CASE STUDIES ADOPTED by Government Agencies and Local Governments. 官公庁 自治体ソリューション

建築ICT
VRシステムオブザイヤー第2回 受賞(2023年年)

DX研修用デジタル教材・除雪シミュレータ

USER :

国土交通省 東北技術事務所

インフラ工事や除雪作業を学べるVR教材を開発

若手DX技術者育成のためVRやARを活用した教材を開発

国土交通省・東北地方整備局では、河川堤防や橋梁などのインフラ建設工事におけるDXを扱える技術者の育成の施設として、「東北インフラDX人材育成センター」を設立。体験型実習施設となる同所で学ぶことのできる、建設現場を仮想3Dデータに落とし込んだ学習プログラムをフォーラムエイトが開発しました。
全国初となる除雪機械の運転シミュレータ体験設備や、大型モニターと電子黒板を備えたDX・プレゼンルームも設置。運転シミュレータでは、道路の雪を寄せる除雪グレーダーの操縦を実践感覚で訓練できるようなシステムとなっています。
同プログラムは、インフラDX推進のため、若手技術者を対象とした研修コンテンツとなっており、道路・橋梁の管理知識、測量や施工の管理等を学ぶVR教材、実物大の樋管や橋台を用いた解説を行うAR教材、安全指導や遠隔操縦を目的としたバックホウシミュレータ、安全・操作技術向上のための除雪シミュレータを作成し、研修に使用しています。

VR教材やシミュレータの他、WebAR教材も開発。

インフラの基礎から実際の各種作業まで想定されたシミュレータ

道路や橋梁をはじめとしたインフラの基礎、施工、維持管理等に関する教育コンテンツと、除雪やバックホウの訓練・安全教育のシミュレータで構成されています。シナリオを実行すると、舗装の断面構造やインフラ設備がどのように設置されているかや、どのように劣化していくか、点検や補修作業はどのような手順でおこなうべきか、といった流れをVR映像で見ることでわかりやすく理解することができます。その他に、広報周知動画では橋梁インフラ、施工管理と安全対策、災害対応、除雪・バックホウシミュレータのイメージ、メタバニアF8VPSでは機械設備、河川・道路施設の研修コンテンツを見ることができます。河川、道路研修WebVR・ARコンテンツでは、実際の補修が必要な箇所をARで表示するなど、実地での研修に大いに役立っています。

VRで様々なインフラ工事を学べる

道路や橋桁、工事監督や堤防など、様々なインフラ工事に関する事象が学べるVR教材。設問なども盛り込まれていてわかりやすく学べる。

除雪重機やバックホウのシミュレータも
除雪車やバックホウの操作を学ぶことのできるシミュレーションプログラムも開発。

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