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      | 橋百選 | BRIDGES 100 SELECTION |  |  
  
    
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            | 1. 瀬田唐橋   大津市   単純活荷重合成上路プレートガーダ | 橋長 223.75m  幅員 12m |  |  
 広重の近江八景の一つ「瀬田の夕照」に描かれていて、日本三名橋、日本三古橋の一つ。架橋の年は不明だが、日本書記にも書かれているのでかなり古いとされる。「唐橋を制するものは天下を制する」と言われるほど、京都の交通、軍事の要衝であったため、戦乱の舞台となり何度となく橋は消失した。現在の大橋、小橋の形式となったのは、織田信長が架け替えてからと言われている。1979年に木橋から鉄筋コンクリート橋となったが、クリーム色の欄干、旧橋から引き継いだ擬宝珠付きの高欄、桁隠しも取り付けられている。河川条件を守りながら、できるだけ木橋のイメージをだすため設計上の配慮がなされている。橋脚は5本の柱により、構成されている。
 
 
 
 
        
          
            | 2. 彦根城 表門橋   彦根市   木橋 桁橋 | 橋長 20m  幅員 6m |  |  
 国宝彦根城の内堀に架かる橋の一つ、幕末に架けられた橋が老朽化したため、橋桁の遺構調査をはじめ市所蔵の絵図や史料の調査を実施、古写真(明治9年頃)や当時の文献も参考にし、江戸時代後期の形態に復元整備を行い、歴史的な景観の保存に努め、3年の歳月をかけ平成16年2月完成した。
 総桧造りで、京都三条大橋などを参考に10個の銅の擬宝珠が新たに取り付けられた。現在は、渡ったところには石垣だけが残されているが、往時には、冠木門があり、石垣の上には月見櫓があった。
 政治機能上の表であった表門に通じる橋である。
 
 
 
 大見・川合渓谷は淀川水系の源流、天然鮎が釣れる清流が流れ、その渓谷に吊橋がいくつも架かっている。いずれも絶景の吊橋である。
 
 
 
        
          
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            | 北川橋 
 高時川に架かる中部北陸自然歩道の橋。
 
 橋長 ● 44m  幅員 ● 2.1m
 |  | 大宮橋 
 木之本町大見神社、
 医王寺へ渡る高時川に架かる橋。
 橋長 ● 51m  幅員 ● 2.1m
 |  | 下野橋 
 木之本町大見の集落の生活橋。
 
 橋長 ● 38m  幅員 ● 0.9m
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 八幡堀は、豊臣秀次が八幡山に城下町を開いた時、当時の交通幹線であった琵琶湖を往来する荷船を、すべて八幡に寄港させるために設けられた。この八幡堀に架かる橋が「船端」で、船の上に渡された珍しい浮橋である。映画や銭型平次などテレビドラマの撮影スポットとなっている。現代では、八幡堀はまちづくりのシンボルとなっているが、昭和30年代には堀は忘れられた存在となり、40年になると、八幡堀にヘドロが堆積、地元自治会は衛生的見地から、署名を添え駐車場や公園等への改修要望を市に陳情した。このような状況の中、47年近江青年会議所が堀は埋めた瞬間から後悔が始まると、全市民へ浚渫と復元を呼びかけ、市民運動が広まった。
 平成8年 水の郷百選に選定(国土庁)
 平成12年 甦る水百選に選定(建設省)
 平成22年 土木学会デザイン賞(特別賞) 八幡堀の修景と保存
 
 
 
 
        
          
            | 5. 保良の宮橋   甲賀市   3径間無補剛吊橋 | 橋長 102m  幅員 1m |  |  
 信楽高原鉄道の玉桂寺駅と大戸川を挟んだ玉桂寺の間に架かる人道吊り橋。橋の上から電車を見ることができるが、上り下りとも1時間に1本未満なので、チャンスは少ない。この吊橋は、鉄道、川、道路を一度に跨いでいる。自然あふれる風景を眺望できる吊橋である。
 1990年竣工、陶芸の森から続く自然散策路として整備された。高さ13m。
 
 
 
 
        
          
            | 6. 琵琶湖大橋   大津市 守山市   3主桁合成桁橋 | 橋長 1350m  幅員 10m |  |  
 昭和39年に開通、橋桁の最大高は26.3mの鋼製で、琵琶湖を初めて横断し湖の東と西を直結させた有料橋。橋の両側に自転車・歩行者用専用道路が設けられている。橋下を行き交う大型観光船のために大津側が少し高く緩やかなアーチ型になっている。なだらかな曲線を描いた白い橋は、湖の自然と美しく調和し、利便性だけでなく現代の名勝となっている。
 
 
 
 
        
          
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                  | 7. 大宮橋(日吉三橋)   大津市   石造桁橋 重要文化財 | 橋長 13.9m  幅員 5m |  |  |  
 西本宮へ向かう参道の、大宮川に架かる花崗岩の石造反橋だが、木造橋の形式を用いている。
 川の中に12本の円柱の橋脚を立て、貫でつなぎ、その上に三列の桁をおき、桁上に継ぎ材を並べ橋板を渡している。両側に格座間を掘りぬいた高欄をつけるなど、日吉三橋のうちで最も手がこんでおり、豪壮雄大な構造である。寛文九年(1669年)
 
 
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      | (Up&Coming '11 晩秋の号掲載) |  
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