CASE STUDIES ADOPTED by Government Agencies and Local Governments. 官公庁 自治体ソリューション

道路
3D・VRシミュレーションコンテスト第6回 グランプリ(最優秀賞)

首都高石川町ジャンクションVRシミュレーション

USER :

首都高速道路株式会社(旧神奈川建設局)



3DVRモデルを広報周知にも活用

横浜公園出口の建設計画にUC-win/Roadを導入

神奈川県横浜市の中心部に位置する首都高速横羽線と狩場線を結ぶ「石川町ジャンクション」。それまでも横羽線羽田方面には「横浜公園出口」はありましたが、湾岸線方面からの車両が降りられる出口がなかったことから湾岸線方面から降りることのできる「横浜公園出口」を新たに整備することに。しかしその設計に加え、利用者へのアクセス方法の広報周知という課題もあったため、効果的なツールとして3DVRモデルでの視覚化を目指し、UC-win/Roadが導入されました。
設計段階では、建設予定場所にどのような構造でどのような動線のものができるのか、という共通イメージを共有するために3Dモデルを作成。複雑なジャンクション構造に加え、横浜スタジアムや中華街といった観光スポットが密集するエリアだったため、イメージ共有のための3Dモデルは事業を円滑に進めるために非常に効果的であったといいます。

複雑なJCT構造から迷いなく出口に向かってもらうため、実在物とほぼ変わらないビジュアルをVRで表現。俯瞰視点も確認できる。

3Dモデルを活用したVRムービーを作成し広報周知

また、開通前広報にも活用できるようにと、広報支援ツールとして3Dモデルを活用したVRムービーも作成。これは湾岸方面から出口を降りるまでの動線を辿ることで一目で理解できる作りとなっていて、道路レイアウトや案内表示板、横浜スタジアムといった周辺のランドマークも現実同様にVRイメージに盛り込むことで、視覚的な理解度を高めている。
複雑で文言で説明するには困難な構造を視覚的に捉えてもらうことで広報周知の一助になっている。

俯瞰視点・周辺の様子も確認することができる
複雑なJCT構造を視点を変えて俯瞰で確認することも可能。また、観光スポットや交差点など出口周辺の様子も確認することができる。
現実に忠実なVRムービー
VRムービーでは、湾岸線から分岐に入り、周辺のランドマークなども含めた出口動線までを視覚的に追えることで理解を高められる作りとなっている。

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