沖縄県 浦添市
返還が予定されている沖縄県浦添市の米軍基地跡地を今後どのように開発し発展させていくか、まちづくりをどのような指針で運用していくか。そういった将来像の可能性を探るため、フォーラムエイトがメタバース上にVRシミュレーションを作成した事例となります。
基地跡地は広大なスペースとなるため、公共空間を中心に商業地や観光エリアなどを盛り込んた3Dモデルを仮想空間上に構築。浦添の伝統的デザインを取り入れたファサードやモニュメント、自動運転車を想定した道路計画、眺望に重点を置いた海沿いの斜面地の開発等、賑わいの創出を目指したまちづくりを表現しています。
市域の14%に及ぶ広大なエリアの開発イメージが再現されていますが、街のトーンを強く印象付けてくれる、浦添の伝統的デザインを効果的に街並みや建物のデザインに効果的に表現されているのが特徴となります。俯瞰での街並みだけでなく、地下街のイメージや地下鉄などの公共交通、さらには交差点には浦添らしいデザインの自動運転車専用レーン、高台の展望デッキなどなど、開発計画とはいえディティールが盛り込まれています。まちづくりがどのように行われるかの共有に活用するツールならではの視覚効果が期待されています。
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