i端からの終了番号を1としたデータと、i端からの開始番号を5、i端からの終了番号を5としたデータの2つを作成いただく必要がございます。

5.解析関連

Q5−1. 2連BOXカルバートをFRAME解析するとき支点条件はどのように考えるか?
A5−1. BOXカルバートでは、周辺にある地盤がBOX本体を支えていると同時に、土圧や地盤反力として荷重作用の元にもなっています。これらを考慮した場合、モデル化に際しては2つの考え方が取れます。1つは地盤ばねとして周辺地盤をモデル化する場合、他の1つは地盤反力として荷重をBOXに載荷する場合です。いずれのモデル化でも基本的にはピン支点やローラー支点(これらの支点は本来は無い物で、仮想の支点)を考慮しなくても解析できます。ただし載荷する全荷重が釣り合っていることが条件です。
具体的には、左右の土圧を同時にかければれば力の釣り合いが取れているので、支点が入力されていなくても解析できるはずです。ところが、計算上の誤差が(必ず)あるために完全にはつりあっていない場合があり、そのときは解析不能になるので、その安全代としてピン支点などを考慮しているわけです。したがって、解析結果として得られる支点反力は、0かあるいは誤差程度に収まっていることが必要で、その確認を欠かせません。
さて今回のご質問にある2連BOXであっても考え方は上記と同じなので、支点を増やす必要はありません。また増やしても構いませんが、必ず支点反力が生じていない(あるいは許容誤差以内に収まっている)ことを確認してください。もしそうでない場合は、作用荷重間のつじつまが合っていないので、地盤反力(考慮していれば)も含めて全荷重をチェックしてください。
 
Q5−2. 地下埋設型BOXの場合で、全部材を分布バネとするとき支点はどのように検討するのがよいか?
また、分布バネが底版のみの場合と側壁,底版の場合では支点のケ−スは変わるのか?
A5−2. BOXカルバートで分布バネ部材を考慮して解析する場合、本来なら支点は不要のはずですが、解析上不安定構造物にならないように、仮想的に支点を設けます。この支点は実際には存在しないので解析結果に影響しないように設定する必要があります。そのためには、考慮する荷重の向きに応じて最小限の数(および種類)の支点を入力するのが良いと思います。
たとえば、鉛直荷重が作用するケースでは、底版部材に分布ばねを考慮すれば基本的には十分ですが、上記の理由から、水平方向への移動を拘束するために鉛直ローラ支点を左隅角部(など)へ追加します。この支点条件は側面からの土圧が両サイドから作用するケースでもそのまま使えます。その際、側壁部材で分布ばねを考慮するか否かは工学的な判断が必要になります。 すなわち、このFRAME製品のばねは圧縮力だけでなく引張力(ばねが伸びる状況)でも有効なので、その点を考慮して適宜ばねを設置する必要があります。解析が終了したら仮想の支点に反力が生じていない(あるいは許容誤差以内である)ことを必ず確認してください。無視できない反力が生じていれば支点条件を変える必要があります。
また、対称構造物に対称な荷重を載荷したにも関わらず結果が対称になっていない場合がありますが、この場合も支点条件そのものを対称になるように変更すれば期待した結果が得られると思います。上記の例では鉛直ローラ支点を左隅角部でなく、底版中央(ここに格点が必要)に変更すれば対称になります。
   
Q5−3. 着目点と端部の鉄筋データを変えることはできるか?
A5−3. 鉄筋データは、FRAME計算では直接入力することは出来ません。ただし、RC断面設計(許容応力度法)for WINで使用されていた断面データをFRAMEでインポートした際には、鉄筋データは保持されていますので、FRAME計算後にRC連動機能により再び、RC許容に結果を持っていった場合には、この鉄筋データはそのまま連動されます。よってこの操作で端部については鉄筋データを変えることが可能です。(また、着目点が存在する場合には、端部間の鉄筋データを基に線形補間して各着目点位置での鉄筋データを生成しております)
ただし、端部に別の断面を用いる場合には、形状や配筋等に条件がありますのでご注意下さい。(こちらについてはヘルプを参照してください)
 
Q5−4. 剛域部材を表すために断面諸量に極端に大きな数値を入力したが、その結果モデルに載荷した荷重合計と反力合計が異なる結果になったがどうすればいいのか?
A5−4. 作用荷重の合計と支点反力の合計が一致しない理由は断面諸量に極端に大きな値(9.99E+10)をセットしているからです。 剛域部材のモデル化するためにこのように入力されている場合が多く見受けられますが、これでは計算誤差が避けられません。
連立方程式を解く際の誤差を無くすには、この値を通常部材に比べ3〜4桁程度大きな値を入力してください。その結果、荷重値fに対し反力合計は、ほぼ一致します。
 
Q5−5. 処理スイッチのプレストレスによる応力算出の選択は何のためか?
A5−5. プレストレスコンクリート構造では、曲げの照査を行う際に有効プレストレス(これが1次力に相当する)と荷重による応力度を加算して各荷重状態での合成応力度を算出します。
このとき、FRAME計算でプレストレスによる2次力(1次+2次ではなく)を求めることが必要になるために、本製品では、どちらでも出力できるようにフラグを設け、初期値は「2次力」にセットしています。このフラグはお客様の判断で自由に設定できますので、必要に応じ変更頂くことが可能です。
 
Q5−6. 温度荷重はどのように計算されているのか?
A5−6. 一般的な構造力学の参考書をご確認下さい。
温度応力は、

σ=E・ε=E・α・Δt

このとき
E;材料のヤング率
α;線膨張係数
Δt;変化温度差

本プログラムでも、温度差で入力いただくことで、部材に軸方向断面力が生じるものとして設計いたします。
予め材質諸元で入力いただくヤング率、線膨張係数から上記断面力σが発生するものとしています
 
Q5−7. 剛域として設定した部材に断面力が生じているが、これはなぜなのか?
A5−7. 本製品で考えている剛域部材とは、「変形を無視できる(変形しない)部材」のことです。
たとえば、鉛直に立っている柱モデルがあり、その一部が剛域部材になっていて上端に鉛直荷重が下向きに作用している場合、一般部材は縮みますが、剛域部材は縮みません。
この時、剛域部材には軸力が生じないと考えるよりも、剛域部材にも圧縮力が生じその力が下の方へ伝播して支点まで伝わる、と考えた方が自然です。
つまり、剛域部材とは単に変形しない部材であって、断面力は一般部材と同様に生じると考えます。剛域ブロック内の各位置の断面力は力の釣り合いから求められます。もし剛域ブロックを複数の支点で支えて不静定構造のような形にすると、変形の適合条件が満足できなくなり解析できません。したがって、本製品では「剛域ブロックには複数の支点を設けてはならない」という条件の下で、力の釣り合いから剛域部材の断面力を求めています。
従って、剛域ブロックにも断面力は生じます。
 
Q5−8. 剛域をT時部の1部材にのみ設定したところ、エラーとなったが?
A5−8. 下図のように、下部の部材に剛域を設定されると、格点2において部材1、2が同時に剛域部材に接することとなり、その為エラーとなります。
回避策としては、剛域ブロックを設定せず、断面諸元を元の部材の10−100倍程度として設計されるか、剛域の設定を見直されることをお奨めします。
 
Q5−9. 複数の部材に剛域を設けたところ、結果がおかしいが?
A5−9. 剛域ブロックの設定は、ブロック毎に入力していただく必要があります。
例えば、以下のようなラーメン構造の際に剛域を1、2、6のブロックと、4、5、8のブロックに設定したい場合に、誤って1つの剛域として1 2 4 5 6 8をブロックとして入力されている場合があります。
この場合には、剛域ブロックとしての設定が誤っているため、上手く計算が出来ません。

この例では、以下の様に入力して下さい。
剛域を設定したブロック毎に、部材「スペース」部材として入力して下さい。 
 
Q5−10. 着目点では、部材力は得られるが、変位は算出されないのか?
A5−10. 本製品の変位算出機能は、格点変位を算出し、着目点として設定頂く点については変位については算出しておりません。
その為、着目点位置の変位を必要とされる際には、予め格点として追加いただき計算する必要があります。
 
Q5−11. 4辺固定版の設計は可能か?
A5−11. FRAME製品は、骨組み化による解析プログラムです。その為、面としての設計をお考えの4点固定の板モデルは直接の解析は出来ません。
 
Q5−12. 死荷重は自動で載荷されるか?
A5−12. 骨組み計算の際には、構造物に応じたモデル化をされただけでは、骨組みの死荷重(自重)は考慮されません。
別途、荷重として各骨組みの死荷重を考慮いただく必要があります。
本製品では、部材にγ(単位体積重量)を用意することで、骨組みの死荷重を与えることが出来る機能を死荷重ジェネレート機能としてサポートしております。
荷重入力の「荷重ジェネレート」にて必要な部材の死荷重を構成し、追加してご設計下さい。 γはこの荷重ジェネレートの際に自重計算に利用されます。
(注) ただし、ジェネレートされた荷重と、γは常時連動しているわけではありません。
死荷重ジェネレートにより自重ジェネレート後にγを変更されても、既に作成されているジェネレート(荷重)には影響を与えません。
このような場合には、死荷重ジェネレートしたデータを削除し、再度、死荷重ジェネレートの機能を実行していただく必要があります。
死荷重ジェネレートの際に用いている断面データの中の断面積(A)についても同様のことがいえます。
 
Q5−13. 杭基礎をFRAMEで解析する際の留意点。
A5−13. 杭基礎での計算仮定は

・フーチングを剛体とする。
・杭の伸縮を無視する。

となります。

これにあわせて、下記のとおりFRAMEをモデル化しなければなりません。

・フーチングを剛体とする。(フーチング部材を剛域とする)
・杭の伸縮を無視する。(杭断面のAを∞とする)
 
Q5−14. 変断面についての計算が可能か?
A5−14. FRAMEでは、i端とj端で異なる断面を割り当てることが可能です。
ただし、計算時には、この2断面の平均値を用いて計算を行います。よって、より細かく分割されたほうが精度は高くなります。
しかしながら、あまり細かくされても工学的な意味は余りありませんし、計算時間等が長くなるばかりであることを申し添えておきます。
 
Q5−15. 「面内計算エラー InPlan:4016 View-1(2)」の意味は?
A5−15. このエラーは、等分割着目点入力で分割数が0の場合に発生します。
着目点入力画面にて等分割着目点を設けた場合には、分割数が2以上である必要がありますので、そちらの入力内容をご確認ください。
 
Q5−16. 樋門柔構造の計算は可能か。
A5−16. 「柔構造樋門設計の手引き」にあります「柔構造の浮き直接基礎の解析」であれば、FRAME(面内)またはFRAMEマネージャで解析可能と考えます。
ただし、FRAMEは汎用2次元解析ソフトであり、柔構造樋門に対する設計ソフトではありません。
「柔構造樋門設計の手引き」等の参考図書を基にFRAMEでモデル化され、不明点等ありましたら、その都度具体的に問い合わせしていただきますようお願いいたします。
 
Q5−17. 抽出機能で、Mmax、Mminの抽出を行う方法は。
A5−17. 抽出ケースは「Mmax」「Mmin」「Smax」「Smin」「Nmax」「Nmin」の全てを算出しております。
結果画面において、ぞれぞれの結果を確認する場合は、画面上部左側に「モーメント最大」などの文字が書かれたコンボボックス(カーソルを近づけると「抽出の種類を選択します」というヒントが出るコンボボックスです)がありますので、ここで参照したい結果を選択してください。
(このコンボボックスは抽出ケース以外を選択しているとグレー表示になっています。)

6.出力関連

Q6−1. 荷重図などの印刷方法はどうすればいいですか?
A6−1. 図化出力は、win版では、DXF出力とhtml出力の2方式で行っていただけます。
以下、html形式での出力をご説明いたします。
まずデータの入力完了後計算を行い、計算結果確認画面上で「描画設定ボタン」を選択し以下の入力窓を開きます。(描画されている画面中で右クリックでもポップアップメニュウが出ます)
この窓の設定によって画面上及び、html形式出力時のファイル、印刷の図の設定を行います。

このボタンのように結果確認のボタンをはずし(ボタンがへこんでいる状態が選択されている状態です)、荷重ボタンのみとすれば荷重+骨組み図になります。 荷重ボタンをはずすと 骨組みだけになりますが左のボタン群を設定いただければ、各々の支点なども表示非表示が可能です。 この設定をして頂いた後、画面上に表示されている図がhtml出力で出力できる図として印刷します。
html形式出力ボタンを押し、出力先設定を「プリンター」を選択し、出力内容の図を選択して下さい。
この後、「印刷実行ボタン」によりプリンターから印刷することが可能です。

 
Q6−2. 応力図の描画を同じ大きさで印刷出力するには、どの様にしたら良いか?
A6−2. HTMLプリンタ出力の際に表示される「出力設定」ウィンドウ内の「図の出力エリア設定」ボタンを押し、図を出力する領域を設定してください。(この際、出力を実行しないと情報が保存されないのでご注意ください)
厳密なスケーリングによる出力は行なえませんが、ほぼ指定した通りのサイズで出力が行なえます。
 
Q6−3. 基本荷重の場合にはMAXとMINが表示されますが、組み合わせ荷重と抽出の場合には表示されないが?
A6−3. 残念ながら組み合わせ荷重は、基本荷重で得られる解析結果を任意な割り増し係数により加除算する荷重ケースであるため、表示は出来ません。
しかし、予め荷重合成により、基本荷重を足し合わせて荷重を作成していただき、新しい基本荷重として設計いただければ、結果を得ることが可能ですのでこの方法でご利用下さい。
 
Q6−4. DXF変換図の変位図では、構造図は実寸だが、変位量がスケーリングされていないが?
A6−4. 図化編集・出力の際に、図面についているスケール(DXF変換時も含まれます)は、構造図に関するスケールとしており、変位図についてはスケールが構造図とは異なります。
この変位図のスケールについては、変位の状態が分かりやすいように構造図の大きさや、全結果の内容等から内部で自動的に設定を行っております。
変位図は通常の図面の出力とは位置付けが異なりますので、結果表と図面とのスケールをあわせることはできません。
(仮にあわせられたとした場合、一般的な変位の大きさから推測すると構造図と何ら変化のない図になろうかと思われます)
 
Q6−5. 図化出力時の設定は保存できるのか?
A6−5. 以下の方法で保存しておき再利用することが可能です。
  • (1) メイン画面より図化処理プログラムを起動
  • (2) スピードボタンの「出力オプション設定」ボタンを選択
  • (3) 出力設定を設定し「保存・読込」ボタンにより出力オプションデータマネージャを起動
  • (4) コメント部に解りやすいコメントを入力し「リストに保存」
  • 読込時は(2)(3)と行いウインドウ上から選択したい出力設定を選択し「読み込み」ボタンで利用します。
  • 同様に「描画デフォルト情報設定」の情報も保存読込作業が可能です。
あわせて製品helpに記載の「操作方法」→「図化編集・出力操作」→「機能別操作説明」→「出力操作」→「出力オプション設定」をご覧下さい。

なお製品フォルダ内にある設定オプションファイルをコピーすることで他のマシンでも同じ設定を再現することも可能です。
製品を削除される場合や他へインストールされる際にはこのファイルを利用されるとよいかと存じます。
  • 1.FmOutOp.ops
  • 2.FmOutOp.oph
 
Q6−6. 出力の際、項目ごとに改ページを行う方法は。
A6−6. 入力データ出力について、荷重ケースデータのみ改行したい場合は、荷重ケース出力チェックボックス横の荷重ケース毎に改ページをチェックしてください。また、更に項目単位で改ページしたい場合には、出力設定画面の下にあります「出力単位毎に改ページ」という項目にチェックをし、出力を行ってください。

結果の出力については、「出力単位毎に改ページ」にチェックをしますと、断面力/変位/反力の項で指定された出力方法(荷重ケース着目出力or着目点着目出力)での基本単位(荷重ケース着目時は、各荷重ケース毎、着目点着目時は各着目点毎)で改ページを行います。
 
Q6−7. プリンタ出力時、格点が大きく出力される。
A6−7. 出力設定画面中にある、「格点スケール」を用いて調節を行ってください。
Ver1.63で、一部プリンタで格点が出力できないというトラブルの対策により描画ルールを変更した過程で、このような問題が発生したため、格点のスケールを調節できる機能をVer1.64で実装しました。
また、結果データのプリンタ出力についても、同様に、出力設定画面中に「格点スケール」の調節機能がございますので、ご利用ください。
 
Q6−8. IL計算結果に不要な線が描画される。
A6−8. IL計算時の断面力描画については、断面力値を線で結ぶ処理を行っております。
よって、算出点として、梁部材以外が存在する場合などには、不要な線を描画してしまいます。(たとえば桁部材の最後の点(桁右端)から柱部材の最初の点(柱上部)にかけて線を結んでしまいます)
あくまで、描画上(見た目上)の問題なのですが、気になる場合などは、材質が異なれば別物として判断して分けて描画するルールを採用しておりますので、材質を分けてご用意ください。
こうすることで、不要な線が描画されなくなります。
 
Q6−9. 計算結果をHtml形式でファイル出力し、Excelで読み込んだ場合、数値として認識されない。
A6−9. FRAMEマネージャVer2.00.00より、出力にFORUM8 PPF標準出力ライブラリを採用した関係で以前のバージョンと多少出力の状態が変わっています。
Ver2.00.00からのHTML形式出力は、Webブラウザ上で確認した場合に書式の乱れが無いよう、セル内にスペースが出力されるようになりました。
その為、そのファイルをExcelで読み込んだ場合に数値と見なされないという現象が発生するようです。

Excelで出力数値を利用したい場合には下記の手順で出力及びExcelでのファイル読み込みを行ってください。
1.FRAMEマネージャの出力設定にて「表罫線の表示を行う」からチェックを外す。
2.「出力実行」を押して、プレビュー画面でファイル形式を「Text Files(*.txt)」にしてファイル出力を行う。
3.Excelを起動して[ファイル]-[開く]を選択し、FRAMEマネージャから出力したテキストファイルを指定する。
4.テキストファイルウィザードが開くので、「元のデータの形式」で「カンマやタブなのど区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択し、次に進みます。
5.「区切り文字」で「タブ」と「スペース」にチェックを付けて、次に進みます。
6.「完了」ボタンで読み込みを完了してください。
 
Q6−10. 「symmetric」の意味は?
A6−10. ご質問の「symmetric」は、バネマトリックスの対角項が対称であることを示しています。
製品HELPのQ&A「入力関連(共通構造データ編)」のQ8を合わせて参照願います。

7.プログラム間連動

Q7−1. RC断面計算側への連動はどうするのか
A7−1. この機能はソフトが起動するのではなくデータを保存しファイルで制御しています。
まず、FRAME(面内)計算を起動して計算結果画面を表示して下さい。
連動したい部材及び荷重ケース等を表示します。(結果画面に表示された断面力M,N,Sが、RC断面計算の断面力入力データへ展開されます)
連動したい画面を表示したらビットボタン(RC連動)及びマウス左ボタンによりポップアップメニューを表示して応力度計算連動(RC断面連動)を選択するとRC断面計算連動設定画面が表示されます。その画面で、連動したいデータをチェックして連動ファイル作成ボタンをマウスにて選択します。
ファイル名入力画面が表示されますのでお好きなファイル名を入力して下さい。
この状態で始めて、RC断面計算側で読み込み可能な連動ファイルが作成されています。この連動ファイルはRC断面計算側のファイル選択でファイルの種類をFRAMEからの連動ファイルに切り替えますと通常の入力データと同じレベルでFRAME側で作成されたファイルが読み込まれます。
又、RC断面計算がインストールされていればファイルの割付を行っていますので、エクスプローラ等でマウスダブルクリック及びドロップアウトすると自動的に読み込みRC断面計算を起動することが可能です。

連動されるデータの紹介
断面力(M,N,S)
FRAME側で作成された断面を使用時は、その部材で使用している断面形状、寸法が連動可能です。
RC断面計算で作成された断面を使用時には、上記のデータと鉄筋データも連動可能です。
尚、連動する場合、部材に同じ断面形状を使用していてかつi端、j端で大きさが違う場合には同断面と認識した場合には部材(照査位置)の距離で自動的に寸法、鉄筋データを保管します。

(注意)FRAME側の断面入力時の登録断面IDが---の場合には、矩形(横1.0,縦1.0)として連動致します。
 
Q7−2. RC断面forwinで作成した登録データを利用する方法は?
A7−2. RC断面計算側で作成された断面形状及び断面諸量を、FRAME製品側で使用する場合、RC断面計算-断面諸量確認画面より登録断面機能を実行して登録ファイル「*.SRWファイル」を作成して下さい。

結果確認→断面諸量確認の画面にて予め「断面登録」ボタンを押し、他製品(FRAME製品、UC−BRIDGEなど)で利用できるファイル「*.SRW」を保存します。
「参照」ボタンを押し、任意名称を入力いただき、計算済みデータ一覧より登録するデータを決定します。
是により、「確定」ボタンを押して下されば、「*.SRWファイル」となりますので、このデータをFRAME製品にてファイル→登録断面インポートにより読み込みご使用下さい。

上記の一連の機能を行うことによりFRAME側-断面入力でRC断面計算で計算された断面諸量を指定することが可能となります。
又、RC断面計算側で作成された断面を使用するとFRAME側で解析した断面力(M,N,S)と寸法データ及び鉄筋データをRC断面計算へ連動し、その照査点における応力度の照査等を行うことができます。
最後に、FRAME側にも登録断面を作成する機能が実装されていますが、現在、鉄筋の入力は不可としています。

※RC断面計算で作成される*.ARCKファイルは、RC断面計算だけの入力ファイルであり、連動ファイルではありません。

詳しくは RC断面計算のhelpの「断面の登録・編集」をご確認下さい。
 
Q7−3. BOXカルバートで作成したデータを製品外データのインポートしたときの留意点は?
A7−3. BOXカルバート〜FRAME間のデータには単位重量のデータを渡すルールがないため、現在、デフォルトでFRAME側で1t/m^3をセットしております。
その為、お手数ですが、FRAME側の材質データ入力部で単位重量を設定して頂く必要が御座います。
 
Q7−4. FRAME計算から、RC断面計算に連動する際の留意点は?
A7−4. モデル化の際に、部材番号が右周りに連番でついている必要が御座います。
この状態で、問題の下側の部材については、断面諸量を上側部材と逆に入力する(上下を逆に考える)必要があります。
この状態で下側が外側鉄筋となります。
また、この状態では、FRAMEから連動される応力の+,−をいじる必要がありません(全部材について)。

参考に、単純なBOOXモデル化の際のポイントを図化しますので、ご参考ください。

以上のようにモデル化を行っていただくと、RC連動後の断面連動断面位置によらず常に下図のように考えることができます。

 
Q7−5. 連動機能時、着目点から任意の点を選び連動する方法。
A7−5. 結果表示ウィンドウ上で、通常(デフォルト)では、荷重ケース毎の出力になっていおりますが、ここで、着目点毎の出力を選択(結果ウィンドウのツールバー(最上位にあるもの)の左から5番目のボタンです)になり、連動したい着目点位置の結果を表示された状態で、RC連動機能を呼び出すことで、任意の1着目点に関する連動が可能となります。
ただし、複数の着目点を一度に連動させることはできません。

8.その他

Q8−1. 設計調書対応のプログラムをインストールしたところモジュールエラーが生じ起動できなくなった。
A8−1. 設計調書ライブラリーもデータベース構造を採用しており、ご使用のマシンへインストールされた際にDBエンジンが帳表DLLが使用しているものより古いと、稀にこのような問題が発生します。
そこでお手数ですがその際には

(1) 設計調表ライブラリーをアンインストール(アプリケーションの追加と削除)
(2) プログラムもアンインストール
(3) DBを使用しているアプリケーションソフトを最新版に変更した上で設計調書ライブラリーを
再度インストール

以上の手順を行って下さい。
 
Q8−2. 断面を登録するときに断面形状が「箱形Cハンチ」の場合ねじれ定数の値が違う値が表示される?
A8−2. 箱桁Cハンチに必要なコントロールファイルがFRAME製品に欠落していました。
この問題は、箱桁/円弧ホロー桁の断面形状の場合にのみ問題になります。
RC断面計算forWindowsまたは、UC-Bridgeをお持ちであれば、製品インストールフォルダ内の「TJ_K.DAT」ファイルをFRAMEインストールフォルダに複写して頂くと、正しく計算されるようになります。
現在急ぎ対応中ですがver1.40〜ver1.43版でご使用の際には以上の対応を必要とします。
お手数ですがしばらくの間以上の対策を御願いいたします。

なお、両製品をお持ちで無い場合にはご所有の統合CD-ROM若しくは弊社ホームページより何れかの製品をマシンへインストールし、このファイルをコピーして下さい。
  
Q8−3. 入力画面が重なっており上手く入力できない。
A8−3. 現在ご使用中のフォントが「大きいフォント」のために、全てが表示されていない、若しくは文字や表が重なっていると思われます。ご使用のフォントを「小さいフォント」に変更してご使用ください。
変更の方法については、マイコンピュータ→コントロールパネル→画面の設定を変更後再起動する事で可能です。
 
Q8−4. 荷重図を図化したときに荷重値が重なってしまうが、重ならないようにする方法は?
A8−4. 複雑なモデルや、格点、部材および着目点の多いデータは、デフォルトの設定のまま出力されるとどうしても文字の重なりが発生してしまいます。

現在の製品ver1.51以降においては、

(1) html出力で図を出力される場合
「描画設定ウィンドウ」内の詳細設定で、数値の文字の大きさや表示位置オフセットの変更は可能ですので、こちらで調整を行ってみてください。
また、この出画は画面イメージをそのまま出力しておりますので、部分出力が可能です。
画面描画部でマウスによるドラッグ作業などで図の一部を拡大描画させ、出力範囲を拡大表示させた後、html形式出力を選択してください。

(2) 図化プログラムを利用した図化出力の場合
此方の機能では、「領域別情報設定」の選択により、描画情報を設定することが可能です。
各図の出力設定を此方で行い出力下さい。
領域に出力図形を選択はめ込み後その描画設定を変更することで出力設定を変えることが出来ます。

詳しい操作方法は、製品helpの「描画領域別情報設定」等でご確認頂くことが可能です。
画面上のhelpをご利用下さい。
 
Q8−5. 描画部のポップアップメニュー(結果画面)に、DXF出力ボタンが無くなったが?
A8−5. 新版へのバージョンUpで操作体系が変わったため結果確認部に設けておりました 。
DXF出力ボタンはver1.50以降は有りません。

旧版では、結果確認部分にスピードボタンとしてDXF出力ボタンを用意しておりましたが、新版ver1.51からは図化処理プログラムを利用いただく方式に機能を強化いたしました。
製品付属のhelpに詳しい操作方法を記載しておりますので各々をご確認頂き操作いただければ幸いです。
キーワードに「機能概要(図化)」を入力いただき、図化プログラムの流れをご確認下さい。
このhelpページより>>にて各ページを確認いただくことが可能です。

以下に、簡単に手順をお書きいたします。

例えば、入力が終了しているデータで面内荷重入力部の「図化候補リスト」ボタンを押していただき候補リストに追加します。
「図化プロ様候補データマネージャ」画面となりますので、ここで「リストに追加」ボタンを押してください。
これにより図化プログラムで使用するデータとしての登録が終了します。
「閉じる」を選択後メイン画面で図化プログラムを選択ください。

(1) ページ追加ボタンを選択し画面配置を決定し図化作業を準備します。
(2) 編集モードボタンを選択し、一括図形貼り付け入力(領域別貼付図形入力)ボタンを押す。 
(3) 画面中の領域に 貼り付け図形設定画面で 貼り込む図形のを選択します。
リスト表示されるコメントを選択し作画領域を指定し、コメントを入力下さい。
(4) (3)で確定すると図化データの準備が出来画面に反映されます。

※なお、(3)でリスト表示の項目をクリック選択する以外の方法として、直接指定入力方法もサポートしています。直接指定入力を行う場合には、図形指定セル(画面左側に70%くらいの比率で表示されている表入力の部分)に用意された、図形分類項目データを埋めて貼り付け図形を確定させてください。これは、FRAMEのDOS製品で提供されていた入力形態の移植です。


以上の手順により出力準備が整った事になります。



出力目的に応じ プリンタ出力 HTML出力 若しくはDXF出力などを選択し出力下さい。
ここで画面に表示されている図化データを上記 「DXF出力」を選択いただくことで出力作業を行います。

 
Q8−6. FRAME製品更新時の問題点について
A8−6. 本製品は、Ver1.55以降インストールシールドを変更(DelphiエディションからProfessionalエディションへ変更)しております。現在ホームページで公開している最新版ver1.57では生じることは有りませんが、統合CD-ROMに記載のver1.55製品では変更前後のインストールシールド間に互換性がないため、製品更新時に製品をインストールできなくなる問題が発生する場合があります。

新規でインストールいただく場合には問題はありませんが、既に旧版製品がインストールされている場合に製品更新の方法によってインストールが出来ない現象が生じます。
現象が生じる状況を以下に記載しますが、インストールが出来ない現象が生じた場合には、サポート窓口宛に御連絡いただくか、ホームページに公開しております最新版をダウンロードいただき再度インストールを実行下さい。『FRAMEマネージャ最新版ダウンロードサイトへリンク』

<<旧製品ver1.55以前の製品をフォルダ毎削除した場合>>
(何らかの理由でアプリケーションの追加と削除では旧製品を削除でき無かった場合)

この場合には製品のインストール情報がマシン側に残ってしまい、新インストールシールドがその情報を認識し、統合CD-ROMのver1.55FRAME新バージョンのインストールが一切出来なくなります。

・統合CD-ROM2001No.1からの個別更新の際には、製品を削除されているにもかかわらず旧製品がある旨のメッセージを表示しインストールが出来ません。 

・統合CD-ROMの一括インストール機能を利用の際には、メッセージ表示がされない場合があります。


製品更新の際には旧バージョンをアプリケーションの追加と削除にて削除した後、新規でインストールしてくださいますようお願い致します。なお、現在のFRAME製品のインストールには、その方法によって以下の処理を行っています。

(1) NetUPDATEを使用し製品を更新しようとする場合
インストールシールドの違いにより、ver1.54以前の製品更新については差分ファイルの提供を行っていないため、製品そのものをインストールすることになります。この場合には、旧バージョンをアプリケーションの追加と削除にて削除いただき、製品そのものをインストールいただく必要があります。
既にver1.55を導入されている場合には、差分の使用が可能です。
この場合には、問題なくそのまま製品を更新可能です。

(2) 統合CD-ROM2001No.1を使用し製品を更新しようとする場合

・一括インストール機能を使用した場合
旧バージョンがインストール済みの際には、FRAME製品インストール時に作業をキャンセルし以後のインストールを全て中止します。
アプリケーションの追加と削除にて、削除してから再度作業を継続下さい。

・個別インストールの場合
旧バージョンがインストール済みの際には、FRAME製品インストール時にその旨のメッセージを出画し、作業をキャンセルします。
アプリケーションの追加と削除にて、削除してから再度作業を継続して下さい。
 
Q8−7. 「BLOBは変更されています」の表示がでて登録断面が開けないが?
A8−7. データベースエンジン(データベース管理部)が出しているエラーであり、FRAME製品をアンインストールしないで上位バージョンをインストールしたりされたなどが原因となり出力されるようです。
この現象を回避するには、FRAME製品を完全にアンインストールした後、再度再インストールする必要があります。

この作業に先立ち、現在製品のインストールされいるDatabaseフォルダ下にあるデータを任意のフォルダにコピーしておいてください。

Databaseフォルダのデータのバックアップが完了したら、現在インストールされているFRAMEをアンインストールし、インストールされていたフォルダが削除されていなかった場合には、念のため全て削除してください。
この状態で、最新版のFRAMEをインストールしてください。

インストール後、正常に起動するようでしたら、今度は、以前のデータが復旧できるかどうかお試しください。
(データを前もってエクスポートされておられる場合には、以降の復旧作業は必要ありません)

データの復旧は、FRAMEのデータについては、製品添付のツール「データベースマネージャ」をご利用ください。
また、登録断面データについては、同製品添付のツール「登録断面データベースマネージャ」をご利用ください。

各々のプログラムにより、退避しておいたフォルダを指定して、正しく内容が読込めるようでしたら、データの復旧が可能です。
それぞれのプログラムのメニューにある、エクスポート機能によりデータをエクスポートなさり、FRAME製品でインポートしてお使いください。

前述のツールを用いても読めないデータについては、残念ながら復旧できません。
この件に関してはご理解いただきますようお願いいたします。

※)断面データベースも製品とともに更新されておりますので、デフォルトで用意している断面データ以外をご利用の場合には、その断面データについては、バージョンアップの際に、FRAMEの入力データ同様、エクスポート(「登録断面データのエクスポート」)でデータを退避後、インポート(「登録断面データのインポート」)を行う必要がございます。

以上の件、ご注意ください。
 
Q8−8. 「Borland Database Engineの初期化中にエラーが発生しました」と表示され、起動できない。
「インデックスが古くなっています。テーブル:C¥ProgramFiles\FORUM8\UC-1FrameMan\Database\FRMODEL.db」と表示され、起動できない。
A8−8. 原因としては下記の点が考えられます。
1.差分アップデートを行った際、重要事項である「差分アップデート可能な最低バージョン」より古い製品に対して同アップデートファイルを適用した。
2.旧データベースファイル(製品インストールフォルダ内の[database]というフォルダ内のデータ)を新しい環境にコピーした。
3.データベースエンジンのNetDir設定に起因している(※NEC PC98ご利用の場合のみ)。

対処方法は製品の再インストールを行って頂く事になります。
以下の手順に従い再インストールを実行してください。

■再インストールの方法
(1)データのバックアップをとる
現在までに作成したデータが必要な場合(データをエクスポート操作で保管されていない場合など)には、データのバックアップをまずお取り頂きます。
※データのバックアップが不要な場合には、この手順はスキップしてください。
2種類のデータベースファイルをバックアップして頂きます。

1-1: FRAMEデータをバックアップする
製品がインストールされているフォルダのToolsフォルダ下にある[FmDBManager.exe]を実行してください。
そして、1モデルずつ「モデルのエクスポート」にてファイル出力してください。
この際、エクスポートに失敗するようなモデルがある場合には、そのモデルは破損しているとお考えください。(このデータは復元できません)
1-2: 登録断面データをバックアップする
製品がインストールされているフォルダのToolsフォルダ下にある[FmRSDBManager.exe]を実行してください。
1〜30番までのデータは、デフォルトデータなので、バックアップして頂く必要はございません。
また、ご自身で登録断面データを作成されていない場合にもこのバックアップは不要です。
※製品のVerが記載されていないため不明ですが、この機能(登録断面のエクスポート)は、搭載されていない可能性もあります。該当ツールファイルが存在しない場合には、登録断面データのバックアップが作成できないことになります。
※ご注意事項※
バックアップは、製品フォルダ以外の場所にお取りください。念のため、製品インストール先フォルダ下にあるDatabaseフォルダ下の全ファイルを、どこか任意の場所にコピーしておいてください。

(2)現在の製品をアンインストールする
「コントロールパネル」−「アプリケーションの追加と削除」を実行して、現在のFRAMEをアンインストールしてください。
アンインストール後は、インストールしていたフォルダが存在していないか
どうかご確認いただき、もし、依然存在する場合には、フォルダ毎削除をしてください。

(3)製品を再インストールする
最新VerのFRAMEをインストールしてください。
お手持ちでない場合には、弊社ホームページ上よりViewer版のダウンロードをお願いします。
Viewer版として提供されている製品は、ライセンスをお持ちであれば、製品版として使用できます。

(4)バックアップデータをインポートする
製品インストールが完了したら、1の操作でファイル出力していたエクスポートファイルを、[ファイル]-[インポート]-[データのインポート]機能および、[ファイル]-[登録断面のインポート]機能により、読み込んでください。

以上で、再インストールが完了しました。

【NEC PC98をご利用の場合】
再インストール後も問題が解決しない場合は下記の手順で作業を行ってください。

※NetDirのチェック※
NEC PC98をご利用の場合には、データベースエンジンのNetDirデフォルト設定情報が問題で、プログラムが起動しないケースがございます。
「Program Files\Borland\Common Files\BDE」の中にある「BDE Administrator」(bdeadmin.exe)を起動してNet Dirの設定を変更して下さい。

「BDE Administrator」(bdeadmin.exe)を起動後「環境設定」のページで[Drivers]-[Native]-[Paradox]を選択すると、右側に「Net Dir」の項目があります。
これが「C:\」になっていると思いますので、空白にするか実際に存在するドライブ(リムーバブルメディアを除きます)に変更して下さい。
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