| 今回の改定は、昭和47年に道路橋示方書が制定されて以来、最も大きなものとなっています。この中で、二柱式橋脚の設計に関連する主な項目としては、以下が挙げられます。
(1)部分係数の導入
(2)耐荷性能に関する部材の設計(限界状態に応じた照査項目)
(3)耐久性能に関する部材の設計(内部鋼材の防食、部材の疲労)
この中で(1)の改定に伴い、従来の割増係数を考慮した許容応力度は廃止され、応力度の制限値として新たに規定されました。また、(2)の改定により、基本的な照査方法が応力度による照査から断面力の制限値による照査へと変更されています。
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