CASE STUDIES ADOPTED by Government Agencies and Local Governments. 官公庁 自治体ソリューション

自動運転

恵那市自動運転実証実験

USER :

岐阜県 恵那市

人口減少、高齢化を自動運転レベル4で対策。VRシミュレーションで地域の活性化を支援

恵那市自動運転実証実験出発式に参列、フォーラムエイトはVRで協力

2024年11月22日に行われた、恵那市自動運転実証実験出発式のテープカットに弊社社長伊藤が参列しました。
近年、人口減少や高齢化が進む中で、地域住民の移動手段を確保することが重要な課題となっており、恵那市は、東濃地域自動運転特区推進プロジェクトの一員として、自動運転社会の実現に向けた積極的な取り組みを進めています。
フォーラムエイトは、恵那市の自動運転実現に向けた取り組みにVRシミュレーションで協力し、地域社会の移動手段の革新と活性化を支援しています。自動運転車両の運行に向けた実際の運用環境をデジタルツイン環境で再現し、事前にシミュレーションを通じて課題を洗い出す取り組みです。
今回の実証実験では、恵那市での移動手段確保を目的に、地域住民や自治体、交通事業者との連携強化を図ります。公道での試運転や試乗会を通じて、自動運転車両の運行に関する課題や地域住民の受け入れ態勢、交通安全のリスクを検証します。
さらに、地元関係者や住民へのヒアリング、アンケート調査を実施し、得られたデータをもとに運営費用や事業者参入の可能性も整理します。2025年度には更なる実験を行い、2026年の社会実装に向けた取り組みを加速する予定です。

恵那駅付近で自動運転実証実験と市民体験試乗会を実施

2024年11月23日には、WRCフォーラムエイト・ラリージャパン2024の開催に合わせて、恵那駅付近で市内初の自動運転実証実験が行われました。実験では、恵那市独自のラッピングを施したEVバスが市内を走行し、市民が無料で体験乗車しました。
恵那駅を発着点に駅周辺の約700メートルを最高時速18キロメートルで走行する自動運転バスが使用され、乗客8人乗りの車両で、運転手が一人乗車するものの、基本的には運転をしない「レベル2」での走行が行われました。
ラリージャパン2024のリエゾン応援エリアと恵那まちなか市の会場となった恵那駅前には、多くの人が来場し、試乗は大変な人気を博しました。

テープカット
恵那市自動運転実証実験出発式テープカット
締結式の、五平餅や市公式キャラクターエーナがプリントされた車両が披露され、市役所正面玄関前で自動運転実証実験の出発式が行われました。式には国、県、近隣市の関係者が出席した他、東野こども園の園児も参加しテープカットが行われました。
弊社社長伊藤があいさつ
弊社社長の伊藤や関係各位のあいさつの後、関係者を乗せた車両は恵那駅に向けて出発。試乗した市観光協会の阿部伸一郎会長は「自動運転と言われないと分からないくらい違和感がなく快適だった。自動運転の未来とポテンシャルを感じた」と感想を述べました。

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