国土交通省 中国地方整備局
担い手不足が叫ばれている建設現場では、現在積極的にDXインフラ化を推進しています。しかし、遠隔バックホウは車両系建設機械の資格が必要なため,体験できる人は限られています。国土交通省 中国地方整備局では未経験者や初心者向けなどのバックホウ無資格者に向け、より安全で効率的な研修コンテンツとして、ICTバックホウの操作ガイダンスや半自動制御を模擬体験できるVRシミュレータを導入しました。
フォーラムエイトが提供するソリューションを活用して作成されたバックホウMG/MC体験シミュレータは中国技術事務所構内のフィールドをモデル化し、実際のバックホウ操作を体験できるもので、無資格者のバックホウ操作を体験・研修はもちろん、他業種や学生向けの講習会などにも積極的に活用することで、担い手不足解消の一端を担えるものと期待されています。これは、バックホウのICT施工操作を一通り体験できるシミュレータで、マシンガイダンス(MG)、マシンコントロール(MC)機能を擬似体験できるようになっています。MGは掘削する位置を可視化して操縦をサポートする機能。MCは施工を半自動で行う機能で、このシミュレータには高さ制御とバケット固定機能の2つの機能が備わっています。その他、災害対策用機械の遠隔操縦用リモコンでの操縦も体験できます。
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