国土交通省 国土技術政策総合研究所
国土交通省ではインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に取り組んでおり、国総研では、5Gなどにより、無人化施工、自動施工等の技術開発のための「建設DX実験フィールド」と、3次元データの一元管理・分析を行う「DXセンター」を整備しています。フォーラムエイトは国総研へUC-win/Roadによる「大型4KVR立体視ドライブシミュレータ」を納入。FORUM8バーチャルプラットフォームシステム(メタバニアF8VPS)により同研究所旭庁舎を再現した「VR国総研」も提供。研究開発のみならず、企画・広報へも活用いただいています。
フォーラムエイトは2021年6月、UC-win/Roadによる「大型4KVR立体視ドライブシミュレータ」を、国土交通省 国土技術政策総合研究所(国総研)へ納入いたしました。併せて、FORUM8バーチャルプラットフォームシステム(メタバニアF8VPS)により同研究所旭庁舎の空間全体を再現した「VR国総研」も提供しており、官民連携によるインフラDX推進のための研究開発のみならず、企画・広報のプラットフォームとしても広く活用可能です。
国土交通省では省全体としてインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に取り組んでおり、国総研では、5Gなどの超高速通信インフラにより大容量データを遅延なくやり取りできる環境を構築し、無人化施工、自動施工等の技術開発のための「建設DX実験フィールド」と、3次元データの一元管理・分析を行う「DXセンター」を整備しています(令和3年4月7日 国土交通省記者発表より https://www.mlit.go.jp/common/001398779.pdf)。
フォーラムエイトの「大型4KVR立体視ドライブシミュレータ」は、これらのDX関連設備の一環として同研究所内に設置されています。この装置を用いることで、BIM/CIMデータを活用した道路交通研究、インフラ構造物点検技術検証、VR・ARによる遠隔操作技術開発など、省庁内外での分野横断的な利用が可能です。
「大型4KVR立体視ドライブシミュレータ」とは、大型4面スクリーンの没入型立体視表示システムです。広い視野角と高い没入感を伴う運転シミュレーションが実現しました。
シミュレータに供されるキャビンは、実際の自動車の部品を使って構成され、よりリアルな運転環境を再現しているのも特徴です。
また、メタバニアF8VPSによる「VR国総研」は、区間内を自由に見学・散策できるほか、各種実験施設の紹介や研究成果の動画などをリンクしています。
さらに、「VR国総研」の空間は、ドライブシミュレータで運転シミュレーションを体験することもできます。
同研究所のバーチャルツアーへの活用をはじめとして、国総研の取り組みを広く周知するための企画・広報プラットフォームとして、様々なシーンでの利用が可能なシステムとなっています。(記事内容は2021年当時のものです)
3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウドは、毎年、国内外からUC-win/Roadによる高度なVRデータや、メタバニアF8VPSによるメタバース作品が集まるコンテストです。
「インフラDX推進の一環として南北3kmにおよぶ国総研の敷地全体をVR化しました。多数ある施設の外観や試験走路を再現し、広報に活用しているほか、大型4KVR立体視DSも導入し、部門間での研究のプラットフォームとしての利用を目指しています。VRはメタバニアF8VPSで公開され、敷地のバーチャルツアーや実験の動画を見ることができます。見どころは、スクリプト「バーチャル国総研と4KVRシミュレータ」を実行していただくと、大型4KVR立体視DSでの運転の様子、敷地を再現したVR空間、VR国総研の概要がご覧いただけます。VR空間では、さまざまな実験施設、高速走行が可能なバンクのある試験走路、広大な敷地を横切る公道の橋が再現されています」
LOADING