| DWGファイルデータから「3Dモデル」、「道路断面」の読み込みが可能です。
       3次元オブジェクトの変換(3Dモデルを読み込み)
 
 3Dモデルを読み込みます。「3Dモデル」のインポートでは、「3次元面(フェイス)」「リージョン」「塗り潰し(ソリッド)」「メッシュ」「サーフェス」「(曲線を含まない)オブジェクト」で構成されるDWG/DXFファイルから面を読み込み、モデルとして登録します。また、複数の「レイヤ」で構成されるCADファイルでは、「インスタンス」として読み込み、3D空間上に配置されます。面単位での単色がサポートされ、テクスチャはつきません。読込時にRoadモデル種別を設定します。(一般モデル、道路構造物、交通信号等)
       1.複数のレイヤで構成されたDWG/DXFファイルは、モデルタイプ「インスタンス」となり、座標値に沿って自動的に配置されます。
       インポートが終わると、「景観のモデル表示」画面で、読み込んだモデルを「表示」により確認することができます。
       
         
      ■図1 左:DWG/DXFファイルインポート    右:「景観のモデル表示」画面
        
      ■図2 道路と道路構造物をモデルとしてインポートした場合
       2.建物のような通常の3Dモデルは、データタイプが「汎用パーツモデル」となり、モデルの種別のみを選択します。
       
         
      ■図3 左:DWG/DXFファイルインポート    右:モデルパネル」画面
        
      ■図4 左:3DSモデル読込     右:DWG形式でインポートしたモデル
       インポートが終わると「モデルパネル」が開き、読み込んだモデルが登録されています。配置する場合は、インポートしたモデルを選択してメイン画面上をクリックすると,通常のモデルと同様に配置されます。
       ※モデルパネルの「並べ替え」(名称や更新日時)に従って、その位置に表示されます。(デフォルトの場合では「一般モデル」の後ろに表示されます)そのモデルを選択してメイン画面上をクリックすると、インポートしたモデルが配置されます。
       2次元図形の変換(道路断面を読み込み)
 
 2次元図形のDWGファイルは、横断面形状のデータとしてインポートされます。すなわち、「道路断面」のインポートでは、「線分」「ポリライン」「(曲線を含まない)オブジェクト」で構成されるDWG/DXFファイルからX,Y座標を読み込み、断面として登録します。図形端部の開閉は問いません。2Dデータ内に、横断面の輪郭形状以外の図形を含めないようにします。
       UC-Draw等で作図したデータを読み込み、DWG上での寸法はmとし、道路断面図の寸法線等を削除し、輪郭形状のみにした図面で、インポートします。断面タイプを道路・鉄道構造物・軌道から選択し、走行面、橋梁、トンネルのどの断面にあたるかを指定します。インポートする際に、必要なレイヤを選択することが可能です。
       2次元図形のDWGファイルは、道路断面の登録画面や断面の編集画面からもインポートすることができます。
       
         
      ■図7 左:道路断面の登録画面でのインポート    右:道路断面のインポート
        
      ■図8 橋梁断面のインポート
       読み込んだ直後は、テクスチャが付いていない状態です。車道、歩道、ガードレールといった分類を指定し、テクスチャを付けて編集します。
       橋梁断面を読み込むことができます。いったん読み込んだ後、不要なノードを削除します。
      エクスポート[UC-win/Road→DWG](VRを3D図面化) 
 UC-win/Roadで現在開いているプロジェクトをDWG形式で出力することができます。
       
        オブジェクトごと、種類(モデル、線形、地形等)ごとの選択が可能レイヤに分類して出力可能。また、UC-win/Roadの表示色に応じた色の設定が可能出力する対象の選択が可能(道路、交差点、モデル、地形等)座標系の指定(測量座標、ローカル座標)が可能 エクスポートしたDWG/DXFファイルは、他の様々なソフトで3D図面として利用することができます。ぜひご活用ください。
       
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