CASE STUDIES ADOPTED by Government Agencies and Local Governments. 官公庁 自治体ソリューション

道路
3D・VRシミュレーションコンテスト第1回 準グランプリ(優秀賞)

東名高速道路厚木インターチェンジの集散路事業シミュレーション

USER :

中日本高速道路株式会社 東京支社 厚木工事事務所

東名高速道路の重要拠点厚木ICの改修事業を担う

複雑な集散路の改築に当たりシミュレーションモデルを活用

東名高速道路厚木インターチェンジ周辺での慢性的な交通渋滞を解消するために、集散路の建設を行っています。集散路とは、さがみ縦貫道路と現東名高速道路の利用者が相互に、現東名高速道路本線に合流することなく乗り換えを可能とするため、新たに現東名高速道路本線から分離して建設される接続道路です。今回のシミュレーションでは、この集散路を建設するにあたり、道路の視環境(内部景観)及び外部景観の評価並びに走行者の走行性・安全性を確認することを主目的に作成されました。
さらに厚木工事事務所では、現東名高速とさがみ縦貫道路の合流する海老名北JCT(仮称)の完成イメージのシミュレーションをUC-win/Roadにより作成することになっています。本JCT工事は既に開始されており、現東名を跨ぐ5つの橋梁のうち1橋が架設完了し、現在、着々と工事が進められています。このような近隣住民に対する説明会や標識、レーンマークの設置等に関する警察との協議等では、これまで大判の図面や模型、パース図等が使用されているようですが、新しいプレゼンテーションツールとしてのCGシミュレーションの活用を積極的に進めておられます。
同事務所の望月所長からは、公共事業の合意形成を図る手法として、様々な場面でビジュアルなCGシミュレーションがもっと広く活用されるべきだとのご意見を伺いました。


27.1kmの区間を受け持つNEXCO中日本の厚木工事事務所。お話を伺った望月秀次所長(写真左)、工務課 中村康広様、西岡恵治様(写真右)。

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